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交通

British Airways、お得意様に「航空事故サバイバル」コースを提供 19

ストーリー by reo
その前に事切れてそうです 部門より

capra 曰く、

British Airways は、航空事故が万が一発生した場合におけるサバイバルスキルを教えるコースを準備しているそうだ (The Telegraph の記事本家 /. 記事より) 。

来年から開講予定だというこの講座は、British Airways の「エグゼクティブ・クラブ」のメンバーが受講できるものだという。4 時間に渡る講座はシートベルトの着脱といった基本的なことから、ライフジャケットの場所の確認や脱出用スライド (滑り台) の実践など「万が一を生き抜くためのスキル」がカバーされるとのことで、価格は 125 英ポンド (約 1.5 万円) 。

このコースを担当する Andy Clubb マネージャ曰く「情報やスキルを身につけることで乗客はより安全に旅をすることが可能になり、『安全姿勢』に関しネット上にはびこる様々な説の誤解を解くことができ、何よりも空の旅についてより信頼を持ってもらえるようになる」とのこと。

ちなみに 2006 年に行われた調査において、緊急避難時にかなりの人々がシートベルトを外すのに手こずることが分かっているそうだ。

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  • ちなみに 2006 年に行われた調査において、緊急避難時にかなりの人々がシートベルトを外すのに手こずることが分かっているそうだ。

    えーっと、その場合、どうにかするべきは、バックルの位置(とおなかの形状)によって異様に外しにくくなるシートベルトじゃないのか?自動車のシートベルトと比較して、どうしてあんなにも使い方が異なるのか、私にはわからんのですが…

    そこに手を付けていない段階で:

    このコースを担当する Andy Clubb マネージャ曰く「情報やスキルを身につけることで乗客はより安全に旅をすることが可能になり、『安全姿勢』に関しネット上にはびこる様々な説の誤解を解くことができ、何よりも空の旅についてより信頼を持ってもらえるようになる」とのこと。

    と言われても、はてこのコースで教えている事の方が「さまざまな誤解」じゃないと本当にいえるのか? という問題が…

    --
    fjの教祖様
    • by Anonymous Coward

      車のシートベルトは基本的に人が前か横に投げ出されるのを考慮すれば良いけど、飛行機は人が上に投げ出されるエアポケット対策が必要なのも有るんじゃないでしょうか。
      飛行機だと毛布の上にシートベルトをしますが、自動車と同じだと毛布で解除ボタンが行方不明になったり押せなくなる可能性も。

      後は重さと保守コストと信頼性(部品点数的な意味で)でしょうか・・・

      • 車のシートベルトは基本的に人が前か横に投げ出されるのを考慮すれば良いけど、飛行機は人が上に投げ出されるエアポケット対策が必要なのも有るんじゃないでしょうか。

        それはない。単なる2点式シートベルトだもの。

        飛行機だと毛布の上にシートベルトをしますが、自動車と同じだと毛布で解除ボタンが行方不明になったり押せなくなる可能性も。

        これもない。シートベルトを手探りで探れば必ずベルトの両端に到着できるし、真ん中のバックルを探す時だって同じように操作することに。

        後は重さと保守コストと信頼性(部品点数的な意味で)でしょうか・・・

        重さはどうなのかなぁ。保守コスト/信頼性はあるかも。

        ただ、「腹に使えて外せない/外しにくい/外すのに時間がかかる」という段階で、信頼性もへったくれもないような気が…

        --
        fjの教祖様
        親コメント
        • by Anonymous Coward

          (路線バスを除けば)自動車の方が乗る回数が少ない人間としては、「慣れの問題じゃねーの?」の一言で終わりですね。
          部品点数が少ない分飛行機の標準のシートベルトの方が信頼感があります。たまに高速バスとか乗るとベルトバックル部分の動きが渋かったりした経験もあり、自動車用のベルトはいまいち信用できません。

          • 平常時のあのバックルの外し易さは、緊急時のそれとは違う、と言うことを念頭においたほうが良い。
            乱暴な話、乱気流でベルトが体に食い込んでいるときに、「まさに腹の上」にあるバックルを操作して外さなくてはいけない飛行機のシートベルトは、太っている人間にとっては致命的とさえ言える。
            あと「自分以外の人が外す」場合について考えなくちゃいけないのだ、という事実も。

            自動車の事故に2度ほどあったことのある自分としては、自動車のシートベルトは非常に外しやすく、その意味で信頼感があります。なにしろ、ベルトがどれだけ体に食い込んでも、ベルトを固定している部品は体に触れてすらいませんから。

            事故発生時の対テンション信頼性はほぼ互角。一見自動車のほうがプラスチックで信頼性がなさそうに見えますが、あれは外側だけの話。ベルトを固定している部品自体の信頼性はほとんど変わりません。

            --
            fjの教祖様
            親コメント
    • by Anonymous Coward

      自動車のシートベルトと比較して、どうしてあんなにも使い方が異なるのか、私にはわからんのですが…

      それは、主にバックルの仕様の問題ですよね。
      確かに、なんで飛行機はああいう形式なのか、謎ではありますが、

      ・バックルの方式(ボタン式ではない)は強度の問題か?(自動車はせいぜい100Km/h、特殊なものでも300Km/h。航空機は離着陸時ですら300Km/hオーバー)
      ・3点式でないのは、肩の上にベルトを保持できる場所がない+クルマのようにテンションをかける機構を各席に設けられないから?
      ・3点式以上でないのは、いざというときにからまってややこしいから(というウワサは聞

  • by nemui4 (20313) on 2011年10月07日 11時04分 (#2030904) 日記

    無人島に一人流れ着いてからのサバイバルテクニックをみっちりたたき込まれるようなコースじゃないのか。
    #ちょっと残念。

    • by Anonymous Coward

      背面飛行を体験させてくれるコースかと思いました。
      こんなことを考える航空会社があったのかと感心したのですが、残念。

  • ほとんどの場合は役に立たないよね.

    # 稀に役に立つと「奇跡」と言われる

  • 鉄道の最後尾車両に乗れば、とても安全な気がします。
    ですが、よく考えると最後尾車両は女性専用車両で別な事故に巻き込まれる率も高い気が。。。

    • by Anonymous Coward

      女性専用車両じゃなくて、「あっー」という事故ですね。わかります。事故なので諦めてください。

  • by Anonymous Coward on 2011年10月07日 23時23分 (#2031336)

    当機はこれより墜落します [thesun.co.uk]」と
    機内放送があったときの対処方法について学べるんですね、わかります。

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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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