日経Linux、創刊から今までの編集記事をPDF化した全集を発行 56
ストーリー by kazekiri
微妙 部門より
微妙 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
日経Linuxが、1999年10月の創刊号から2010年9月号までの11年間分の編集記事をPDF化した全集をUSBメモリーで発行するとのこと(日経BP社のITpro書店の内容紹介)。値段は39,000円だが、2010年12月15日までは24,900円で販売するとのこと。
ただし、コピーガードがかかっており、ハードディスクへのコピーができないのみならず、LinuxやMacや64bit Windowsでは動作しないとのこと。いくらプロテクトを解除する方法があるだろうとはいえ、デフォでこの制限は酷いような…。
日経『Linux』なのに? (スコア:5, おもしろおかしい)
日経LinuxなのにLinuxで読めないって……
Re:日経『Linux』なのに? (スコア:1, 興味深い)
Linuxがインストールできてしまったらもはや用済みな、インストール記事ばっかりだから……、とか?
#いや、一時期は確かに必要だったんですがね。
よし次の特集はこれだ (スコア:1, おもしろおかしい)
という特集が組まれるわけですね。
Re:日経『Linux』なのに? (スコア:1)
仮想ソフトでWindowsを動かして……
VirtualBoxはUSB対応してるから、アクセスできるかな?
# 試すにはこの商品の値段はちょっと高い
## WindowsはMicrosoftからテスト用のvhdをDLして何とか
-- う~ん、バッドノウハウ?
Re: (スコア:0)
なかなか信じられないのですが、
Linux使ってる人はどうやらWindowsも持っているのが普通らしいのです!
そしてその比率は少なくとも90%越えてるらしいのです。
# ノートはMac、家ではLinux、職場は64bit Windowsです。困ったなぁ...
Re: (スコア:0)
x64WIN7のx86XPモードでも弾くなのかな。
x64WIN7のストレージドライバ段階でってこと?
XPモードで行けるなら大した問題じゃない気がする。
わざわざこのためにXPモード入れないだろうけど。
Re: (スコア:0)
64bit用ドライバがなくても、USB機器が使えたりするから、いけるかもしれない。
これはハッカーへの挑戦状だろ (スコア:3, おもしろおかしい)
Re:これはハッカーへの挑戦状だろ (スコア:3, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
だがそれはBSAやACCSの卑劣な罠だった!
が、被疑者全員が「ネットに晒された「弊社採用のご案内」を見ただけで、
誰一人とし日経Linux全集を持っている者はいなかった・・・
#に、1000カノッサ
Re:これはハッカーへの挑戦状だろ (スコア:1, おもしろおかしい)
コピープロテクトのソフトがWin32のみ対応というだけで、MacやLinuxで見に行くとそこには生のデータがまる見え!
なんてことはないだろうな。
OSSの記事でバックアップの複製すら不可ね (スコア:2, 参考になる)
クリエイティブ・コモンズにしろとは言わないが、著作権的に再頒布
不可能な記事のみプロテクトすればいいと思うのだが。
どうにもならない・・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
既に自宅の環境がVista64bitと7の64bitで、リムーバブルでUbuntuという状態では、創刊号から読んでいた私といえど買ったところで使うことが出来ないとは・・・
日経ネットワークの全集はHDDにインストールして読むことが出来て便利だったのに、読者であるLinuxユーザに喧嘩を売っている日経Linuxの編集は狂っているとしか思えない。
コピーなどを嫌ったのかもしれないが、返って販売量が大幅に減少するであろうということに気がつかなかったのだろうか。
Re:どうにもならない・・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
>日経ネットワークの全集はHDDにインストールして読むことが出来て便利だったのに、読者であるLinuxユーザに喧嘩を売っている日経Linuxの編集は狂っているとしか思えない。
編集し記事を書いている人たちと、その上の人たち(経営陣?)では目的意識も知識もまるで違うんじゃないでしょうか。
結局上の人たちを説得して納得いくモノができず、最後はgdgdになって潰れて消え去るのは日本(日経?)っぽくていいかも。
Linux Japan (スコア:2)
その点,Linux Japanの最後は大盤振る舞いだったよなぁ.
# 最終号しか買ってません.私みたいなのがいるから廃刊に...ごめんなさい.
Re: (スコア:0)
「The BASIC」と同じように、誰かの暴言のせいかと思っていた…。
と文句言う前に読む価値ある雑誌なのか? (スコア:2)
内容をいつも見る限りホビー向け雑誌なので、会社で年間購読も難しいだろうし。
Android 携帯の改造とか、これってネットランナーとかハッカージャパン並みじゃね?
と思う時もある。エンタープライズ向けの特集記事書いたら特集4とかだし。
そろそろ、ウェブにシフトしてもいいのではないだろうか。
PCにECC Registeredメモリの利用を推奨します。
Re: (スコア:0)
Linux専門誌が軒並み休刊していく中、今でも残ってるんだから売り方はうまいんじゃないですかね。
たとえば安易に電子化したものをコピーフリーにしないとか。
日経ブランドなので (スコア:0)
誤植は修正されているのだろうか? (スコア:2, 興味深い)
Linuxに関しててんでビギナーだった頃、日経Linuxの記事の誤植にづまづいてどんだけの時間を無駄にしたか。
その後知識も身に付いて、本屋で立ち読み時にも間違いにも気づく様になって、「相変わらず日経Linuxの記事は間違いが多いなぁ」と思わされ続けてきたので、今回のPDF化を機会にちゃんと間違い部分を修正するのかが気になる。それなりの金額で販売するみたいだからね。
余談ながらAmazon Kindle(まだ持ってない)で読めるPDF記事が欲しいと思っているのでちょっと目を留めてみたが、こんだけの金を払ってこのPDFデータを手に入れる意味は全く無いな。Kindleでも当然読めないんだろうから。
# 個人的にはLinux World誌の記事の方を評価していたので廃刊になった時は寂しかった。
Re: (スコア:0)
この手の全集系PDFって、コピープロテクトが掛ってなくても
一冊がPDF一ファイルになってるんじゃなくて
記事毎にファイルがバラバラになってるヤツがありますよね。
そういう形式だとiPadやらにコピーして読み辛い。
自分で加工とかしたらなんとかなるのかもしれないけど。
Re:誤植は修正されているのだろうか? (スコア:1)
> 記事毎にファイルがバラバラになってるヤツがありますよね。
> そういう形式だとiPadやらにコピーして読み辛い。
毎月2~3ページの連載記事なんかだと、PDF化のやりかた(分類方法)によってはホントに読みづらいかも知れませんね。出版された号単位でPDF化されるのか、連載記事ごとにまとめられるのか。個人的には後者の方が確実に読みやすいです。
> 自分で加工とかしたらなんとかなるのかもしれないけど。
今回の発売ではこの自由は与えられてい無い訳ですよね・・
実用面でのリソースを再利用するというよりは、11年も続いたという記念的な意味が強いのかな?
Re: (スコア:0)
Re:誤植は修正されているのだろうか? (スコア:1)
> そして修正したらしたで「過ちを隠蔽した」とかなんとか叩くのですねわかります。
私はそれはちょっと違うと思います。
雑誌では再版がまずありませんが、書籍の場合は版数を重ねる毎に誤植が減ったり、時代に応じた記述に書き換えられたりするのがあたりまえです。電子データだから修正したらダメって言うのは変じゃないかと個人的には思います。例えば業務文書だってレビジョンアップしていく訳だし、ソフトウェアだって同じようなもんだと思います。
人間が作っている以上、間違いの無い完璧な文書なんて、納期を抱えている事もあって出来るハズがありません。100点満点の記事を書いて出版するなんて考えでは永遠に世に出せないでしょうね。
今回PDF化してお高い値段で販売する以上、出版後に分かっている部分のミスくらいは修正して販売すべきではないかと思った訳ですが、おそらくメモリアルPDF的な短絡的な発想だと思うので期待は出来ないでしょう。私はライターでもありませんし、出版業界の事は良く分かりませんが、雑誌にかんして言えば出版して売ってしまえばお終いって感覚が当たり前なのでしょうね。
そろそろ終わりなのかな... (スコア:1, 興味深い)
最後の Linux 雑誌ですよね? それだけ Linux がコモディティ化した、ということかしらん。
想定する購買層が不明(Re:そろそろ終わりなのかな...) (スコア:1)
時々本屋で見かけますが、どういう購買層を想定しているのかさっぱり判りません。
今現在、店頭にある最新号の特集も、「無線LANルーター&子機を自作」ですよ。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20101006/352670/ [nikkeibp.co.jp]
どう考えても、専用のAPやコンバータ買った方が安上がりだし運用も楽。
失礼は承知の上で書くけど、「会社で知ったかぶりして、実際には永遠に
Linuxを使わない半可通」向けなのかと疑ってしまいます。
あと、今時ディストリビューションをDVD-ROMに収録して付録にしてるのも意味不明かな。
Re:そろそろ終わりなのかな... (スコア:1, 参考になる)
>『休刊』前の最後の一稼ぎなのかなぁ。
そんな雰囲気ですね。
負担を掛けずに発行して、少し売れてプラスになればいいやというような。
Re: (スコア:0)
コモディティ化はしてないでしょう。
このようなものを追求するような人はもう雑誌など見なくなった、Web上の体験談的な記録のほうを追求するようになったというだけではないかと。
インスタントな解法さえ手に入れば深遠な知識など要らない、便利依存症が闊歩する世の中です。
とりあえず、今月号に広告が載っていたので (スコア:1, すばらしい洞察)
今月号の読者アンケートに文句を記入しておいた。
しかし、この調子だと、編集でLinuxや64bit機を使っている奴が居ないんじゃないかと思われるね。
日経BPの他誌のほうがLinuxや64bit機を使っていたりして。
Re:とりあえず、今月号に広告が載っていたので (スコア:1, すばらしい洞察)
そうじゃなくて、単純に入手可能なコピーガード付のUSBメモリがWin32にしか対応していなかっただけでしょ。
コピーガード機能を編集部で自作したとも思えんし、もしそうならLinux非対応なんてたぶんやらないだろうし。
一瞬買うか買うまいか迷ったけど、\25000もしてHDD内に落とせないならイラネ。
いっそ (スコア:1, すばらしい洞察)
Kindle版で出してくれればいいのに。
#日本の出版社の意地なのだろうか。
Sampleで目次のみ提供。必要な記事だけを一個単位or一冊単位で販売とか。
Re:いっそ (スコア:1)
> Kindle版で出してくれればいいのに。
ほんとそう思います。
私は、まだKindleは持っていませんが、読みたいと思うものが無いと買う意味ありませんからね。
コンテンツを増やすという事を先にやって欲しい。
ま、日経Linuxにそれを期待するのは変かも知れませんが、先を見る目とか、開拓して行く気持ちとか全く感じられないのが残念ですね。(日本)企業としては採算が見合わない事はやらないのが基本なのでしゃあないのかな。どこかがやりだしたら追従するっていうのが大抵のパターン。
コピーガード (スコア:1)
「ハードディスクへのコピーができない」とか、
「LinuxやMacや64bit Windowsでは動作しない」とか、
どうやったらそんなことが?
<妄想>
USBポートに差し込んだ途端、ファイルシステムにフックを仕掛けるようなフィルタドライバをインストールするとか。
オートランをオフにしてたら見れないとか。
</妄想>
仮にそんなことがあるとしたらすごく不安だね。
考え過ぎかな。
Re:コピーガード (スコア:2, すばらしい洞察)
>USBポートに差し込んだ途端、ファイルシステムにフックを仕掛けるようなフィルタドライバをインストールするとか。
>オートランをオフにしてたら見れないとか。
></妄想>
>
>仮にそんなことがあるとしたらすごく不安だね。
世の中にはデータが暗号化されて保存されるUSBメモリというのがありまして、
それは、
USBメモリから直接読むと復号できないけど、
オートランなり手動なりでアプリやドライバを起動して、
それ経由でデータを読まないとまともに読めない、
という機構を備えています。
今回のは、それなんじゃないでしょうか。
Windows32bit版でしか読めないのは、そのアプリなりドライバなりが対応していないんでしょうね。
Re:コピーガード (スコア:1, すばらしい洞察)
ハードディスクにコピーする必要が無い(むしろさせたくない)のだから、ファイルシステムにフックしちゃいけないでしょ。特定のアプリケーションから、ある「秘密の」プロトコルでアクセスした場合にのみ返事をしてデータを取り出せるようになっていればそれでいい。要するに、USBマスストレージクラスに対応していない外部記憶、であればいいんですよ。
たとえば、iPod touchやiPhoneなどのようにUSBでデータ転送できるけど、エクスプローラーでは見えなくて転送には専用アプリケーションが必要、なんていうUSB機器はいくらでもあるでしょう?
デバイスクラスとしてはCDC(Comminucation Data Class)デバイスとして構成してやって、「専用ビューア」上にのみデータアクセスプロトコルを搭載すればそれでOK。32bit Windows限定なのは、デバイスドライバが32bit用しか用意していないからでしょう
Re:コピーガード (スコア:1)
うーん、でも...
ITproの紹介文 [nikkeibp.co.jp]には、「Adobe Reader 5以上、Adobe Acrobat 5以上 ※他のPDFリーダーではご覧になれません」って書いてあるので、「専用ビューア」じゃなくて、Adobe Readerを使うんだと読み取れます。
32bit Windows限定ってことだから、カーネルレベルでなんかやってると思うんですが、Adobe Readerを使うということなので、IFS(インストーラブル・ファイルシステム)ドライバを使うんじゃないでしょうか。
あと、Adobe Readerのメニュー [ファイル(F)]/[コピーを保存(A)...] をどうやって回避しているのか興味があります。
Re:コピーガード (スコア:3, 参考になる)
以前、ダウンロード販売で買ったとある漫画 [wikipedia.org]は、Adobe Reader ベースな専用アプリ閲覧でした。
ダウンロードしたファイルを展開すると拡張子PDFなファイルがあるのですが、暗号化されているらしく、そのまま Adobe Reader で開いても見ることはできません。
付属の実行ファイルを起動すると、サーバと通信してDRMチェックの後、復号してから専用ビューアが起動。
Adobe Readerのメニューなんか無いので当然保存もできません。
また、専用アプリが画面キャプチャをチェックしているらしく、PrintScreenは効きませんし、
VNC サーバが上がってる状態だと閲覧できませんでした。
今ちょっとファイルを掘り起こして調べたんですが、実行ファイルのプロパティ情報からすると、Pirates Buster for e-Book [pb-security.jp]ってのを使ってるみたい。
#「閲覧時には毎回サーバと通信する」という仕様のおかげで、
#出版社が倒産した結果、購入したファイルはゴミになってしまいました…
こういうシステムを使って、あとはデータをUSBメモリ内のMass Storage Class でないデバイスから読み込むとかすれば、データをコピーできない電子書籍の出来上がりって感じじゃないですかね。
と、ここまで書いたところでちょっとググってみたら、コンテンツガードUSBメモリー [abroad-sys.com]って製品を見つけました。
エクスプローラからファイルが見えますが、コピーも出来ないし、アプリからの別名保存もできなくなるみたいです。
アプリ監視してファイル読み書きをフックとかしてるんですかね。
Re:コピーガード (スコア:1, おもしろおかしい)
それはその漫画を買おうと考えておきながら出版社が倒産する可能性を考えなかったあなたが悪い。
# ソフトバンクパブリッシングの行く末が心配なのでAC
Re: (スコア:0)
PDFの属性(?)で「印刷を許可する/しない」とか「コピーを許可する/しない」とか
設定できたんじゃなかったっけ?
PDFリーダーに元からそういう機能が付いている(付けることを求められている)んじゃ?
前にMac OS Xのプレビューでその辺の制限が回避できる(制限が機能していない)とかで
修正入ったような気がするし。
日本の出版社が望む電子書籍の実例の一つ (スコア:1)
どうせなら日経本紙でやってくれ。正直生まれた日の新聞一面より、物心ついたあとの新聞一面のほうが嬉しい。
ひところはDVD全集が流行ったけど (スコア:0)
USBメモリになったところに時代を感じますね。
Re:ひところはDVD全集が流行ったけど (スコア:2, おもしろおかしい)
どうも先月号の編集後記を読んだ限りでは、時代とか価格とかではなく、
コピーガードが掛けたくて、USBメモリにしたっぽいです。
価格はDVDより上がるそうなので。
Re:ひところはDVD全集が流行ったけど (スコア:1, 興味深い)
Re: (スコア:0)
推測
>価格はDVDより上がるそうなので。
事実
ちょっとまてや (スコア:0)
>ただし、コピーガードがかかっており、ハードディスクへのコピーができないのみならず、LinuxやMacや64bit Windowsでは動作しないとのこと。
Windows含めてうちのマシン全滅だ、アホか
技術資料として使えるSD(ソフトウェアデザイン)が2000円程度なのに (スコア:0)
日経**が日本のコンピューター産業とそこで働く人たちを殺そうとしてるって云う
証拠みたいな話だと思う。
Re: (スコア:0)
Re:これがウンコ日経クオリティw (スコア:1, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
こんな魔法の文章を読める新聞が消えていいんですか!?
って銀行屋に説明すりゃぁいいのさ。
文系に限らず、政府系とかでも、
ちょっと株価安めに持って行きたいんだけど、いいネタ無いですか?
とかいってこ洒落た店で酒飲ませれば次の日にはその通り。
こんな簡単な世論操作の道具を手放す訳には行かんでしょう。
Re: (スコア:0)