301797
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あるAnonymous Coward 曰く、
全世界で出版された全ての書籍情報へのアクセスを目標に掲げる「Open Library」が、北米地域の150以上の図書館と提携して電子書籍の貸し出しプログラムを開始した(Open Library - Borrow Books、Internet Archive、本家/.)。
Open Libraryでは既に100万冊以上の電子書籍を制限なく読むことができるが、このプログラムでは各図書館の所有する8万冊以上の電子書籍を借りて読むことが可能となる。貸し出し対象となる電子書籍は主に20世紀の作品で、希少性のある本や取扱いに注意を要する古い本などをスキャンして貸し出す図書館もある。閲覧方式はウェブブラウザ、PDF、ePubが用意されるとのことだ。
貸し出しプログラムの利用にはユーザー登録が必要で、1回につき最大5冊、最長2週間まで借りることができる。紙の本と同様に、貸し出し中の電子書籍は借りることができない。
301801
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あるAnonymous Coward 曰く、
昨年何度かストーリーに取り上げられている、岡崎市立中央図書館のWebサイトで発生した障害に関連して利用者の中川氏が逮捕された件が、ようやく大団円を迎えたようだ。
岡崎市内の市民団体「リブラサポータークラブ」のコーディネートのもと、岡崎市立中央図書館長と中川氏の共同声明「"Librahack"共同声明」が発表された(
"Librahack"共同声明、
岡崎市立中央図書館の発表
、中川氏による告知)。
なお、図書館側は被害届を取り下げない理由について次のように記述している。
当館は、ご本人様に事案発覚当時の状況とあわせて提出した被害届を取り下げないことについて説明いたしました。ご本人様は、安全で安心な市民生活を実現するため、行政として被害届を提出する必要性があると判断すれば躊躇することがないようにとの思いを込め、当館の判断に理解を示してくださいました。
これはつまり、「これで被害届の取り下げなんかしたら、今後、市の職員が、被害届を出すのをためらうようになってしまい、安全で安心な市民生活の実現が阻害されてしまうぞ。それでもいいの?」という趣旨と思われるが、ということは、岡崎市は、一度出された被害届はそれが間違いであったとわかっても、けっして取り下げることはない、そういう自治体であるということなのだろう。
また、Wingard 曰く、
岡崎市中央図書館は、図書館サイトへのクローリング行為について、「技術的に一定の配慮が施されたもので、その意図も図書館システムの利便性を補おうとするものであったことと理解しています」と発表し、一連の行為に犯罪性はなかったと発表した。謝罪までにかなり時間がかかった印象があったが、今回の発表にて一連の騒動はひと段落といったところだろうか。
301807
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danceman 曰く、
RBC Capital MarketsとChangeWaveが今年の1月31日から2月9日にかけて3,091人を対象に行った調査によると、
スティーブ・ジョブズ氏がアップルから離れた場合、アップル製品に対する購買意欲が薄れると答えた人は7%、購買意欲に変化なしと答えた人は84%だったとのこと
(AppleInsiderの記事)。
2008年6月に行われた同様の調査では18%の人が、ジョブズ氏がいなければアップル製品の購入に消極的になると答えていたという。
RBC Capital MarketsのMike Abramsky氏は、この3年間で「アップル」ブランドの認知度が高まり、ジョブズ氏の存在よりも大きくなったことを示すとしている。2009年の(ジョブズ氏の療養休暇中にアップルの指揮を執った)最高執行責任者ティム・クック氏の成功により、ジョブズ氏なしのアップルに関する懸念が薄れた点も大きいようだ。
301886
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cheez 曰く、
「Graf_chokolo」の名で知られるPS3ハッカーの自宅に家宅捜索が入ったそうだ(PSGroove.com、本家/.)。
警察は彼の持つ全てのアカウントおよびPS3のハッキングに関わる全てを差し押さえたとのこと。Graf_chokoloは自身の身に何かあった場合には、彼の知りうるPS3のハイパーバイザに関する全ての情報を公開すると公言しており、実際に「Hypervisor Bible」としてファイル群がリリースされた。このファイル群は、今後リバースエンジニアリングを更に進めるのに利用できるであろうとのことだ。
301814
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あるAnonymous Coward 曰く、
Googleは検索アルゴリズムを変更し、品質の低いサイトの検索順位が低くなるように改良する(公式ブログの記事、ITmediaの記事)。
これにより、「研究や詳細なレポート、興味深い分析といったオリジナルのコンテンツや情報」の順位が上がるということで、検索結果の11.8%に変化が現れるという。初めは米国でのみ適用し、続いて他の地域でも提供していく予定とのこと。
なお、Googleは低品質なサイトをブロックするChrome拡張を2月に公開しているが、そこで報告されたフィードバックを検索結果に反映させるようなことは行っていないとのこと。ただし、報告されたブラックリストと、アルゴリズムで自動的に検出された結果は比較しており、「サイトの品質評価」アルゴリズムの確認に役立っているという。
301870
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rakkyo_sb 曰く、
米アラバマ州のオーバーン大学で、樹齢130年を超える2本のライブオークの木(Toomer's oaks)に大量の除草剤が故意にまかれたことが判明したが、ライブオークを救うべく設置された対策本部では、何とか希望を見いだしたようだ。
対策本部は周囲の土壌に汚染が広がっていないことを確認しており、除草剤の拡散を防ぎつつライブオークを救う方法として採用されたのが、汚染された土壌を除去して活性炭を混ぜた新しい土で置き換えるというものだ(オーバーン大学によるライブオーク情報、
CNN.com)。
活性炭といえば、水質が悪化したときに亜硝酸や硝酸塩の吸着に使ったりするものだったか。
水だけじゃなくて土壌にも使えるのだな、万能活性炭。
301922
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hylom 曰く、
4月にリリース予定のUbuntu 11.04では、Ubuntuを開発するCanonicalによる、わずかな収益を絞り取ろうとする姿勢が非難を浴びているようだ。
(Gihyo.jpの記事)。
たとえば、Ubuntu 11.04に搭載されるメディアプレイヤー「Banshee」では、Amazon MP3から音楽をダウンロード購入すると開発元のGNOME Foundationが収益を得られる契約になっているそうだ。これに対してCanonicalは、Amazon MP3をBansheeのデフォルト音楽ストアにするなら、収益の75%を分配せよと主張したという。また、Firefoxの検索ボックスでAmazonを指定すると、アフィリエイトIDをCanonicalのものに書き換えるということも行われているそうだ。
どちらも基本的にユーザーへの影響はほぼないものであり、Canonicalが収入を欲していることも分かるのだが、関連する団体にとっては突然の横やりとも言え、非難が集まるのもしようがない気がする。
301948
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masakun 曰く、
今回が最後のフライトとなるスペースシャトル現役最古参のディスカバリー号は、日本時間27日4時14分、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしました。今回のミッション(STS-133)では、「恒久的多目的モジュール(PMM)とエクスプレス補給キャリア(ELC)」の他、NASA のロボット宇宙飛行士 ロボノート2(Robonaut 2,R2) が積載されています。
STS-133 Press Kit (11.4 Mb PDF)のページ番号36に図解がありますが、R2の腰から頭までの高さはおよそ1メートル、重さがおよそ136キログラム。
120ボルト直流で駆動し、38個の PowerPC プロセッサを搭載。さらに「R2が地球に帰還する計画はない」そうで、実質 ISS の永住者になることが決まっています。そのうち NASAの深宇宙探査に R2 のようなロボットが赴くようになるのでしょうか。
なおスペースシャトルのカーゴベイに眠っているはずのR2は、Twitterで宇宙から実況中。さらにロボットのくせに Facebook のアカウントには「著名人」の表示が。とても生意気な奴です。:-P