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825438 story
ハードウェア

撮影後に焦点位置を変えられるカメラ 37

ストーリー by hylom
原理がよく分からない…… 部門より
sillywalk 曰く、

米Lytro社は10月19日、撮影後に任意の場所へ写真の焦点を合わせられるコンシューマ向けカメラ「Lytro camera」を発表しました(YouTubeの紹介動画engadget japaneseの記事)。

撮影後に焦点を合わせるとは、PC画面上に表示された写真の中で任意の場所をクリックすると、そこへピントが合うというもの。Lytro cameraはレンズから入る全ての光線を記録するLight Field picture(.lfp)形式で撮影し、後処理で任意の場所に焦点を合わせられるとのこと。詳細はLytro社の写真ギャラリーをご覧下さい。

カメラ仕様は8倍光学ズーム、f/2レンズ、解像度11メガレイ(mega rays)、8GBまたは16GB内蔵メモリ、約4cm角で長さ約11cm、重量214g、1.46"タッチスクリーンモニタ、ボタン類は電源とシャッターのみ。値段はメモリ容量に応じて399ドルまたは499ドルの2種類となっています。

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  • 前回の記事 [srad.jp]を関連記事に入れないから、おなじような話ばっかりになってますね。
    (せっかく firehose の時点でコメント [srad.jp]したのに……)

    どうせまた誰かが「何枚撮れるんだ」とか言い出すんでしょうから書きますが、
    撮影枚数は 8GB で 350 枚、16GB で 750 枚ですね。
    付属ソフトウェアは Mac 専用で、Windows は開発中。
    起動も速くてフォーカス時間も要らないからすぐ撮れるらしいです。
    見た感じ、三脚を付けるわけでもなさそうなので、シャッタースピードが長くなるということもなさそうです。

  • by ef (25263) on 2011年10月21日 7時07分 (#2037828)

    ワンショットで複数フレームを取り込んでいるあたり、HDR撮影と似ていますね。
    High Dynamic Range Imaging -- ハイダイナミックレンジ合成 [wikipedia.org])

    • 焦点距離を変えながら撮影するのではなくて、一度に写真のアレイを作ってるみたいです。ですからHDRとはちょっと違うんじゃないかと。

      親コメント
      • by ef (25263) on 2011年10月21日 11時17分 (#2037963)

        焦点距離を変えながら撮影するのではなくて、プリズムを使い同時に露出の違う画を取るタイプのHDR撮影方法もあります。
        これは動画の撮影が可能です(Soviet Montage Productions [sovietmontage.com])。

        親コメント
      • by Anonymous Coward
        レンズ表面の各点から見える景色は、それぞれ微妙に違う。
        これは、仮に超特大のレンズを想像すると分かりやすい。

        普通のレンズ・カメラは、それら微妙に違う景色を混ぜて1枚の写真にしている。
        微妙に違う絵なので、混ぜるとどっかがぼやける。
        どこかにピントを合わせるというのは、ぼやけない所を決める、と言うことに相当する。

        このカメラは、各点にそれぞれ小さなカメラを置くような方法で、混ぜずにデータを記録する。
        あとで、それらの低解像度の絵を混ぜて1枚の高解像度の絵を造る。
        どこを揃えて混ぜるかを変えることで、「撮影後に任意の点にピントを合わせる」ことができる。

        詳しくは、このネタの過去ストーリー参照
    • by Anonymous Coward

      >ワンショットで複数フレームを取り込んでいるあたり

      誰がそんなこと言ってるの?

      • by ef (25263) on 2011年10月21日 13時37分 (#2038050)

        複数フレームは違いますね(個々の焦点距離での画像は撮影時点でなく後処理で作っているので)。
        何か適当な用語はないでしょうか?

        Ren Ngの博士論文 http://www.lytro.com/renng-thesis.pdf [lytro.com]
        にあるマイクロレンズ群を介してイメージセンサに取り込まれる像を何と呼ぶかってことですが。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          一般的に「像」と呼ぶようなデータの種類とはちょっと違う気はしますが,

          >> マイクロレンズ群を介してイメージセンサに取り込まれる像

          ... を指す用語が,タレコミ中にも出てくる「Light Field」ですね.

  • by kikki (30639) on 2011年10月21日 9時54分 (#2037913)
    ピントを少しずつずらしてピントが合ってる部分のエッジを抽出、重ね合わせると立体画像のできあがり~
    とか?
  • by Anonymous Coward on 2011年10月21日 6時19分 (#2037822)

    面白い技術と製品だと思うけど、はたして商売として成り立つかどうか
    後から任意の領域だけにフォーカスを合わせたいという強いニーズがあるのかな?
    コンシューマー製品だったら、昔のコンパクトカメラみたいなピント合わせ不要の固定焦点パンフォーカス・レンズで画面全体にそこそこピントが合ってればそれでみんな満足なんだし

    • by Anonymous Coward on 2011年10月21日 6時54分 (#2037826)

      単純な焦点の変更だけでなく、ソフトウェア次第で色々と面白いことができるので、意外な用途が生まれそうな気がします。

      ライトフィールドの応用例
      http://ednjapan.cancom-j.com/issue/2010/11/76/7451/2 [cancom-j.com]
      >■視点の変更
      >■焦点ボケの合成
      >■3Dへの対応
      >■奥行き推定
      >■前景抽出
      >■超解像

      それと、全焦点画像を作ることもできるはず。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      まあ、理論発表だけじゃなくて、せっかく実際に製品化したんだから、出たものを見てから判断しても遅くは無いじゃないか。

      Foveon三層式センサだって茨の道を歩みながら、かなりのところまでたどり着いたんだし。

    • by Anonymous Coward

      めちゃ欲しい。固定焦点はどこにでもピントが合うからのっぺりしたつまらん写真しか撮れない。
      今のコンデジ、デジタル一眼の多さからみて、多くの人はもっときれいにとりたいと考えているのでは?
      何も考えずにシャッターを押したら、ピント合わせのタイムラグもなく撮れて、しかもよく見たいところを後から切り替えら得るなんて最高じゃないか。
      さらに発展させて動画でも同じことができるようになると、もっと有用性がわかるんじゃないだろうか。

      #さっそくポチッと思ったらアメリカ国内のみの発送だそうで、また発送は2012年初めだそうだ

    • by Anonymous Coward
      昔のコンパクトカメラみたいなピント合わせ不要の固定焦点パンフォーカス・レンズで画面全体にそこそこピントが合ってればそれでみんな満足

      とはどこの世界の話でしょう?
      なぜか皆がこぞって一眼を欲しがっている国の話じゃないですよね?
      • たしかに「写ルンです」レベルでokという人は多い。一般人はパンフォーカスの方が綺麗に写っていると思う人も多いです。

        (閑話休題)

        本品ですが、f/2と明るいレンズは買えるもののデザインがいけてないと思うのは自分だけ? プロトタイプをそのまま製品にしちゃった感があります。けっこう目の付け所がいい商品なので、かっこいいデザインになったら買うと思う。but、その頃は他メーカーも追従しちゃって一般的になっているかもですが。 顔検出機能なんかは、あっという間に広がり一般的になりましたからね。
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        まあ一眼レフ買って「高いカメラなのに手前にピント合わせると奥に全然ピント合わない、もっと高い機材じゃないとダメなのか」って大三元揃えてガッカリしちゃう人もいるらしいからねぇ
    • by Anonymous Coward
      撮影者の意図によって明確に被写体を狙って撮影する用途では、逆に不要な技術かもしれません。
      しかしこの技術は、なにもコンシューマ向けのデジタルカメラ製品にしか適用できない技術というわけではありませんね。

      撮影後に被写体が確定する用途も、すぐ思いつく限りでも防犯カメラなどがあります。
      発表されたカメラの筺体サイズや形状からも、それらへの訴求が狙いのようにもみえます。
      むしろ、業務用などで潜在市場は大きいかもしれませんよ。
    • by Anonymous Coward

      コンシューマー向けではないような気がしますよね。
      ぱっと思いつくのは、状況の記録が必要な場合、例えば警察の鑑識さんとか。
      今までと同様に通常の写真を撮る+現場の周囲360度をぐるりと回りながらこのカメラで記録、とかしておけば、あとでの検証に役立つと思うんですが…。
      鑑識さんの撮った現場写真に捏造の疑いまででるような場合ですからね。

    • by Anonymous Coward

      今の画像エンジンの力じゃちょっと弱い。

      しかしこの技術と言うのはちゃんと作れば幾つもの利点を持つから主流化しても不思議じゃない。
      ピントの計算結果内でのみのフォーカシングが出来れば、機械的な駆動系は要らない。
      理論的に画角の制御もボケの制御も出来るから、ズームも絞りも要らなくなる。
      光束の計算を左右で分割すれば、後付けで3D化も出来る。
      所詮コンデジのボケ?
      ならメインレンズと離れた所にサブレンズを付ければ一眼レフよりも大きなボケも出せる。
      と良いことずくめ。
      それに既に何のための高画素化か分からなくなりつつあるセンサーの高画素化を生かすのにも、悪くない選択だろう。

      使う人間からしても、「出して、撮る」だけで済むのが大きい。
      それでも、一般人に売るには、もうちょっとカメラ的な使い勝手を考慮した製品とする必要は有るだろう。
      けど、各所で普通に研究されている物でもあるから、そういうのも暫くすれば出てくるだろう。

    • by Anonymous Coward

      勝手に「みんなの好み」を定義しないで欲しい。

      いままで見たこと聞いたことも無いものは、触ってみるまで欲しいかどうかわからないものだ。

      • by Anonymous Coward

        勝手に「みんなの好み」を定義しないで欲しい。
        触ってみなくても、見たことも聞いたこともないからこそ欲しくなるモノってのは確実に存在する。
        そして、こんなアレゲなカメラ、デザインがダサかろうが俺は欲しいぞ!

  • by Anonymous Coward on 2011年10月21日 6時38分 (#2037824)

    視聴者の視点を追跡して自動的に焦点距離をあわせるような仕組みができたら、3D映像の違和感減りそうだけど

  • by Anonymous Coward on 2011年10月21日 7時09分 (#2037829)

    デモを見る限り近中遠の3つのフォーカス位置の写真からクリックした場所に応じて表示を切り換えてる様な感じですね
    その境目あたりの距離にあるものは選んでもどうにもはっきりしなくてもどかしい

    このくらいだと既存のデジカメのハードウェアでもフォーカス位置ブラケット撮影をすればソフトウェア次第で同じ様な写真が作れる気がします

    • by Anonymous Coward

      >3つのフォーカス
      かなり細かくフォーカスの位置を変更できますよ。
      右下からFull Viewにすると分かりやすいです。
      ただ、遠景は苦手な感じ。

      • by Anonymous Coward
        遠景がイマイチなのは、多分にレンズが小さいせいもあるのではないでしょうか。
        にしても、防犯カメラとかでは威力を発揮しそうですね。
      • by Anonymous Coward
        一番後ろの人はどう頑張ってもボケてますね…
    • by Anonymous Coward

      plenopticレンズを使ってるってことなので、ちゃんとしてれば任意の位置でフォーカスってのはできるはず。 こんな感じ [youtube.com]で。
      plenopticレンズを使って撮影した画像から任意の焦点の画像を取り出す作業のイメージは一年前のAdobeのデモ [engadget.com]を見ると解りやすいんじゃないかな。Lytroのカメラも似たようなことをするんだと思う。
      虫の複眼で見た世界ってこんなんなんかなって感じで面白い。
      plenopticレンズっていうのがどんなものなのかよくわからないんだけど、格子状のレンチキュラーレンズみた

      • by Anonymous Coward

        元々、撮像素子にはマイクロレンズがついてますよ。

        >丸い小さいレンズをぎっしり敷き詰めるってのは作るの大変だよねぇ。

        センサーの1素子ごとに、光量増大のためのマイクロレンズがついてます。
        配列をいじることもできます。
        例えばライカのデジカメなど、画面周辺部では光が斜めに入射して光量減することに対処するため、レンズの配置をオフセットしています。

        それの応用で作れるんじゃないでしょうか。

        • by Anonymous Coward

          >> それの応用で作れるんじゃないでしょうか。

          光学系だけなら作れるでしょうね.ただ,それだけでは全く使い物になりません.
          従来のカメラは光学系だけちゃんと作れば結像データそのものが一応は「画像」になっている(実際はいろいろ後処理をしますけどね)わけですが,この手のカメラは生のデータの時点ではまともな「画像」のデータではありません.そして,それを変換するための後処理がかなり面倒です.理論上は4Dのフーリエ変換を使ったシンプルな理屈のようですが(ちゃんと論文読んでないから正確には知らない),実装上はかなりのノウハウが必要だと思いますよ.

  • by Anonymous Coward on 2011年10月21日 8時14分 (#2037845)

    これでエスパーマシンが作れるめどがついたね。
    あの世界の写真はすべてライトフィールド写真であったと

    • by Anonymous Coward

      >あの世界の写真はすべてライトフィールド写真であったと
      元画像がデータ媒体じゃなく普通の写真じゃなかったっけ?エスパーに入力してたシーン

      #このカメラがあると運動会とかでパニックにならなくても綺麗にとれますね。

  • by Anonymous Coward on 2011年10月21日 8時25分 (#2037851)

    サンプルのなかではliving-pictures/167 [lytro.com]が分かりやすかった。
    四人いるけど、それぞれにそれぞれの焦点の合った写真を贈ってあげるとか。
    贈られたほうもびっくりするでしょうね。同じ写真なのに、自分にピントがあってる〜とか。
    あるいは、仲間内で撮影した場合に、嫌いな子にわざとピンぼけした写真を送りつけるとか。

    • by Anonymous Coward

      他人に渡す写真は顔にピントが合ってる。

      自分用のは胸やパンチラにピントが合ってる。

  • by Anonymous Coward on 2011年10月21日 9時27分 (#2037896)

    心霊写真が撮れるわけですね。

  • by Anonymous Coward on 2011年10月21日 13時47分 (#2038059)

    > 解像度11メガレイ(mega rays)

    これは記録時の全データであって、どこかにピントを合わせて実際に取り出せる写真の解像度じゃありませんね。
    実際の解像度はミニレンズの個数に等しいはずですが、いくつなんでしょう?

  • by Anonymous Coward on 2011年10月22日 2時04分 (#2038351)

    ・・・ってのがあったけど、あれとこれはアイディアは近くてアプリケーション先が違うって感じ?

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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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