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テクノロジー

宗教と科学が衝突すると考える科学者は意外にも少ないという調査結果 87

ストーリー by reo
それはそれ、これはこれ 部門より

danceman 曰く、

ライス大学が米国の主要大学の研究者に対して行った調査の結果、「宗教と科学は常に衝突している」と答えた科学者は 15 % であったとのこと (NETWORK WORLD 記事本家 /. 記事より) 。

調査の対象となった大学 21 校の自然科学者及び社会科学者 275 名に対しインタビューが行われたが、「宗教と科学は常に衝突している」と答えたのは 15 %、「全く衝突しない」と答えたのが 15 %、そして大半の 70 % が「時々衝突する」と答えたという。

宗教と科学は矛盾するという論争がこれまで多くなされてきたが、今回の調査から科学者らが宗教と科学の両方を、重要な答えを導くための「まっとうな知の技法」と捉えていることが明らかとなった。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • > 大半の 70 % が「時々衝突する」と答えた

    常にと合わせたら85%は衝突してる派だろ

    # ストーリータイトルだけ読んで「キリスト教徒の科学者限定で
    # 聞いたとかそういう話か?」と思ったらタイトルが本文と衝突していた件

    • しかし、常に衝突してるわけではない派も85%なわけです。

      以前見解を異にしていたものの今は衝突していない分野もあり、また現在進行形で科学と相容れない部分もあるわけで(でも将来的には建設的な解や合意が見つかるかもしれないのに)、「常に」どちらかという見解を持つ人が30%も居ることの方が、僕には驚きでした。

      親コメント
      • 元記事のタイトルは、Science and Religion Can and Do Mix, Mostly ですからね。

        確かに、共存できないと取れるような回答が、30% もあるのは多すぎる気がしますね。
        特に米国の主要大学の研究者で、科学を否定する人が15% というのは、調査方法に
        問題がありそうな。
        (それとも、神学校みたいなものが、主要大学 15% に相当するくらいあるのだろうか)

        親コメント
        • 「宗教と宗教が衝突する」と回答した15%は、宗教家の立場として「(自分たちの立場は)科学と衝突する」と回答したのではなくて、科学者の立場として「宗教と衝突する」と回答したのでは。

          その人の分野 (the meaning of life, ways of understanding reality, origins of Earth and how life developed on it) によっては普通に衝突がありそうですし、むしろアメリカでの調査なのに15%とは意外に少ないかな、と感じます。

          親コメント
        • 御免なさい。
            > 「全く衝突しない」と答えたのが 15%
          というだけで、科学を否定している訳ではないですね。

          全く信仰を持ってないから、そもそも衝突はないとか
          自分の宗派には、科学と衝突するような教えはないとか
          衝突があったら、意識より下のレイヤで処理されるとか
          その理由は書かれて無いですね。

          逆に「宗教と科学は常に衝突している」にしても、
          衝突があったら、どちらを優先するとか、そういう情報はないですね。

          親コメント
      • by Anonymous Coward

        そうだろうか、衝突しない人はいつも衝突しないし、しばしば衝突する人はそれこそ常に
        論争のはざまにいるだけのことだ。

        ときどきコリジョンがあると考える人の割合に意味があっても
        「常に衝突してるわけではない」という概念には意味が無い。

    • by Anonymous Coward
      ストーリー by reo
  • by gesaku (7381) on 2011年10月03日 14時24分 (#2028594)

    今回の調査結果は、アメリカ国民の多くがキリスト教信者であり、聖書に従えば現在の科学は否定されてしまい、
    逆に現在の科学に従えば聖書は否定されるという矛盾と長年付き合ってきた結果としての知恵なのかもしれません。

    これが別の国、例えばインドなら違う結果になっていたかもしれませんし、日本も同様です。
    宗教は国や地域によって色も浸透度もまったく違いますから「科学者」とひとくくりにするのではなく、
    この調査結果では「アメリカの科学者」と限定すべきかと。

    #ゆかり王国17歳教信者gesaku

  • タイトルの点は注意が必要なのではないかと思います。個人的な感覚として、ただ科学とのみ言われると自然科学を連想しました。
    #小学校の頃に読んでいた、学研の科学の影響かも知れませんがw

    今回の調査に含まれる社会科学の範囲が不明ですが、Wikipediaの記述 [wikipedia.org]の代表的な学問分野に限定しても、たとえば政治や経済が宗教とは切り離しがたい国が多い以上、衝突しないと考える学者が多くても不思議はないのでは無いでしょうか。
    自然科学者と社会科学者で答えの比率の違いを見てみたい物です。

    それ以前に、別の方の指摘のようにタイトルの付け方が恣意的というか、ほとんどが時々衝突するという中間の答えに集まってしまっている以上、アンケートが不適切なような気もしますが……

  • 単純に、正規分布しているだけのようにも見えますが・・・

  • 仏教の思想と自然科学は全く矛盾しません。衝突もしません。

  • 何らかの宗教に属してる科学者と無宗教の科学者は半々だけど、ほぼ全ての科学者がインテリジェントデザイン論に否定的な印象を持っている、とか。
    自分を宗教的と評価する科学者ほど、宗教と科学が衝突すると考える度合いは低かった、とか。

    全訳する元気はありませんが、15%/70%/15%ってのは調査のほんの一部であってそこだけ取り出してストーリーにするのはもったいない感じです。
    「68%の科学者が、自分はある程度spiritualであると考えている」ってのはどう訳せばいいんだろう。「精神的」だと意味不明だし「霊感が強い」はなんか違いそうだし。

    • by Anonymous Coward on 2011年10月03日 17時56分 (#2028745)

      >「68%の科学者が、自分はある程度spiritualであると考えている」ってのはどう訳せばいいんだろう。

      宗教に関して問いかけてる文脈だから、spiritualは「宗教的」ってとらえれば良い気がする。
      #元々そういう意味も含む語

      だからまあ、「68%の科学者は自分自身をある程度は信仰を持った人間だと考えている」とかそういうんで良いんじゃないかな。

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      • なるほど。
        「特定の宗教に属してないけどある程度信仰を持っている」という人が18%くらい居ると考えればいいですかね。

        元コメで「無宗教」という言葉を使ったのはまずかったか。しかしなんというか、そういう曖昧な宗教観は日本以外では珍しい様に漠然と思ってましたがそうでもないんですね。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2011年10月03日 14時13分 (#2028579)

    とあるラノベアニメで似たようなのがありましたね

  • by flutist (16098) on 2011年10月03日 14時19分 (#2028588)

    科学的な方法には、科学なりの長所と限界がある。長所は中世暗黒時代からの幕開け以降、多大な利益をもたらしている。
    宗教による考え方にも長所と短所がある。そして宗教哲学には、2000年以上にわたって内省し知恵を究めて考え抜かれた論理がある。

    知的活動の質としては、双方に上下があるわけではない。とんでもなく頭のいい科学者がいるのと同様に、すばらしい炯眼を持つ宗教者もいる(現在も)。一方で、イタイ宗教者がいるのと同様に、イタイ科学者もいる。科学も宗教も、悲劇的な犠牲者を生むことがある。

    …と日々思うけどねぇ。
    むしろ科学的だと言うだけで盲信する方が(いわゆる)宗教的と言うか。

    • 相対主義って、何にでも適用できる上に何か主張したような気になれて、便利だよね。

      親コメント
    • たとえば,なぜ死ぬのか?は解明できるだろうが,
      生きている「目的」については科学では「種の保存」以外の答えは得られないのではないだろうか。

      だから科学だけが絶対のものとして受け入れるのは論理的でないと言ってみる(汗)

      • by Anonymous Coward on 2011年10月03日 14時52分 (#2028622)

        「目的」というのは人間の意識によって作られるものなので、それを科学方面に求めてもせんないことだと思いますがね。
        宇宙は只そこにあるだけですよ。自分の目的は自分で作り上げてください。

        なぜ死ぬのかって、世の中には死なない生物も沢山居るわけで、人間が「死ぬ側」に入っているだけです。
        死は宇宙不変の理ではないですよ。
        まあエントロピーというものがあるので、この世のすべてのものは究極的には壊れて平坦になっていく定めというのはありますが。

        親コメント
        • 「目的」というのは人間の意識によって作られるものなので、それを科学方面に求めてもせんないことだと思いますがね。

          直球の答えではないですが、人間原理の変形で、
          「たまたま物理定数がうまい具合いになって、地球という惑星がたまたま発生し、人間という有限の寿命と意識を持つ生物がたまたま発生し、その意識の中で「目的」「理由」という概念が発生し共有されるようになった、それが、宇宙の存在「理由」であり、生きる「目的」」
          という答え方もある。
          (もしどこかで異なる道を歩んでいたら、「理由」とか「目的」とかを問う存在そのものが発生しないので、その設問自体が存在しない)

          ぶっちゃけてしまえば、「そうなったんだから仕方ないだろ」

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      • 科学はそもそも根源的な理由を問う意味での「なぜ?」には答えられません。
        より詳細な仕組みを解明できるだけです。

        一見答えてるように見えるのは「他の思いつきより”妥当性が高い”から」というのが精一杯で
        たいていの場合、あまり科学的ではないのが実情です。

        例えば「なぜキリンの首は長いのか」という問いに「高い場所の餌を取ることができるから」というのは真の意味で「科学的な裏付け」は何もありません。
        全く異なる理由であのスタイルになっておきながら、たまたま運良く高い場所の餌が食えたから生き残った、のかもしれません。
        例え首が長くなった理由が適応進化だろうとキリンの意志だろうと異星人による遺伝子操作であろうと、科学はそのどれも(少なくとも今は)証明できませんし、それはあくまで手段であって理由の説明にはなりません。

        本来「なぜ」に答えられるのは宗教と哲学くらいなのです。
        (実際は心理学とか精神医学とか脳科学とかも自信満々で答えちゃいそうだけど)

        親コメント
        • by tmkzr (19129) on 2011年10月03日 16時29分 (#2028701) 日記

          18世紀のプロテスタンティズムがどのように資本主義に影響を与えたかを 論じる文脈で、ヴェーバーは有名な論文の注の中で、次のように指摘しています。

          ピュウリタン、洗礼派、敬虔派の信徒たちが特愛した学科は物理学であり、 それに次いで、同じ方法でもって行われる諸他の数学的=自然科学的諸学科だった。 つまり、現世の「意味」は、神の啓示の断片的な性格のために(これはカルヴァン派 的思想だ)概念的思索によってはどうしても捉ええないけれども、自然における神の 法則の経験的把捉によってその知識にまで到達しうる、と彼らは信じたのだった。
          (マックス・ヴェーバー「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」岩波文庫 p.250)

          ここで示唆されている通り、私は、プロテスタンティズムの(特にカルヴァン派の) 職業的禁欲主義が資本主義の発展を促したように、 プロテスタンティズムの「我々は直接神とつながるのだ」 という世界観、宗教観が科学の発展を促した可能性はあると思います。

          プロテスタントに限らずとも、アインシュタインがユダヤ人なのは有名ですが、 彼は「神はサイコロを振らない」といって量子力学に懐疑的でした。 また、宇宙定数の入ったアインシュタイン方程式を解いた、 有名なルメートルという人は、本職は神父です。 この人が導いたルメートル宇宙モデルは、現在の宇宙を最も適切に表現する宇宙モデルですが、 当然、膨張する宇宙像を予測し、アインシュタインは最初はこの解を出したルメートルに 「あなたの物理的見識は忌まわしい」と言ったといいます。

          つまり、ある種の人間は、宗教的であるがゆえに物理学を学ばなければならなかったし、 ある場面では理性的思考よりも宗教的直観を信じることすらあった、ということです。 そしてそのようなある意味宗教的な営みの結果、現在の宇宙観が成り立っているのです。

          確かに「世界の意味」に直接科学が答えることはありませんが、 動機の部分では、「なぜ」と問う科学と宗教で共通するものがあることは、私は確実だと思いますし、 物理的直観で世界を把握することは、科学者個人レベルでは その答えに近づいているであろうとも思います。

          親コメント
      • >たとえば,なぜ死ぬのか?は解明できるだろうが,

        テロメアとかそこらへんでの説明があるけどね。

        >生きている「目的」については科学では「種の保存」以外の答えは得られないのではないだろうか。

        そもそも目的があるのか?という命題についても考察しないとね。

        >だから科学だけが絶対のものとして受け入れるのは論理的でないと言ってみる(汗)

        完全なものしか受け入れないのであれば、何も受け入れられない。
        絶対であるか?よりより完全に近いという論理的科学的説明があって
        そこで人はそれを信じるに値するものと判断するんだ。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        科学的に行くのならまず、「その前提にしてる『目的』なるものが存在するのか否か?」から議論せんと。
        #別に目的なんて無くても良いじゃないか!

  • 今知られてる範囲の科学的事実と矛盾しない戯言っていくらでも作れますし、科学者側から見ると、「衝突? 向こうが勝手に避けるだろ」と無関心であるか、 せいぜい「向こうが避けるべきだろ」と思ってるかぐらいでしかないかと思います。

    科学者にとっては「真理=今のところ分かっている範囲で最も筋の良い説明」でしかないわけで、 新たな事実が分かれば、それまで知られていた「真理」でもどんどん書き換わっていくわけで。

    その立場から宗教を好意的に解釈すると、「当時の科学的知識とは矛盾しないように作られた一連の価値ある教訓・寓話」なので、 その「真理」が新たに知られた事実と矛盾していれば、当然書き換えられてしかるべきは宗教だろう、と、言うように考えるものじゃないかと。

    で、アンケート結果としては、「衝突しない」。それは宗教家の考える「衝突しない」象とはずれてるんじゃないでしょうかね。
  • 現在はエセ科学、エセ宗教が結びついたような水伝とかIDみたいなのが、科学、宗教両関係者にとって頭の痛いところでは無いでしょうか。

  • by Anonymous Coward on 2011年10月04日 1時30分 (#2029006)

    数ある宗教のうち、キリスト教にピックアップして語るなら
    原則怪力乱心を方らない宗教なので、衝突はしないはずですね。

    神は物理法則を含めて世界を作ったのだから、科学的手法により物事を研究することは
    すなわち神の真理に近づくことに他ならない信仰の形の一つです。むしろ、神が作った完璧な世界に
    魔術なんていう反則技は存在しないはずです。すなわちしかるべき科学的方法で観測可能なはず。
    なので、科学史的に宗教家兼科学者が多数居るわけです。

    ちなみに、物理法則をねじ曲げるような例外は神とその類型に許される奇蹟なので、対象外。
    ルールをねじ曲げれるからこそ、奇跡であり、ルールが強固な方が意味が大きいですよね。

    逆に、いわゆる魔術的な事を原則とする宗教だと、衝突しやすいかもですね。
    ※ 例えば、誰でも修行すればカメハメ波が撃てる、という教義があるなら熱力学の法則あたりとぶつかるかと。

    • by hig (25417) on 2011年10月08日 3時06分 (#2031402) 日記

      物理法則をねじ曲げるような例外は神とその類型に許される奇蹟なので、対象外。
      ルールをねじ曲げれるからこそ、奇跡であり、ルールが強固な方が意味が大きいですよね。

      いわゆる魔術的な事を原則とする宗教だと、衝突しやすいかもですね。

      が同じことを立場を変えていっているだけに見えて滑稽。
      神とそのお仲間がルール違反してもそれは「奇跡」で例外扱い、お仲間でないと「魔術」扱い。そら衝突しないでしょうよ例外扱いするんだもの。

      自己矛盾に気が付かないご都合主義のようだ。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2011年10月03日 14時23分 (#2028592)

    宗教と科学が衝突しないというか、宗教と科学は一致するというのは御木徳一(ひとのみち教団・PL教団初代教祖)が戦前から主張していたことだよ。

    • by d02 (43010) on 2011年10月04日 1時59分 (#2029009)

      17歳教の方々と、科学的な実年齢を示すべきだとする方々において、
      たまに衝突がみられますが、これについてその御木徳一さんの見解は
      ありますでしょうか?
      衝突といっても「おいおい」というツッコミで形式化された衝突ですが...

      親コメント
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