屋根を白く塗ろう。気候変動を遅らせるために 94
都市は白かった。 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
ノーベル物理学賞受賞者であり、現在米国エネルギー長官に任命されているSteven Chu博士は、建物の屋根などを淡い色にすることで炭酸ガス放出量を削減できると提言しているそうだ(本家記事より)。
淡色面は太陽放射を最大8割反射するが、濃い色はおよそ2割しか反射しない。暑い地域で水漆喰で塗られた白い屋根がよくみられるのはこのためである。Chu博士によると「淡色面を増やすことで太陽放射を反射する量を増やし、また建物をエアコンで冷やすエネルギーを減らすという両面で気候変動の抑制に貢献できる」とのこと。この研究を行っているArt Rosenfeld博士の試算によると、全ての建物の屋根を白くし、舗装された道路を現在のような色ではなくコンクリートのような淡色にすると、全ての道路から車を11年間排除するのと同程度の炭酸ガス削減効果が見込めるそうだ。もちろん地球温暖化の問題を解決するものではないが、時間を稼ぐことはできるとのこと。
ちなみに米国では、カリフォルニア州では2005年から商業建物の平屋根は全て白くすることを法律で求められている。また、ジョージア州やフロリダ州では屋根を淡色または白色にすると奨励金を受け取ることができる制度があるそうだ。