英政府、故アラン・チューリングに公式に謝罪 90
生きていればね 部門より
本家/.の記事(Alan Turing Gets an Apology From Prime Minister Brown)より。
チューリングマシンなど計算機科学の基礎的研究において顕著な学問的業績を挙げ、第二次大戦時にはドイツのエニグマ暗号を解読して祖国イギリスの勝利に貢献しながらも、戦後は同性愛者であることが英警察に知られて迫害され(当時同性愛は違法だった)、自殺が強く疑われる状況の下で失意の内に亡くなったコンピュータの父、故アラン・チューリング(1912-1954)に対し、イギリス政府が公式に謝罪を行った。このところ展開されていたチューリングへの公式謝罪を求める署名活動が実を結んだもので、英政府を代表してブラウン首相が長文の謝罪声明を発表している。いわく
何千もの人々が、アラン・チューリングが受けた仕打ちのひどさを認め、彼を正当に評価するよう要請するために集まった。チューリングは当時の法に従って扱われたのであり、我々は時計の針を戻すことは出来ない。しかし、彼が受けた仕打ちはもちろん全く不当なものであり、私は、私を含めた我々全員が、彼の身に起きたことに対して深い遺憾の意を表明する機会を得たことをうれしく思う。私は、イギリス政府と、アランの仕事のおかげで自由に暮らす人々全てを代表し、以下のように述べることを非常に誇りに思う: アラン、申し訳なかった。あなたはもっと正当に扱われるべきだった。