BitTorrent 検索サイトは海賊行為で収益を上げているのか 25
境界線の駆け引き 部門より
hylom 曰く、
大手 BitTorrent 検索サイト「Mininova」が、2007 年の 1 年間で 100 万 EUR (約 1 億 2,000 万円) もの収益を上げていた、という話が話題になっている (Ars Technica の記事) 。
別の大手 BitTorrent 検索サイト「Pirate Bay」の運営者が著作権侵害幇助で起訴された裁判では、Pirate Bay から年間で 10,000,000 SEK (約 1 億 1,000 万円) もの収益がもたらされていたのでは、という点が争点となっていたが、Pirate Bay 側はこれを否定していた。一方で Mininova は 100 万 EUR もの収益を上げており、「これは違法行為で稼いだものなのでは ?」と注目を浴びているようだ。
Mininova は正式な営利団体として活動を行っているため、その財務情報はオランダの商工会議所に毎年届け出されており、その情報は手数料さえ支払えば誰でも入手することができる。これによると、2007 年の Mininova の収益は 103 万 7 ,560ユーロで、これは Mininova の Web 広告や、動画共有サイト「Snotr.com」からの収益やアフィリエイト、ツールバーの提供などによるものだそうだ。また、一見すると Mininova は著作権者に無断でアップロードされたコンテンツをダウンロードするための Torrent ファイルを大量にホストしているように見えるが、実際には Torrent ファイルはホストしておらず、また Mininova は著作権を侵害するコンテンツの削除要求も受け入れている点が Pirate Bay とはことなる点だそうだ。このことから Mininova の Niek Van der Maas 氏は「この収益は問題になるようなものではない」と述べているとのこと。
検索サイトが違法かどうか、というのはまだ議論の最中であり明確な答えは出ていないのだが、日本でこのように大規模な「検索サイト」を運営したらどうなるのだろうか? 気になるところである。