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電力

中部電力で0.07秒間の電圧降下発生、四日市工業地帯に大きな影響 94

ストーリー by hylom
瞬断をなめたらあかん 部門より

asa_m05 曰く、

12月8日朝、三重、愛知、岐阜で電圧が約0.07秒間、最大で半分程度に下がった。中部電力の四日市火力発電所の設備不具合が原因。これにより、半導体工場や製油所、自動車工場などが操業に影響を受けたという(朝日新聞の記事)。

たとえば東芝の四日市工場では、フラッシュメモリ製造工場のクリーンルームの空調設備が停止。10日の復旧を目指し室内の洗浄作業などを行っているという。これにより、来年1~2月の出荷量が最大2割程度落ち込む可能性があるそうだ。

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  • by Anonymous Coward on 2010年12月09日 19時27分 (#1871427)
    以前、電源の試験とかをしていて、瞬停なら問題無かったのが、瞬降で破損してしまうという事がありました。
    その時は、100V/200V切り替え回路が誤動作して、復帰時に過電圧がかかってしまうと言う物でした。
    スイッチング電源とかだと、入力電圧半分なら入力電流が倍になってもおかしくないので、その辺りが原因で故障した機器があったのかも。
    • >以前、電源の試験とかをしていて、瞬停なら問題無かったのが、瞬降で破損してしまうという事がありました。
      >その時は、100V/200V切り替え回路が誤動作して、復帰時に過電圧がかかってしまうと言う物でした。

      それはワールドワイド対応(100~240V)の降圧スイッチング電源で起きる問題ですね。
      倍電圧整流を利用して、①100→200Vに上げてから12V②240V(220V)はそのまま12V直流を
      作る電源などでは、通常は自動切換えしています。

      ところが240V(220V)系が、瞬降で100Vだと誤認識すると、倍電圧整流が動き出し、
      戻った際に240V→480Vへ倍電圧整流がかかって、内部ブリッジダイオードが
      飛んでしまうという・・

      どうやって対策したっけかな。よく覚えてないけど

      親コメント
  • たった4波で夜も眠れず (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2010年12月09日 19時08分 (#1871413)

    瞬断といっても4波欠けただけで止まってしまうようなクリティカルな装置も多いんですね。
    # 対策ぐらいしておけよ

    • by Anonymous Coward on 2010年12月09日 23時50分 (#1871609)
      瞬停の難しいところは、「停止時間が長いほうが危険」とは一概に言えないところ。
      トランス等の磁気回路における飽和があるためです。
      今回は違いますが、半波欠けるのが一番怖い(と思った)。
      親コメント
  • by NOBAX (21937) on 2010年12月09日 19時12分 (#1871416)
    普通は停電対策として、2系統から電力を引き込むとか、
    瞬停対策のバックアップ電源を咬ませるとか、対策は講じていると思うのですが、
    今回、どうしてトラブルに至ったのか興味のあるところです。

    この程度でコンビナートが止まってしまうのでは、テロが心配ですね。
  • 確か超電導電力貯蔵装置を使った無停電電源装置を導入していたような。
    でもこれでも0.05秒間の瞬断までにしか対応していないということなので、
    今回の事例を想定した場合だとラインの停止は免れないかもしれませんね。

    --
    masamic
  • by Anonymous Coward on 2010年12月09日 19時45分 (#1871443)

    そんなに重要なら、CVCFかましていれば無問題だったし、保険に入っていれば少なくとも金銭的な被害は何とかなった
    大体製造業はロスカット名目に冗長を抜きすぎる。カンバン方式もそうだし、データ回線の二重化なんか
    使っていない待機側がもったいないという理由でVRRPで複数経路を広告する、それが社内の都合で駄目なら
    NAT使ってでも強引に使おうとする。QoSかけると金がかかるからそっちで何とかしろと。
    で、こっちは制限事項を契約書に書いているけど、何とかしろとの横紙破り。

    金をかけなきゃリスクは回避できまへん。水も空気もただではないと知っている半導体屋ならなおさら。

    • by Anonymous Coward on 2010年12月09日 19時56分 (#1871448)

      現象の発生率×被害額がCVCFのコストより下なら、置かないという選択肢もあるはず。

      正しく計算された保険であれば、保険料は現象の発生率×被害額+保険会社の取り分なので、
      一発倒産しない限りは、保険に入らないほうが合理的ともいえる。
      (保険の方は一般家庭でも同じこと)

      ま、板ばさみになるAC氏にしてみれば、理屈なんてどうでも良いのでしょうけどね。

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    • by Anonymous Coward on 2010年12月10日 0時20分 (#1871632)

      製造業だってリスク管理はしているよ。
      今回の件だって復旧に数日かかっても在庫で対応できるから
      少なくとも納品先に迷惑はかけない。
      10年に1度あるかないかの事象に対して大金をかけるのは不合理でしょ。

      トヨタはリスクマネジメントの先駆けだしね、
      それを踏まえてのカンバンなんだから、トラブルが発生した時は
      即座にリスクマネジメントの見直しをしてる。
      製造業と言っても作っているものがピンキリなんだし、
      すべてのメーカーがリスク評価を半導体製造業並にする必要はないでしょ。

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  • by wakatonoo2 (30019) on 2010年12月09日 22時40分 (#1871552) 日記

    電圧ディップ試験 [nfcorp.co.jp]してないんか
    医療機器あたりだと必須なんだけどな。IEC 61000-4-11:2004とか。

    半導体製造装置だとSEMI F47規格 [fujielectric.co.jp]あたりか

    基本的には雷とかでディップ/瞬断/サグは発生するんだから、対策してそうなもんだが。
    電力会社はこれらの影響に対して一切補償していないし。(例外 [2ch.net]もあるにはある)

  • by Anonymous Coward on 2010年12月09日 19時12分 (#1871417)

    不勉強なので、一瞬の不具合がこんなに影響大きいとは知りませんでした。

    常に完璧でなければいけないインフラを維持するのは大変なことなんでしょうね。
    (それに不具合が起きないのが普通で、達成しても誰も誉めてくれないし)

  • 日本の電力供給品質が高いとはきいてますが、電力異常の対策って何もしてないので
    しょうか?
    半導体製品で、インドネシアとか発展途上国製のものが多いけど、あちらの方の工場
    は厳重に対策してるのかな。
    日本の工場をマザー工場にして、海外に持って行くけど、現地工場はインフラ関係に
    自前の対策をしていると言うことかな。
    • by gonzo (38147) on 2010年12月10日 9時51分 (#1871728)

      全てがそうとは言わないが、気にしない場合も多い。

      最近、とあるIC部品の故障が多発していて、かつロットに依存傾向があったので調べたら
      ・その日に工場のある地区で停電があった →行政に確認して発覚
      ・それのせいかどうかは分からないが、工程に不備もあった →公式回答ではないが、担当者から漏れ聞こえてきた
      という事が分かった。

      原因が正しいかはまだ不明だが、欠陥のあるIC部品が出荷されてきたのは間違いなく、
      これからさらに追求するつもりですが、
      停電や工程ミスは出荷になんら影響しないことを知りました。

      生産に不備があっても、また工程のミスがあっても、
      通り一遍の検査が通れば平気で出荷するベンダも多いので非常に怖いです。
      通電してすぐに壊れてくれるならまだしも、半年~一年とか期間を空けて故障が多発すると
      お客さんに迷惑をかけるだけではなく原因調査が難しくなる。

      納期も大事だし売り上げも大事だけど、
      あちらの方では品質を維持するという考えは非常に薄いので大変です。

      不良品だったら交換すればいい、と言うのが外国の常識であって、
      日本の様に[不良を出さないように]とアレコレするのは過剰品質!!
      最初から不良を出さないのが当然であり、後で対処するよりよっぽど楽だとおもうのは日本人だけらしい。

      また、人件費が安いのでシステムとして対処するよりも人海戦術で対処したがるのも特徴。

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    • by Anonymous Coward on 2010年12月09日 22時39分 (#1871550)

      商用電源につないで使う安定化装置というものがあります。
      220Vが140Vくらいまで低下しても安定して220Vを供給できます。
      停電には対応できませんけど。
      電力事情の悪い中国でも普通に使われています。

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    • by Anonymous Coward on 2010年12月09日 22時47分 (#1871559)
      インドネシアにある半導体工場の大部分は、 ウエハに回路を作り込む前工程ではなく、 ウエハを切断して、ワイヤボンディングして 樹脂封入する後工程の工場なので、 クリーン度はさほどいりません。 空調が1秒ぐらい止まっても問題ないかもしれません。 http://www.semiconductorjapan.net/report/asean/asean.html [semiconductorjapan.net]
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  • by Anonymous Coward on 2010年12月09日 19時22分 (#1871424)
    それが不思議。
    • by Anonymous Coward on 2010年12月09日 20時40分 (#1871479)

      落雷の場合は警報が出るので瞬停に備えた操業に入ります。そのため、被害はほとんどありません。
      設備故障なんかの場合は全く予測できないので、被害が大きくなります。

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    • by Anonymous Coward
      複数のルートがあっても、元が止まったんじゃどうしようもないよねってことなのかな?
  • by Anonymous Coward on 2010年12月09日 19時33分 (#1871429)
    この事故で中部電力が支払うことになる損害賠償の金額、その損害賠償が中部電力の株価に及ぼす影響、そして経営陣の責任の取り方。
    • by Ambitious Coward (31380) on 2010年12月09日 20時06分 (#1871456)
      電力会社の損害賠償はないと思いますよ。
      停電、瞬低は起こりえる事象なので自衛措置を取ってください
      というのが電力会社のスタンスです。普通の契約の場合。
      もしかしたら、大工場などの場合は特殊な契約があるのかもしれませんが。

      ちなみに、以下は軽く検索して出てきた東北電力の場合です。
      http://www.tohoku-epco.co.jp/dbusiness/service/blackout.html [tohoku-epco.co.jp]
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      • by slashdotter (8213) on 2010年12月09日 23時08分 (#1871577) 日記

        中部電力の電気供給約款がこちら [chuden.co.jp]にあります。
        その「6 需給契約の申込み」に,「(4) 電圧または周波数の変動等によって損害を受けるおそれがある場合は,無停電電源装置の設置等必要な措置を講じていただきます。」とあります。顧客側で自衛せよということでしょうね。

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      • by LoadFF (27414) on 2010年12月09日 20時59分 (#1871488)
        契約上どうなってるかは知りませんが、電力供給において
        大口顧客がかなり優遇されているのは事実です。
        事故や落雷など不可抗力での停電が生じた場合でも優先して
        復旧(と言うか融通)するように求められましたし。

        電力会社側にそれだけのコストを求める以上、顧客側も
        それなりのコストが求められるわけで、場合によっては
        電力会社側に責任を求められるかもしれません。
        --
        如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
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    • by nmaeda (5111) on 2010年12月09日 20時16分 (#1871463)

      電力会社が供給する電力について何らかの保証をしている? そんなことはないと思う。影響の大きさから、工場のような事業用施設を優先してくれるだけで。

      本当に重要なら、事業者側で電圧降下や瞬停の対策はしているだろうし。JR東日本は自前の発電所を持ってる。

      日本の電力会社の停電は平均で年10分だったかな。かなり優秀なのでは。インドあたりだと大きな工場は自前で発電設備を持つことが常識らしいし。

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      • by Anonymous Coward on 2010年12月09日 22時06分 (#1871534)

        インドといえば、東芝が停電に対応したテレビを発表してた

        東芝:ニュースリリース (2010-12-06):インド市場向け液晶テレビの発売について
        http://www.toshiba.co.jp/about/press/2010_12/pr_j0602.htm [toshiba.co.jp]

        >(1)「PC1」(32V型、24V型)
        >RFブースター注2内蔵により弱電界地域に対応し、
        >バッテリー搭載で停電時にも最大約2時間の視聴を可能にしました。
        >また、LEDバックライトを採用し低消費電力化を実現しました。

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    • Re:文型人間的認識 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2010年12月09日 19時38分 (#1871436)

      でも、中電の電力系統システムや発変電設備って、相当数が東芝担当というオチ。

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  • by Anonymous Coward on 2010年12月09日 21時01分 (#1871489)
    話はぜんぜん違ってて恐縮なんだが、東京ガスにはマイコンメーターと 言うものがあって地震とか長時間の一定出力を検知してガスを止める ようになってるのよ。これ電源どうしているか聞いてみたら「電池です」 って言ってた。
    ひるがえって電力系って、そういう安全装置は過電流にたいする ブレーカーだけなのよね。
    制御といえば電気屋の分野なのに、ガス屋がこんなに前向きなのに、 もうちょっと工夫できんものかと(阪神大震災当時)電気屋として ちょっとへこんだのでした。
    • by Anonymous Coward on 2010年12月09日 21時21分 (#1871496)

      あと、具体的に何が欲しいですかね。
      別の方が書いているように、末端には漏電遮断器がありますし、地絡も検出して地絡区間だけ遮断するようなこともできたと理解しています(おぼろげな知識ですが)。

      阪神の時に電気火災が起きたのは、異常な使用状態 [adniss.jp]になった電気機器が正常に作動してしまったのが原因の一部と言われているようですね。こういったケースに限って言えば、例えば機器側の安全装置の拡充なんかは(当然)やるべきことと思います。

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    • by Anonymous Coward on 2010年12月09日 21時15分 (#1871494)

      アナログな方法ですが、分電盤のブレーカーにおもりをひもで結びつけ、基盤のプラスチックに引っかけています。地震で揺れると、おもりが落ちて、その弾みで配電盤のスイッチが切れる仕組み。

      PCは急に消えると困るので、エアコンや調理家電の部分にだけ仕掛けています。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      漏電遮断器ってのもありますよ。

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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー

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