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宇宙

ロシアの新型航法衛星「GLONASS-K」初号機、進宙 16

ストーリー by Oliver
GLONASS++; 部門より

KAMEDA,Tsukasa 曰く、

25日6時7分(モスクワ標準時)、ロシアのプレセツク宇宙基地打上複合施設43/4から、Soyuz-2.1b打上げ機+Fregat上段により新型の測位衛星"GLONASS-K"が打ち上げられ、9時41分に衛星が分離し打上げは成功した。この打上げにより、GLONASS衛星コンステレーションの構成衛星数は27機となる。

GLONASS-KISS Reshetnev(旧NPO PM)により開発された衛星で、既存のGLONASS-Mと異なる点は、非与圧構造(GLONASS-Mを含めロシア宇宙機は内部が与圧されてる物が多い)のExpress-1000A衛星バスを利用しており重量が1415kgから935kgと大幅に軽量化され、寿命も10年以上となっている。また、測位信号も今までのFDMA方式のL1,L2バンドに加え、GPSと同じCDMA方式のL3バンドが追加された。

加えて、GLONASS-Mの打上げはカザフスタンのバイコヌール宇宙基地を用いてたが、GLONASS-Kでは自国領土内であるプレセツク宇宙基地から打ち上げられており、また打上げ機もProton-M+Block DMから安価なSoyuz-2.1b+Fregatに変更されている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2011年02月28日 1時40分 (#1909506)

    http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=274136&lindID=1 [nikkei.co.jp]
    >STマイクロエレクトロニクス、
    >複数の衛星測位システムに対応する
    >世界初の1チップ測位用ICを発表

    >GPS、ガリレオ、グロナスおよび準天頂衛星の信号受信が可能

    つーわけで、今後の衛星測位端末はアメリカのNAVSTAR(いわゆる『GPS』)、EUのガリレオ、ロシアのグロナスの3波を同時に受信・解析できるようになるみたいですね。

    ちなみにこのチップ、しれっと準天頂衛星(QZSS)にも対応していたりします。
    もしかして次のiPhoneはQZSS対応してたりするのかな?

    • by Daichi_K (3005) on 2011年02月28日 9時30分 (#1909572) 日記

      BroadcomのBCM4751積んでいる機器だと対応しているはずですが。

      iPhone4とかiPadとかGALAXY S/Tabが積んでいたような。

      でも、現時点だと対応「させていない」みたいです。

      デモ機のGALAXY Tabで試してみてがっかりした・・・。

      ※QualcommのSnapdragonの内蔵GPSOneは対応するのかなぁ。QZSS。みちびきさんがかわいそう。

      親コメント
  • by Dobon (7495) on 2011年02月27日 18時11分 (#1909312) 日記
    誤字の訂正を願います。
    誤:(GLONASS-Mを含めロシア宇宙機は内部が予圧されてる物が多い)
    正:(GLONASS-Mを含めロシア宇宙機は内部が与圧されてる物が多い)
    --
    notice : I ignore an anonymous contribution.
    • by Anonymous Coward

      あ、すみません。全く気付きませんでした。ご指摘 thx です。脳内修正しました。

      #離れててもたまに忘れずに編集に戻ってくるってすごいよね。普通現役に交じって何かするっていうとやりづらくなりそうなもんだけど。

  • 空目 (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2011年02月27日 18時48分 (#1909329)

    さすがロシアの科学力!!!・・・と、ぬか喜びしたオレの希望を返せ。

    ×ロシアの新型航法 衛星
    ○ロシアの新型 航法衛星

  • ウィスカーの成長を押さえるためかな
    • by KAMEDA,Tsukasa (33237) on 2011年02月27日 21時28分 (#1909403)

      ISS ReshetnevのNickolay Testoedov曰く、昔は真空中かつ広い温度範囲で動く電子機器を製造するのが難しかったため、密閉・与圧してマイルドな環境を作る手段を選択したとのことです。今ではそこら辺の問題も解決したので、非与圧構造を取れるようになったとのこと。

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    • by chocopa (14067) on 2011年02月27日 22時26分 (#1909436)

      真空だと沸騰してしまう材質が使えなかったり、
      それほど過激でなくとも不測の事態を引き起こす有害ガスの発生、
      接着剤・樹脂などに溶け込んでいる空気の脱気の必要性(膨張して剥離・破損してしまう)、
      熱設計が厳しくなるなどがあります。

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    • by SteppingWind (2654) on 2011年02月28日 12時52分 (#1909692)

      まだ出てないのでは低電圧での放電を防ぐためってのがあるでしょうね. 蛍光灯なんかと同じで, ある程度真空度が上がると低電圧(低い軌道では数10V, 静止軌道あたりで100V前後)で放電して回路を損傷することがありますから.

      最近の大型衛星では, 大電力化に伴ってバス電圧が100Vとかまで上がっているので, 放電対策がさらに重要になっているみたいです.

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2011年02月27日 22時53分 (#1909446)

      一番影響がでかいのは潤滑が必要な機械可動部。
      各国の宇宙機でも、機械式ジャイロはまだ与圧されてる筈。
      姿勢制御用ホイールも与圧できてれば「はやぶさ」は平穏なミッションになったろうにねぇ。

      # もっとも、どんな気体を使うかがこれまた難問で……。

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        ふと思い出したんだが、本体が円柱状だった昔の気象衛星ひまわり(アンテナと本体が逆方向にグルグル回るやつ)
        あれのスリップリングの部分はどうなってだんだろうね?
        弱電系の人間からは、スリップリングって原始的すぎるほど原始的にしか見えないんだが
        • by Anonymous Coward

          >あれのスリップリングの部分はどうなってだんだろうね?

          あれ自体かどうか知らんけど、ニッケルやらを10-30μmぐらい厚めにメッキしてあるのは結構使われてた気がする。
          #最近ではAg-MoS2の研究なんかも見た気が。

      • それは期待

        # だって進宙なんて言うんだもの

    • by Anonymous Coward

      電子機器の熱設計が簡単になるし、地上で使っている部品を転用できるようになります。
      殻付きになる分衛星は重くなるけど、だったら大きいロケット使えばいいじゃんというロシア流の合理主義ですね。

    • 芸術は爆発だっ!
  • by Anonymous Coward on 2011年02月28日 0時50分 (#1909491)

    旧ソ連の末期からずーと、「Soyuzやーめた」と言い続けて結局また量産するんですよね。
    ゴルバチョフ時代にはエネルギアとブランがバラバラに開発されて「税金の無駄」と非難されたけど結局両方ポシャって、やっぱりSoyuzってことに。
    Soyuzいらねって言ってた頃に買ってれば今頃日本は宇宙大国になってたんじゃないか?
    そうすりゃ「衛星打ち上げてやるから北方領土返せよ」って言えたのに。
    なんだかことごとく選択肢を間違い続けているような気がする。

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