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「きずな」、災害対策支援のための準備を開始 12

ストーリー by reo
やっておしまい 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

JAXA の超高速インターネット衛星「きずな」を用いて、通信インフラに被害を受けた地域に通信回線を提供する準備が行われているそうだ (JAXA の「きずな」ページより) 。

岩手県の釜石市では固定電話や携帯電話などの通信設備が震災により壊滅しており、この釜石市と盛岡市の県庁対策本部との通信にきずなが用いられる予定とのことで、きずな用の可搬型地上アンテナやテレビ電話会議システム、無線 LAN 環境といった設備とともに要員 5 名を岩手県に派遣したとのこと。

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  • 本来緊急時にすぐに対応するものかと思っていたけど・・・。twitterなんかで相当一般国民から尻叩きが有ったとか無いとか。

    クリスマスメールなんてくだらない(ごめん)事に使っているよりはこっちのほうがよっぽど真っ当な使い道だわ。
    BSアンテナクラス(45cm)で155Mbps出る回線だから使い出はあるでしょうね。

    しかし、盛岡と釜石の2点間の通信しか出来ないのか?三陸沿岸の複数の地区との多点間の通信には使えないのかと
    思ってしまう。

  • by Anonymous Coward on 2011年03月18日 19時18分 (#1920795)
    ぶっちゃけ商用展開してるシステム(IridiumやThuraya)の端末をバリバリ購入した方が使い勝手とかよさそうな気がします。しばらく前に寄付があったらしいけど、もっと買い付けてもいいのでは。円高だし。
    • by Anonymous Coward

      IridiumもThurayaもたくさんの端末を個々にばらまく無線電話として使う場合はともかく、
      司令部(=県庁)と前線基地(=市役所)の間を結ぶ専用回線代わりに使うには
      データ通信速度が遅すぎるでしょう。
      WINDSは多対多は弱いですが拠点間通信にはある程度高速な帯域を確保できます。

      • 使い分けが重要 (スコア:2, 参考になる)

        by gesaku (7381) on 2011年03月18日 21時59分 (#1920921)

        スラーヤやイリジウムはデータ通信速度が遅いですが、その可搬性から、通話をメインとした携帯端末として。
        ワイドスターは通話+メール程度の通信。
        BGANは軽いwebアクセス。
        WINDSはテレビ会議やテレビ電話など。

        それぞれ使い分けることができるでしょう。
        実際、現地でイリジウムを使いましたが、徒歩で移動しながら普通の携帯電話のように使えるので便利でした。
        ワイドスターも持って行ったのですが、アンテナの都合で固定しないと使えなかったので
        現場から写真をメールで送った程度です。
        #イリジウムだと通信中に衛星が受からなくなってタイムアウトしてしまう

        現地ではJCSAT5A使ってごにょごにょしてたんですが、電気が無いのがかなり厳しいです。
        100Ahのバッテリーを複数抱かせましたが何日持つやら。ソーラーは持っていけませんでした。
        被災地での衛星通信の最大のボトルネックはやはり電源でしょうね。
        逆に電気が復活してしまうと地上系の通信網もどんどん復活してくるとゆー。

        #WINDSのVSATの消費電力が気になる

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2011年03月19日 10時24分 (#1921196)
    今回の災害ではアマチュア無線はお呼びじゃないみたいですね
    津波で家屋・役場もろとも無線機が流されてしまって、電源も確保できないのではしょうがないでしょう
    • by Anonymous Coward
      NHKで、使ってる避難所だかを紹介していたと思います
      • by Anonymous Coward
        避難所では使ってましたか
        今回は孤立してた人達がアマチュア無線で救援要請の連絡をして助かった事例が皆無であるようなのは残念です
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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