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ライトノベルで相次ぐ盗作発覚 222

ストーリー by hylom
乱発の弊害? 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

朝日新聞の記事によると、角川書店は、葵ゆう氏のライトノベル「ユヴェール学園諜報科」(角川ビーンズ文庫)のシリーズ2作品に他作品からの流用が見つかり、著者もその事実を認めたとして、出荷停止・絶版にして回収したと同社ウェブサイトで公表したそうだ。来月刊行予定で最終巻となる3作目も発刊中止。葵氏は「作家として最もやってはいけない行為に及んだ自分の短慮を深く反省している。今後の作家活動は白紙」とコメントしているそうだ。

また、約一ヶ月前には、別の朝日新聞の記事によると、アスキー・メディアワークスが、哀川譲氏のライトノベル「俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長」(電撃文庫)に盗作の疑いがあるとして、本の絶版と自主回収を決めたそうだ。同作は4万5千部を発行していた。井上堅二氏のライトノベル「バカとテストと召喚獣」(ファミ通文庫)と似ていると読者から指摘があり、アスキー・メディアワークスが調査。複数の類似個所があったそうだ。

ライトノベルは近年多数出版されており、ライトノベル作家やデビューのきっかけとなる賞も増える一方である。元々年齢が若い傾向がある書き手の質や能力の問題、増加の続く新設賞による作家の大量出現、大量出版による一作毎の質の低下などの問題もあるとのネット上の指摘もある。皆さんはどう思うだろうか。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長」(電撃文庫)の場合、盗用露見前後の非対称性が興味深くありました。
    アスキーメディアワークス電撃文庫サイトトップページ [dengeki.com]におわび [dengeki.com]のリンクを加える引き換えに、
    残りの新刊情報、既刊情報、作品検索ほかでは過去の経歴はすべて抹消済扱い。
    『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(6)』他の同時リリースの文庫作品現物か、メールマガジン『電撃文庫ブートレッグ』
    Volume.102, 103, 104を手元においていないと存在自体が否定されてしまうのは傍から見ていてパラノ的でした。
    電撃文庫サイトでもメールマガジン同様に数ヶ月前から作品紹介をサイトでしていたのがお詫び以外すべてなかったことに。
    イラストレータH2SO4さんは巻き込まれただけだろうに、まったくお気の毒としかいいようがない。
    # 芳賀ユイのイラストが無断流用されていたらわたしでも気がつくだろう読んでいない作品の文章酷似なんてわからん。

  • by Anonymous Coward on 2010年07月07日 13時17分 (#1791483)

    読み手もつくり手も承知の上でやってるんだと思ってた。
    キャラ設定も世界観も使い回し上等でしょ?
    それでもいいっていう読み手がいて、
    そういう読み手の気持ちが分かる書き手がいて、
    それで成り立ってる世界があるんだからそれでいいじゃん。
    わざわざジャンルとして成立させて
    普通の文庫とは別な場所に隔離してまでそういう世界を作ったのはひとえに
    「この閉じた世界でも十分に商売が成り立つ」からだったんじゃないの?

    情けないのはパクリをすみませんとあっさり謝っちゃう作者。
    パクリだらけでも「これはオレのもの」とはっきり言い切れるものは作れただろうに
    「パクリで売れちゃうみたいだしいいって言ってくれるからそれでいいや」みたいな気分であったことを
    すんなり認めちゃった。
    本歌取りとか模倣から入るとかリスペクトとかとの決定的な違いかこれ。
    パクったなりの何かしらがこの作品にはあるんだよ、と言い切れるものを書くんでなしに
    単純に限りなく世の中ナメてただけだった、と認めちゃったんだから。
    「こういうお約束が大好きな読者がいる以上オレは書く!」
    と、お約束作成マシーンとしての自分を肯定すりゃいいのに
    どこかで自分をいっぱしの小説家と同列に扱って、自分に酔ってたんだろうね。

    ラノベなんざ読まん!みたいなことをネット上で書くと
    一般小説とナニがそんなに違うのか、みたいなことを
    ねっちゃらねっちゃら書いてくるヤツが必ずいたので、
    正直個人的にはとっても溜飲の下がる出来事なんだが
    そこを通り越して、一生懸命純文学なんかと比較して論じてた彼らがむしろ哀れ。

  • by genzin (23225) on 2010年07月06日 14時43分 (#1790956) 日記

    アレゲ的には、作家から送られてきた原稿を自動盗作識別システムに突っ込んで、
    明白な盗作がないか確認する~なんて事をやらないのだろうか。
    論文などでは既に盗作検出の道具があるし、つい先日にもブログなどを含めたコピペを
    検出する商用サービス [gigazine.net]の話題が出たばかりだ。

    しかしそのためには、既存の書籍を全てテキストデータ化したデータベースが必須である。
    だが、もしこのデータベースが整備されれば、書籍の電子化に福音をもたらすに違いない。
    出版社の方々は、是非力を入れて見て頂けないだろうか。

  • by KAK3 (32250) on 2010年07月07日 12時47分 (#1791452)

    同じようなものを書けば、同じような作品になる。
    同じような作品ばかりだから、すぐネタ切れになって、
    同じような作品から引っ張ってくるってことも起こるのかなあ。

    # まあ、コアになる読者層を考えると仕方ないですが、やはり学園モノばかりという印象。

    • by Anonymous Coward on 2010年07月07日 15時12分 (#1791582)

      ライトノベルって、本質的に、コピペ&アレンジの世界だと思ってた。

      どこかで見たようなキャラクターが、
      どこかで見たようなイベントを順次こなし、
      どこかで見たような特殊能力を駆使する。
      そしてなぜか敵がいて戦う。

      それらの順列組み合わせが違うだけ。
      他の違いは、設定上の固有名詞。そして語尾と口癖。

      かぶらないほうが不思議。

      親コメント
  • by zuzazaza (40444) on 2010年07月07日 18時09分 (#1791715) 日記
    GPLからのコード流用疑惑なんかは大騒ぎするくせに、この手の盗作とかトレス追跡には「暇人の作家潰し」とか言い出す人間を時々見かけるんですが、その発想が正直良く分かりません。

    あと、GPLからのコード「流用」だと「全ソース開示しろ」「タダで配れ」とか大騒ぎするのに、この手の盗作とかトレスだと「どうせオリジナルなんて~」とか言い出すのも同じ。

    似てる、パクってる、その辺りの話は小説だろうが漫画だろうがソースコードだろうが根本は一緒だと思うのですがね、個人的には。

    そういう意味では、GPL汚染が発覚したソフトハウスの対応と、盗作が発覚した出版社の対応を見比べるのも面白いのかも。

    まあ、このテの案件に寛容な態度を取り、且つGPL「汚染」なんかも生温~く見逃してくれれば、少なくもその個人については理論的整合性が取れているとは思うのですが。
    • by 127.0.0.1 (33105) on 2010年07月07日 20時00分 (#1791771) 日記
      > GPLからのコード流用疑惑なんかは大騒ぎする
      > この手の盗作とかトレス追跡には「暇人の作家潰し」とか言い出す
      これを両方やってる人っていますかね? ときどき見かけるんならよかったらソースというか
      例を出していただけませんかね? スラドでそういうACを見かけたとかだとちょっとねー。
      架空の存在を作って叩く藁人形論法はナシね。

      > GPLからのコード「流用」だと「全ソース開示しろ」「タダで配れ」とか大騒ぎする
      > この手の盗作とかトレスだと「どうせオリジナルなんて~」とか言い出す
      そういう人もいるんですか? とりあえず上記と同じでソース希望ということで。
      親コメント
  • 判断 (スコア:1, 既出)

    by iwakuralain (33086) on 2010年07月07日 13時00分 (#1791466)

    そういえばどこかの大学で論文がネットからのコピペで作成されているか判断するソフトを作っていたと思います。
    表現や言い回しがどうしても被ってしまうのは避けられない部分はありますが、こういうのを応用して少なくとも自社作品からどれくらいの割合が盗用もしくは引用されているかの判断はできるんじゃないでしょうかね。

  • by akiraani (24305) on 2010年07月07日 13時02分 (#1791470) 日記

     最初に回収絶版しちゃってパクリ疑惑で騒いでる連中を調子に乗せちゃったのがまずかったんじゃないかなぁ。

     あの手のパクリ疑惑って、極端な話をするとネットで騒げばけっこう簡単に白を黒にできてしまうので、連中が飽きるまでこういうことがちょくちょくおきると思う。
     となると、最初に下手に出た対応をしてしまったのが致命的にまずかったんじゃないかなぁ、という気がする。

    #早い話がテロ対策と一緒ですな。多少被害が出ても決して譲歩してはいけないと思います。
    #ほんとにパクリがあったのであれば、それはユーザーに見えないように当事者間だけで解決すればいい。

  • 誰もが気軽に読み書きできる場を作ったところ、ネタに困った出版社が手っ取り早く刈り取って
    書籍化&メディア展開してしまったので「オレも(わたしも)やってみよう!」みたいな流れに。
    そんな感じで大量生産されたラノベ作家にプロ意識なんて芽生えるはずもなく。

    ケータイ小説でエロゲを模倣したのが賞を取っちゃったという事例もありましたね。
    「DeNA、「モバゲー小説大賞」の受賞作品を発表--12作品を書籍化へ」
    http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20357522,00.htm [cnet.com]

  • by nemui4 (20313) on 2010年07月07日 14時30分 (#1791542) 日記

    扉もしくは後書きに「○○に捧ぐ」とか元ネタへのリスペクト文を最初から入れておく。

    ってのはダメ?

    • by Takahiro_Chou (21972) on 2010年07月07日 21時01分 (#1791799) 日記

      先月末に、漫画原作者の小池一夫のトークショーに行ってきたんですが、「子連れ狼」をパクった 翻案した「ロード・トゥ・パーディション」に関して、
      「『小池一夫に捧ぐ』って書かれてるけど、嬉しくないよ。オレに、金は入らないし、映画化した時も、挨拶に来なかったし」
      とかボヤいてました。

      #但し、タランティーノが「キル・ビル」で小池一夫の作品をネタ元にした時は、
      #ちゃんと挨拶に来たし、金も入ったとの事。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2010年07月07日 14時33分 (#1791549)
    サイトに公開していた二次作品を、別作品の二次創作サイトにまるごとぱくられたときは
    登場人物の差し替えのみで話が成立してしまうことにむしろ唖然としました・・
  • 困った (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2010年07月07日 15時01分 (#1791573)

    いつもはすんなりネタだと分かるんだが
    この記事に限っては全くネタと思えない。
    http://bogusne.ws/article/155625170.html [bogusne.ws]

    #「釘宮なんとか」なのに「平野綾」って何でだ?

  • by Pen2 (18210) on 2010年07月07日 21時22分 (#1791810)

    くり返す このパクリズム
    あの原稿は まるでガセだね
    くり返す いつかみたいな
    あの光景が 甦るの
    くり返す このパクリズム
    あの売れっ子が うそみたいだね
    くり返す このパクるープ
    ああ雑学王 無残な末路
    またくり返す このパクリズム
    このパクリズム
    http://hanamitsu.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/perfume200820-6.html [cocolog-nifty.com]

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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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