パスワードを忘れた? アカウント作成
161783 story
ビジネス

「いい歳して独身」の男の生産性は既婚者と同じ。でも評価が低い 296

ストーリー by Oliver
自由を取るか、家族の喜びを取るか、の自由 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

「35過ぎて独身でいること」の限界とはなにか — 背後からハミングというブログ記事にて、会社における「独身者と既婚者と子供のいる人とでの生産性や評価の違い」を調査したという話が紹介されている。世間では「独身者は責任感がない」と言われることがあるようだが、この調査結果によると、勤怠や売り上げ/工数/部下の勤怠といった客観的な評価については独身でも既婚者でも個人差レベルの違いしか見られなかったいっぽうで、独身男性は上司からの評価が低くなる傾向があったそうだ。その理由については、独身男性は時間や金があるくせにそれを仕事や能力向上に使っていない、などと言うものらしい。はっきりいって大きなお世話だ、としか感じないし、タレコミ子は比較的自由な会社にいるので独身者でいるデメリットは感じないのだが、いまでも一般企業では世間の独身者への風当たりは強いのだろうか?

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 同居人の勤め先がややお堅いところ。
    そこは性別を問わず、30歳過ぎて独身だと、そういうプレッシャーが強くなり、社内の同世代の独身者
    との交流の場を会社が設けたりするそうです。また、30代後半で独身だと変人扱いされると同時に僻地
    への異動の格好の対象となる、とか。
    まあ、その会社は信用で商売してる部分もあるので、それなりの年齢で一定以上のの役職についてる
    人が独身だと、対外的によくないと思われてる風潮もあるとか。

    あと、学生時代にバイトしてた先は、技術系でほとんど男性の職場だったのですが、やたらと女の子の
    バイトが多かった。そして、お茶汲み程度で彼女らはとくに仕事をしていない……。聞くところによる
    と、「社員の嫁さん候補」として、採用してるとか……。
    • む、それはうらやましいな。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2009年11月08日 20時32分 (#1667736)

        まったく同感だが、

        >社内の同世代の独身者との交流の場を会社が設けたりするそうです。
        というのは物理的にあり得ないだろ。
        一体どこをどうすれば、社内にあふれかえる独身男性と交流できるほど大量の女性を確保できるというのだ??

        >聞くところによると、「社員の嫁さん候補」として、採用してるとか……。

        それも一つの選択ではある。

        だが、しかし!!

        薄給激務残業手当ナシ昇給ナシ鬱病アリetcの実態を目の当たりにして、
        社内の男性を結婚相手に選ぶバカが、一体どれだけいるというのだ?
        #だからせめて給料あげてください。おねがいします。

        親コメント
    • そこまでろこつじゃありませんが、ウチの社長なんかは自分が結婚してるってだけで勝ち組のつもりです。
      部下にも結婚しろとがグダグダ言ってきますが、結婚させたいなら給料上げろ!!
      まあ給料上がったって結婚なんかしてやらんがな!!

      いや、でもマジで今の給料だと子供を育てられないって理由で転職した人もいるんだよ。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2009年11月08日 23時05分 (#1667795)

      15年くらい前に,その時点で生保に就職したばかりの知人(男)に聞いた話ですが,金融系(*)の企業だと,業務の一環として結婚することへのプレッシャーをかけられるそうですし,ある程度の年齢で独身だと出世競争から脱落するそうな.

      *: 念のため書いておきますが,ここで想定してるのは銀行とか保険とかであって,サラ金ではないです.というか,これ書いてて思ったのですが,15年前のサラ金系の企業って「金融企業でござい」みたいな顔はしてなかったですよね.

      その理由としては,例えばローンなり生命保険なりを勧める際,「妻子持ちの客に対して独身の営業が人生設計などを語っても,全く説得力が無い」→「場合によっては客側からチェンジを要請されることもある」ということらしく,まぁそう言われればそうかもね…と思いました.

      もちろん客もバカじゃないので,今の時代だと,個人の経験則みたいなネタを絡めた営業トークよりも,客観的に感じられる統計データを求めるように変化してきてるはずだと思う(オレの希望的観測も含めて)ので,そういう業界も全く同じ価値観を維持しているとは思いませんが,それでも技術系とはちょっと違うかな,とは思いますね.

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2009年11月08日 19時34分 (#1667708)

      地元密着の信用金庫なんかだと、町工場の若社長が未婚だと金貸してくれないってことが
      よくあるそうだ。

      理由はよくわかんないw

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2009年11月08日 22時31分 (#1667776)
        ある中小企業の社長(けっこうやりて)がよく言っていたのは、
        「担保は息子」というセリフでした。

        最近の中小企業では後継者の有る/無しが企業価値の違いとなっています。
        そして、先の社長の話ではないですが、息子が担保となっているわけです。
        その担保価値として、婚姻の有無=未来の担保の可能性も視野に入れるわけです。

        あと、三代目の馬鹿息子という良くある話のオチで、
        海外の女性にだまされて会社をつぶす確率が違うんじゃないかと。
        海老の養殖話でやられた人、聞いたことありません?
        親コメント
  • ああ既婚者 (スコア:2, すばらしい洞察)

    by nakasa (14552) on 2009年11月08日 17時37分 (#1667666)
    東京の35歳以上独身の率を考えると、もうそろそろ差別している場合ではないと思うが
  • by shoji12 (14093) on 2009年11月08日 17時45分 (#1667667)

    で申し訳ないが、
    1、個人の生産性を数値化し、公表している企業はない。
    2.既婚者と独身者の生産性の統計データも見た事がない。
    3.そもそも、生産性の定義を見た事がない。
    ということで、日本人特有の、管理する側に有利な、風評による差別でしょう。

    • by Anonymous Coward on 2009年11月08日 22時20分 (#1667774)

      風評というか「昔はそうだったけど今はそうではない」ですね

      デキる=モテるだったんですよ、そういう考え方をする人が結婚するくらいの年齢だった頃は。つまり戦後の所得倍増計画から始まり三種の神器とか3Cとか、物質的な豊かさに邁進していた時代だから「出来る=収入直結=(物質的)幸せを満たしてくれる人」でそれであっていたんです。
      でも今は、ユーモアがあるとかやさしいとかそういうモテる条件もあるし、出来る人とか金持ちが必ずしもモテるわけじゃないんです。精神的な豊かさも重視されるようになりました。
      当時を生きた人たちが、評価する側に立ち「いい年して未婚」を「仕事ができないからモテていないじゃないか」と当時の価値観に当てはめて見ているだけ。結婚していると信用が違うという話を聞くのも信用するしないを決定する側がそういう価値観で判断しているからです。

      結婚の善し悪しはどうあれ、今はモテと仕事ができるできないを結びつけるべきではないということです。

      # 何が支離滅裂?と思ったら、「1だけピリオドじゃない」ですかっ

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年11月08日 17時46分 (#1667668)
    独身の人は身軽さが違いますからね

    移動昇進転勤等の際に上司としては
    持ち家/賃貸や子供の就学状況等とともに
    独身/既婚というのは重要な要素であるのは確かでしょう
  • 家庭を持ってる人は独身者と比べ身軽でないので簡単に離職しませんし
    いちいち無駄に逆らったり個人主義的な振る舞いをする可能性が低くなりますからね
    だから安心して重要な仕事やポストを割当やすいのです

    #そんだけですハイ
  • 家族に対する責任を果たすためなら、今の会社辞めるというのが有力な選択肢になるわけですが。
    #責任を果たすには給与や家族のために使える時間・将来の安定性などをまず確保する必要があるので

  • by gonta (11642) on 2009年11月08日 18時23分 (#1667683) 日記

    このコピペ [cureblack.com]をみて、少々悲しくなった。自分は2次元に恋している訳ではないが。

    このままずーっとひとりぼっちか?

    --
    -- gonta --
    "May Macintosh be with you"
  • by Anonymous Coward on 2009年11月08日 19時59分 (#1667717)
    こういう学説もあるんだってさ

    http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091015/188872/ [nikkeibp.co.jp]

    …人間の文化に見られる、自然界で生き延びていくのに必要なレベルからかけ離れた極端に高度な芸術や学術活動も、もともと男性が女性に対し性的な魅力をアピールするディスプレイから発展したものではないかという説があります。

    (中略)

    …先の分析に用いられた歴史的な男性科学者たちに関しても、生涯独身だった人は年をとっても業績のレベルが落ちないのですが、結婚すると数年のタイム・ラグを置いて業績が急速に落ちていきます。

  • by iwakuralain (33086) on 2009年11月08日 23時58分 (#1667814)

    確かに転勤はさせやすいかもしれません。
    別に差別とかではなく、家族ごと転勤となると会社としても負担がかなりありますから
    そういう点から見ると確かに独身者の方が転勤させやすい傾向になるのかもしれません。
    今までいくつか会社を転戦したり出向したりしてますが、
    会社によっては既婚者を単身で行かせる場合でも帰省の回数とか独身とは違う場合がありましたし。

  • 結局のところ、この上司は仕事の質とか量とか本質的に重要な部分で評価せず、
    結婚歴とか誰でもわかる内容で評価しているだけですな。

    確かに他人を正当に評価するのは難しいけれども、仕事に関係しないプライベートな
    部分の評価を優先しちゃいかんだろうに。

  • 平成4年
    国民生活白書
    少子社会の到来,その影響と対応 
    平成4年11月13日
    経済企画庁
    http://wp.cao.go.jp/zenbun/seikatsu/wp-pl92/wp-pl92-01201.html [cao.go.jp]

    江戸時代後期の未婚率が高かったという話を囲うと思ってソースとなる資料を探しに行ったんですが、他に面白いことが書いてありました。

    (男女人口比のアンバランスと未婚率)
    ----

    しかし,実際に結婚する男女は同年齢である場合よりも男性が女性より年上である場合の方が多く,このことを考慮すると男女の人口比のバランスが崩れている年齢階級がある。

    平均初婚年齢の男女の差をみると男性が約3歳弱年上であることから,男性は3歳年下の女性と結婚すると仮定した場合の男女人口比をみると,一番大きくバランスが崩れているのは平成4年時点の男性の年齢でみて46~48歳と37歳前後~45歳である(第1-2-6図)。

    (中略)

    また35歳より若い世代では,25歳くらいまでは「ひのえうま」の影響などを除けばあまり男女の人口比にアンバランスは生じていない。しかし,昭和 46~49年生まれのいわゆる第2次ベビーブームの世代といわれる18~21歳では出生数が増加し,それ以降減少しているため,再びアンバランスが起きている。21~24歳では男性384万人に対して女性394万人と女性が約10万人多く,比率にすると男性100人に対して女性105人となる時期があり,13~21歳では男性767万人に対して女性658万人と男性が約109万人多く,男性100人に対して女性85人程度しかいないという状態になっている。

    ----

    平成4年(1992年)、17年前の話なので今、どうなってるかわからないですが、そういうこともあるのですね。

  • by mutyoro (36677) on 2009年11月08日 18時50分 (#1667692)

    その評価をしているのは独身者?それとも既婚者?
    既婚男性の独身に対する僻み/嫉妬に聞こえてしまうのは
    気のせいでしょうか?

  • 時間や金 (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2009年11月08日 19時17分 (#1667700)

    独身男性は時間や金があるくせにそれを仕事や能力向上に使っていない

    かような評価を受けるがゆえに、時間や金を既婚者になるために使わざるをえないのではないか。

  • この理論が分からない。
    既婚者にも同じ時間と金が与えられているはずで、それを仕事や能力向上に使っていないのは既婚者だって同じ。

    --
    1を聞いて0を知れ!
  • by USH (8040) on 2009年11月08日 19時25分 (#1667704) 日記

    独身者への風当たりが強い、というのは、地域社会という点では意味はありそう。

    こち亀の両さんみたいに地域社会で積極的に活躍しまくっている独身者もいるだろうけど、
    平均すると陰が薄い。
    既婚者、特に子供がいると、どうしても地域コミュニティでの付き合いをせざる得なくなる。
    そういう活動が消極的あるいはいやいやであっても、参加しているということは、
    コミュニティ維持のために重要。同じ町内で顔見知りであるだけで、治安や災害時の対応
    はかなり違う。

    会社も法人として社会の構成員と考えれば、会社が社員に地域への貢献を促すプレッシャーとして、
    独身者につらくあたる、というのは、あながち無意味ではない。
    # 「あそこの会社の社員は、何を考えているかわからず、不気味だ」って思われるのは、
    # あきらかにマイナス。投資家にはどうでもいい話かもしれないが。

    そういう考えに立てば、今回の調査のように、
    独身者と既婚者で、業務の生産性や会社への忠誠心を比較する、というのは、おかしい。
    なので、この結果をもって、独身者へのプレッシャーを全否定するのもおかしい。

    # あえて独身差別肯定論

  • 最近のニュースからするとさ、相手に殺されないで生存できている
    という点で、恋愛~結婚の相手を間違えていないと、その男の人物
    を見定める能力を評価されるのかもしれん。
    取引相手がどんな人間なのかを判断するのはビジネスの基本だし。


    ・・・違うと思うけど。
  • by Anonymous Coward on 2009年11月08日 22時31分 (#1667775)

    妻帯者は家族という係累がある分、
    あんまり無責任なこととか自分勝手な行動とか組織には歯向かうようなことはしないんだ、
    みたいな意見が見受けられますが、
    逆に言うと独り身だとそういう縛りから自由であるとも言えますよね。
    妻帯者はどうしても守旧派になりがちというか。
    このまま日本の歴史が始まって以来のペースで独身者が増えていくことで
    何かあたらしい文化が生まれるという可能性もある、のかも知れない。

typodupeerror

物事のやり方は一つではない -- Perlな人

読み込み中...