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ビジネス

HOYA、ペンタックスのデジカメ事業をリコーに譲渡 51

ストーリー by headless
ショウ君はHOYAに残るようだ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

HOYAは7月1日、「PENTAX」ブランドでデジタルカメラやセキュリティカメラ、双眼鏡などを展開する「PENTAXイメージング・システム事業」のリコーへの譲渡を発表した(HOYAのニュースリリース: PDFリコーのニュースリリースデジカメWatchの記事)。

HOYAは新会社を設立して10月1日までにイメージング・システム事業を分割し、全株式をリコーに譲渡する。譲渡後、リコーのデジタルカメラ事業も新会社に移管するとのこと。当面はPENTAX、RICOH両ブランドの現行ラインナップが維持されるようだ。イメージング・システム事業以外の事業に関しては、引き続きHOYAがPENTAXブランドで展開していくことになる。

リコーは現在一眼レフタイプのデジカメを発売しておらず、いっぽうペンタックスのコンパクトデジカメはあまりぱっとした製品がなかったことを考えると、良い組み合わせであるとは思われる。

また、Technobose 曰く、

2008年にHOYAに買収されて、3年でリコーに売却されるとは・・・。
リコーは、かつてペンタックスのKマウント互換一眼レフを販売していたこともあり、現在は高級コンパクトデジカメに力を入れているようだが、デジタル一眼レフもラインナップに入れるつもりなのだろうか。

とはいえ、個人的には一眼レフもワープロもコピーのイメージが強いリコーです・・・。

さらに maia 曰く

ユーザーとしてみれば、両ブランドの今後やシナジー効果が気になる。とりあえず、かつてリコーがKマウントの一眼レフを作っていたから、リコーブランドの一眼レフ復活を期待したい気持ちはある。両ブランドは殆ど競合していないが、最近発売されたリコーの防水カメラは予想外だった。 ちなみにリコーは2013年3月までに1万人を削減する方針を5月末に明らかにしており、6月29日には1,600人の希望退職者を募集することを発表したばかりでもある(asahi.comの記事)。

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  • by ikotom (20155) on 2011年07月03日 14時42分 (#1981082)

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%83%E3%8... [wikipedia.org]
    ウィキペにもあるとおり、当初からHOYAはペンタックスの医療部門にしか興味なかったってことで
    あのときクーデターを起こしながらも結局は合併を阻止できなかった以上、
    ある意味既定路線であったのかもしれないですね。

  • HOYAからリコーに移譲されたのは喜ばしい事かもしれないね。
    桶は桶屋という事で。
    ミノルタの様に消化吸収されブランド名が消えない事を祈るか・・・
    • by Anonymous Coward on 2011年07月04日 2時24分 (#1981290)

      桶は桶屋という事で。

      オフトピですが、それを言うなら「餅は餅屋」ですよ。

      # …なんで桶屋?

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        風が吹くと儲かるからでは?
        餅屋では、餅に関する以外儲かりそうにありません。

        • by Anonymous Coward

          で、その「風が吹く」とは具体的には何を指しているんでしょう。さっぱりわかりません。

    • by Anonymous Coward
      ミノルタはコニミノとして健在だし、カメラのαブランドも健在ですが。
      • コニカミノルタブランドのカメラがまだ販売されているなんて初耳でございます。
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          > コニカミノルタブランドのカメラがまだ販売されているなんて初耳でございます。
          誰もそんなことは書いていないでしょう。もういちど読みなおしてみては?
          ついでに、「桶は桶屋」という表現もなかなかユニークだけど「餅は餅屋」の方がより日本語らしくなりますよ。
          • by Anonymous Coward
            この記事で議論する以上「カメラメーカー」としてのブランドを指すのは自明では?
            行間が全然読めないんですか? ミノルタ(コニカミノルタ)というブランドというか会社というかは存在しますが
            カメラブランドとしての「ミノルタ」は死んだも同然でしょう
    • by Anonymous Coward

      にしても、ミノルタ末期のカメラ事業のトンデモっぷり、特にα関連の大迷走すら知らないようなシッタカほど、こういう事言いたがるよなぁ。

      • by Anonymous Coward
        具体的に?
        α7digitalは結構欲しかったが
        • by Anonymous Coward

          それはコニミノになってからの製品。コニカ出身者はデジカメに対して結構意欲的だったので、ようやっとのこと出せた。一方、ミノルタの事務機出身者ときたら…

  • PENTAX RIKENON 55mm F1.2 復活してくれないかな
    • by Anonymous Coward

      XR RIKENON 55mm F1.2なら持っていますが,あれはコシナ製だったと記憶しています(COSINA 55mm F1.2 MC [nifty.com]と外見がそっくりです).したがってコシナへ要望した方が良いかと思います.というか私も,コーティングの強化とAポジションの追加をしてもらえたら買います(笑).

      • by Anonymous Coward
        そのコシナもKマウントからは全面撤退済みだしな
        • by Anonymous Coward

          またにわかにレンズのマウント方式が増えてきたし、ここからマイクロフォーサーズとかに殴り込むかもしれませんし。どっちに転ぶかは合併後のチームで新製品が出てから評価ですね。

  • by Emc2 (14960) on 2011年07月03日 12時09分 (#1981038) 日記

    GXR [ricoh.co.jp]は畳む方向になると思うんだけど…
    #確か、レンズ交換式のメリットはメリットとしてそれでは撮像素子との関係を最適化できないと言ってGXRを立ち上げたはず

    その辺どうすりあわせるんだろう?

    --
    RYZEN始めました
  • by Anonymous Coward on 2011年07月03日 12時19分 (#1981039)
    昔リコーがKマウント出してたからどーのこーのって言う人もいるだろうけど、企業がノウハウ失う速度ってのは半年前の自分のコードメンテすること考えたら自ずと分かるだろ。
    コンデジに関してはOEMとは言えペンタのは最近発表された2.3インチミラーレスに始まりGPSやら防水やらデザインなどそれなりに特徴のある機種が目白押しなのに対して、リコーはCXシリーズ一択の特化型、どちらを残すにしろ共存させて共倒れするにしろ食い合わせは最悪。
    ハイエンド向きにはGXRと、ペンタが開発中のAPS-Cミラーレスが完全に競合関係にあるし、この辺はフルサイズがなく全モデルがエントリーモデルのペンタの一眼と市場を分けあうこともできない。
    正直、どっちかの人員だけ残して製品は全部潰すしかないし、そうするとせっかくの人材もただ余るだけ。HOYAが医療機器のおいしいとこだけ吸い取った出涸らし買うってリコーもホント何がしたいんだろう?
    • by Anonymous Coward
      K-5とか645Dをエントリモデルとかいうのが全く理解できないが、
      人などの資産もいっしょに移動するんで、Kマウントの製品を現リコー社員主体でやる必然性がない。
      そりゃあ流出もあるでしょうが、現ペンタックスの人材を利用するだけだろ。

      全く買う気のないおいらには関係ないが、GXRとQの位置づけをどうするかは面白そうだな。
      中判カメラがなくなる可能性が上がった気がするよ。
    • by Anonymous Coward

      > 企業がノウハウ失う速度ってのは半年前の自分のコードメンテすること考えたら自ずと分かるだろ。
      ロケット/スパコン/原子力周りだとなぜか理解の及ばない人が急増するようです。

      • by Anonymous Coward
        そういう高度な分野には、半年以上覚えていられる人もいるのでは?
        • by Anonymous Coward
          あんまり他人の能力に期待しすぎるのも良くないと思います
  • 個人的な印象ねぇ (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2011年07月03日 12時29分 (#1981040)

    > 個人的には一眼レフもワープロもコピーのイメージが強いリコーです・・・。

    売るものはやっぱり、コピー機が主力なんでしょうか(違

    • by Anonymous Coward
      今は知りませんが、リケノンはコピー機のレンズの派生なので、完成度が高かったと聞いていますわ
    • by Anonymous Coward
      いずれ野鹿理子さんが登場するのでは?
  • by gf1e (33031) on 2011年07月03日 14時00分 (#1981073) 日記

    リコーは最近PXを発売したところですが、Optio Wの系列に吸収されてしまうんでしょうか。意外にその逆でPXとG700/SEが生き残る?

  • リコーのXR6が初一眼レフカメラ、ペンタックスのSuperAが二台目。もちろん、どっちも現役。

    レンズは使い回し。普段はリコーの35-70、遠景はこれまたリコーの135mm。
    テレコンバーターが欲しかったけど、貧乏中学生には高価で手が出なかった…。

    デジタルカメラも悪くないし、利便性がとても高いのは重々承知してるけど、意図的にピンをずらしたい時もあるし、被写界深度を浅くしたり深くしたり、はたまた露出補正まで自由自在なカメラを持っておくのも悪くはないものです。

    ただ、最近は肝心のフィルムが入手難で…。コダックのトライエックスが好きだったんですけど、今はフジかアグファの二択?状態ですし。
    --
    死して屍、拾う者なし。
  • リコーは現在一眼レフタイプのデジカメを発売しておらず、いっぽうペンタックスのコンパクトデジカメはあまりぱっとした製品がなかったことを考えると、良い組み合わせであるとは思われる。

    パッとしない一眼レフばかり売る会社になるかもしれないじゃまいか!

    • by Anonymous Coward

      「ぱっとしない」は言い過ぎかもしれませんが、
      この世界、2強の牙城は崩せそうにないですからね…。

      勝ち組になるイメージが、いまいち出ないです。
      SIGMAでも事業成立してるから、そこまで厳しくないのかしら。

    • by Anonymous Coward

      ペンタックスのコンデジはOptio Sシリーズの、高倍率ズームの一部をスライドして薄型ボディに収納するメカが凝ってました。
      屈曲光学系のような画質低下がないのがメリットですね。
      リコーのGRシリーズは単焦点にこだわってたけど、ズームでも歪曲はデジタル補正すればいいから、あんまり意味ないんですよね。

      • レンズの一部を光軸から外して薄型化する機能と言えば、リコーも「リトラクティング・レンズシステム」としてずいぶん前から搭載していますね。

        最初に見たときはオプティオのパクリかとおもいましたが。

        親コメント
        • PENTAXはレンズユニットOEMしてたりするんで派生技術だったり。屈折光学系といえば、社販で買ったDiMAGE Xまだあるな。あれよあれよという間に光学ガラス坩堝停止、堺工場閉鎖、コニカミノルタ、デジカメ撤退になって今は修理扱いが亡くなってしまった。
          親コメント
          • > 屈折光学系といえば、社販で買ったDiMAGE Xまだあるな。

            大抵のコンパクトカメラの光学系は屈折を使ってるんじゃないかな。
            #一眼レフ用ならともかく、コンパクトカメラで反射式のは見たことない…

            というツッコミはさておき、屈曲光学系 [itmedia.co.jp]を採用したうちのDiMAGE X 20は今も現役です。
            #CCD不良問題 [impress.co.jp]も発生しましたけど、ソニーのサービスステーションで修理済。
            小さくて軽くて起動が早いという点では今も通用するスペックだと思うし、画素数的には200万画素で実用上十分。液晶がちょっと小さいのと、暗いところにちょっと弱いのだけが欠点かなぁ。

            ちなみに、ミノルタのカメラ修理は、デジタルカメラ事業のソニーへの売却後しばらくはソニーで受け付けて [impress.co.jp]コニカミノルタフォトイメージングが修理対応していましたが、今では [impress.co.jp] ケンコー・トキナー [kenko-tokina.co.jp]が行っています。

            #ケンコートキナーは修理受付窓口が無くなったのが凄く悲しいですね。ミノルタ末期にはサービスセンターがほとんど無くなってたので、ソニーになってからは逆に受付窓口が増えてうれしかったのですが…

            今回のPENTAXの「デジタルカメラ事業だけ譲渡」という中途半端さは、まさにコニカミノルタ→SONYを思い出すので、そうなると昔のカメラのサポート周りがどうなるのかがちょっと心配。

            親コメント
        • by Anonymous Coward

          フジも高倍率ズーム・薄型機(たとえばFinepix F70EXR)で採用していますから、
          技術としてはあちこちに広まっているようです。
          でも、この部分の不具合なのか片ボケになったりするので無理に薄型にしなくても、
          という思いもあります。

  • by Anonymous Coward on 2011年07月03日 23時21分 (#1981255)

    最終製品の観点では一見弱点を保管しあってるように見えるけど、
    基幹技術という観点では両社ともデジカメの基幹部品3種
    (イメージセンサ、画像処理LSI、光学レンズ)のうち光学レンズ
    しか技術を持ってないのがかなり痛い感じ。
    一眼系ではマウントを持ってるのが強みになるけど、コンデジでは
    合併したとしても生き残れる道筋が見えない。

    それでもリコーがペンタを買収したのは、かつてのソニーと同様に
    やはり一眼の技術+顧客が欲しかったのかな?
    ミドルクラス以下のコンデジは台湾OEMに投げて、今まで稼いでいた
    ハイエンドコンデジに加えて一眼ラインナップで利益を出して生き
    残りをはかるというところだろうか?

    でもそれがうまくいくならとっくにHOYAが利益出してるはずで、そう
    簡単に生き残れる道筋じゃなさそうだよな・・・。

    • by Anonymous Coward

      とはいえ、これから主力になるであろうミラーレスでは、従来の一眼レフの技術はそれほど必要ないというのは、パナ主導のマイクロフォーサーズはもちろん、サムスンのNXからも明らかだからなぁ。

      なんせ、ペンタの事業売却先には以前KシリーズをOEMしていたサムスンもかつては噂されていたりしましたが、サムスンがAPS-CミラーレスマウントのNXを独自開発したことにより、サムスンにとってペンタの価値がドカンと落ちたためか、完全に立ち消えになりましたし…

      ちなみに、ソニーαの買収は、基本的にはミノルタの事務機畑出身のコニミノ社長が放り投げた事業を、α関連で協業を行うことを発表していて一眼レフ事業に参入することが決まっていたソニーが救済的に買収したものが、結果としてブランディング戦略的にもレンズ周りの技術者をある程度確保することにも繋がり成功しましたが、リコー + ペンタの場合はどうなることやら

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