野菜や水道水などから微量の放射性物質が検出される 118
ストーリー by hylom
まだまだ大丈夫だけど、気になる人は多いだろうなぁ 部門より
まだまだ大丈夫だけど、気になる人は多いだろうなぁ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
19日、福島第一原発周辺で農作物から基準を上回る放射線量が検出されたことが明らかになった。栃木県や茨城県、群馬県など他の県でも同様の問題が発生している。
また、関東地方を中心に雨やちり、水道水などからも放射性物質が検出される事態となっている。どちらも被曝するレベルではないとのことだが、今後の事態の推移を見守りたい。
上水(蛇口水)の放射能レベルについては文部科学省のWebページにて公開されている。また、朝日新聞が今回の放射性物質汚染に関するQ&Aを掲載しているが、いずれも問題ないレベルとの説明がされている。
対応策にひまわり? (スコア:3, 興味深い)
放射性物質の土壌汚染が問題になりそうだからか、対抗策としてひまわりを使って
20日程度で95%まで除去する(ロシアなどで研究)といった話題が急激に広まっ
ている。
生物を使って汚染物質を濃縮するというのはよくある方法だが、ひまわりを使った
放射性物質の除去の場合、これを低レベル放射能廃棄物として処分したりしなけれ
ばいけないのだろうか?
当人素人のため、利点や問題点を把握できない。識者の方、出来たら解説を願いたい。
Re:対応策にひまわり? (スコア:1)
ヒマワリが放射能の影響をうけてヒモアリに
# デジタル小学校日記なんぞ誰が覚えて居ると
Re:対応策にひまわり? (スコア:1)
放射能の影響といえば、
ヨコハマ買い出し紀行の巨大ヒマワリも、放射能の影響を受けたものなんだろうか。
#パラボラアンテナみたいなヒマワリを一度見てみたい。
Re: (スコア:0)
魚屋殺すにゃ刃物は要らぬ。ビキニの灰降りゃお陀仏だ (スコア:3, すばらしい洞察)
海産物は色々まずい (スコア:1, おもしろおかしい)
もちろん、あれだけ放水すれば燃料プールからも流れだして海に入るだろうし
そして、原発の排水は温かいから魚も寄ってくる
魚は野菜と違って動くから、どこにヤバイ魚がいるかも分からない
しかも、食物連鎖で生体濃縮もされるだろう
津波が流し込んだものは放射性物質だけじゃない
工業地帯なら間違いなく川に放流しては絶対にいけない物質も多く取り扱っているハズ
化学+放射能+生体濃縮+魚の遠距離を移動してしまう性質
風評被害ではなく実害のあるものが広範囲に絶対にあると思われる
Re:海産物は色々まずい (スコア:2, すばらしい洞察)
4万ベクレルのほうれん草 (スコア:3, 参考になる)
セシウム137が4万ベクレル検出されたほうれん草100gを毎日1年間食続けた場合で計算をしてみると、
預託実効線量=0.1(kg)*1.3*0.00001(mSv/Bq)*40000(Bq/kg)*365日=19.0mSv
極めて低い被ばく線量の場合も確率的影響の比例関係が成り立つと仮定して、ICRPの癌発症の確率的影響の比例定数0.05を用いると、
この19.0mSvという放射線量は、癌を発症する人を0.095%増加させると考えられる線量。
これから、このほうれん草100gを毎日1年間食べ続けた場合、その後50年間に被ばくする放射線量で、癌を発症する人が0.095%増加する。
(あくまで、極めて低い被ばく線量の場合も確率的影響の比例関係が成り立つと仮定して、ICRPの癌発症の確率的影響の比例定数0.05を用いた場合の結論)
という結論が出ました。自分なりには、この結果が出てホッとしているんですが、あってますか?
Re:4万ベクレルのほうれん草 (スコア:3, すばらしい洞察)
いいんじゃないすかね?
これが、経口での摂取で内部被曝をする際の50年分の
積算被曝量も含めた係数だということが分かれば、政府
や専門家のいうように、「食べても影響ないけど、なる
べくなら食べないほうが…」という説明も納得できます。
しかも、大半の放射性物質は表面に付着しているわけで、
洗うだけでも1/10程度に減らすことができるということ
ですので、実質的にはほとんど影響ないと見てよいでしょう。
政府が出荷停止措置をしているのは、この基準値を超えて
しまった製品を出荷しても、かなりの量はおそらく風評
被害で売れないことになるので、それなら早めに措置法
による出荷停止措置の対象にしてしまうことで、生産者
に対する補償を早い時期から行えるという狙いがあるの
ではないかと思っています。
Re:4万ベクレルのほうれん草 (スコア:1)
QTさん、ACさん
詳しい説明、ありがとうございます。
そうですね、やはり規制はすべきですね。「ホッと安心した」というのは語弊がある言い方だったかもしれません。
会見のときやテレビには、伝えるときに、どの程度のリスクが含まれるのかを「年間に受ける自然放射量の半分になる」とかではなく
もっと、具体的に分かりやすく伝えて欲しいですね。なかなか難しいのかもしれないですが・・・。それがしっかり伝わらないと、最悪みんなが冷静さを失ってしまって、先日の買占め問題以上の事態になる可能性も大いにあると心配です。
今、暫定基準の見直しがされているようですが、このタイミングでは、絶対に基準を変えてほしくない。それこそ、基準を誰も信用しなくなって、風評被害はもっと大きくなって、収拾がつかなくなってしまうのではないかと、非常に心配です。
早く事態が収拾して欲しいです。
福島産の農産物をじゃんじゃん食べよう! (スコア:2, 興味深い)
アレゲなサイトなので、アレゲな方のご説明を紹介しましょう。
山本弘のSF秘密基地BLOG:福島産の農産物をじゃんじゃん食べよう!
http://hirorin.otaden.jp/e163281.html [otaden.jp]
Re: (スコア:0)
Re:福島産の農産物をじゃんじゃん食べよう! (スコア:3, 興味深い)
よりによってカイワレ大臣が首相のときにそんなこと言い出さなくても。
もう、「菅直人の食いしん坊万歳 in 福島」をするしかないな。
# 何故かこの番組名がしっくり来る
Re:福島産の農産物をじゃんじゃん食べよう! (スコア:1)
確かに、村野武範に似てるんで違和感はないですな。
# 歴代レポーターの中では一番味に正直かと
大陸からの黄砂の方がマジでコワイんですが。
---- 何ぃ!ザシャー
「被曝するレベルではない」 (スコア:2, すばらしい洞察)
…またか、という感じが。
規定以上の放射線量を感知したが、体表に到達するまえに空気の分子と衝突して消散するから被曝しないんでしょうか。
水道水から放射性物質が発見されたが、崩壊が2000年に1分子程度の頻度と量だから被曝しないんでしょうか。
「被曝はする」けど「問題ない」んですよね、本当は。言葉が強烈だから避けようとして、変な表現になっちゃってる。
普段からこの程度の放射線量にはさらされてるんだ、という教育の一方でこういう表現が出てきちゃうのはちょっと悲しい。
Re:「被曝するレベルではない」 (スコア:1)
外部だろうが内部だろうが被曝は被曝では?
……って、「洗えば落ちるから内部被曝の心配はない」って話でしょうか?
それは野菜には言えても飲用水には言えないですよね。
#あと内部被曝も日常的にある程度受けてるというのも周知したいなぁ。
Re:「被曝するレベルではない」 (スコア:1)
まずはっきりさせたいんですけど、私の言う「被曝は被曝では?」というのはタレコミ文の「被曝するレベルではない」に対する「いや、少なかろうと弱かろうと(外部だろうと内部だろうと)被曝はするだろ」って話です。
それに対して「内部被曝と外部被曝は違う」なんて筋違いのコメントが付いてるから話がズレてるんです。
私は別に内部被曝と外部被曝でその後の被害が同じだなんて言いたいわけではありません。
内部被曝は「被曝するレベルに達する」けど外部被曝は「被曝するレベルではない」なんて妙な話ではないでしょ?
Re:「被曝するレベルではない」 (スコア:1)
「ヨウ素131やセシウム137による」という条件をつけるんなら起きてないでしょうね。
ただ前者なら半減期が短いこと、後者なら代謝され対外に出るということで
「体内にあるうちに被曝する程度」は少ないと見積もられてますね。
で、私が言いたいのはそこまで詳しい話ではなく、放射能潔癖症みたいな人に啓蒙が必要だよなぁといった程度の話です。
具体的な被害は線種や核種、化合物の性質や付着・摂取する条件によってあまりに考えなければならないことが多いので
個人個人で不安だ不安だ言ってるよりは専門家の判断を信じた方がマシだと思ってます。
や、自分で勉強したいとか自分が専門家だとか言う人にはむしろちゃんと自分で情報を集めて自己判断してもらって良いんですけど、
自分では何もせずネットで口あけて待ってて「間違いない情報を詳しく正確に周知させろ!」「政府は隠している!」「専門家なんて信じられるか!」ってのだけはカンベン。
どちらも被曝するレベルではない? (スコア:2)
被曝とは、放射線に晒されることそのものを言うので、
それが微量でも大量でも、被曝してるのかと言われれば被曝していると言えます。
どれだけ浴びたらその先が被曝と認められるのかという基準が
もともと定まっているわけではないでしょう。
>天然に存在する放射線源からも人体は被曝しており、この観点からは特に自然被曝と呼ばれる。
という一文がwikipediaには書いてあったりします。
普通に暮らしていても被曝しますから、被曝したことの無い人なんて事実上存在しません。
「どちらも被曝が問題になるレベルではない」という書き方のほうが
より望ましいんじゃないでしょうか。
タバコ○本分 (スコア:2, すばらしい洞察)
「タバコ○本分の害」という表現を使うとピンとくる。
「銘柄で違うだろ!」とか「主流煙か副流煙かどっちだ」とか
細かい突っ込みはあると思うけど、身近にあるものと比較して
言い表してほしい。
タバコにはポロニウム210が含まれているらしい (スコア:2)
タバコの害にはポロニウム210が含まれていることによるものがあるそうです。この間「日経サイエンス」4月号でそのことについての記事 [nikkei-science.com]で読んで仰天しました。
何でもタバコ畑に施用するリン酸肥料に由来するものだそうです。アメリカでの話なので直ちに日本に当てはめることができるかどうかは分かりませんが、放射線被曝って意外なところでするものですね。
そのこと自体は50年前に分かっていて回避策もあったのに「儲けが減るから」と無視されていたらしいというのが不気味です。暗黙のカルテルでしょうかね、「我が社のタバコはポロニウム除去済みです」っていう抜け駆けをどこもやらなかったのは。あるいは「除去済みって言ったって一桁減るだけじゃないか、放射能はだめったらだめ!」という方向に世論が傾いてタバコ市場そのものが崩壊することを恐れたのか。崩壊してしまったからこそ出てきた情報なのかも知れません。
Jubilee
タバコにはポロニウム210が含まれているらしいけど影響は少ない (スコア:2)
大元となった論文確認したんですが、「世界が1年間に消費するタバコには、
全体で1/4キューリーのポロニウムが含まれている」「(世界の喫煙者は)
X線検査300回分(の放射線を)浴びている」とは書いてあります。でもこれ、
文脈があいまいで、一人当たり300回分なのか、全体で300回分なのか
わからないんです。計算式も載ってませんし。
同じように思った人はいたようで、計算式と結果がありました。
タバコを一日30本吸うと年間レントゲン300回分被曝するか(解決編) [hatena.ne.jp]
結論は、「二年半毎日タバコ吸わないと被曝量はレントゲン一回分に達しません。」だそうです。
親記事の「暗黙のカルテル」あたりにも引っかかるものがあったので、除去可能なものなのか検討しました。
英語版wikipedia [wikipedia.org]より、30ナノキューリー(=30000ピコキューリー)のポロニウムの質量は
6.8ピコグラムだそうです。ということは、元記事で問題視しているタバコ1本に含まれていた
0.04ピコキューリーは・・・9ゼプト(0.000009ピコ)グラム。原子の個数で言うと、700個です。
そりゃ、どこも「我が社のタバコはポロニウム除去済みです」という抜け駆けをしようとはしないでしょうね。
何しろ、要求仕様が「100000000000000000000個は原子を含んでいるタバコから、たった700個を選り分けること」ですよ?
そんな装置、作れる気がしません。
Re:タバコにはポロニウム210が含まれているらしいけど影響は少ない (スコア:2)
元記事 [commondreams.org]ではちょっと違うことが書かれています。
曰く、
「タバコは、自然状態で土壌に含まれる、ポロニウムへと崩壊してゆくウラン系列の物質を貯めこむようだ。ウランはリンと関係が強い(リンと混じりやすい)ため、高リン肥料は自体をさらに悪化させる。」
この文章読む限り、肥料だけの対策じゃ無理で、土壌に含まれる極微量のウランを取り除く必要がありそう。
#生体内に濃縮されている状態でも極微量なので、土壌中の濃度はお察し下さいレベルじゃないかなあ
Re:タバコ○本分 (スコア:1)
例えば「200本分です」と言われたとき、タバコ吸う人にとっては「なんだ1カートン程度か」となるけど吸わない人にとっては多く感じるんじゃないでしょうか?
大気圏内核実験 (スコア:1)
どなたかソースご存じありませんか。
汚い爆弾を千、二千と爆発させてたあの頃の方が酷かったんではないでしょうか。
〜後悔先に立たず・後悔役に立たず・後悔後を絶たず〜
Re:大気圏内核実験 (スコア:5, 参考になる)
放射性物質にさらされた世代 [rakuten.co.jp]で紹介されていた、「用語解説 - 大気中核実験 - [aomori-hb.jp]」というページに、青森市での放射性降下物のうち、ストロンチウム90(Sr-90)とセシウム137(Cs-137)の年間降下量の変化が記載されています。
この頃の日本は、今回の事故やチェルノブイリ原子力発電所事故とは比べものにならない量の降下物にさらされていたのですね。
Re:大気圏内核実験 (スコア:1)
当時は「雨に濡れると禿げる」というのが常識でしたから.
# 生まれた年に世界が滅亡寸前だったのでID
Re:大気圏内核実験 (スコア:2, 参考になる)
主要な核種が異なること、被曝の様態が異なることなどから一概にはいえないかもしれませんが、現在の関東圏では、「核実験フォールアウトの時(1963年)の方が、今よりも激しい放射能にさらされていた」と言って良いのではないでしょうか
核実験フォールアウトとの比較 [sakura.ne.jp]
詳しい事はリンク先に書かれています。
Re:大気圏内核実験 (スコア:1)
http://getnews.jp/archives/105218 [getnews.jp]
元データはこちらです。核実験の回数等の記載もあります。
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food/dekigoto.html [kankyo-hoshano.go.jp]
どこで測定したかは記載されていませんが、北半球全体に拡散しているそうなので、
測定地にはこだわらなくてよいのかもしれません。
レントゲン1回分以下 (スコア:1)
「レントゲン1回分以下」とか言われても1日24回レントゲン撮り続けるのは嫌だな。
「アメリカに飛行機で行く時の量…」と言われても「パイロットは癌になる率が高い」という人もいるし。
Re:レントゲン1回分以下 (スコア:1)
http://web.sapmed.ac.jp/radiolb/rt/kanja/RI/RI_thyroid.html [sapmed.ac.jp]
おまけに、ほうれん草を生で食うことについては、シュウ酸による尿路結石の心配もある。
茹でて(除染)冷凍して、半減期過ぎてから食べるのも手?
Re:レントゲン1回分以下 (スコア:1)
医療用に使われる放射性物質は、被爆よりも治療のメリットの方が高い場合だと思いますが、それだけでなく半減期の極めて短い核種を使っているというのも大きいと思います。
人体が受ける放射線の影響値であるシーベルトはベクレルからそこらへんを換算してるので単に医療で○○メガベクレル受けた=ものすごいシーベルト数というわけではないと思います。
参照先の治療に使われる核種は、軽くしらべた感じどれも半減期が数時間~3日間のようです。
今回問題になっている核種の半減期はヨウ素131が8日、セシウム137に至っては30年ですから桁がまるで違います。
もっとも重要なのは、この核種は摂取することによるメリットが何も無く、しかも摂取を拒む選択の自由すら与えられないと言うことです。
Re:レントゲン1回分以下 (スコア:1)
武田邦彦 (中部大学) blog (スコア:1)
いろいろ思うところ [google.co.jp]はありますが、
原発 緊急情報(18) ほうれん草は食べられるか? [takedanet.com]
原発 緊急情報(21) 「直ちに」とは何か?「冷静に」とはなにか? [takedanet.com]
ショート警報 かけ算のできない東大教授 [takedanet.com]
あたりを読むと、結局のところ、注意すべきは、こんな感じでしょうか。
原発 緊急情報(20) NHKの矛盾を役立てる [takedanet.com]
実際のところはどうなんでしょうね??
識者の意見求む・・といってもいわゆる御用専門家ではあてにならないのがこのblogの主旨だし。
せいぜい武田邦彦氏のblogが消されるような事態に至れば、逆にほんとにやばいって感じにとりましょうか
ただちに健康に影響の出ないレベル (スコア:0)
「ただちに」の尺度が不明すぎて怖い。
東海村JCO臨界事故の死者も被曝に関するものの本では「即死」レベルの放射線浴びていたにも関わらず、数ヶ月は存命していたわけで。
Re:ただちに健康に影響の出ないレベル (スコア:2)
ということです。
Re:ただちに健康に影響の出ないレベル (スコア:1, すばらしい洞察)
硝酸態窒素の方が問題になるという話もありますね>ほうれん草食べ続け
絶対の安全を基準にするから変な話になるのであって、もう少しリスクの取
り方への理解が必要な気がします。
Re:ただちに健康に影響の出ないレベル (スコア:1)
なんか「今までにのんだタバコの本数を覚えているのか?」とか言いたくなりますね.
問題あるレベル (スコア:0)
○ 一生摂取し続ければ問題が出る可能性のあるレベルと説明する必要がある
基準値を超えたのに問題ないとはこれ如何に?
その理由をちゃんと説明しないと基準値そのものを信頼できなくなるよ
(低レベル・長期間にわたる被曝の影響に関しては、広島・長崎の高レベル被曝のような十分なデータが無い)
Re:問題あるレベル (スコア:2, 参考になる)
>基準値を超えたのに問題ないとはこれ如何に?
まあ、一生摂取し続けるような状況にはならんだろうから、問題なし、って事なんでしょう。
一切、何も考えずに食事を続けても放射線に関して最も厳しい基準を絶対に上回らない、みたいに十分なマージンを取りつつ基準が作られ、 今は食べ物が十分に余ってるから疑わしきはとりあえず基準通りに破棄という方針で世の中回っているだけです。
今のところ、食糧不足になるほどの話では無さそうなので、今後も引き続き何も考えずに食事を続けても大丈夫でしょう。
これが食糧不足で汚染食品も食べざるを得ないような状況なら、糖尿病の方がカロリーコントロールをするような感じで、 被曝量が限度を超えないよう、個々人で何をどれだけ食べるか選択する必要も出てくるでしょうけど。
Re:問題あるレベル (スコア:1)
Re:問題あるレベル (スコア:2, 参考になる)
基準値を超えたのに問題ないとはこれ如何に?
その理由をちゃんと説明しないと基準値そのものを信頼できなくなるよ
「問題なし」というのは基準値は単に十分に低く定めてあると主張しているわけですね。1mSv/年を越さないようにとか。
(低レベル・長期間にわたる被曝の影響に関しては、広島・長崎の高レベル被曝のような十分なデータが無い)
チェルノブイリのデータは結構な人数ありますが、結構高レベルのところ(> 100 mSv)しか有意な効果が見えていないわけですね。
まあ、人数が多ければもっと低レベルでも有意差を見出せるかもしれないけど、わざわざ実験するわけには
行かないし、被曝量の推定も難しくなってくるかもしれません。
チェルノブイリは核種としては131-Iや137-Csが多いので比較対象としてはまあまあ妥当なはずです。
で、低いところは高いところを含めて近似曲線を描いた効果で予想するということになっているわけですね。
○ 一生摂取し続ければ問題が出る可能性のあるレベルと説明する必要がある
いや、そりゃ可能性くらいはあるんですが、それは情報量が無さすぎです。
一生摂取し続ければ甲状腺がんになる確率が0.005% 上がるレベル
と思っているんだけど、そんなの測定できないし問題ないといってもいいだろうことですね。
Re: (スコア:0)
某所でもさんざん言われていますが
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/11/s1108-5g.html [mhlw.go.jp]
WHOの基準よりも数百倍も緩い基準ですよ
こんなの飲みたくないけど、あらゆるものに入り込んでしまってどうしようもない
政府は隠蔽している (スコア:0)
情報は出てるけど、広報・報道すべき情報かの選別は難しい (Re:ちゃんと報道してほしいこと (スコア:5, 参考になる)
どの報道が誰向けか、どのような情報を欲していると広報・報道側が考えているかというのは非常に難しい問題だと思います。
例えば、基準値の説明(報道)はされています。
で、「じゃあどれだけ食えば1ミリシーベルト超えないんだよ!」みたいなのもちゃんと決まっています。
つまり、普通の食生活を1年間気にせず続けると体内被曝量が1ミリシーベルト以上になる食品、というのが暫定規制値なわけです。
んで、じゃあ「妊婦ならその基準で大丈夫なの?」とか「幼児と老人ならどっちがマズイの?」とかそれぞれ人によって異なるので全部に答えるのは難しい。
その為「ただちに健康に影響を及ぼすレベルにはない」という発表になっているわけです。
これに関して責めるのはちと酷です。
そして、たぶん知りたいのは
ではなく、「何をどれぐらいなら食べて良いのか」ということではないですか?
どの物質が放射線を長く出し続けるか、どの物質が体内に残留しやすいかの報道発表があっても困るのでは?
それらをまとめて基準値として取り扱おうとしているのが、今回の「暫定規制値」なわけです。
その暫定規制値の元になっているのは、『放射能汚染された食品の取り扱いについて』
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf [mhlw.go.jp] (pdf注意)
にある、『原子力施設等の防災対策に係る指針における摂取制限に関する指標値(Bq/kg)』なわけです。
# ここに核種毎の基準値があります。
報道関係者各位として、以下のページが出ているわけですし、報道に携わる人間がこの手の詳細情報を知らないとは考えづらいわけです。
放射能汚染された食品の取り扱いについて(福島原子力発電所事故関連)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e.html [mhlw.go.jp]
どんな説明を求めているのかは人によって異なるので、最もわかり易い説明になるのは仕方がないです。
「核種が放射線セシウムな場合は、牛乳は200Bq/kg、ウランの場合は20Bq/kg……」と延々と解説されて
「そうじゃない、まず食っていいのか悪いのか流通してたの食ったらすぐに影響あるかが知りたいんだ!」という人は必ず居ます。
そして、そういう人の不安を抑える(風評被害を抑える・流通経路での廃棄を避ける)には、簡易な説明が一番であると判断したのではないでしょうか。
正しい数値で正しい単位を使ってという基本的な指摘とは異なるので、これに関しては難しいと思います。
その為、できるだけ報道があったら基に近い資料に自分であたることを心がけることしか、自衛の手段はないかと思います。
Re:ちゃんと報道してほしいこと(オフトピ) (スコア:2)
>なんでこれがフレームのもとなんだ?
原発関連で不当と思われるマイナスモデ多過ぎ
真っ当なモデレータが修正しているけどね。
沈めたいコメントでもあるのかねぇ
Re:ちゃんと報道してほしいこと (スコア:2, すばらしい洞察)
要は、プロの判断を信じず、自分が素人判断したいだけですね。
あなた方は、根本的に政府の発表を疑ってますから、
何を説明されても危険と脳内変換して、買わない食べないのがオチです。
高度な専門知識を素人に説明しても理解できませんし、
隠蔽や改竄を疑ってる人に何を言っても信じませんから、
政府は「ただちに健康に影響はない」という結論だけ言ってるのです。
#政府のこういうスタンスが、風評や買占めを助長してるとは思う。
Re:ちゃんと報道してほしいこと (スコア:2)
>私として一番わかりやすく欲しい説明は
>どの放射性物質をどのような頻度で取得したら
>有意な寿命短縮が発生するかですね。
それが分かったら苦労しない
どのエネルギーの放射線がどれだけでたときに、生物を構成する分子のドレがどのくらいの確率で壊れるのか
という意味では自然放射線だって十分遺伝子を破壊するし、ちょっと計算すれば分かるが、破壊された遺伝子を
含む細胞が全てガン化して致死的な結果になってしまうと仮定すると人間の寿命は到底説明できない。
遺伝子損傷の結果、細胞の増殖抑制機能がどの程度失われ、さらに免疫系がどのくらいガン化した細胞を見つけられるか
はそれぞれの体力や年齢などに強く依存する。
実際に、国際線の乗務員の発ガン率は統計上有意には現れないけれど、多くの論文ではその理由として国際線の
乗務員が一般的な人たちの中でとくに健康状態のよい人物が選択されており、さらに長期間にわたって健康状態
がモニタされていることをあげている。
逆を言えば、乳幼児の場合や、もともと慢性的疾患のある人、アスベクトに暴露されていたり、喫煙暦があったりして
特定の組織や特定の部位が損傷している人、特定の労働環境にあった人、、、、、
など人によってばらつきの大きいパラメタがあるわけで、大きな母集団で統計的に有意な数値が現れない
からといって、特定の履歴を持つ個々人が安心できるという話には「ただちには」ならない。
Re:ちゃんと報道してほしいこと (スコア:1, おもしろおかしい)
どーれ、成分表示は…っと
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表示単位100gあたり
エネルギー 600kcal
たんぱく質 18g
脂質 46.3g
糖質 22.4g
ナトリウム 200mg
ヨウ素 1mg
セシウム 20ug
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コストかかりそう…。
Re:東京が3位 (スコア:1)
販売するほどの生産量はなくて、イベントで自由が丘・田園調布の花から蜜を集めたミツバチの蜂蜜という程度ですが。