IBM などが DNA を用いて半導体回路を作る技術を開発中 16
これも DNA コンピュータと呼ばれるのか…? 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
IBM やカルフォルニア工科大学の科学者らが、DNA を使って極小の回路を作るという実験を行っている。この技術は、より小型で、より高性能な集積回路を作るための基盤となる可能性がある (マイコミジャーナルの記事、本家 /. 記事、doi:10.1038/nnano.2009.220)。
この技術は、カルフォルニア工科大学の Rothemund 氏による「DNA 分子を三角形や四角形、星形といったさまざまな形状に『自己組織化』できる」という発見を応用したもの。まず既存の半導体製造工程と同じようにテンプレートとなる版を作り、続いてシリコン基板の表面に DNA を注ぎ、版のパターンに合わせて DNA を小さな三角形や四角形上に自己組織化させる (この行程は、DNAオリガミと呼ばれる) ことで微細なパターンを形成できるという。
ただし、今回発表された技術は本当に基礎となる技術のみで、実用化にはまだまだ時間がかかるそうだ。