反原発論者、原発関係者を刑事告発する 206
スジが悪いだろう…… 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
反原発活動で知られる作家の広瀬隆氏とルポライターの明石昇二郎氏が、福島県放射線管理リスク管理アドバイザーの山下俊一氏、神谷研二氏、高村昇氏、文部科学大臣の高木義明氏らを「被曝安全説を触れ回ったことは人道的犯罪にあたる」として刑事告発したそうだ。また、原子力安全委員会委員長の斑目春樹氏や東京電力会長勝俣恒久氏などに対しても「大事故は重大なる人道的犯罪でありその責任者である」として同じく刑事告発している(livedoor BLOGOS)。
会見では、「放射能健康リスク管理アドバイザーは安全だと主張して児童を被曝させている」と主張、さらに「原発100km圏内では10年間に10万人以上が癌を発症」「100~200km圏内では10年間に12万人以上が癌を発症」との主張を展開、それだけでなく放射能に汚染された食品などを摂取した場合の内部被曝を考慮すると、さらに癌に発症する人数は跳ね上がるとしている。
しかし、被曝した放射線量と癌の発症の関連性については未だ確定しておらず、また国際的な評価基準に照らしても現状の避難政策や対処については問題があるとは言いにくいところである。チェルノブイリ事故後に報告されたのは小児の甲状腺がんだけ、スリーマイル島での事故ではがんの増加は報告されていないという状況もあり、実際に癌の発症率が増えるかもまだ予測できない。タレコミ子的には今回の告発はスタンドプレーにしか見えないのだが……。
ちなみに、両名は「ヨーロッパ放射線リスク委員会(ECRR)」の発表を根拠に「今後50年間で40万人ぐらいが放射能で癌になる」と主張しているが、ECRRは欧州委員会や欧州議会が公式に認めた団体ではない。ECRRについては「欧州議会と何の関係もない反核団体」との話もある。