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2011年10月2日の記事一覧(全5件)
803597 story
地球

気体による温室効果の発見から150年 38

ストーリー by headless
温室 部門より
danceman 曰く、

現在、温室効果ガスの排出量削減が重要な課題となっているが、気体によって温室効果が発生することを物理学者のジョン・ティンダルが発表してから今年が150年目になる(BBC Newsの記事本家/.)。

ティンダル現象でも知られるジョン・ティンダルは、気体によって温室効果が生み出されることを実験により証明した。それ以前にも、大気の存在が地球の温度を上昇させることをジョセフ・フーリエが指摘していたが、ティンダルは温室効果を実証し、測定可能な装置を作成して実験を行ったという。同一の物質について数100回の実験を繰り返した結果、同じように光を透過する気体であっても、物質によって熱吸収量が異なることが確認された。ティンダルが発見した熱吸収量の大きな気体はエチレンであり、人間の活動により排出される二酸化炭素が地球温暖化の原因になることまでは予測されていなかったが、温室効果の基本的な仕組みは150年も前に明らかになっていたのである。

803602 story
セキュリティ

手早く安価にできるデータ消去方法は 138

ストーリー by headless
消滅 部門より
本家/.「Best Way To Destroy Hard Drives?」より

IDEやSATAの古いハードディスクが10~15台手元にあって、処分したいと思っている。IDEインターフェイスの利用可能なハードウェアを所有してはいるが、全部のドライブに対してDBANによるディスクワイプが完了するまで、何週間も待つのは嫌だ。消磁装置は高価でとても手が出せないし、データ消去サービスは信用できるかどうかわからない。手早く安価にできるDIYなデータ消去方法をご存じないだろうか。

個人的にはゼロクリアで十分だと思うが、それなりに時間がかかる。/.Jの皆さんこだわりのデータ消去法があれば、ぜひお聞かせ願いたい。

803617 story
オーストラリア

激辛トウガラシの秘密は「ミミズ」 38

ストーリー by headless
辛口 部門より
capra 曰く、

以前のストーリーで紹介された、オーストラリアの「世界一辛いトウガラシ」開発の背景にはミミズの力があったそうだ (Australian Geographicの記事本家/.)。

トウガラシは種類によって辛さが異なるが、遺伝子レベルでは同様に辛みを出す能力を持っているとのこと。世界一辛いトウガラシ「Trinidad Scorpion Butch T.」は、液肥として利用されるミミズコンポストの排水により、その辛さが引き出されている。ミミズコンポストの中では短期間のうちに繰り返し虫が生まれ、死んでいくが、分解された虫の死骸が鍵なのだそうだ。Trinidad Scorpion Butch T.の開発に携わったシドニー大学の植物学者Mark Peacock氏によれば、虫の死骸を含むコンポストの排水を与えることで、トウガラシは虫に食われていると錯覚するという。これによりトウガラシが防御反応を起こし、食べられないように辛み成分を多く出すようになるとのことだ。

ちなみにトウガラシの辛みをもたらすカプサイシンは脂溶性なので、脂肪分を含む牛乳やヨーグルトなどの方が水よりも辛さをやわらげてくれるそうだ。

803629 story
ニュース

多くの自炊代行業者が事業縮小へ 167

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終了 部門より
papa-pahoo 曰く、

大手出版7社と作家、漫画家、漫画原作者が書籍スキャン代行業者に送付した質問状に対し、3分の1以上が事業を終了または縮小する方針を示したという(YOMIURI ONLINEの記事NHK News Webの記事)。

先日のストーリーの続報となる。質問状の内容は、著作権者が許可していないことを表明してもスキャン代行サービスを続けるか、ユーザーの利用目的が私的利用に限定されていることをどのように確認しているのか、といったもの。 書籍スキャン代行(いわゆる「自炊」代行)業者98社に送付されている。これに対して回答した43社のうち37社が事業の終了や縮小する方針を示しており、回答せずにサイトを停止した業者も数社確認されているという。悪質な業者に対しては法的措置も含めて対応を検討するとのこと。

すでに自炊代行業者に書籍を送ってしまった利用者はどうなるのだろうかと、昨今の利用者不在の著作権議論の行く末を心配するタレコミ子であった。

803874 story
Chrome

Microsoftのセキュリティ製品、Google Chromeをマルウェアと誤認識 45

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誤認 部門より
9月30日、Microsoftのセキュリティ製品「Microsoft Security Essentials」および「Forefront Client Security」がGoogle Chromeをマルウェア「PWS:W32/Zbot」として誤検出し、指示に従って操作した場合はGoogle Chromeが削除される状態になっていたとのこと(Microsoft Malware Protection Centerのマルウェア情報本家/.)。

PWS:W32/Zbotはトロイの木馬に分類されるマルウェアで、特定のWebサイトへのアクセスを監視してパスワードを盗みとろうとするものだという。Microsoftは同日中に修正済みのウイルス定義ファイルを公開しており、バージョン1.113.672.0以降では同様の問題は発生しない。影響を受けたユーザーはウイルス定義ファイルを更新した後で、Google Chromeを再インストールする必要がある。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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