IntelとAMD、独占禁止法と知的財産権に伴う全ての訴訟で和解 24
ストーリー by hylom
AMD勝利? 部門より
AMD勝利? 部門より
IntelとAMDは11月12日(米国時間)、独占禁止法に関する訴訟および特許のクロスライセンス紛争を含む、両社間のすべての未解決の法的紛争を終了させることに合意したと発表した(Intelのプレスリリース、AMDのプレスリリース)。
この和解の条件として、IntelからAMDに12億5000万ドルの支払、5年間のクロスライセンス契約とintelが商行為に関する規定を順守することがあげられている。
不法な商行為おいしいです (スコア:1, 興味深い)
IntelとしてはAMDを弱らせて尚且つその程度の額で済ませられるようにしたから
不法な商行為おいしいです
状態だな。
Re: (スコア:0)
「あのファック野郎、モトローラの息の根を止めろ!
性能面での劣勢から顧客の目をそらし、いかにしてインテル製チップで市場を占めるか-
新製品開発にエネルギーを注ぐ一方で、徹底したライバル撲滅キャンペーン、厳しい勤務査定、
退職者への脅しがくり広げられ、インテルは世界最強の半導体メーカーとなった。
ここにインテルの「内側」が明らかになる!」
ティム・ジャクソン「インサイド・インテル」帯文より
Re:不法な商行為おいしいです (スコア:2, 興味深い)
Re:不法な商行為おいしいです (スコア:1, 興味深い)
Intelは競合相手に裁判でいちゃもん付けると言う方法もとったりする。
例えIntelの訴えの正当性が微妙だとしても相手に資金力が無い場合は事業に大きな影響を与えられるし。
半導体関連で1回遅れを取らされると資金の少ない所は挽回するのは難しい。
Re: (スコア:0)
まあ、Windowsも9x時代まではゲーム用OSとして普及していたOSだしね。
CPUもファミコンレベルを満足していれば十分だったという状態でのシェア
争いで、インテルが何をやっていても不思議じゃないわな。
私は門外漢なんですが、 (スコア:1)
アップルとマイクロソフトの和解みたいなもん?
つまり”厳密に言えば、法的に問題が有った可能性もあるが、そんな事言ってる場合じゃ無くね?”って事?
前者はアップルが、今回はx86(合ってます?)って事ですかね、
AMDはそこまでヤバく無いですよね??
またEUか (スコア:0)
Re:またEUか (スコア:5, 参考になる)
Intelとしては全面敗訴した場合の1/3~1/4程度のコストですんだこと、
AMDとしては現金が手に入り、出資が50%を割ってIntelに突っ込まれたら
クロスライセンス解消されかねないGFの問題が解決(5年だけ)するわけで、
概ね勝利。
妥当な落としどころでしょうね。
Re:またEUか (スコア:2, 興味深い)
それ以前に、PC用CPUがIntel一社の独占になったら、独禁法で会社が分割されちゃうかもしれないじゃないですか。
そのリスクを避ける意味でもAMDが(死なない程度に)生き延びてくれないといけないのでしょう。
昔、MSがAppleを援助したのと似たようなもんじゃないですかね。
Re: (スコア:0)
コア単位?
Re: (スコア:0)
Re:またEUか (スコア:1, おもしろおかしい)
・サーバー用Itanium
・デスクトップPC用 Itanium
・ノートPC用 Itanium
・NetBook用 Itanium
・スマートフォン等用の組み込み用Itanium
を作って大いに競争してもらおう。
Re: (スコア:0)
分割するとしたら設計と製造とか、CPUとチップセット、またはCoreチームとその他(統合チップ、Atomなど)とか。
でも設計と製造じゃやっぱ独占状態は回避できないし、ほかは無理でしょ。だからAMDを潰せない。
Re: (スコア:0)
NorthとSouthとCentral
Re: (スコア:0)
たまにはVIAの事も思い出してあげてください。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:またEUか (スコア:1, 参考になる)
Wikipediaによりますと [wikipedia.org]、今から12年前にナショナルセミコンダクターと。
Re:またEUか (スコア:1, 参考になる)
リンク先にも書いてあるが、Cyrixの設計チームは統合チップのMediaGXを除いて最終的にはVIAに売却。ただしVIAはx86互換アーキテクチャのWinChip [wikipedia.org]も買収しており、現状のC7はどちらかというとWinChipの延長線上に近い。ということで、Cyrixは実質消滅と考えた方がいいだろうね。
Cyrix MIIもWinChipも使ったことがあるAC
GLOBALFOUNDRIESについても決着したのだろうか?(T/O) (スコア:0)
T/O
反トラスト法やEU競争法を考えると (スコア:2, 参考になる)
ARMなんかの場合、fabがライセンスを取得する必要はなくてもSoCを各社設計してるでしょう
そういうライセンス形態だということを再確認したうえで、fabに関する言いがかりで
AMDが蒙った売り上げ機会や法務関連費用の補填とした上の12億ドルでしょう。
もしfabに対するライセンスも必要だ、という主張をした場合、GFでNVIDIAやVIAが安心して
互換MPUを生産できる、ということも理屈の上では可能になっちゃいますから。
一時VIAがCyrixを通してNSが持っていたライセンスを利用しているぞ、ということを強調するため
NSのfabで生産し、チップのマーキングにもNSのロゴを表示していましたよね。Cyrix3とか(中身はCentureのコアでしたが)
まぁこれで、大昔の命令セットを含むクロスライセンスは今後も有効であるということが確定しましたから
AVXやSSSE3以降の独自SSE拡張、x64、LNIをお互いに問題なく実装できるので、MSに対するApple扱いとはいえ
特にAMDにとってはいい和解になったかと思います。VIAはどうなるかわかりませんけど、プラットホーム
囲い込みがトレンドですからV4やV-link捨ててHTTやPCIeにしてもなんら問題はないわけで、この辺の命令セットの
ライセンスをどうするかはまた個別の問題になってくるでしょうが、nano-CNBでSSE4サポートを明言しているので、
AVXに対応するかはともかくx64なりSSEまでの命令セットに対するクロスライセンスなり許諾はあるんではないかと思われます。
ここでNVIDIAがVIAをお買い上げしてがっぷり三つに組んでくれると面白くなるんですが、両者とも組み込みだとか
GPGPUを含んだストリーミングプロセッサに向かっているので、難しいところではあるのですが、
qualcommのチップセットバンドルが不評かつ睨まれていたり、AtomがVIAやARMのSoC市場を取りにいったりしてるので
どうなるんだろうなぁとワクテカしています。NVIDIAの体力が戻ればくっ付くのが必然だと思うのです。Chromeじゃ無理ですから。
反トラスト法より厳しいEU競争法も考えると、これらの3グループが競争しているほうが望ましいのではないかと思うのです。
つまり (スコア:0)
これから、CPUの値段が高くなりますよって事?