格安で「本をスキャンしてPDFに変換する」お手伝いはじまる 240
ストーリー by soara
有形的に再製しているか否か 部門より
有形的に再製しているか否か 部門より
harupiko 曰く、
4月15日、合同会社大和印刷が「BOOKSCAN」という低価格・書籍スキャン代行サービスを行うサイトをオープンした(サービス開始は 4月下旬から)
客は書籍を宅配などでBOOKSCANへ送ればよいだけで、あとはBOOKSCAN側が本を裁断し、スキャナーで読み取り、PDF化するという手順だ。PDF化したデータはメールもしくはCD-R形式で納品される。いくつか条件がついているが、それでも一冊100円からという信じられない破格の安さだ。しかも1冊からOKとのこと。ちなみに1回の注文の上限は1万冊!! ただし、発売後原則2年以上経過している書籍は受け付けないそうだ。また、裁断された本は破棄される。
その他もろもろの条件はリンク先をみていただきたい。
以前コルシカという会社が類似のサービスを提供していてすらどでも紹介されたなぁと思わず空目してしまいましたが、その顛末は皆さんも知るところですね。こういった失敗例があるにもかかわらず、なぜ著作権的に真っ黒っぽいサービスを開始してしまったのだろうか。もちろんKindleやiPadの発売を見越してのことなのだろうが……
無茶しやがって
無茶 (スコア:5, 参考になる)
この話で思い出すのは、やはり、(放送区域外での)テレビ放送録画サービスと、レコード(LP?CD?)を送ると圧縮音源にして送り返してくれるサービス。いずれも自分で出来る装置は、個人が買える製品として存在するが、複製行為を業者がやるサービスにしてしまうと、データが依頼者ごとに作られるとしても、おそらく著作権法違反とみなされる(可能性が高い)というか、みなされてきたはず。
Re:無茶 (スコア:2, 興味深い)
例えばこれ、機器貸出&機器へのセットをするサービスにしたらどうなるんでしょう。
ユーザが自分で、オンラインの機器制御システムにログインしてスキャン開始ボタンをクリックするんです。
業者はあくまで、機器の使用権と機器の使用ができる状態にセットアップするサービス、本を処分するサービス、機器の記録メディアを送付するサービスを売っているだけです。
1を聞いて0を知れ!
Re:無茶 (スコア:2, 興味深い)
TVチューナ付きサーバのハウジングで、散々色々あってまねきTVが合法と判断されたように
争って前例を作るしかなさそうですね。
http://www.manekitv.com/ [manekitv.com]
Re:無茶 (スコア:3, 参考になる)
まねきTVは、SONYのロケフリをユーザーが買って、会社に送ってもらい、受信とネット接続を行う。管理はロケフリを使うユーザー任せで、ストリーミング状態にはなるけど、録画=複製が、サービス側で行われる事はない、という事で大丈夫だったのかと(ITmediaのコラム記事 [itmedia.co.jp])。
本のスキャンについては、既にscanbooks.jpが紹介されてますが、確かに、裁断と高速スキャナを貸す方式なら問題は生じないでしょう。まあ、試して合点がいったら、自分で民生用スキャナを買う気になるかもしれない。#個人的には間に合ってますが。
ここで気づいたのですが、radiko.jpの地域制限を、ロケフリ方式というか、まねきTV方式で乗り越えるサービスは有りかな。必要な装置が汎用すぎて、微妙かな。
どう考えて早々にパンクするだろう (スコア:5, すばらしい洞察)
合法、違法も問題だけど、100円じゃ早々にパンクするよね。
いくら本を裁断してオートフィーダ方式のスキャナをつかうにしても、
スキャンの確認の手間も居るし、平行してスキャンするにはスキャナが
沢山必要になる。すなわち、初期投資が必要でそれをペイさせなきゃいけない。
kinko'sで裁断は105円でやってくれるそうだけど、これだって店舗を構えて
色々な業務の一部としてやっていて、やっと提供できるレベルでしょう。
この場合、下手したら、送られた本の開梱の手間だけで「赤」が出ちまう。
で、違法にスキャンデータの使いまわしをするにしても、そんなのが効果を
あげるほどスキャンデータが集まるまでに一体何冊スキャンすればいいんだろう?
スキャンが間に合わずに、会社が文字通りパンクするのがオチでしょう。
そうかな?(Re:どう考えて早々にパンクするだろう (スコア:5, 興味深い)
ペイに関しては個人持ちの流用も考えられるし税金対策にもなるから気にしなくて良いかもだけど
ちょっと簡単に数字を出してみる。
「赤」の定義にもよるけど、簡単に「バイトをやとって利益が出るか」とするとだ
軽作業として800円で8時間=6400円。毎日65冊以上スキャンできれば赤にはならない。
おおよそ一冊5分でスキャンが終わるとして、1時間12冊。おおよそ8割ぐらいのスムーズさだとして75冊ぐらい。
1100円利益が出るな。4万円のスキャナなら40日、営業日で2ヶ月で元が取れるか。
# スキャン時間が一番時間がかかるから、その間にその他の作業だろう。
パンクというか、お願いされる本の数に依存するだけじゃないのかな。
OCRで+100円、CD-R(DVD-R)で3000円となかなか考えてるオプション価格。
お願いするのは本が大量にあって時間がない人だろうから、5冊10冊でお願いはせんだろう。
30〜50冊でOCRをつけるなら6000円〜10000円。月に30人から依頼があれば18万円〜30万円。
月に1500冊、1日75冊計算ならまあ大丈夫そうね。
というわけで依頼が無くて潰れることはあっても、パンクするこた無いんじゃないかな。
# 1万冊とか言っちゃうあたり、基本的に依頼は少ないって見積もりなんでしょう。
利益率は高い、在庫はない、小資本で始められる、定期的には収入はないけどブームには乗ってる。
ちっちゃな部屋でもスキャナが5台くらいはいけるだろうし、バイトやとわなきゃ丸儲け。
そこそこ拡張も出来るし、これスモールビジネスとしてはお手本にしたいぐらい優れてるんじゃないかなあ。
# 少なくとも飲食店を始めちゃうよりは成功しそうではある:-)
# ブームが2年で終わるとしても、合同会社経営の経験値は大きいんでないかな。裁判になってもね:-P
Re:どう考えて早々にパンクするだろう (スコア:3, 参考になる)
私も裁断機とScanSnap買って自分で電子化してますけど、
100円じゃ絶対割に合わないと思いますよ。
ただ裁断してスキャナに掛けるだけじゃ多くの場合上手くいかないからです。
まずうまく裁断出来てないことが結構あります。
背表紙のところで上手く裁断したと思っても、部分的に糊の付き具合が違うページがあったりして
そういうページをうっかりスキャナに送ると、二枚重なった状態で紙が送られてしまうので、
下手をすると「クシャ」ってなってしまいます。
一応裁断したあとパラパラやって確認してみるんですけど、どうしても漏れが出てきますね。
あと折り込みになってるページの処理も厄介です。
これもそのまんま気付かずに送っちゃうと「クシャ」ってなります。
そういうページはよけておくとか、別途透明なシートで挟んでスキャンするなどの処置が必要です。
比較的フォーマットが揃ってる雑誌を中心とした作業で、
「クシャ」に寛容な方針でやっててもこれだけ面倒なことがあるわけです。
いろんな書籍が送られてくる中「クシャ」を許さないような結果を目指そうと思ったら相当大変じゃないですかね。
スキャン漏れを確認する作業も要るだろうしなあ・・・。
何か特別なノウハウがあるのかもしれませんが。
Re:お金以外の利益 (スコア:3, すばらしい洞察)
スキャン作業が忙しくて
本を読んでいる暇がなかったりして。
出版業界はWelcom? (スコア:5, すばらしい洞察)
客が取得した私的利用のPDFファイルのコピーが氾濫しなければと言う条件がつくが。
所謂、新古書店(Bookoff等)の影響で新書の売れ行きが悪くなったという主張もある出版業界としては中古書店に中古本が回らず紙媒体は廃棄され、買った個人にのみデータが残るのは都合が良いのではなかろうか?
安く本が気軽に手に入る新古書店のおかげで本を読む人は増えた面もあるから、一概に新古書店の影響で新書の売れ行きが悪くなったとは必ずしもいえないと思いますがね。
Bookoffの大株主となった出版業界だがBookoffの株主利益があまりにも大きく、下手な手出しが出来ないらしいw
まだ挙がっていないようなので (スコア:4, 参考になる)
先行していた類似サービス [scanbooks.jp]についても挙げておきます。
こちらは著作権対策の名目上、基本的には裁断のみ行い、スキャンはスキャナを借りて利用者側で行うという形をとっています。
オリジナルは無くなるの? (スコア:2)
なんだか残念ですね。
まさか貴重本をこの手のサービスにつっこむ人も居ないとは思いますが。
破壊的な電子化風潮は残念(Re:オリジナルは無くなるの? (スコア:3, すばらしい洞察)
(需要があるところにサービスが生まれるのは自然な流れだとは思うので是非は置くとして)
最近の裁断のちスキャンして処分という流れは、現代版の焚書とも言うべき事態で非常に残念な風潮だと思います。
特に、元々電子データとして生まれる電子本と、個人が本を電子データにするのには大きな差があります。
前者は提供側がいくらでも欲しい人に売れるのに対して、後者は現時点では譲渡にリスクが伴います。そこで止まってしまう。
いま手元にあるSFや小説の殆どは二度と手に入らない(その価値があると少数しか思わない)本ですし、その殆どが古本屋で見つけてきた本です。
本の所有と、本の生き死にを決めるのとには差があると考える本読みはまだ多いと思いたいです。
単なるデータがあれば良いって人が多いのかなあ。
# 単なるデータの乗り物としか見なされない本が増えていることこそ、残念な風潮なのかもしれないですが:-(
# 「いいまつがい」とか「どすこい(仮)」とかデータに出来ない本も大量にあるとは思うんだけどなぁ
Re:破壊的な電子化風潮は残念(Re:オリジナルは無くなるの? (スコア:2, すばらしい洞察)
個人が買った本をどうするかで焚書って大げさすぎ。
国が大号令を掛けて一冊残らず処分させている訳でもないのに。
スキャンして捨てることを選べるような本なら、最低でも国会図書館には残っているでしょう。
# 他の本を置いておくスペースを確保するためにコミックやカタログをスキャンしている。
# 思い入れのある古いコミックを売ると、それこそ今生の別れになる可能性が高いから。
# (酸性紙でどんどんボロボロになっていくためというのもある)
# 活字主体の本はスキャンする気もないが、手放す気はもっとない。気に入った本ほどね。
Re:破壊的な電子化風潮は残念(Re:オリジナルは無くなるの? (スコア:2)
> 最近の裁断のちスキャンして処分という流れは、現代版の焚書とも言うべき事態で非常に残念な風潮だと思います。
裁断せずにスキャンできるスキャナもあるそうですよ。Googleには。
ただコスト高だし、なにより鎖国状態の日本の出版業界はGoogleとかAmazonとかの黒船が大嫌いな
ようなので、「破壊的電子化」はその結果として避けては通れない道ではないかと。
Re:オリジナルは無くなるの? でも、魂は (スコア:2)
確かに貴重な本がなくなるのは寂しい気がします。
でも時々、以前読んだ本の内容を確認したいと思う時もあります。それも、出先で。愛読書一冊くらいなら、常に持ち歩く人もいるかも知れませんが(私は違います)、本棚は持って歩けないですよね。
それからAcrobatには、OCRの機能がキーワードを抽出し、検索も可能になります。(読み取ったテキストを取り出せる訳ではありません。念のため)。そんな利便性を考えると、心情的には抵抗感もありますが、動かされるものがあります。
本は飾っておくものではなく、読むことこそ大切ではないかと、、
PS
この手の新しいサービスが現れると、それは著作権を犯すと言う意見の人が必ず現れます。従来から著作権で利益を得て来た人たちの権益を保護しようとする方向で、権益保護のためには法律を拡大方向に解釈します。
こうして、破壊的イノベーションを阻止し、日本は停滞してきたのだと考えています。
法律は裁判所が解釈 (スコア:2)
>法律を解釈すれば『犯している』と解釈せざる得ないのであれば、そりゃ「犯す」と言うしかないでしょう。
裁判所が解釈すれば確かにそうです。グレーゾーンだと思うのです。一般的に言えば、著作権者はお金のある声の大きい人たちですし、自分の生活がかかっていますから、声高に一方的な解釈を叫ぶのは十分理解できますが。
>問題は、こういった事業が「フェアか否か」であって、それに対して『法律の改正で保護すべき事業かどうか』ではありませんか?
著作権は、印刷技術と言うコピー技術の登場と、その独占によって生まれたものと考えられます。現在はコピー技術の進歩に伴い、コピー技術の独占が破れている過程です。
今回のサービスについてもその過程で生まれた、本来の法の趣旨の想定外に思われるのです。
著作権を拡大解釈し、権利を保護しすぎるあまり、日本がシュリンクするのは困るのです。
ベータマックス訴訟で破れたハリウッドは、その後ビデオ販売で大儲けしたと言う事実もあります。
さっきやったばかり (スコア:2)
Kinko'sの裁断サービス(100円/冊)+ScanSnapで。
現物買ってからじゃないと、違法コピーと判断されかねないよなぁ。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re:さっきやったばかり (スコア:2)
最近はやってないけど、PK-513 + ScanSnapで。
田舎なんでKinko'sとか便利なものないです。
2年縛り (スコア:2, 参考になる)
これって追加オプションの「OCR(透明テキスト) [bookscan.co.jp]」に関係したことだよね?
(ただスキャンするだけなら新しい/古い関係無いばずだし。)
元々紙の本だと文字検索なんてできないんだから
始めから2年縛りするのって勿体無い気がするけどなぁ。
あと「発売後2年」ってのもただの民家ならともかく本屋に2年あったら
そんなに状態は悪くないだろうし。
「ただし、年数を増やしてほしいと要望が多いため、サービススタートして1ヶ月やってみて、
問題なさそうであれば拡大します。 」
とあるので、今後条件が変わるかも知れませんが。
便利なサービスですね。
著作権関連で既に終わって無いか? (スコア:2, 参考になる)
http://www.bookscan.co.jp/law.php [bookscan.co.jp]
著作権関連でこんな記述が公式サイトに有りますね
> 現行の法律のままですと、ご自分でスキャンするのはOKですが、第三者に依頼することはNGだそうです。
> BOOKSCANへご依頼頂いたものは、著作権法に基づき、著作権保有者の許可があるものとして判断させて頂きます。許可がないものは、ご遠慮頂くか、ご自身でスキャンしてください。
つまり、依頼する前に著作権者に許可を取って来いとw
終わってる気がするんだが
焚書だと言うなら (スコア:2)
fj.jokes出身:
ページ数制限は? (スコア:2)
一冊100円って、百科辞典でもOKなんでしょうか?
”透明OCR”で検索機能もついて、10冊組で2000円?
新入学でおじさんとかに場所食う百科辞典とか贈ってもらった学生はチャンス?
新入学祝いに百科辞典なんてないか…
コルシカと類似とか酷すぎ (スコア:1, 興味深い)
Re:つまり (スコア:1, 興味深い)
いや、大丈夫らしいですよ。落書き等の書き込み込みでスキャンするみたい。
http://www.bookscan.co.jp/faq.php [bookscan.co.jp]
で、現物を廃棄するから複製には当たらない、、、という意見も。
Re:つまり (スコア:2, 興味深い)
> で、現物を廃棄するから複製には当たらない、、、という意見も。
って、いつもの小飼氏のアレな主張のこと?
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51434363.html [livedoor.jp]
「加工」(=裁断)された本と「複製」されたデジタルデータが
できるだけで、前者を複製後に廃棄するかどうかは
後者を複製する時の根拠にはなりえないでしょう。
twitterあたりでの一連の流れも見てみましたが、NG判断側が現行法の解釈の話(刑事や民事の不法行為の範囲)
をしているのに対して、OKと反論している方は出版側の実質損益(民事の賠償責任)とか
立法論(不便な現行法を変えるべきだ)での主張になっちゃってるので、
「現時点でこのサービスをやることは法的にどうなのか」
って元の論点にに対する反論にそもそもなっていなかったりしますね。
# 前述の小飼氏のようなトンデモ解釈もどうかと思うが。
スラドでもこの手の現行法解釈と立法論、刑事と民事の話を
区別できていない人を見かけます。
反論にもならず話がかみ合っていない上に横から見ていても痛い主張になっちゃってるので、
気をつけましょうね。
Re:つまり (スコア:2, すばらしい洞察)
それは本人が覚悟すりゃいいことであって外野が口出すことじゃないんじゃねーの
本人がやるって言っててやってるのを止めるのは野暮だろ。なんで経営者が有罪になるかもしれないってのをおまえが心配すんだよ。
聞かれた時に「そりゃやばいんじゃねーの」と言うのに裁判所の判断仰ぐのは馬鹿げてるけど、
聞かれてもないのに「アウトだ黒だ」言うのは誰の得になるんだ?
# 法律云々でアドバイスじゃなくて叩いてるのは、そう言う意味で半可通の恫喝だって話。
Re:つまり (スコア:3, 興味深い)
> それは本人が覚悟すりゃいいことであって外野が口出すことじゃないんじゃねーの
> 本人がやるって言っててやってるのを止めるのは野暮だろ。
> なんで経営者が有罪になるかもしれないってのをおまえが心配すんだよ。
今回のケースでの一連のtwitterの流れを眺める限り、
「本人が覚悟」しているようにはとても思えんがな。
単に法に無知ではじめちゃったところを有識者に突っ込まれて、
挙句の果てに「うちに依頼された時点で著作権者の許可を得ているものをみなします」
って注意書きをこっそり書き加えて、
「経営者の有罪」リスクをお客に押し付けようとしてる始末。
つーわけで、今回のは本人が覚悟して自爆するというよりも、
無知で引火した爆発物をあわてて他人に押し付けようとしてるケースなわけで、
それを批判することには何ら問題ないと思うぞ。
> # 法律云々でアドバイスじゃなくて叩いてるのは、そう言う意味で半可通の恫喝だって話。
私を含めスラドでくだまいてる連中はともかくとしても、ネットで批判してる中には
知財や法学など本業な人もいるようだけどね。もちろんポジショントーク含みであることは否定しないが。
あんたの指摘のようにいくらまっとうな批判であってもその内容に実効力を伴わないってことと合わせて、
有識者の第三者批判ではあっても、半可通の恫喝ではないだろ。
# 実効力が無いのに何で恫喝になるんだろーねー。
Re:つまり (スコア:2, すばらしい洞察)
それは本人が覚悟すりゃいいことであって外野が口出すことじゃないんじゃねーの
そういうあなたも外野なのに口出ししてますよね。あなたの言う恫喝をしている人に対して。
結局、あなたも私も外野から口を出すことを楽しんでいるのですよ。そういきり立たずに楽しみましょうよ。
Re:つまり (スコア:2, すばらしい洞察)
で、http://www.bookscan.co.jp/law.php より:
> 2. BOOKSCANへご依頼頂いたものは、著作権法に基づき、著作権保有者の許可があるものとして判断させて頂きます。
そんな許可を出す出版社はほとんど無いだろうね。BOOKSCANは顧客に著作権(複製権)の処理の責任を押し付けることによって、いわゆる「善意の受益者」になるつもりなんだろうけど、脇が甘すぎる。BOOKSCANのビジネスをやめさせたい出版社は「我が社の著作物の複製の許可を、著作物の購入者などの第三者を通じて出すことは無い。我が社の出版物についてスキャンするのは違法な複製である」と、BOOKSCANに通告するだけでよい(これでBOOKSCANは「悪意の受益者」になる)。
純粋にビジネスの観点からしても、効率が悪すぎて成長の見込みはない。なぜ法的リスクを冒して手間のかかるスキャンしなきゃいけないのか。仮に法的リスクを回避し、電子形式で所有することが普及させることができたとしても、完全な電子形式の原版を持っている既存の出版社にかなわないでしょ。
Re:つまり (スコア:2, 参考になる)
だから、許可をもらっていない人は申し込まないでねと言っている。
Re:つまり (スコア:1)
>わざと、ページの真ん中辺にこっそり小さな落書きを入れておいて、自分の本がスキャンされているか確認する人続出の予感。
それでいいんじゃないですかね?
ちゃんと(とはいえTwitter上とFAQの所で、ですが)毎回スキャンするといってるし、それが信用できるか
つまり
>つまり、同じ本の依頼が来た時は作業をせずに昔のデータを依頼主に送るわけですね。
かどうか客が確認して信用性を評価するのはべつに構わんでしょう。
# 昨今の視線の厳しさ(ちがうか?)を考えれば、ズルしたらばれることは百も承知ということで、真面目にやってくれると期待はしている...
M-FalconSky (暑いか寒い)
Re:つまり (スコア:1)
恥ずかしい落書きが入ってて、それが他の人に見られたら『個人情報流出』で大騒ぎになりそうな悪寒。
とりあえず普段使ってないメアドでも書き込んでおいて、クオカードGETしますか。
Re:つまり (スコア:2, おもしろおかしい)
黄色いシミとかもばっちりスキャンされるわけですね。
お…お茶のシミだぞ!
#過去に、黄色いシミがあるのを忘れて友達にパリパリの本を貸してしまったことがあるAC。
Re:永久保存版を作りたいのに (スコア:3, 興味深い)
2年縛りがなければうちの本を全部たのみたいくらいですが、理由が理由なので難しいかもしれませんね。
『発売後、原則2年以上経過している書籍は、読み込みエラー発生率が高いため、現在は対応しておりませんのでご了承ください。』
スキャン失敗したら、そこで中断して送り返す(返金はしない)という、条件でも僕はかまわないんですけど・・・
すくなくとも裁断はされてるので自前で面倒見ながらスキャンすればいいし
Re:永久保存版を作りたいのに (スコア:5, 参考になる)
Re:永久保存版を作りたいのに (スコア:2, 参考になる)
このサービスが、この値段で法的な問題をクリアして続くことを切望してます。
個人的事情を書きますと、書籍と書類がダンボール換算で150箱位あり、家を占領しています。。
4年ほどまえから、少しずつSCANしてますが、4年で500冊程度しか進みません。計算すると、生きてる間に終了しません。
最近、定年で田舎の勤務を終えて少し都会の集合住宅に引っ越すことになりましたが、この本を早急に処理する必要があります。
ダンボールで送るだけで1冊100円でSCANしてくれれば、問題はかなり解決します。
ここで、気のついたことをいくつか
またラジオのIP再発信 radiko.jpでも、かなりグレーな部分が有るようで、「実験」ということで見切り発車してるようです。
最後に個人的な経験を書きます。Scannerには、だいぶ苦労しました。最初ScanSnapを買いましたが、どうしても二重送りを防げず(ノリの付きかたが一様でなく、2枚の紙が糊付けされたまま送られることがあります)、その確認と修復に時間を取られました。現在使用中の(親コメントの会社で紹介されてるのと同種の(PFUではない))富士通のfi-6130では、超音波による二重送り検知機構がありほぼ完全に検知でき、作業効率が数倍に上がりましたが、二重送りが検知された時に、手作業で糊を剥がす必要があり、ただセットすれば自動というわけにはいきません。
本の切断も、本ごとにノリしろが違いますので、A6だから背から○mmのところを切断と機械的にはできません(特にハードカバーは余裕が少なく背が湾曲してるので大変です)。この経験から考えると、平均して1冊の本のSCANに10分単位の手作業が必要になり、1冊100円では、アルバイトを雇うにしても、日本の最低賃金を賄えるとは思えません。
Re:永久保存版を作りたいのに (スコア:2)
私も死蔵している本の山をスキャン出来れば、と思ったのですが、残念。
ScanSnapと裁断機買おうかなぁ。とかかえって新たな物欲が…。
Re:永久保存版を作りたいのに (スコア:2)
単に古いとめんどくさいってのが理由だそうで、送っちゃえば出版年は確認せずスルーして取り込んでくれそうな気配です
Re:永久保存版を作りたいのに (スコア:2)
サービス開始をいまか、いまかと日参してたら規約が変わってるのに気づいた。
『発売後、原則5年以上経過している書籍は、読み込みエラー発生率が高いため、現在は対応しておりませんのでご了承ください。』
http://www.bookscan.co.jp/service.php [bookscan.co.jp]
2年から5年までOKに緩和されたよ!
SOHO (スコア:5, すばらしい洞察)
>住所は住宅街のど真ん中みたいだし。
飲食店やコンビニじゃあるまいし、零細ベンチャービジネスを始めるのに自宅の一室というのは基本ですよ。
なにしろオフィスの賃貸料がかかりません。逆に言えば、そのために大きなオフィスを借りたりすれば、
その料金ではやっていけなくなるでしょう。
少しは考えようよ(Re:SOHO (スコア:3, すばらしい洞察)
ほんとに見積もってから発言してる?
単行本ってミカン箱に100冊ぐらい入りますよ。
引っ越しの経験がある方なら判りますが、六畳間に80箱くらいなら普通に入ります。
最大1万件の本がそんなに何件も来るってホントに思って発言してます?1冊100円で、100万円ですが。
まず金振り込まれてから赤帽で本がやって来るなら、それまでに作業場借りたりできますよね。普通に考えて。
とりあえず叩くにしても酷すぎます。
自分の頭で普通にちょっと見積もってみることもせずに、他人を「計画性がない」って叩くのはどうなんでしょう。
# 普通に近所のアパート借りたら月5万で300箱ぐらいはいけるでしょうね。破壊的にスキャンして破棄するならどんどん減ってくわけで
「大量に来たときの納期設定が甘すぎる」とか「まず申し込み受付で様子を見るべき」とかなら判るけれども:-P
# 100冊ってほんとに少ないですよ。段ボールに詰めてみると。
***
# つうか、個人的には本を破壊するこのサービスそのものは好きではないんだが、叩いてる方が酷すぎる
# /.なんだし、もちっとまともに叩けんのか
Re:少しは考えようよ(Re:SOHO (スコア:2)
だから見積もったのか?
ちゃんと作業手順から見積もったか?
箱を開ける、本を取り出す、裁断する、スキャンする、シュレッダーにかける、ゴミに出す
で、1万冊の本をまとめて箱から出す手順はどこになるんだ?
1箱単位で作業可能だろ?
# 隣の六畳間から段ボールを作業部屋に持ってくるって手間ぐらいは増えるかもしれんが:-P
どういう高次なレベルを想定してんの?
作業そのものは単純作業の流れ仕事、誰にでも出来る簡単なお仕事ですが?
どうして新たに作業場所を借りなきゃならんほど仕事が来てて、1冊100円でやっていけない計算になるの?
頭使って見積もったか?
1万冊の仕事が入ったらその時点で他の仕事は断って、案件いくらのお仕事になるとか、ほんのすこし暗算すればわかりそうなもんだが。
# そもそも100冊まで5営業日なら、1000冊50営業日、1万冊500営業日の見積もりになるわけで、普通は頼まないって考えたら判りそうなモンだが
# ふつーに考えたら、作業部屋以外の廊下とかにおける段ボールが最大100箱ぐらいだったんで吹いてみたってとこだろ。
どういう風に寝ぼけたら、この手のサービスに顧客が殺到して2万冊も3万冊も保管しなきゃいけなくなるって考えつくのかね。
例え来ても対処できるなら詐欺ではないし、まともに顧客想定して見積もったら1万冊頼む客が毎月来たりはせんだろ。
どう考えても個人が1人でやる個人零細なんだから他に突っ込むところが山のようにあるだろう?
なんでそういう「ちょっと見積もったら判る」変なところで突っ込むの?馬鹿なの?
例えば、100冊以内なら通常5営業日程度ってことは、
1日50冊くらいなら普通に出来るのを考えたら、2〜3件は重なるのを想定してるわけだろ。
30〜50冊程度の仕事(段ボール1個だな)が毎日2件来てるとするなら、月40件程度の申し込みがキャパだってことだろ。
突っ込むとするなら
・最初にどう考えても大量の申し込みがあるのに、通常5営業日とか無理だろ
・その後のことを考えたら、毎月20〜30件も想定顧客っているか?
・引っ越しシーズンに大量申し込みがありそうだけど、その手のシーズン変動は予想してんの?
・5%以上の読み取り不可で書籍代返還になってるけど、古本はどうすんの?
・稼げても月25万くらいなのに、みっちり働いたら腱鞘炎とか大丈夫か?
とかその辺からだろ。
個人零細で食ってくのがやっとって仕事は山のようにあるわけだし、突っ込みどころを間違えすぎだろ。
# そもそも連絡→振り込み→発送って手順なので、仕事が詰まってきたら断りやすいプロセスになってるわけだし
人のことを馬鹿呼ばわりする前に、頭使って見積もれって。封筒裏の計算とか普段からしないの?
とりあえず上から目線のチキンやるならもうちょっとマシなコメントしろよ
# 最大の突っ込みどころは、どう考えてもこれだけでは食っていく仕事にならないところとか。長くやる仕事では無いとか。
# そういうまともな突っ込みが皆無なのはどーなのかね。
起業家の足を引っ張る日本人 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:起業家の足を引っ張る日本人 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:うーん (スコア:1)
いやむしろバインダーで綴じてあるだけとかにしてくれれば!
Re:うーん (スコア:1)
バインダーまで行かなくともスパイラルリングで綴じてもらえると、
・占有面積が半減する
・片手で押さえる必要が無くなる
とか、常に妄想しています。
どこか、やってくれないかなぁ。
Re:コインランドリー方式がいい (スコア:2)
本のコインランドリーは確かに欲しいです。
酸性紙を中和。
本のダニやホコリを丸洗い出来る
洗濯機・乾燥機が欲しい。
Re:ていうか (スコア:2)
PDFとして完成した入稿データを印刷して書店へ配布するまでの工程は純粋に集金のためだけのものである
というのは中村正三郎氏の指摘でしたね
Re:空目って (スコア:2)
体をスキャン [srad.jp]して PDF にするのかと、一瞬。
Re:OCRの認識率 (スコア:3, 参考になる)
> 100%が実現できないなら、いっそ画像としてスキャンしてくれたほうがいいかも。
スキャン+OCRでは、PDF出力する場合は「透明テキスト」を使うのが基本です。
画像としてスキャンした上に、OCRの認識結果を「透明な文字」として重ねるので、
視覚上はスキャンした画像そのままに見えますが、「選択操作を行ってコピペ」すれば、OCRの認識結果を取得できます。
誤認識があった場合も、画像で目でチェックが出来ます。