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書籍

書籍・雑誌の推定販売金額、2兆円を割り込む 96

ストーリー by hylom
ダブルパンチ 部門より

fuku0185 曰く、

かつては「2兆円産業」といわれていた出版産業だが、今年の書籍・雑誌の推定販売金額は2兆円を割り込む、1兆9300億円台になる可能性が高いという(朝日新聞の記事)。

なお、この調査結果には、古書店・新古書店での販売金額は含まないとのこと。出版関連の売り上げは1996年から下降し続けており、また今年のミリオンセラーは村上春樹氏の「1Q84」2部作を含む2作品だけだったそうだ。

個人的な意見としては、インターネットと書籍は「持ちつ持たれつ」の関係であり続けてほしいと思うのだがこのまま下降し続けるしか無いのだろうか……。

一方、新古書店の代表であるブックオフの売り上げは好調とのことで、出版産業の低迷はネットの普及による活字離れだけでなく、不況も影響しているようだ。

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  • by akiraani (24305) on 2009年12月16日 14時53分 (#1689758) 日記

    インプレスR&Dの調査結果 [impressrd.jp]によれば、電子書籍市場規模は2008年が464億円だそうな。特に携帯向けが伸びているらしく、おそらく2009年度もかなり成長があるものと思われます。
    とはいえ、紙の出版関係の落ち込みはそれでカバーできる範囲ではなさそうですね。

    売り上げが良くて横ばい、総じて右肩下がりなのに点数は増えているらしく、実際には数字以上に厳しい状況らしいという話もよく聞きます。
    最近だとマンガの初回限定に特典DVDをつけるとかいろいろ工夫はされているようですが、そういう高付加価値戦略の取りにくい大衆向けの書籍や雑誌はもっと厳しくなっていくでしょうね。

    • by Anonymous Coward on 2009年12月16日 16時20分 (#1689813)
      部屋に本を詰め込むのも限界があるので(親に床が抜けるからやめろと怒られています)、そろそろ本格的に電子書籍に移行して欲しいものなんですが、今購入した電子書籍が50年後でも読めるのかどうか、という点で、躊躇しちゃうんですね。
      どのDRMも決め手に欠けるというか、しょせん民間企業が出しているDRMなんていつまで持つかわからないと思っているので、行政なりなんなりが動いて、永続的に使用可能なDRMを出して欲しいと思います。
      Amazon.comだって、10年後に存続しているかどうかわかんないし。

      電子書籍のメリットはとても大きい、というか今じゃ本はコンピュータで作ることがほとんどなんだから電子書籍で出すのが一番自然だと思っていますので、永続的に利用できるDRMが登場したら乗り換える価値あり、と思っています。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2009年12月16日 16時33分 (#1689823)
        一時期雨後の筍のごとく生えてきた音楽配信サービスはかなり淘汰されましたが
        そこで流してた DRM 付き物件について死に際の案内は

        今後は聴けなくなります。以上!

        でしたからな
        親コメント
      • 行政なりなんなりが動いて、永続的に使用可能なDRMを出して欲しいと思います。

        ううむ、国家は永遠と言っていいものなのでしょうかね?
        国と民間企業と、どっちが長生きするか(どっちがよりクライアントのために動くかという視点もあるか)というのは、一概には言えないんじゃないでしょうか。

        Amazon.comだって、10年後に存続しているかどうかわかんないし。

        あたしが子供の頃って言えば、ソ連が無くなるなんて思ってもみなかったし、自民党が下野するなんて思ってもみなかったし、東西ドイツだってずっと東西に分かれたままだと思ってました(西ベルリンに行ってみたかった!)。
        民間企業で言えば、山一証券がつぶれるなんてのも考えてもみなかったなぁ...。

        永続的に利用できるDRMが登場したら乗り換える価値あり、と思っています。

        これは魅力的ですよね。
        ただ、なにをもって「永続的に利用できる」と規定するのか。それが問題でしょうね。
        もっと言えば、DRM付きのデータなんて「新世代のOSではそのDRMはサポートされません」と言われたら「はい、それまでよ」なわけですよ(まぁ、これは再生装置が必要なメディア一般にも言えることでもありますが)。
        例えばそれがマーケティングの事情ならまだしも、何か技術的な問題があってサポートがなされないとなれば、本当にジ・エンド。買い直しですよね。
        そういう意味でも永続性を担保できないといけないわけですよね。
        使用権とデータを切り離して、使えなくなった旧世代のデータを、新しい環境で使えるデータに交換できるようなシステムにしないとダメかもしれません。
        売り手側としてはオイシクない話ですが(笑)。

        # 斯くしてデータのダウンロード販売を信用できないオールドタイプは、本やらCDやらDVDやらをウォークインクローゼットに溜め込むのであった...。
        # いや、それほど酷くはない...と思う。自分では(笑)。
        # 年寄りの戯れ言っぽいけどIDでいいや。

        親コメント
        • ホームビデオとDRMなデータでは「永続的に使える」の意味が違うと思うのですよ。

          VHSで録ったホームビデオは、そろそろ再生機器が減ってきましたし、そろそろメディアも劣化してきてるでしょうし、DVDにコピーするなどが必要になります。
          DVDにしたところで、それが何年後まで再生できるかは怪しいものですし、Blu-rayか、その次の世代の何かかは分かりませんが、別のメディアにコピーする必要があるでしょう。

          そういった技術的な事情はあるかもしれませんし、そのためには手間や費用が必要かもしれませんが、あなたはホームビデオをコピーし続け、未来永劫保存しつづける権利を持っています。

          しかし、DRMの場合は、そうではありません。

          データを再生するための環境が、データを提供した側によって用意されないと、
          それを再生する手段は(少なくとも合法的には)ありません。
          また、メディアが古くなっても、それを別のメディアに複製する手段も(少なくとも合法的には)ありません。
          (だったら購入しなおせばいい? 将来も売ってるかどうかなんて、分かりませんよ)

          なので、DRMなデータに関しては、「永続的に使える」という言葉は、ホームビデオと同じ土台に立つこと。
          すなわち、「永続的に使える状態を保つ権利を有する」ことだと思うのです。

          --
          1を聞いて0を知れ!
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  • by oguma (17986) on 2009年12月16日 17時07分 (#1689839)

     朝日の元記事から引用しますが、

     新刊の刊行点数は89年の約3万8千点に比べて、昨年は約7万6千点と倍増、今年は10月末時点で昨年より3.2%増えているが、販売金額の減少は止まらなかった。出版社は少しでも売り上げを増やそうと刊行点数を増やしているが、売れない本は書店が次々と返品している実態が背景にある。

    という自転車操業っぷりが凄まじい。

     確かに文庫、新書、ソフトカバーもレーベルが増えて、把握しきれないくらい。しかるに全体の売上高が減っているわけだから、タイトル辺りの売上高が減っていることに。また返本率もさほど変化がないことからタイトル辺りの刷り部数が減っていることも導かれまして、販売単価に占める固定費の割合が大きくなっている=利鞘が減ってる。そうなれば当然一冊辺りの編集費用が削られる。編集を外注に出して、受注先は受注単価が廉いから目一杯受注してオーバーワーク。かくして粗製濫造による悪循環が……。

     一方で、現行の委託販売制では、出版社からすると返本期限が来るまでは卸した冊数が売れたことになるから、会計上收入があったことになる。返本期限が来ると店頭で売れなかった分が戻ってきてその分買戻しとなり、タイトルの実際の売上が確定するけど、ここまで数箇月間があく。この間に次の新刊を出して取次に降ろせばその間また收入があったことになって……という自転車操業。これは出版社の死病だけど、業界全体が罹患している悪寒。

    --
    Nullius addictus iurare in verba magistri
    • 新刊コーナーに置いてもらって売れるように、新刊を発行。
      と言うか目立つコーナーでないと売れない。

      同じ原理で、また新刊を発行。

      新刊コーナーというか、本屋さんの売り場は有限なので、少し前の新刊はすぐ返品。

      再び新刊コーナーに置いて貰えるように新刊発行。

      以下繰り返し。

      みたいな感じで、本が粗製濫造されてるんですよ。

      --
      TomOne
      親コメント
  • by route127 (38618) on 2009年12月15日 22時12分 (#1689417) 日記

    >インターネットと書籍は「持ちつ持たれつ」の関係であり続けてほしいと思うのだが
    そこで唐突に「インターネット」という言葉を持ち出すところに違和感がある。
    元の朝日の記事を読んでもそのような話は出てこないし。

    ミリオンセラーの存在は邪悪だと思うのでID

    • 本当は携帯電話が原因 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2009年12月16日 12時57分 (#1689692)
      インターネットのせいで書籍・雑誌の売り上げが激減したのでもなく、
      CDの売り上げが激減したのでもないよね。

      本当は携帯電話が犯人なんだよ。
      みんな、携帯電話を使い過ぎて、料金をたくさん払い過ぎてる。

      その分、本やCDの売り上げが減るのは当然。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2009年12月16日 14時53分 (#1689757)

        >みんな、携帯電話を使い過ぎて、料金をたくさん払い過ぎてる。

        10年くらい前(極端な例では女子高生が数万円の携帯代払えなくて売春する例が知られた頃)から最近の子供は携帯代の支払いでがんじがらめだと言われていたけど、メディアは一貫して否定していました。広告主に否定的なことは言えないのでしょう。メディアが否定してへんてこな分析だけを報じると、声の大きさでマイノリティーがネットで携帯が悪いと言っても頭のおかしい人が珍説を流布しているくらいにしか思われないようで、ずいぶん時間だけが過ぎてしまったと思います。

        おっさんの私が高校生の頃は携帯なんかなかったから、高校生のお金の使い方なんてのは限られていたし、必至でバイトをする必要のある人もそう多くはありませんでした。でも、最近ではDoCoMoとかの売り上げを支えるために高校生がコンビニでバイトしていたりするので変な時代だと思います。

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        • 10兆円産業 (スコア:1, 興味深い)

          by Anonymous Coward on 2009年12月16日 18時35分 (#1689883)

          いえてますよね。携帯電話サービスは3社合わせて10兆円規模。
          これが個人消費として書籍・音楽・ゲームなどと競合してくる。

          未だ2兆円近くをキープしている書籍関連はたいしたものだと思うよ。

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      • by Anonymous Coward on 2009年12月16日 13時08分 (#1689698)

        ゲームの攻略本は不要になったなぁ。
        攻略本より wiki のほうが詳しかったりするし存在価値がなくなった。

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        • Re:本当は携帯電話が原因 (スコア:3, おもしろおかしい)

          by Anonymous Coward on 2009年12月16日 13時55分 (#1689722)
          >攻略本より wiki のほうが詳しかったりするし存在価値がなくなった。

          でも、「インド人を右に」とか「ザンギュラのスーパーウリアッ上」「レバー入れ大ピンチ」といった
          貴重な文化が失われるのは惜しい、とも思うんですよ(違
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        • by Anonymous Coward

          同意。
          余程まとまってるか、裏の設定情報とかが書いてあって
          資料価値がない限りは欲しくならない。
          かなり敷居が上がっちゃった感じ・・・。

        • by Anonymous Coward

          そもそもよく間違ってるもんね。「大丈夫?」とか言いたくなるよ。

    • by sk (478) on 2009年12月16日 17時27分 (#1689850)

      ネットで書評が簡単に読めるようになったので、 購入する本を厳選するようになった…とはいえるかもしれない。

      私は昼休みにしっかり立ち読みして内容を確認してから買ってますが…いや、買わなくなったかも。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2009年12月17日 9時40分 (#1690122)

        近所の書店では、昔は立ち読みで厳選できたのが、一時期全部ラッピングされて
        内容が見られなくなったことがありました。
        どうせ内容が確認できないならアマゾンでいいやってことになって、
        近所の書店には立ち寄らなくなりましたよ。
        本って安売りしないんだから、手に取ってみられるメリットを消してしまうと、
        用済みになるんだよね。

        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2009年12月16日 13時01分 (#1689694)

      雑誌・TV・ゲームから携帯インターネットへ。10代から30代:
      http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20090605/331441/ [nikkeibp.co.jp]

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      >ミリオンセラーの存在は邪悪だと思うのでID

      誰にとってどう邪悪なの?意味が分からないんだけど・・・。

    • by Anonymous Coward

      そもそも紙の雑誌が休刊になった分インターネットが好調かというとそうでもない [fx-it.com]みたいだし。

      • by Anonymous Coward

        インターネットの好調と言われた物には、元々採算度外視ってのが有ったと思う。
        つまり利益として考えていなかったが故に成り立っていた。
        そういう物ってネット上が盛況になったとは言っても利益獲得手段として成り立つかって言えば?

    • by Anonymous Coward
      同意。減った分がネットに流れてるというデータでもあるのかと思った。小説が減ってケータイ小説がその分増えたわけでもないんでしょ。
      ろくに取材せず、ネットからコピペしてるような雑誌が消えるのは良いことでしょ
      • by Anonymous Coward on 2009年12月16日 13時12分 (#1689701)
        > 同意。減った分がネットに流れてるというデータでもあるのかと思った。小説が減ってケータイ小説がその分増えたわけでもないんでしょ。
        > ろくに取材せず、ネットからコピペしてるような雑誌が消えるのは良いことでしょ

        そういう雑誌ばかり残るんじゃないかな。
        他の雑誌から消えていく。
        親コメント
  • ゲームも曲がり角頭打ちといわれ続けて10年ぐらいか。
    人間の趣味嗜好品に対するリソースは有限(時間・お金)なだけに、
    出版もそういう方向ではないのでしょう。

    #形はかわってもコンテンツが大事なのはいつの時代も変わらないので、
     出版という枠組みでない何か。例えばインターネットなのでしょう。

  • by NOBAX (21937) on 2009年12月16日 13時19分 (#1689707)
    10年前はみんなマンガを読んでいたが、今はみんなケータイを操っているという記事がどっかにあったね。

    人間が情報収集に割ける時間やコストは限度があるから、ケータイやインターネットにリソースを振り向ければ、
    紙媒体は割を食うのはやむを得ないことかと。
    電球が普及すれば、ランプが衰退するようなものでしょう。

    併せて言えば、マンガなどを読む年齢層の人口が減ったことがあるだろうし、
    景気が悪くて、削れるものを削るということで、必須要件でない紙媒体が切られた、
    新聞を取る家庭が減っているそうです。
    さらに、情報発信側の人材も、紙から、ブログなんかに移動したんでしょうね。
    それによって、情報発信力が低下し、魅力が減じたと。
  • by Anonymous Coward on 2009年12月16日 12時50分 (#1689688)
    移動中の暇つぶし手段が変化してるんじゃないですかね。
  • by Dobon (7495) on 2009年12月16日 13時17分 (#1689704) 日記
    『活字離れ』というのは合っていないような……
    blogやら何やらで、文章を読む量自体は増えているのでは?

    # 読む文字数としては相当増えていると想像します。
    # その大半が"無料の"文書という事が出版にとっては問題な訳ですが……
    --
    notice : I ignore an anonymous contribution.
  • ブックオフの好調さと不況が関連付けられてますけど
    好況なら通常の書籍雑誌販売は伸びてたかというとちょっと疑問あります。

    漫画のターゲットの子供たちがまず任天堂DSに取られてますが
    好況になったらDSゲーム1本しか買ってもらえなかったのが
    2本になったりして余計にそっちに時間・お金を奪われるなんてことがありそうな気が。

    それより上の世代でもゲーム・携帯コンテンツなんかにお金回してしまって
    結局書籍雑誌に回ってこないなんてこともありうるのでは。

    要するに、人々の「欲しいものランキング」である程度上位に入ってないと
    たとえ好況でもそれほどお金を使ってもらえないのでは?と。

    # いくつかのコメントにもありますけど
    # 電車内で雑誌読んでる人はここ10年20年で本当に減りましたね。
    # 携帯電話・携帯ゲーム機の圧勝でしょう。

    --
    --------------------
    /* SHADOWFIRE */
  • 今は文庫本が五百円ちょっとで買える。小説だけでなく、専門書の類まで文庫や新書になっていたりしますし、自分で買っておいて「こんなに安く売って大丈夫なのかな?」と思うときがあります。古本屋のお話が出てましたけど、「ハードカバーの本なんてじきに文庫になるから買わない」という意見もよく聞きます。そういった金額の推移なども、実際に影響するものなのでしょうか?
  • 引っ越したら図書館の取次ぎができる行政センターがすぐ近くにあった。
    WEB経由で蔵書の検索・借り出し&行政センターでの受け取り・返却が出来る。
    そこの図書館はそこそこの品揃えがある。
    Amazonや本やタウンで目ぼしいの見付けては図書館で借りるのというパターンに落ち着いてしまった。
    ワシって人民の敵?
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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