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ビジネス

日本のソフトウェアが世界で通用しない理由 154

ストーリー by reo
荒巻課長の不在 部門より

hylom 曰く、

Gihyo.jp にて、「なぜ日本のソフトウェアが世界で通用しないのか」という記事が公開されている。この記事によると、「日本と米国とのソフトウェアの作り方の違い」が「日本のソフトウェアが世界で通用しない」原因となっているという。

米国で成功したソフトメーカーは「知識集約型ビジネス」を行っているのに対し、日本メーカーは「労働集約型ビジネス」を行っており、そのため日本ではソフトウェアエンジニアの地位が低く、その結果優秀な人材が集まらなくなり「日本のソフトウェアが世界で通用しない」という結果になるという。

記事では「人材を軽視する企業には良い人材は来ない」と述べられているが、しかし日本の IT 構造がピラミッド型になっている現在、そこから抜け出すのは難しい。ソフトウェアエンジニアの地位を向上させるにはどうすればよいのだろうか ?

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • また… (スコア:4, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年09月22日 10時45分 (#1828477)
    こういう「日本特殊論」は、もうそれだけで眉に唾をつけるべきだと思う。
    日本を褒めているものも貶しているものも。(後者が圧倒的に多いけど)

    この記事も、なんか日本だけが劣っているみたいに読めるけど、米国以外で「世界に通用」しているところってどれくらいあるのかねえ。
    要は米国が特殊なだけでは。

    米国が強いのはただ単に、各地に現地法人を作ってローカライズ版を開発できる圧倒的な資本力によるところがほとんど。
    • Re:また… (スコア:4, すばらしい洞察)

      by ikotom (20155) on 2010年09月22日 11時27分 (#1828521)

      > 米国が強いのはただ単に、各地に現地法人を作ってローカライズ版を開発できる圧倒的な資本力によるところがほとんど。

      それも一因でしょうね。
      ただ、ことIT業界でいうと「トップの総取り」効果が強い業界ゆえに、
      単純にユーザー数の多かったアメリカにおいて、そのトップ企業が世界的に総取りした結果が現在である、とも言えるかも知れません。
      莫大なユーザー数の見込める分野と、そうでない分野とを比較してみると、
      OS、ブラウザ、検索サイトなど、総利用者数の多いものほど、アメリカによる独占状態が比例して高まっているように思います。

      その観点からは、確かに日本を特殊視する必要は全くないように思います。
      さらに言うと、元記事の文中でガラパゴス携帯を例として用いられていますが、
      このガラパゴスというのも相当バイアスの掛かった見方であって、
      日本が(世界で受け入れられない方向へ)特殊進化したのではなく、単に世界の数年先を行きすぎているだけ、とも言えます。
      数年または数十年後、スマートフォンにオサイフ機能が付かないと誰が言い切れるでしょう?

      もちろん元記事の、日本の問題点を挙げている部分は非常に参考になると思います。
      ただその問題点=デメリットも、隠されたメリットの裏返しにすぎない可能性もあると思うんですけどね。

      親コメント
    • Re:また… (スコア:2, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2010年09月22日 10時59分 (#1828486)

      だね。

      国際的を標榜しつつ、事あるごとに上から目線で日本をケナしているのは本当にどうにかならんのか。
      自分の国を真剣に考えることって、国際人として一番基本かつ重要なことだと思うんだけどな。

      親コメント
      • Re:また… (スコア:1, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2010年09月22日 12時17分 (#1828561)

        それを”上から”って思うのがよくないよね。
        全体で見渡しての批判なんだろうから、そういう意味では上からは見てるけど、けなされてるようにだけ取るだけじゃ、本来の意味も汲み取れないと思うけど。

        親コメント
    • Re:また… (スコア:1, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2010年09月22日 11時39分 (#1828535)

      日本特殊論の人たちって、たとえば

      海外ニートの人とか(ぜんぜんニートじゃないし…やる気が人並み以上で
      努力もして勝ち取ってるんだから、普通に出来る人じゃん。シンガポール
      って世界でも特殊だと思うけどなぁ…日本の悪口は書けてもシンガポール
      の悪口は書けないでしょ?)
      http://kusoshigoto.blog121.fc2.com/ [fc2.com]

      Railsでいこう!の人とか(正直、何をしている人なのか?何がしたいのか
      もよく解らない)
      http://d.hatena.ne.jp/elm200/ [hatena.ne.jp]

      このあたりの人たちの意図が微妙に理解できなかったりするんですよね。

      もう、日本を良い方向にもっていきたいとか、そういうのじゃない暗い
      情念のような物が先に立って、いい事も書いてるのに普通に読めない。

      海外の事情は知りたいし興味もあるんだけど、情報発信している人たち
      にはこういう不思議な人が多い気がする。勿論そうじゃない人もいます
      けど。

      統計学+ε: 米国留学・研究生活(この方はニュートラルな感じで読み
      やすい)
      http://wofwof.blog60.fc2.com/ [fc2.com]

      親コメント
      • by firewheel (31280) on 2010年09月22日 12時17分 (#1828562)

        >もう、日本を良い方向にもっていきたいとか、
        そりゃあもう「海外ニート」の人なんて、既に「日本人」じゃないからでしょ。
        「日本を良くしよう」なんて考えるのは一部の日本人だけ。

        仮に日本生まれでも、海外で暮らし生計を立てている人に、なんで日本人的な
        行動を求めるんでしょう?そっちの方がよほど理解しかねる。
        #そういえばLinusなんて(二重国籍かもしれんけど)米国籍を取得したんだっけ?

        親コメント
  • by TomBu (11289) on 2010年09月22日 11時31分 (#1828523) 日記

    ちょうど今日経エレクトロニクスを読んでいるのですが、
    「日本のソフトウェア品質 世界はこう見ている」という論文記事がありました。

    これによると(斜め読みしかしてないのですが)日本のソフトウェア品質と生産性は
    世界でもかなり高いレベルにある(不具合のレベルはインド、欧州の約10分の1、アメリカの約20分の1
    生産性は世界で最も高い)が、開発スタイルが厳格すぎ、イノベーションへの挑戦より
    欠陥ゼロを求める傾向がある(かもしれない)ことが世界的に販売展開する日本企業が少ない理由だろう
    と書いてありました。

  • そりゃ (スコア:3, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2010年09月22日 10時13分 (#1828456)

    日本は200円寄付するより6000円前後もする専用ボックス買ってペットボトルのキャップを集めたほうがほめられる [livedoor.jp]国ですから。
    ハイチでは鶴が悪魔の使いと信じられていようがなんだろうが、頑張って折った千羽鶴を送れば気持ちは伝わるに決まっているのです。
    ※ただし国がこんな無駄なことをやったときにはここぞとばかりに叩きまくってよい

  • by Anonymous Coward on 2010年09月22日 10時45分 (#1828478)
    10年前にも20年前にも、いやもっと昔にも同じ話を聞いたぞ。
    通用するも何も、労働集約型である限り(少なくとも日本国内だけで勝負するのであれば)過度な企業間競争にはならない。
    単純に企業規模、つまり人海戦術でどれだけの要員を集めて動かせるかが結果を左右するだけであり、資本規模に準じて極めて順当な序列に沿った業務配分が行われる。
    極めて平和的な予定調和の中での企業間競争しか起きない。

    だからこそ、(恐らく、欧米であればとっくにどちらかが淘汰されていたであろう富士通だのNECだのといった規模の企業がゴロゴロといつまでも横並びで生き続けるわけだ。

    バブル景気に沸いていた時期などに一部のベンチャー企業が大きく成長したものの、残念ながらそんな日本で優秀なエンジニアは育っておらず、知識集約型ビジネスとして大成するためには人的要素が決定的に欠けていた。
    結果として、注力した(せざるを得なかった)のは、技術力でもビジネスモデルの模索でもなく、財テクだったんだな。

    理想的には、景気が良く何事にも余裕があった時代にこそ、大企業が率先してビジネス風土を改善していくべきだったんだけど、これまた残念なことに日本の労働者は自分たちの権利の拡大や確保という重大事を労組という組織に丸投げして放置していた。
    権利の獲得には莫大なエネルギーが必要であるのだから、余力のあるときにやらなきゃダメなのに、それをしなかった。

    結果が今だよ。

    日本のソフトウェアが~じゃない。
    日本の労働者感覚では、仕事も成果も世界では通用しない、ってこと。
    • >日本のソフトウェアが~じゃない。
      >日本の労働者感覚では、仕事も成果も世界では通用しない、ってこと。

      不思議なんですが、コメント前半でおっしゃっていることには納得出来る部分が多いのに
      結論はおかしくなってませんか?
      日本のソフトウェアは世界に通用していないものの、
      世界に通用している日本企業は結構あると思いますが。

      親コメント
  • by manmos (29892) on 2010年09月22日 11時42分 (#1828537) 日記

    私は、プログラマとしては小さな会社でしかやってませんので、かなりの物は一から作っています。
    まあ、何人もの人間がプログラマとして作っているプロジェクトも噛む程度は見てきましたが、プログラミングという作業は、ある一定の人数を越えると、明らかに品質が落ちます。

    そこそこの人数でやっている物を横でで見ていて、「あれ、私一人でやった方が早くいいもんが作れるよなぁ」と思った事がしばしばあります。
    #てか、そうなってしまったこともあります。ほとんどの物で、一部のドライバとかをのぞき全部作り直し。

    多分、世のプログラマはほとんどそう感じているんだと思うんですが、なぜ、未だ労働集約的なんでしょう?

    『人月の神話』 [wikipedia.org]って本はもう30年以上も前にかかれたのですが、未だに日本では「神話」が生きてる。

    • by Anonymous Coward on 2010年09月22日 12時02分 (#1828551)

      そりゃ自転車営業だからでしょう。
      だから現金収入が数えられる受託業務にばかり増え、自社開発が少ない。
      結果としてパッケージが少ない。
      ま、銀行に運転資金を借りるのにも具体的な収益を示す必要が有るのである程度は仕方ないかも。

      あと、商社や問屋などの中間業者が強い。
      それ故にやはり新規の独自開発を世に出すのに手間がかる。
      #ミドルウェアなんぞ意外に良いのが有るからなー。国産ソフト。

      結局は気長に成果待ちしてくれるパトロンが居ないってのが一番の問題か。
      結果として「何時かは自社開発」と言いつつ、受託開発を続ける会社やフリーランスの多い事多い事。

      親コメント
  • まず、だ (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2010年09月22日 10時19分 (#1828460)

    >ソフトウェアエンジニアの地位を向上させるにはどうすればよいのだろうか ?

    向上したほうが、本当によいと思っているのか?
    もしかすると、今自分がソフトウェアエンジニアであるのは、その地位の低さのためと
    思わないか?

    それを乗り越えたところでないと、スタート地点にも至ってないことがままあるよな。
    曰く「オレを除いたところで議論してくれ」とか、「その結論は正しい。しかし、
    うちはそのやり方を取りたくない」とか。
    机上の空論とか、企画倒れって日本語では置き換えが可能だよな。

    地位向上の結果、オレが首になっても仕方ないと思える、そして次の仕事を探すだけの
    能力のある人から意見を聞いてみたい。

  • 目先ばっかり (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年09月22日 10時24分 (#1828462)
    不勉強だからじゃないですか
    教える人も少ないし
    学ぼうとする人も少ないし
    業界も山谷の手配師みたいなことしかやってませんし

    まあ北米にも落伍者はたくさんいますがね
    • それは鶏と卵。

      待遇が最低で環境が劣悪でスキルや成果が正当に評価されず、鬱病や過労死が職業病で
      17Kで有名になったから、そういう人しか来なくなったし残らなくなっただけ。

      親コメント
    • Re:目先ばっかり (スコア:1, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2010年09月22日 10時56分 (#1828484)
      私が現役だった頃は、学ぶ時間を作るのは不可能のように思えましたね。
      何とか人目を盗んだり仮病を使ったりして学んでも不幸になるだけでしたよ。

      少しでも効率よく仕事をすると、
      「先輩のやり方をちゃんと見ろ」「勝手に俺様手法を使うな」と叩かれますし。
      親コメント
  • 他の文化圏に行った時に今の文化圏での道具が使えないかもしれないのは無理なからぬ事では?

    所詮コンピュータもプログラムも道具でしかないのだから「全世界で大絶賛される」=「自分たちにとって本当に有用なもの」では無いと思う。

    アメリカと比較するのが適切かどうかはわからないけど、アメリカは物を輸出する前に「アメリカ的様式」を文化として(意図するかしないかは別として)輸出しているので、アメリカ文化が受け入れられればアメリカ的な道具が受け入れられたり必要になったりするのは合理的なのではないかと。

    そもそも、日本国内で「世界制覇」を目論んでコンシューマーソフトを開発しているのなんてほんの一握りなんでないかい?
    ハードウェアとかインフラと抱き合わせのソフトを日本語で開発して、後から輸出する為にあわてて英語版対応する事は何度か見たけど…。
    --
    ---- ばくさん!@一応IT土方
  • そもそも (スコア:2, すばらしい洞察)

    by the.ACount (31144) on 2010年09月22日 11時10分 (#1828496)

    世界で通用するソフトウェアを作ろうとしてないのでは?
    TRON でアメリカから圧力がかかったことを思い出すなー

    --
    the.ACount
  • by ttm (8278) on 2010年09月22日 12時25分 (#1828573)

    労働集約があたかも日本のソフトウェア産業の問題点であるかのような叩かれようですが、
    日本の産業で知識集約型で成功した産業分野というのは、どんなのがあるのでしょう?
    自動車にしろ、昔の造船にしろ、もっと昔の繊維にしろ、日本で成功した産業は基本的に労働集約型だと思います。
    だったら、労働集約型になっていることを嘆くよりも、労働集約型だからこそ優位に立てるところを探すほうがいいと思います。
    例えば、日本の銀行のシステムはなかなかのものだと思います。米国の銀行に比べてはるかに進んでいると思いますよ。

    • 人口減少しなければ、よかったのでしょうが。もう無理でしょう。
      現有戦力も、今の日本は約4人に1人が65歳以上ですから劣化しすぎ。

      またインドや中国といった10億人の国と
      労働集約で競争しても勝てるわけがないですし。

      > 日本の銀行のシステム

      所詮は20世紀に作った過去の遺産で
      割高なんですよね。
      コストを掛けて、銀行自体が国際競争に負けては意味が無い。

      日本はITが駄目なせいで、マスメディアなど多方面で
      海外に攻め込まれています。
      世界第二位のコンテンツ大国も滅亡への道を転がり落ちていますし。

      ITをなんとかしないと。開発技術だけでなく、立法技術をなんとかしないと
      労働集約では、どうにも成らないと思います。

      親コメント
      • by ttm (8278) on 2010年09月22日 12時58分 (#1828605)

        またインドや中国といった10億人の国と
        労働集約で競争しても勝てるわけがないですし。

        それはそうですね。でも、人数が沢山いることと、技術産業で労働集約して成果をあげることは別問題だと思いますよ。

        日本はITが駄目なせいで、マスメディアなど多方面で
        海外に攻め込まれています。

        私は逆に、マスメディア(および政治)が駄目なせいで日本のITは海外に展開できないのだと思います。
        とはいえ、政治もマスメディアも、日本が苦手な知識集約が要求されているので期待はしていません。

        親コメント
    • >自動車にしろ、昔の造船にしろ、もっと昔の繊維にしろ、日本で成功した産業は基本的に労働集約型だと思います。
      >労働集約型になっていることを嘆くよりも、労働集約型だからこそ優位に立てるところを探すほうがいいと思います。

      かつて日本が成功「した」産業は労働集約型だったかもしれない。
      その頃の日本人の人件費は今ほど高くはなかったからし、労働集約型産業は
      正解だったかもしれない。しかし、もはやそういう時代ではない。

      今や日本人の人件費が高騰したがために、既に昔のような労働集約型では戦え
      なくなっている。日本が生き残るためには知識集約型産業への転換は不可避だった。

      大昔に、偶然あるやり方で上手くいったからと言って、そのやり方に何十年も
      固執するのは老害の第一歩だよ。

      >日本の銀行のシステムはなかなかのものだと思います。米国の銀行に比べてはるかに進んでいると思いますよ。
      採算度外視で肥大化した各社独自仕様で互換性無しの高コストATMシステムなど、
      日本的失敗システムの代表だと思うよ。

      ついで
      >>またインドや中国といった10億人の国と
      >>労働集約で競争しても勝てるわけがないですし。
      人口数億で、英語が話せて、極めつけに人件費や生活費が数分の一以下だったりするしな。
      それを日本のような高コスト国が、労働集約型で価格競争するとワーキングプアになる。

      親コメント
      • by ttm (8278) on 2010年09月22日 14時27分 (#1828688)

        かつて日本が成功「した」産業は労働集約型だったかもしれない。
        その頃の日本人の人件費は今ほど高くはなかったからし、

        日本の自動車が世界を席捲したのは、安かったからでしょうか?
        少なくともアメリカでは品質で認められていましたよ。
        労働集約型で高品質なものを創り出せるのは日本の産業の優れた点だと思います。

        採算度外視で肥大化した各社独自仕様で互換性無しの高コストATMシステムなど、
        日本的失敗システムの代表だと思うよ。

        それこそ日本に閉じ込もったガラパゴス的認識だと思います。
        海外で暮らしてみると、日本の銀行のシステムのすばらしさがよくわかりますよ。

        ついで
        >>またインドや中国といった10億人の国と
        >>労働集約で競争しても勝てるわけがないですし。
        人口数億で、英語が話せて、極めつけに人件費や生活費が数分の一以下だったりするしな。
        それを日本のような高コスト国が、労働集約型で価格競争するとワーキングプアになる。

        元記事での比較対象はアメリカです。
        アメリカのソフトウェア産業は日本よりも賃金が低いのですか?

        親コメント
        • > 安かったからでしょうか?

          まず安かったからです。次が品質だと思います。

          > 日本の銀行のシステムのすばらしさ

          海外に日本の銀行システムが売れたという話は聞きません。
          世界は日本のような高コスト高品質な社会ではなく
          今後もそうなる見込みはありません。

          > アメリカのソフトウェア産業は日本よりも賃金が低いのですか?

          売上とコストの関係で見ると、圧倒的に低いでしょうね。
          例えばマイクロソフトのOSやOffice類は利益率が6~8割。
          勝負になりませんね。

          親コメント
        • >労働集約型で高品質なものを創り出せるのは

          優秀な労働者を低賃金で働かすから、同じ値段でも高品質なものができるんじゃない。
          でまあ、工場労働者が低賃金な上に不安定な労働で、トヨタ子会社やら
          マツダ子会社の労働者が通り魔事件を起こしたりもしていると。

          >それこそ日本に閉じ込もったガラパゴス的認識だと思います。
          >海外で暮らしてみると、日本の銀行のシステムのすばらしさがよくわかりますよ。

          そりゃあ技術としては優れてるさ。
          コスト度外視、採算度外視、給料激安で作るんだもの。
          でもね、それを作ることで銀行がどれだけ利益を上げた?
          日本の銀行の利息が上がったか?

          結果として大赤字なシステムなぞ、経営的には「成功」とはお世辞にも言えないよ。
          #GoogleやアップルのiPhoneが凄いのは、あれで莫大な利益を上げてることだよな。
          #PSXなんてどうだったっけ?

          >アメリカのソフトウェア産業は日本よりも賃金が低いのですか?
          アメリカは知識集約型産業なので、利益率が日本とは比較にならない。
          インドは労働集約型でも、人件費が日本とは比較にならない。

          常識でしょ。

          親コメント
          • by ttm (8278) on 2010年09月22日 18時02分 (#1828892)

            でもね、それを作ることで銀行がどれだけ利益を上げた?
            日本の銀行の利息が上がったか?

            今の日本の銀行の姿こそ、日本ではいかに知識集約ではうまくいかないかを表わしているのでは。
            ちなみに日本の銀行のシステムを労働集約でつくったITゼネコンは、この厳しい経済情勢の中でもそれなりに頑張ってるようです。

            アメリカは知識集約型産業なので、利益率が日本とは比較にならない。
            インドは労働集約型でも、人件費が日本とは比較にならない。

            日本語が通じなかったのでしょうか。
            私は、アメリカとの比較でBRICSの人件費を持ち出すようなトンチンカンが知識集約型産業でメシを食っていけるのですか?と問うたのですよ。

            親コメント
  • 色々な方が、色々とコメントされていらっしゃっていて、それについて私は、正しいとか間違いとか言うつもりはないです。
    ただ、現状のままではいけないというのは、皆さん、共通の認識ではないでしょうか?

    アジャイルプロセス協議会の分科会として、「知働化研究会」というのを昨年8月に発足しました。
    これは、「このまま受託開発で、お客様に言われるがままにソフトウェアを開発してたんじゃ、駄目じゃないの?」「Function Point法を使ってソフトウェア開発の見積もりをしたりしてるけど、機能の集合体がソフトウェアなの?」という危機感や疑問などをベースに、企業や個人が持っている「知」をコードに落とし込んで「働かせる」ためのソフトウェアという観点から、今後のソフトウェア業界、ソフトウェア開発、発注側と受注側の新しい在り方など、いろいろと研究・模索しています。

    どこか外国の大御所のアイディアやソフトウェア工学論とかをベースにしているわけではなく、日本発で、何か新しいソフトウェア開発の在り方について考えてみようじゃないか、という研究会なので、「知働化とは何か?」から始まって、議論は混沌としてはいますけど、でも、「新ソフトウェア宣言」という形で成果物ができて、アジャイルプロセス協議会会報誌第3号に掲載されました。また論文集も近々発行される予定です。

    是非、現状に危機感をお持ちでご興味のある方は、「知働化研究会」に参加してみてください。
    http://www.exekt-lab.org/ [exekt-lab.org]

  • by daisakubang (40790) on 2010年09月23日 11時48分 (#1829237)
    このテーマ、何度かコラムで取り上げようと思って、書くたびに 暗くなってしまいました。それで、書けていません。 取り敢えずてーまがSWですから、これに関してコメントしておきます。 日本のコンピュータ市場の多くの部分(恐らく50%程度)が官公庁の需要です。 彼等の殆どはメインフレームを利用しています。これが、日本のコンピュータ市場が他の諸国と 大きくころなる点です。 当然、それらのSWはCOBBOLベースで手組みです。今から50年以上も前の文化を 保っているのは日本ぐらいです。 メインフレームのプログラミングは既にご存知の如く殆どの発注元は何もしません。 ベンダー任せです。これが諸外国と比べて歪な産業構造を作ってしまいました。 つまり、受託開発であり人月請求方式です。 優秀な人材もそうでない人も一律の支払いが原則です。企業側も年功序列ですから 優秀な人材が高い報酬を取ることが困難な構造となります。 そもそもソフトウエア・エンジニアは一種の職人であり、事務職とは 明らかに異なっています。腕の良い職人は高い報酬を受け取るのは当然なのですが そうなっていません。これは、エンジニア自身の問題であり、彼らを 働かせている企業側の問題です。 何人かが指摘されているようにゲーム・デザイナーはソフトウエア・エンジニアと 違い、高い報酬を受け取っている人が居ますが、その一方極端な低報酬で 働いている人もいます。HPに関連するデザイナーやエンジニアも同様です。 これらを根底から覆すにはまず彼らを受け入れる側の雇用慣習を変える必要が あります。また、働く側の意識改革も欠かせません。 しかし、リスクをとろうとしない日本人の気質にあうのか甚だ疑問ですが。 メインフレームに絡め獲られた日本のソフトウエア産業は既に事実上死んでいます。 再興するには、行政、教育、産業等多方面の人達が現状をゼロレベルで再構築するという 固い意志を持つ必要があると思っています。 でも、企業や官庁の発注形態、雇用方式、教育体制全ての見直しなんてできないのでは ないでしょうか。 「ガラパゴス現象」という言葉を良く聞きますが、ソフトウエア産業こそそのものですね。
    --
    伴大作,Freelance Journalist, Symble,Inc.
  • by Anonymous Coward on 2010年09月22日 10時15分 (#1828458)

    一つは、「環境わりー」はある。
    で(甘えかどうかは別にして)、それを切り離して考えると、自分たちの「上手い仕事」ができてないから今の現状がある、というのもあるかなと。

    なので、あんまり「ソフトウェアエンジニアの地位が低く~」を連発したくなかったりする。

    # でも、アイディアマンとエンジニアが==じゃなきゃいけないのも違うと思うんだよなぁ
    ## 不景気もわかるし、視野が広いほうがいいし、努力すべきではあるだろうけど「君たちが一番顧客に近いのだから、仕事がんばってとらないと~」って営業ってなんなのさ、とかいろいろ

    ======
    という愚痴

  • 下請けで辛いことがあっても荒さんの料理食えばみんなハッピーだよ!
    だよな、岩ちゃん!
  • 困らなかったから? (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年09月22日 10時38分 (#1828469)

    世界に通用しなくても困らなかったからじゃないですかね
    日本だけ相手にしてても十分だったというか
    アメリカさんは世界に通用してくれないと困る規模でやってて

    • by firewheel (31280) on 2010年09月22日 11時38分 (#1828533)

      実際に困ってるじゃん。

      市場が小さく、利益率が低く、生産性は地を這うがごとし。
      あまりに収益が悪いので社員の待遇も悪く、サービス残業が横行し、
      デスマーチや鬱病が日常茶飯事。

      困ってないと言いたいなら、もっと高い利益率を出してから言えと。

      親コメント
    • 1990年代には最適化されていたんですよね。それなりに。

      どの企業も工場は日本にあって、
      国内向けのシステム開発だけやっていればOK。
      役人もバカ高いメインフレームをどんどん買ってくれる。

      自動車、パソコンと日本製ハードウェアは絶好調。
      アメリカ製品は買うものがないけど、貿易摩擦も困るから
      ソフトウェアと牛肉を買ってやる。

      海外製のソフトウェアは文字化けで動かず
      カスタマイズして勿体つけて売れば高値でぼろ儲け。

      若い開発要員は氷河期が一杯余っていて、
      多少デスマーチで戦死しても
      いくらでも代わりが居るという夢のような時代でした。

      親コメント
  • 日本語まわり、ローカライズの問題があるソフト以外は、日本製のソフトウェア製品ってほとんどないないような。
    これは日本では広く使われている、ってソフトは何かあるでしょうか? 文書作成やOCR、ゲームとか以外で。

  • by Anonymous Coward on 2010年09月22日 11時06分 (#1828491)

    記事では「人材を軽視する企業には良い人材は来ない」と書いてあるが、
    なんか会社ありきな論調でかかれているよね。
    別に企業に勤めなくてもソフトウェアエンジニアで、企業勤めよりも
    お金を稼ぐことは可能だし、自分で地位をあげる事も容易。

    ただし、企業勤めの場合と違って社長を兼務しなければならない。
    気づくと、本当に出来る人は社長業に専念するはめになり、
    人を雇って仕事を回すって事に当然なる。
    <基本的に出来るソフト屋はお客をつれて独立するからw
    <会社に居残っているソフト屋は・・・・w

    ちなみに、年度間の会社設立件数はソフト屋が凄く多い。
    そんでもって、つぶれるのもソフト屋が多い
    <社長がいつまでもエンジニアだと新規顧客を取れないからw

    本題の世界うんぬんは、日本のソフトが世界に通用しなわけ
    ではなく、世界へ向けて作っていないだけって話もある。
    制御系や操作系のソフト(NCとかロボットとか)の開発環境
    とかアプリとかは、日本製って結構多いしね。(当然多言語版)

  • by shoji12 (14093) on 2010年09月22日 11時29分 (#1828522)

    法令を変えて、
    1.学習指導要領を廃止する。
    2.教科書検定を廃止する。
    3.教員の人事権を、学校ごとの保護者全員に付与する。
    4.教員の授業は、全国の希望する児童生徒全員が受講できる。
    そうすれば、100年後には、”日本のソフトウエア”はなくなり、”太郎くんのソフトウエア、花子さんのソフトウエア”になります。
    100年後には、日本国は物理的にも政治的にも消滅しているから、今のうちに、100人プログラマーがいたら、100の異なるプログラムができる、
    つまり、国には依存しない、個人の信念だけでプログラムを作れる環境にしてしまう事です。
    プログラマーに、国は必要ありません。顧客は必要です。
    一つしかないプログラムを使用するより、100個の中から選択できる方が、顧客は喜ぶでしょう。
    きっと、99個のプログラムは使用されなくなるでしょう。
    それでいいのです。

  • 日本とアメリカを比較して「日本のソフトウェアは世界で通用していない」って言ってるけど、そもそもアメリカ以外のソフトウェア産業って世界で通用しているんだろうか。スーパーハッカーなど個人レベルなら米国以外でもチラチラ名前が出てる気がするけど、産業レベルになるとアメリカ一人勝ちって気がする。

    もし本当にアメリカ一人勝ちなんだとしたら、異常なのは日本ではなくてアメリカの産業構造(社会構造?)の方なんじゃないだろうか。

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