インターネット接続型無線心臓ペースメーカー、初の装着試験開始 32
ラブマシーン 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
心臓病を患う米 NY 在住の女性が無線通信機能搭載のペースメーカーの装着試験を開始したそうだ (The Register の記事、本家 /. 記事、ITmedia の記事より)。
ペースメーカーは少なくとも 1 日 1 回自宅の受信機に接続し、400MHz帯域を使った非常に低出力な信号を用いて心臓のデータを送信する。データはインターネット経由で医師に報告され、異常があれば医師と患者双方に連絡がいくという。ちなみにペースメーカーに IP アドレスはふられていないとのこと。データは定期的なチェックアップにも利用できるため、定期検査も非常にスムーズに行えるようになるという。また、心臓の状態とともにペースメーカーの異常や誤作動なども検知できるシステムであることは患者にとって大きな安心を生むとのことだ。
同様のシステムは心臓疾患の患者だけでなく、血圧や血糖値の監視が必要な人など、さまざまな健康状態のモニタリングに活用できると考えられているそうだ。
以前にも「通信機能を備えた心臓ペースメーカー、クラックされる可能性あり」というストーリーがあったように、無線通信機能を持ったペースメーカーは 2003 年から販売されているが、インターネット経由で医師にデータを送信する機能を持ったものは初めて、という事のよう。ペースメーカー本体が医療システムのサーバーと通信するとサイバー度が高いですが、自宅設置の親機があるようで、旅行やお出かけの際もシームレスに使えるようになるといいですね。