XPのメインストリームサポートは4月14日で終了。今後は延長サポート期間に。 155
ストーリー by hylom
サポート終了 部門より
サポート終了 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
2009年4月14日にWindows XPとOffice 2003のメインストリームサポート期間が終了し、延長サポート期間に突入する。延長サポートは2014年4月8日まで(INTERNET Watch・本家記事)。
2003年9月に発売されたWindows XP Home Editionは5年のメインストリームサポート期間を延長した上、それに続く5年間の延長サポート期間を設けた。マイクロソフトの一般消費者向け製品には通常メインストリームサポート期間のみが提供されるが、同社はユーザからの多くの要望に応えHome EditionにもProfessional Edition同様のサポート期間を提供することを2007年に決定していた(/.J過去記事)。なお、セキュリティ更新プログラムは延長サポート期間中も継続提供されるとのこと。
ちなみに、Hitslinkの2009年3月の統計によるとインターネットに接続している全てのコンピュータのうち63%がWindows XPだそうで、Vistaは24%とのことだ。
よかったよかった (スコア:5, おもしろおかしい)
安心して5年使い込み、その後はオフラインでのエロゲ専用プラットフォームに出来ます。
Re:よかったよかった (スコア:1)
あと、メーカーが潰れる事も想定してパッチを集めておくことも大事。
某メーカーが潰れたら、アクティベーションが受けれなくなります。
スラッシュ国民投票 (スコア:5, おもしろおかしい)
・TV CM等での積極的な告知
・デスクトップ右上にOS名を最前面表示
・どっかの国で先行終了実験を行う
・Vista/Windows7搭載PCの広告を強引にPush配信
・XP SP4をWindows Classicと名前を変えて発売
・デスクトップ下部に「延長サポート終了まであと○○日」表示
・XPをオープンソース化してサポートしたい人に任せる
・延長サポート終了翌日にHDDをformatするウイルスの準備
Re:スラッシュ国民投票 (スコア:1)
Re:スラッシュ国民投票 (スコア:1)
概要:
シャットダウン時に表示される「Windows XP滅亡まであと○○日」を削除し、デスクトップに表示される枯れた草原の壁紙を修正し、太陽の異常な核融合を修正し、MS社員をXPの為に永遠に働かせます。
当修正プログラムは複数のソースで供給され、地球に到達する前にお客様の手によってビルドに成功しなければなりません。
税金を使ってアップグレードを強制するのはやめようよ (スコア:1)
OSの買い替えごときで国から補助金10万を要求するのはぼったくり杉ではないかい。
それにWindows 9x/ME/2000 といったホームユーザーはVistaや7に移行するのが圧倒的と思われる
状況なので、Microsoftという一企業だけを儲けさせるような税金の使い方は感心しないな。
Microsoftは営利企業なのだから新しいOSへの移行促進は彼らがやるべきだし、実際
「新生活応援キャッシュバック キャンペーン」 [microsoft.com]にも取り組んでいるみたいだから、今後もっと
本腰をいれてユーザー移行を促せればよいかと。そしてあまりにも Windows98 ユーザーが
インターネット上に野放しになっている状況があるなら、販売元のMicrosoftに行政指導をすれば・・・(笑)
# 実際自分のまわりで Win98 を使っていた人はほぼすべて XP/Vista インストール機(新品/中古)に買替済みで
# 稼動可能な Win95/Win98SE/PC-DOS スタンドアローンのPCを持っているのは自分だけだったりする(笑)
# 最近 trap が出まくるのでOS/2環境(2008年購入だけどね)をほとんどブートさせていないID
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:税金を使ってアップグレードを強制するのはやめようよ (スコア:1)
スコア -1:無粋
#それだけなのでAC
Re:税金を使ってアップグレードを強制するのはやめようよ (スコア:1)
Windows OSの買い替えは実質ハードウェアの交換が必要という前提なら
そうかもしれない。だから買い替え需要が見込めるならハードウェアベンダーが
「Windows Updateができないウィンドーズは危険です」と消費者に煽れば
いい。この理屈は Linux や Apple でも利用できますな(笑)
だいたい販売元がハードメーカーでといっても、OSのメンテナンスをしているのは
Microsoft なんだから、販売元が開発元の言いなりになっているのがおかしい。
代替OSのコミュニティに出資してWindowsなんか要らないよっていってのける
ハードベンダーはいないのか(弱腰だからいなさそう。笑)。
# ライセンス価格の値上げなどでMicrosoftに干されるなんてことになりかねないが
それでも移行しない消費者には開発元に一発行政指導で、どう?
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
周囲は未だにXPばっかりなんだ (スコア:3, 参考になる)
年度末にも若干の納品と設定があったが、尽くWindowsXP Professionalだった。
流石にOfficeは2007だけど、ダウングレード権付きもあったりする。
# さて7の先行きはいかに
Re:周囲は未だにXPばっかりなんだ (スコア:1, 参考になる)
Windows XP向けにもIE7/8とかJIS2004フォントを提供したり、Office 2003でOOXMLの読み書きができるパッケージを提供したりとかやってるから、かえってバージョンを上げる気がおきなくなってる面はあるな。まあ相互運用性を優先する方針は全くもって正しいのだが。
Re:周囲は未だにXPばっかりなんだ (スコア:1, 興味深い)
タレコミにも書かれていますが、延長サポートになればセキュリティ更新プログラム以外提供されなくなります。
IE8が少々急ぎ気味にリリースされたのも、XPのメインストリームサポート期間内にリリースする必要があったためでしょう。
Re:周囲は未だにXPばっかりなんだ (スコア:2)
Windows2000に乗ってるIEは5.01ですよ。
ちなみにまだサポート(まぁ、セキュリティフィックスだけだけど)が続いているIE5系列はw2kの5.01SP4だけ。
Office2000の延長サポート終了も (スコア:3, 興味深い)
Office2000の延長サポートも7月で終了になる(つまり、以後セキュリティパッチは出ない)わけですが、
こっちのほうが短期的には問題起きそうな気がします。
騒いじゃいるが。。。 (スコア:1)
具体的に何が困るの?
セキュリティに関する Update は提供されるわけだから、それで十分では?
インシデント制で質問をするまでに手間がかかりそうな無料サポートが重要だとは思えないし。。。
マクロの基本は検索置換(by y.mikome)
Re:騒いじゃいるが。。。 (スコア:3, 興味深い)
たとえば同様の状態のWindows 2000の現状は、
Microsoft製品の場合
・Media Player 10,11が対応しない
・IE7,8が対応しない
・NET Framework 3.0が対応しない
・JIS 2004フォントが提供されない
・最近のマウスなどのドライバが対応しない(たとえばBlue Track、SideWinderシリーズ)
など。他にも多々あるはず。
他社製品の場合
・ATI用の現行ドライバはXP以降のみの対応
・NVIDIAのドライバダウンロードページで2000を選べるのは7シリーズ以前のみ
・Logicoolの最近の製品は2000に対応しない(カタログ上、対応OSに含まれない)
つまり、主だった現行GPUで2000を正式サポートする製品は存在しない。
GPU以外のハードウェア・ソフトウェアでも、今後は2000への対応が切られる可能性が高い。
そういうのが関係ない人にとっては問題ないでしょう。
それでも、マウスやキーボードが壊れた時は注意が必要ですが。
Re:騒いじゃいるが。。。 (スコア:2)
一番重要なのはDirectX 10じゃないでしょうかと書こうと思ったらこれはXPも対象外だった
自分はDirectX 10のために2000からVistaに移行したんですけど
結局DirectX 10を使ったゲームをまだやっていないという
Re:騒いじゃいるが。。。 (スコア:1)
いえいえ、少なくともMicrosoftにとってはサポートの一環ですよ。
それらアップグレードの提供も含まれるのがメインストリームサポートなんですから。
XPへのダウングレード権つきみたいですね (スコア:1)
こちら [zdnet.com]とかこちら [cnet.com]の記事によると
Ultimate版とProfessional版はXPへのダウングレード権つきらしいですね。
IDENTIFICATION DIVISION.
AUTHOR YUKI-KUN.
正直、Windows Vistaや7に移行するメリットがない。 (スコア:1)
XPを入手するのが難しい状況にならない限り、ずっとXPを使い続けそうです。
前提としてVista Ultimateと7のベータを1か月以上使った経験から語ります。
むしろ、Direct X10、11を、追加でお金払ってもいいので、
XPに搭載されてほしいとまで思っています。
理由はVista/7で改悪されたミキサー関連。
DTMや動画制作やられている方ならご存知かと思いますが、Vista/7の音量コントロールは
本当に使いづらいです。
その他も使い勝手の悪くなった部分が多く(Vista好きな人はそれが良いといいますが)
AEROとDirectX10.1サポート以外にメリットが感じられません。(しいてあげればUAC)
こなれたXPに追加サポート費用払ってもいいから使っていきたいと思っています。
こんなユーザー多いと思うんですが、私だけでしょうか?
ある程度自分でもヘビーユーザー側(Windows3.1の時代から)と自覚していますが
一般のほとんど何も分からない層は、わざわざWindows7を購入すると思えないのです…。
特にこういうご時世ですし…。
ラーメン、オーバークロック大好き
Re:正直、Windows Vistaや7に移行するメリットがない。 (スコア:1)
本格的にやって無くて、ライトに WME などでゲームプレイ動画配信を行ったりしている人には概ね好評のようです。
特定のアプリ単位でボリューム調整できるので、音量バランスが特定のアプリだけ壊滅的に大きくて困る (音量調整ができない Flash ゲームとか) とかいう場合でもブラウザのボリュームだけ落とせばいいとか、その辺りだけでも一般ユーザ的には十分評価できます。
と言う辺りで、Windows が向いている方向と使い方の方向が違うという印象を受けますね。
Aero (DWM) と UAC にメリットが感じられるなら十分なんじゃないでしょうか。
Re:正直、Windows Vistaや7に移行するメリットがない。 (スコア:1)
動的にミキサーコントロールを変更できないのと、
録音関連の操作が非常にやりづらいのがつらかったです。
それを除けば今のところ不満点はあまりないのですけどね。しばらくはXPを使い続けそうです。
ラーメン、オーバークロック大好き
2000のときみたいに (スコア:0)
メインストリームサポート期間の最後にUpdate Rollupは出さないのかなあ。
Re:延長延長サポートは? (スコア:3, すばらしい洞察)
#1546535のAC氏はMicrosoftが犯罪行為を行ったと断言されていますが、そのような事実はあるのでしょうか。
もしもこの記述が根拠のない誹謗中傷の類である場合、名誉毀損罪もしくは侮辱罪として刑罰対象となる犯罪行為だという認識で正しいでしょうか。
Re:延長延長サポートは? (スコア:1)
正しいですね。
といっても、名誉棄損罪の起訴例があまりない(侮辱罪はもっと少ない)ので、気にしても仕方ないですけど。
Re:延長延長サポートは? (スコア:2)
>> マイクロソフトにもマイクロソフトなりのビジネス論理があるんだろうけど、自社製品の利用実態とサポート打ち切った場合の社会的影響度を少しは考えて行動してもらいたい。
んなこと考えないで、導入した奴が悪い。MSが公の機関ならともかく、一企業なんだから。
#だからMS増長させるとよくないぞ、と15年前からいってたのに・・・とMacユーザが語ってみる。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re:延長延長サポートは? (スコア:1, 興味深い)
# そんな餌に俺様がクパァー(w
アップルのサポートがマイクロソフト並みなら、Windows XPとほぼ同時期に発売されたOSX10.1のバグフィックスとかがまだ提供されてと思うのだけど、実際はどうなんでしょう?
Re:延長延長サポートは? (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:延長延長サポートは? (スコア:1)
>つまり一企業が出していないOSを選べと?
>Macだって一企業が出していますが何を意味不明なことを言ってるのですか?
きっと政府がらみの紅旗Linuxを使うべきってことでしょ。
まあ、「一企業が出している」だけで信用できないのであれば、
一企業(東証一部上場の株式会社)が発行する、福沢諭吉が描かれた
紙切れも信用できないってことでしょう。
是非僕に下さい。
Re:延長延長サポートは? (スコア:1)
さすがにWin95は日本国内では絶滅に近いけど、Win98使ってる個人ユーザは結構多い。「インターネットしたい」(Web見れてメール取れて)って要件が完全に満たされてしまってるので買い換える動機がない。(壊れるとしてもHDDくらいなので、交換して使える)
つーことはweb屋が一生懸命IE6を切り捨てれば移行の後押しになるな。よし頑張るぞ。
Re: (スコア:0)
>に満たされてしまってるので買い換える動機がない。(壊れるとしてもHDDくらいなので、交換して使える)
Windows98のまま使い続けてる個人ユーザーが、予備のHDDとか持ってるんですか?
ジャンクパーツ以外で98で使えそうなHDDを買うのってなかなか難しいと思うんですが。
Re: (スコア:0, 荒らし)
サポートクレクレ君ですか?
ソフトウェア屋から見れば (スコア:2, おもしろおかしい)
こういう発言はとても悲しい。
非プログラマには、やはりわかってもらえないんだ、と
暗い気持ちになります。
もういっそのこと、「バグは皆無だけど今までより
100倍のPC性能と開発時間が必要なソフト」しか作らないように、
世界中のプログラマと申し合わせたくなります。
ソフトウェアは車などのハードウェアとは違います。
ソフトウェアはそのプログラムの1行1行が部品です。
ソフトウェアは大規模なものになると3000万行を越えると
言われています。
それに対して、車の部品数は1万点〜4万点くらいです。
部品が多くなればなるほど、その組み合わせによる複雑さは
爆発的に増加しますので、ソフトウェアの複雑さは
車とは比べ物になりません。
しかし、価格の面から考えてみると、車は100万円以上しますが、
OSは2万円くらいです。
もちろん、車の販売価格には、OSの販売には無い要素が多数含まれている
(材料費や輸送費など)ため、公平のためその研究開発費だけで
比較しても、OSは車の1/2以下の価格です。
(車は販売価格のうち4%が研究開発費とし、
OSの販売価格≒研究開発費とした場合)
車よりもはるかに複雑な製品なのに、車の1/2以下の価格で売られているのです。
車と同等の品質を確保するには、どう考えても今の10倍以上の
時間と資金が必要になるでしょう。
すると、Windowsの値段は、現在のユーザが全員払うとしても、
10倍以上の価格になるのです。(1/10の人しか払わなければ100倍)
しかし、ソフトウェアに敬意を払わない皆さんは、
そんな大金を払ってはくれません。ですので、
Microsoftはしかたなく、ソフトウェアに敬意を払わない皆さんが、
支払ってくれそうな値段をまず設定し、そこから製品の品質を逆算した結果、
現在の状況になっているわけです。
そこんとこ勘違いすんなボケども。
Re:ソフトウェア屋から見れば (スコア:2)
> OSの販売価格≒研究開発費とした場合)
日本の自動車メーカでいうと一社の開発費総額が5000〜8000億ぐらいらしいです。
どこまで本当かわかりませんが、ぐぐったところVistaの場合は80〜90億ドルらしいので、
開発費ではWindowsの方がかかっているのではないでしょうか。
そもそもH/W屋からの感覚で言うと、
1.品質
2.価格
3.機能
の市場要求に答えるようにするのも設計のうちです。
できないというのなら、機能が本当に市場要求に沿ったものになっているか(過剰になっていないか)
仕様検討しなおすなり、なんなりするべきでしょう。
ソフトはインターネット経由で簡単に修正プログラムが配布できたりするので、半ばバグがあっても
まぁいっか、という雰囲気が感じられますが、H/Wならバグ入りのものを製品化するなんてとんでも
ない社外不良ですよ。
Re:ソフトウェア屋から見れば (スコア:2)
Vista普及が遅れている現状を見ると、バグがあろうが、重かろうが新しい機能を
入れれば売れるだろうという考え(とMSが思っているのなら)が市場要求に合致して
いるかは甚だ疑問です。
> メインストリームサポートが切れてもXp使うって意見が多いのを見るに、市場としては安全よりは
> 安価である事の方が優先されているっぽいし。
これはちょっと違うのでは?セキュリティ更新プログラムが更新されなくなったら、
さすがにXPは使い続けられないでしょう。
そのとき、ユーザが新しいWindowsに移行するのか、Macに移行するのか、PC-UNIXに
移行するのかはわかりませんが。
Re:ソフトウェア屋から見れば (スコア:2)
私がコメントしたのは、#1546631に対してであって、(オフトピ気味ですが)サポート期間はあまり気にしていません。
多くのPC-UNIXはもともとUpdateに金を払わなくてよいので、例えばUbuntuの場合は8.04から8.10にでも9.04にでも
気軽にUpdateできますし。
そもそも、言いたかったことは、#1546631のACさんが、本当にMSの中の人かどうかは判りませんが、少なくともソフト
ウェアエンジニアであろうと推測し、彼がソフトウェアにはバグがあって当然のように考えているように見えたので、
それは違うでしょう、ということです。
少なくともハード組み込みのF/Wなどはバグが無い状態でのリリースを要求されます(します)。
大きなソフトウェアでも、パーツごとのテストをしっかりしていけば、バグが無い状態を作ることは不可能ではないはず。
確かに複雑なソフトウェアでバグやセキュリティホールを完全に無くすのは不可能に近いかも知れませんが、少なくとも
目指すべきでしょう。
バグがあっても、ユーザはWindowsを買ってくれると思い込んでいたら、MSも危ないかも知れませんよ。
> 今でも「より安全を」を考慮しているならVistaを選んでいる筈だけど?
これは、私も#1547027のACさんと同じように考えているので、なぜそう考えるのかご教示いただけるとうれしいです。
Re:ソフトウェア屋から見れば (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:ソフトウェア屋から見れば (スコア:1)
会社の偉い人は、部品とか行とか言わずに「ステップ」って単位で言わないと通じないよ。
バグが出る分量も、ステップ数から正確に割り出せるって言ってたよ。
昔から仕事していた会社の偉い人が言ってるんだから、きっとホントだよ。
#バグが足りない、とお客からも上司からも叱られました。
Re:ソフトウェア屋から見れば (スコア:1, すばらしい洞察)
>#バグが足りない、とお客からも上司からも叱られました。
それが指摘受けるってのだと、試験が真面目に出来ていないって事だよ。
運用開始後の不具合実績と比べて明らかに少ないバグしかテストで出せていないと言われる。
そして、それは往々にして正しい。
もちっと真面目にテスト仕様を纏めましょうね。
Re:本日のくれくれ君? (スコア:3, すばらしい洞察)
OpenSSH でも sendmail でも、過去に見つかった脆弱性を潰し続けている「サポート」が提供されているからこそ、未然に防がれた攻撃もあれば更新を忘れて乗っ取られたりした環境もいくらでもあると思いますが。Web アプリなんかもその手の話はありますよね。
つい数日前も一太郎の最新版からメンテナンスが続いている過去製品全てが対象となっている修正なんかも出ていましたし、Firefox なんかもちょこちょことセキュリティホールが報告されては更新が出ていますね。
Microsoft 製品と Winny 以外使っていないから他のソフトの現状を知らない、というクチですか?
JPCERT の週報 (苦笑) 辺りを見ておくだけでも、Microsoft が全く関わっていない製品 (オープンソース/プロプライエタリ製品問わず) であろうとサポートなしなんてありえないのが分かると思いますよ。
それと……まぁ、例えば RHEL AP などで採用しているソフトウェア、例えば Java や OpenSSL などに脆弱性が見つかった場合ベンダは責任を持ってこの辺りの更新を提供しますが、これも同じ理論でいえば「不良品に代金を支払」っている状態に含まれるということですよね。
なお、Java (JRE 1.3-6 の全て)、OpenSSL (0.9.8k 以前) や Cisco IOS 辺りは週刊 JPCERT/CC の先週号 (2009/ 4/ 1) でいずれも脆弱性の報告が出ているモノです。どこにも Microsoft なんて絡んでないですね。
Re:本日のくれくれ君? (スコア:1)
たまたまぱっと見た 4/1 版 JPCERT/CC で Java や OpenSSL が出てたから :) 挙げただけで、Adobe Reader 等でもベンダが含めて配布していれば更新を提供しますよね。
さらに開発元とベンダ提供パッケージではポリシーの違いなどから、オリジナルでは /usr/local/(ソフト名)/etc 以下に設定があるが、ベンダ提供パッケージでは /etc/(ソフト名) 以下に設定が配置される等の差異がある可能性もありますね。
こうした整合性を完全に取りつつ開発元のパッケージに切り替えメンテナンスし続けるコストとかは、その「不良品に金を払い続ける」値段より安いのでしょうか。
どっちも同じ事が十分にできるなら、平均的にコストが安くつき、メンテナンスの精度も信用できる可能性が高い方が選ばれるでしょう。誰もがそんなメンテナンスをあっさりとこなせるわけではない以上、「不良品に金を払い続ける」方が選ばれる事になると思います。
# サーバのおもりを兼任で任されるような人に、こんなレベルでメンテナンスさせるのは自殺行為。
その「自力で作ったパッチ」は十分に安全である検証は行われているのでしょうか。パッチ作成及び検証にかかるコストは Windows や RHEL AP を買う (もしくは別途サポートを買う) 金額より安く済むのでしょうか。
例えば Firefox 2 は既にサポートが切れているので例としますが、「最悪でも自力でパッチを作る」にしても Firefox 3 で報告されている脆弱性が Firefox 2 で対象となるのか、といった検証も行い続ける必要があります。
サポートが切れている以上そのコストは増え続ける事が目に見えていますね。
パッチどころか普通に TCP/IP スタックを入れ替えるなりする事で普通に利用できますけど。NT4 は別に IIS 以外の Web サーバを突っ込んだらライセンス違反になるような製品でもないですし、ファイル共有機能を有効にしたまま NT4 を外部に公開する奇特な人でもなければ Nimda なぞ食らわないでしょう。
Re:本日のくれくれ君? (スコア:1)
そもそも、the internetに公開するサーバでSMBを有効にしないし。
Re:本日のくれくれ君? (スコア:1)
Microsoft 製品だけ叩いてればいいのではなく、Microsoft 製品に限らず情報を収集し対処する必要があるというのが現実であると言っているようにしか見えませんが、MS 嫌いで視野が狭くなっていませんか?
SSH や Web アプリ (PHP 等のもの) 向けの定型攻撃などはきわめて日常的に行われていたりしますが、この辺りって「MS 製品を標的とした」攻撃なのでしょうか。
Windows じゃなければ大丈夫、MS 製品じゃなければ攻撃対象にならない、なんて考えを持つ方が異常ですよ。
Re:5年は安泰 (スコア:1, すばらしい洞察)
Windows 2000はまだ延長サポート期間中ですが、それを見てまだ「安泰だ」と思っていられるなら無邪気に喜んでいればいいんじゃないですか?
あと延長そのものはずっと前に決まっていたことで、別に新しいニュースでも何でもありません。
Re:Vistaは (スコア:2)
ここがかなり問題だと感じています。今日でちょうど残り3年ですよね。
いまどき家庭向けPCでも3年保障は珍しくないです。(VAIOなど)
#法定の耐用年数が4年である以上4年はサポートすべきだと思うけど
明日以降にこれらのOS搭載のPCを買うと保証期間内にPCの1部品であるOSが
(セキュリティパッチが提供されなくて実質的に)使えなくなるというのは許容されないと思うのですが。
中でもUltimateなんて企業向けにも導入されているわけで(BitLockerとかUltimate必須だし)
これらが早期に使用不能になるとなると裁判沙汰になりそうな気がします。
#パッケージ販売されているソフトの瑕疵に関する判例ってある?
Re:Vistaは (スコア:2)
Windows 7は今年中に出そうなので、その2年後だと2012/04/10より前ですね。
>それに今Vista搭載PCを買ったら7への無償アップグレード権が付くんじゃないですか。
検討されているという記事は見ましたが実際に発表されてましたっけ?
>つ[Enterprise]
ライセンス製品ならそりゃ問題ないでしょ。PC本体とは切り離されているから。
問題だと思っているのはPCの付属品というか一部分として売られているOS(OEM版、DSPは除外)が
PC全体のライフサイクルより先に使用不能になるという点です。
SONYやDELLなどは法人(≒企業)向けPCでVista Businessの上位版としてUltimateを提供しています。
これが法定耐用年数どころが保証期間以下の寿命しかないのは問題でしょ。
#でもよく考えたら、この場合矛先はMSじゃなくてPCメーカーになるんだよな。
Re:Vistaは (スコア:1, 参考になる)
>Windows 7は今年中に出そうなので、その2年後だと2012/04/10より前ですね。
最短でも5年間サポートするという前提が抜けてます。ですから2012/04/10より前にはならないです。
Re:Vistaは (スコア:2)
最低でも5年という期間もその起点は販売終了日であるべきだよな。
いつ発売されたかなんて消費者にとっちゃ知ったことではないもの。
Re:Vistaは (スコア:2)
切れた後に脆弱性が発見(←修正されない)され、その情報が広まった時点では
すでに使用不能でしょう。OSの場合は。
#ネットワーク機能を謳っている以上、「スタンドアロンなら使える」「外部FW傘下なら使える」というのは使えるとは言えないと思う。
Re:Vistaは (スコア:2)
ということでしかないと思います。
確かにそうなんですが、ここでは機能を維持できるべき最低期間についての社会的合意の一例のつもりで引っ張ってきました。
>それにOSのサポートが終了したとしても、すぐに使えなくなるわけではありません。
>Windows7にアップグレードすることもできるでしょうし、LinuxやBSDを入れても
使えます。
>ネットにつながずにスタンドアロンで使い続けることもできます。
それらの方法がカタログないし取扱説明書に書いてありますか?
OSのアップグレード(アップデートではない)が必要なんてマニュアルに書いてありませんし、
逆にネットにつながなければカタログやマニュアル記載の動作(Web閲覧など)ができない。
それは製品として使えるとはいえないでしょう。
Re:Vistaは (スコア:2, 参考になる)
Windows XP も、当初の予定(というかマイクロソフトの基本方針) [microsoft.com]では、
「コンシューマ製品」である Home Edition は、メインストリームのみで延長サポート無し
「ビジネス製品」である Professional は延長サポートあり
だったのが、あとになってHome も Pro と同じ延長サポートを提供 [microsoft.com]することに方針変更されています。
取らぬ狸ですが、「Vista Home Premium のサポートが XP Home より早く終了する」のは避けたいでしょうし、
Business と、中身はほとんど一緒でサポートコストはそれほど増えないでしょうから、
Vista のコンシューマ製品系列も、そのうち延長サポートありに方針変更するんじゃないかと推測してます。