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サイエンス

読書の達人は脳の「視覚辞書」で言葉を認識 40

ストーリー by reo
熟語の扱いはどうなの 部門より

capra 曰く、

読書スキルに長けている人は言葉を「読む」のではなく、言葉の形を記憶した「視覚辞書」を元に言葉を認識するため読むスピードが非常に速いそうだ (Georgetown University Medical Center のニュース本家 /. 記事より) 。

言葉の認識は視覚と音韻の双方から処理されているとする神経科学者らもいるそうだが、今回の研究ではこれが常ではないということが明かになったとのこと。言葉を認識する際の MRI 画像をみると、例えば「hair」と「hare」の 2 つの同音異義語は全く異なる領域のニューロンが活性化するという。言葉の認識に音韻も関わっているのであれば近い、もしくは同じニューロンが活性化すると考えられるが、実際には全く異なる言葉として処理されていることが分かる。

しかし最初から視覚のみで認識されるのではなく、初めて見る単語は時間をかけて発音し音とその単語を対にするという作業が必要があるとのこと。しかし何度か目にした後は音韻は必要なくなり、視覚のみで認識することができるようになるという。なお、失読症の場合はこの「視覚辞書」の形成が妨げられている可能性があり、この形成を手助けする新たな方法を模索することで言葉の認識力を向上できるかもしれないとのことだ。

英語は表音文字主体の言語だが、表意文字主体の日本語や中国語では言葉の認識はどのように違うものだろうか。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 日本語は表音と表意で文字体系を使い分けてるからなおさらに。
  • 昔学生の頃、速読のできる友人になんでそんなに早く読めるのか聞いてみたところ、
    「看板とかに出てくる”単語”って(一字ずつではなく)瞬間的に認識できるだろ?
    慣れてくるとそれが単語単位とかじゃなくて、1行だとか、もっと大きい単位でできるようになるんだよ」
    と答えられたのを思い出した。
    • 速読したいとかしようとか、ちっとも思ったことはないけれど、最初のほうを読んでくだらん
      つまらんと判断したSFは飛ばし読みしたりします。見開き10秒前後の超飛ばし読み……すでに
      読んでいるとは言えないが……でも案外ストーリーは頭に入ってるんで驚きますよ実際。

      で、どうやってるのかというのを自分なりに振り返ってみると、もっぱら漢字を中心に
      パッと見の印象を拾ってるだけなんですね。あとは頭の中でつないでるということなんだと
      思う。

      ただ、こういう読み方はオススメできるもんじゃないし、本はじっくり読むべきかな。
      あまりくだらなければ読まないほうがいいくらいのもんなんだけど、電車の中の暇つぶしが
      なくなるし、もったいないから仕方なく飛ばし読むんですけどね。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        自分的には速読するときは行を追ってない。
        ページの印象を丸ごと取ってめくる時に整理する感覚。
        他人からは送っているだけに見えても話は読めている。
        ただ、速読だと話は読めているのだけど、細かい表現は何故か理解していない事も有るという。
        表現としての字面は理解できていないのに、それの意味する所は何故かちゃんと認識できているって不思議。

    • 前に速読が生かせる職種に就いていた事があります。
      10cm四方のなかに10ptくらいの文字で書かれた文章を判断して振り分けていたわけですが、
      「一文字一文字読んでいく」よりは「エリアを認識→個別に分解」といった処理をしていた気がします。

      ある程度のかたまりになっていれば読みやすいのですが、一行が30cmとか長くなったりすると相対的に読みづらいです。

      親コメント
  • by LoadFF (27414) on 2011年11月17日 17時06分 (#2052021)
    上手く表現できるかちょっと自信ないですが、「文字を読む」のではなく「文字を絵や写真のように見て」認識してる感じです。
    で、後で「絵として覚えた細部を思い出し」文字情報を脳内認識して文章化するってところですね。
    最近は余ししなくなりましたが、以前は図書館でシリーズものの小説を一気に立ち読みしたりしてました。
    え? 内容ですか? 内容まで把握したいときは少しペースダウンして「記憶」してました。
    --
    如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
  • by Anonymous Coward on 2011年11月17日 12時31分 (#2051855)

    俺も昔は文字を文字として頭に入れてたんだけど、小学校の授業で音読をしてから一回頭で音に変換しないと文章を読めなくなって読書速度がめちゃくちゃ落ちたよ。

    それに気づいてから、なんとか文字をそのまま読もうと努力しても全然駄目です。

    俺だけ?

    • by NOBAX (21937) on 2011年11月17日 19時49分 (#2052100)
      人類が文字を獲得したのは、ごく最近の事なので、文字を読んでも、
      脳内でいったん音声に置き換えてから、意味解析をするのだと、どこかの本で読んだ。
      (出典忘れた。「形態の生命誌」あたりか?)
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      • by nim (10479) on 2011年11月18日 10時33分 (#2052462)

        私の実感としては、そんなことは無いですね。
        単語の読み方がわからなくても問題なく読めるし、
        文字をそのまま画像として認識しているように思えます。

        極端な例でいうと、perl のプログラムなんて、発音できないけど読めますね。

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    • 音読の授業以降、恐らく「声に出さずに、声に出して読もう」みたいな黙読の指導があったはずです。
      声には出さない音読(黙読)をすると、文章を飛ばさない、単語を落とさない、てにをはを気にして読むようになる等の利点があります。
      特に、自分の書いた文章の校正には、音読(黙読)は重要だね、という指導が行われたのではないでしょうか。

      で、たぶん大学受験あたりで「文章を早く読むには、声に出さない音読(黙読)をしないこと」という話があったんではないかと。
      慣れれば誰でも出来ると思いますが、大体3ステップで進めるとやりやすいようです。

      1.すごく早口の人が喋ってると思って読む
      2.最初は声に出しても、後半声に出さない
      3.ナナメ読みして、引っかかったところだけ読む

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    • by gera (37837) on 2011年11月17日 15時25分 (#2051976) 日記

      私も似たようなところがあり、本を読んでいてときどき声に出していないにも関わらず舌が引っ掛かるような感覚を覚え止まってしまうことがあります。

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    • by fs0x7f (39059) on 2011年11月18日 4時31分 (#2052364) 日記

      音読が契機かどうかは判りませんが、私も読書速度がめちゃくちゃ落ちました。
      かろうじて文字のまま読めないこともないんですが、効率・精度がガタ落ちするのでナナメ読みにしか使えません。

      一度獲得した能力が失われたのか、その能力が伸びないままに脳全体の処理能力が低下して使い物にならなくなったのか、音声処理能力の向上で粗が目立ってきただけなのか…
      音声処理能力が向上してる気は全くしないので、何処かしら脳が劣化してるのは間違いなさそうです。
      多分この文字で読む能力を高めれば速読の第一歩だろうってのは実感できるんですが、鍛える気力もありませぬ。

      文章読解に限らず普通の思考も言語化の有無を使いわけできますが、これも子供の頃に比べて言語化しない場合の能力が著しく低下してます。
      この思考の言語化の事を思えば、文章読解の音声化は音読だけが原因ではないと思います。

      ただ私の場合、中二病ちっくに脳機能を意識しているので一般的な感覚かどうかはかなり微妙です。
      # マジックナンバーなレジスタに空間認識を割り当てて並列思考!……合計処理能力が体感で半分以下とかワロス
      # 電脳化できるなら外部記憶より先にレジスタ増設したい。

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    • by Anonymous Coward

      良いところが消えたのは嘆かわしいですが、日本の学校だからね。
      見事に色・形・大きさの揃ったミカンを出荷出来ました、ということで学校教育としては万々歳です。

      # 腐ったミカンは当然廃棄。

      • by Ryo.F (3896) on 2011年11月17日 13時45分 (#2051910) 日記

        日本の学校だからね。

        日本以外の学校だったら違ったの?

        見事に色・形・大きさの揃ったミカンを出荷出来ました、ということで学校教育としては万々歳です。

        まあ、初等教育・中等教育ってのは、平凡への強制(c)柳田国男だからね。
        そうであるべきではない、と思ってるのなら、それは間違いでしょう。大抵の場合、平凡への強制に従った方が幸せな人生を送れるよ。

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    • by Anonymous Coward

      おれもおれも。
      音の並びにする変換するって余計な工程を挟むのがデフォルト動作になってしまった。

      • by Ryo.F (3896) on 2011年11月17日 13時50分 (#2051915) 日記

        そう言う人もいるんですねえ。
        私は、小学校に上がる前にはアルファベットしか読み書きできず(英語等ができるわけではない)、小学校で初めて平仮名から学んで、当然音読もやりましたが、読むときに音には変換しません。

        音読といえば、論語なんかは音読で学ぶのが一般的でした。この場合の音読と言うのは、白文を音読みすることではなく、読み下し文の形(つまり日本語)で読むことなんですが、そう言う人たちは、どうだったんですかね?

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      • by Anonymous Coward

        猿の惑星かな。
        ピッ! ピッ! って音だけで会話できる未来の人類が出てきたのを見たんだ。

        それ以来、脳内発声をキャンセルする時は、「ピッ!」って脳内で音出してる。

        これは音読というよりも、思考を脳内で発声してしまう弊害への対処だけどね。

    • by Anonymous Coward

      逆に私は、音読するとそっちに思考を持っていかれて
      内容を理解できなくなるパターン。

    • by Anonymous Coward

      基本的には文章斜め読みで速読するのですが、アニメ化された小説や漫画を読むと声優の声で脳内再生されるので困ります。

  • たとえば/.jで
    「./j」と書かれていても脳内では特に考えずに「/.j」と認識していたりする。
    文章内に「スドラの編集者」という文字列があったとして、
    その文字列を脳内では「スラドの編集者」と認識していたりする。

    #そうだ、「ドットスラッシュ現象」と呼ぼう!

    --

    ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
    • by Anonymous Coward
      昔流行ったこれみたいなもんですね
      > こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
      > この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか
      > にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
      > じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて
      > わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
      > どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?
      > ちんゃと よためら はのんう よしろく
  • by Anonymous Coward on 2011年11月17日 11時36分 (#2051801)

    まさにこれでは。

    最初に目につく「見覚えの確率の高い語句」に合わせて文を分解してしまう誤読現象

    • by Anonymous Coward

      なぜか読めてしまう [itmedia.co.jp]現象も、似たような理由でしょうかね。

      漢字の場合は発音わからなくても読めちゃうからなおさらだな…。

      失語症の研究とかで、カナが読めなくなっても漢字は読めるし理解できるのが分かってるから、日本人にとってはあまり目新しい発見じゃないですけど、英単語でも同様というのはちょっと興味深いかも。

  • by Anonymous Coward on 2011年11月17日 12時21分 (#2051847)
    「速読の達人は~」ではなく「読書の達人は~」との記述でしたので、ちょっと気になった次第ですが、読書のスキル=速読のスキルなんですかね?
    超遅読な私の読書スキルは低劣ということになるのでしょうか。

    綴られた一語一語に込められた意味を考えたり、描写されるシーンのディテールに思いを巡らせたりしながら読むのが好きなので、同じ章を何度も読み返したり、ストーリーが展開する度にその伏線となっていたエピソードをもう一度読み返したりと、幾度となくページを遡って読み返すからです。

    速読の話では兎にも角にも文章を記憶に叩きこむテクニックの話になるようなのですが、ストーリーや小説を読むのに速読って楽しいのですか?
    それとも、単行本を数分で速読する人って、もの凄いスピードで感動してるの?
    • by Anonymous Coward on 2011年11月17日 14時12分 (#2051928)

      楽しいとか楽しくないとか言ってる方は、実際に体験したことがないからではないでしょうか。
      速読は、ある一定のスピードで読むので話が理解し易い点に加え、状況をイメージしているので
      映像を見ているような感覚になります。

      映画なども同じようなことが言えます。フィルムには1コマ1コマの絵が描かれていますが
      それを眺めているだけでは何のことかわからない。スピードがあるからこそ、絵が動いて見える。

      そう考えてみれば、速読の抵抗感もなくなると思いますよ。

      親コメント
      • 若干オフトピですが、似たような読み方をしている私の場合、2chとか/.などの掲示板を読むのが苦手でした。

        どうも私の場合(だけじゃ無いと思うのですが)、行・頁単位で認識すると同時に、単語やセンテンスを分岐予測しているようで、
        掲示板のように相互に独立した短い文が並んでいる構造だと、予測ミスによるオーバーヘッドのコストが大きいみたいです。
        最近は慣れてきたのか、ストレスは感じませんが、小説などで行なうほどの速読は出来ませんし疲れやすいのは相変わらずみたい。
        まぁ、元よりさほど速い訳では無いですが。

        更に駄目なのがニコニコ動画の字幕で、動画の視聴を邪魔するものとしか私には認識出来ないです。
        コメントそのものはたまに面白いものが有るので、右側のリストを同期スクロールさせて読むこともありますが。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        楽しいとか楽しくないとか言ってる方は、実際に体験したことがないからではないでしょうか。
        速読は、ある一定のスピードで読むので話が理解し易い点に加え、状況をイメージしているので
        映像を見ているような感覚になります。

        一定のスピードだと話が理解し易い、というのはどういった意味でしょうか。また、のんびり読んでるから状況をイメージしていない、というふうに取られておられるようですが、のんびり読んで、台詞回しまでほぼ実速度で堪能するような読み方と比べて、速読はどのように「イメージしている」のでしょうか。

        映画なども同じようなことが言えます。フィルムには1コマ1コマの絵が描かれていますが
        それを眺めているだけでは何のことかわからない。スピードがあるからこそ、絵が動いて見える。

        そう考えてみれば、速読の抵抗感もなくなると思いますよ。

        すみません、意味が

    • 単なる読み方だと思います。

      自分も少しだけできるというか、そういう読み方が最初からなぜか身についてしまったのですが、まず文章を見たときに、数行分を映像としてカメラのシャッターを切るように頭の中に焼き付けます。
      そして、その内容を咀嚼して、理解したらまた次に行きます。

      達人と言われる人は、おそらくこれがページ単位とか見開きの単位で、できるのだと思います。

      こういうやり方ですので、自分の知識にないような本を読むときには、咀嚼してかみ砕くのに時間がかかり、かなりスピードが落ちる感じです。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      冗長で退屈な小説読む時はたまに速読で読んでしまう事がある、こうするとテンポよくなるので。
      ところで数学の本を速読したいのですが、未だに成功した試しがありません

    • by Anonymous Coward

      ものによるんじゃないでしょうか。
      小説や専門書はじっくり読んだほうが面白いと思いますが、マニュアルやリファレンスは、たいてい速読した方が気分がいいでしょう。

    • by Anonymous Coward

      自動車の運転スキルがいろいろあるように、読書にもいろいろあるのですよ。
      ええ、あなたの読書スキルは低劣です。速度という点にのみ着目すれば。

    • by Anonymous Coward

      単行本を数分で読破するレベルの人は知りませんが、ストーリーや小説を行・頁単位で読む時は、脳内で認識した
      単語・構成を元に、読みながら情景・人物のあり方を脳内再生(とでも言えばいいんでしょうか)するので、ゆっくりと
      読むのとさほど差はないと感じています。

      もちろん、認識間違いなどはあるので、「ん?あれ?」と思って前の頁に戻る事もあります。

    • by Anonymous Coward

      おっしゃるとおり、小説を味わうのに速読はふさわしくないと思う。以前、ペリーローダン1冊を30分くらいで読んでいたとき、1時間当たり1500円だ、と気がついてから、ゆっくりと時間をかけて読むようになった。1ヶ月1冊しか出ないからね。光速を超えるのは物語の中だけでいい。

      でもね、ペリーローダンシリーズを日刊で出してくれるなら、速読に戻っても良いかも

  • by Anonymous Coward on 2011年11月17日 16時21分 (#2052008)

    英語でも同じですよ。慣れてくると単語単位でパターン認識しますから。

    • by Anonymous Coward

      英語でも同じですよ。慣れてくると単語単位でパターン認識しますから。

      というタレコミなんだけど?

  • by Anonymous Coward on 2011年11月17日 21時37分 (#2052179)

    プログラム組んでるときも流しよみ?

    • by Anonymous Coward

      するときもありますね
      そしてタイプミスに気付かず時間を浪費します……

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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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