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1974960 story
マイクロソフト

1997年のジョブスはどのように特許を活用してMSから資金を獲得したのか? 50

ストーリー by hylom
結果としては双方によかったのでは 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Forbesのエリック・ジャクソン氏が、スティーブ・ジョブスの伝記を引用しつつ、1997年にスティーブ・ジョブスがビル・ゲイツにAppleへ投資させるためにどのように特許を活用したかを振り返っている(Forbes記事本家/.)。

当時、スティーブ・ジョブスはビル・ゲイツにこう伝えたという。

「MicrosoftはAppleの特許を(無断で)使っている。Appleが今から数年間に渡りMicrosoftに対して訴訟を続けた場合、我々は数十億ドル規模の特許訴訟に勝つ可能性は十分にある。あなたも私もそのことは十分理解しているはずだ。しかし、Appleはその数年間の間、訴訟を続けて生き残る体力は残っていない。そのことは私が一番よく理解している。

だからこの(特許に関する)問題を解決する方法を提案したい。それはMicrosoftがMac環境の発展のために(Mac版Microsoft Officeの開発やクロスパテント契約で)コミットメントすることと、Appleに対して投資を行うことにより、MicrosoftとAppleが相互に利害関係を持つ形にすることだ。」

そのやりとりの末、スティーブ・ジョブスは1997年のMacworld BostonでAppleに新たな命を吹き込むことになる1.5億ドルの投資を発表、その会場でビル・ゲイツが(衛星回線で)出演するということにもつながった(Wired記事ASCII記事)。

このことがきっかけで、ビル・ゲイツは現在、世界で最も価値ある会社が誕生するのを助ける結果になった。ただし、今となってはゲイツの行動が賞賛に値するかは若干疑問の残るところではあろう。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by shesee (27226) on 2012年03月06日 19時05分 (#2112390) 日記
    code warriorでなく自前のvc++とライブラリ組み上げてやってきたのは地味にすごかったです。おかげでmacIEに苦しめられましたが。その経験がwebkitとllvmの投資に繋がったのかな
    • by Anonymous Coward

      うーむ、そりゃそうだ

      意識してなかった

      もっとこの辺の話を聞きたいですね

  • by tensu (34456) on 2012年03月06日 18時16分 (#2112367)
    その頃のジョブズって髪の毛フサフサだったんですかね。
    • by Anonymous Coward

      だいぶ生え際後退してましたけどまだ結構生えてましたよ
      肉もついてたし

      ビル君はハゲないねぇ
      フケキングたるもの毛がないとダメかやっぱり

  • by NOBAX (21937) on 2012年03月06日 19時05分 (#2112389)
    それを観測した人や解釈する人によって、真実や真相はいくつもある
    ということでしょう。
    まだ生きているビル・ゲイツに語らせれば別のストーリーになるだろうし、
    当時のAppleの幹部に尋ねれば別の解釈が生まれるかもしれません。
    その中で、もっともらしい話が真実として残っていくのです。
    そうやって歴史は出来ていくわけです。
  • by gonta (11642) on 2012年03月06日 19時44分 (#2112406) 日記

    Appleの株価って、この頃が最低だったんだよね。確か「非議決権の」株式取得というのがあったから、MSはしこたま儲かっただろうなぁ。もし手放していなければ。

    --
    -- gonta --
    "May Macintosh be with you"
    • by Anonymous Coward on 2012年03月06日 20時04分 (#2112414)

      3年は手放さない約束で取得したので2000年あたりまでは持ってたはずですが、割と早々と
      手放したんだかAppleが買い戻したんだったかしたような。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        利子つけてAppleが買い戻しました。

  • by Anonymous Coward on 2012年03月06日 18時41分 (#2112378)
    MSの敗訴リスクってそんなに高かったのかな?
    • by Anonymous Coward on 2012年03月06日 18時49分 (#2112381)

      そりゃまかり間違ってMSが勝ってしまったりすると、独禁法関連では更にシャレにならない事に。
      そんなリスクが有る訴訟よりはまだ、なんか名目を貰って自社の役員を納得させた方がマシ。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2012年03月06日 20時37分 (#2112433)

        当時は独占禁止法の問題で司法省とのやり取りが酷かったころですからねぇ
        Appleが無くなったら、司法省からの圧力が強くなることが一番嫌だったと思われ

        でも結果的に、その投資で相当儲けたんだよね。そのまま株を持ち続けていれば・・・

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          プロプラなOSは、Windowsが圧倒し、OS/2も死亡寸前、Solarisも
          Linuxに押されて減少の一途、AIX/HPは用途が限定的。
          その中で、MacOSは重要な意味を持っていた。

          当時のAppleは潰れる寸前。プロダクトは失敗続き。
          互換機路線も失敗。

          もしAppleが潰れてMacOSが消滅したら、MSが望む以上に勝手に
          Windowsのシェアが高くなってしまう。

          当時のMSは、司法省との独占禁止に関して争っており、これ以上
          Windowsの市場占有率が高まると、AT/Tのように分社を強制される
          危機であった。

          そこでゲイツは瀕死のAppleと、仕事では

          • by Anonymous Coward

            > プロプラなOSは、Windowsが圧倒し、OS/2も死亡寸前、Solarisも
            > Linuxに押されて減少の一途、AIX/HPは用途が限定的。
            > その中で、MacOSは重要な意味を持っていた。

            重要な意味をもってたのにタイミングの悪さに既に死亡確定だったBeOSを思い出してあげてください。

            # Haiku OSは親指をたててHey!っていう方だといつも思ってしまう
            # それだけなのでACですので

      • by Anonymous Coward

        > 独禁法関連では更にシャレにならない事に。

        iPhoneやiPad全盛の今から見ると、Windows部門とOffice部門は分割しておいたほうがMSにとっても良かったんじゃないかなあと思う。

        • Exchangeに代表されるエンタープライズ向けのソフト群を見ちゃうと、MSは一つのMSだからこそ素晴らしいんだなと思うのです。
          好き嫌い、長所短所ありますが、ユーザに対して非常に一体感があることは、誰もが認めますよねー。

          ユーザ以外に対してはさておき。さておき。

          親コメント
    • by Anonymous Coward on 2012年03月06日 18時54分 (#2112383)

      敗訴リスクで脅して投資を勝ち取ったというのは、あくまでジョブズ側の見方であってMSはMSで別の思惑があって投資に乗ったんじゃないか。
      Appleが自分たちのオリジナリティを盲信して起こす無茶な訴訟は、客観的には脅威にならない(WindowsのGUIに対して起こした訴訟でも敗訴している。そもそも自分たちがXeroxから盗ったものなんだから)し、仮にジョブズの見立て通りAppleが訴訟に勝つ可能性があるとしても、会社の体力がそれまで持たないっていうんじゃ脅威になりようがない。

      親コメント
      • by kogd9 (45248) on 2012年03月06日 21時13分 (#2112455) 日記
        MSはOS屋でもあるが、ソフト屋でもあるしな。
        MAC OS版のOFFICEはどれくらい儲かったのやら。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2012年03月07日 2時05分 (#2112548)

          少なくともMS Officeがカテゴリーキラーになって後続の目は絶たれたし、
          全てのウェブページはIE向けに作られるようになったしな。

          ゲイツがMac好きだったというのは差し置いても、
          Mac上の主要ソフトウェアも独占することで、MSは不動の地位を築いた。

          今じゃOfficeなんてフォーマットの仕様を公開してさえ居るのに、
          Windowsじゃなきゃ話にならないと誰もが思ってる。

          やっぱすげぇのはゲイツじゃないかな・・・

          親コメント
          • by Anonymous Coward
            OfficeのXMLフォーマットは一応公開されてますが、中身は仕様が不明確なバイナリの塊で、仕様書だけじゃよく分からんらしいです。オープンソースなどとはレベルがまったく違います。
        • by Anonymous Coward
          10年ほど前に、Macintosh Busines Unitは年間2億ドル程度の利益を
          上げているとの記事を見かけたのですが、今は残ってないようですね。
      • 他のツリーにも出ていますが
        (当時大した企業価値はなかった)Appleは(ブラフかもしれないが)死ぬまで戦う(→自動的に独占状態完成→Office/IE以外の攻撃材料をFTCに与える)というリスクではないですかね。
        「君たちのOSと私たちのOSで市場の100%」とか言ってたらしいですし。

        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2012年03月06日 19時15分 (#2112395)

        そうでしょうね.
        自分の財布の底を見せて交渉するということは,言葉は強気でも内容は救いを求めるものだと,本音と建前を使い分ける日本人でなくても理解できるはずです.
        ただ脅したいだけだったらSCOの様に虚勢を張り続けることになったでしょう.

        MSのボードを説得するための論拠を提供する一方,ただ金儲けのためでなくコンピュータを作り続ける会社としてAppleを立てなおそうとしたぎりぎりの交渉だったことが確認されたエピソードだと思います.

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        >そもそも自分たちがXeroxから盗ったものなんだから

        未だに本気でこんなことを書いちゃうところが限界だね

    • by ciina (26410) on 2012年03月06日 18時54分 (#2112384) 日記

      勝敗関係なくAppleが訴訟して潰れた場合、当時問題だった独占禁止法の絡みも厳しくなることが予想されたのでしょうね

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      > しかし、Appleはその数年間の間、訴訟を続けて生き残る体力は残っていない。そのことは私が一番よく理解している。

      だから、
      Appleは裁判を最後まで続ける事が困難→MSの敗訴リスクは小さい、
      と考えるべきでは?

      これは「敗訴リスクで脅して投資を勝ち取った」と言う文脈では無いと思います。

      • by 335 (4199) on 2012年03月06日 20時38分 (#2112434) 日記

        Microsoftにとっての訴訟リスクは、Appleの体力とは関係ないでしょう。Appleが訴訟のコストを直接負担しなくても、第三者に権利を譲渡してしまえばいいわけで、勝てる可能性があるのならば、それは当然考慮されるオプションです。

        譲渡先として最も効率がよいのが、訴訟の対象となっていたMicrosoftだということを言っているわけで、普通に経営者として紛争の落としどころを与えているだけだと思います。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        その結果Appleが潰れてしまう危険をおかしてでも、訴訟を続けてMSにダメージを与えるぞという特攻の精神を表したのかも…

  • by Anonymous Coward on 2012年03月06日 19時07分 (#2112393)

    15億ドルをアップルに投資してライバル企業の蘇生に手を貸しただけなら、ゲイツ氏の選択に異論もあるでしょうけど
    15億ドルは「投資」なので、当然MSはそれに対する利益をアップルから受けているはずです。
    それがどの程度のリターンだったのかが分からないと、ゲイツ氏の選択の評価はできないのでは。

    • 当時の背景からすると、独占認定されて罰金を科せられるよりも安かったのでは。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      >それがどの程度のリターンだったのかが分からないと、ゲイツ氏の選択の評価はできないのでは。
      MSが分割されず単独の一社として残っているって事に尽きるのでは?

  • >ただし、今となってはゲイツの行動が賞賛に値するかは若干疑問の残るところではあろう。

    なんで?

    マイクロソフトの株主の立場から?

    --
    屍体メモ [windy.cx]
    • by Anonymous Coward

      もしIT産業の覇権を争う顔として、劉邦と項羽のような関係だったなら、手を差し伸べたことを後悔するかもしれないけど、
      いまは群雄割拠してる状態で、同盟結んでいた勢力が蛮族の征服に成功して、一気に第一勢力にのし上がった感じかなあ。
      羨ましいけど、直接利害関係が衝突しない同盟関係にある勢力の伸長だから、まだ良かったんじゃないかと。

      近年はアップルとマイクロソフトの戦いって、OSにしろ、音楽プレイヤーにしろ、大抵はワンサイドゲームで、
      がっぷり四つになって互角の勝負を繰り広げている分野ってあまりないですな。

      • by Anonymous Coward

        当時よりもMSも売り上げ伸びてるんじゃなかったっけ?

        Appleが潰れてて、iMac以降の歴史が全部なかったとしても、MSが今より巨大企業になっていたとはあまり思えないですね。
        ソニーとか携帯電話関係の会社のがデカい影響を受けてそう。

    • by Anonymous Coward

      ○ゲイツのおかげ
      Appleが潰れずに済み、これまでチャレンジした企業はどれも
      失敗した種類の製品、iPod/iPhone/iPadが世に出された。

      ×ゲイツのせい
      Appleが市場支配力を持つことで、独善的となり、さらに
      他業種を含む市場独占力を確立するためのエコシステムを
      作り上げることとなった。

      ってことじゃないだろうか。
      SunMicrosystemsの元CEOマクネリは、「IBMとMSは人類の敵」
      と呼んだことがあるが、たぶん、今その人類の敵に一番近い
      存在がAppleだと思うよ。
      マクネリが言う意味での人類の敵。
      本当の人類の敵は、北朝鮮の独裁者とアメリカ大統領だと思うけど。

  • by dodonga (4178) on 2012年03月06日 20時21分 (#2112427) 日記

     dodongaです。

     EXCEL が MACの為にも書かれたことは忘れてないですのね。

    --
    閑話休題
  • by Anonymous Coward on 2012年03月06日 23時10分 (#2112505)

    MSに出資させたのはアメリオちゃんじゃなかったっけ?

    • by Anonymous Coward on 2012年03月06日 23時22分 (#2112512)

      アメリオはやろうとしたが話がまとまらなかったとありますね。
      アメリオたんは過小評価されているきらいがありますね。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2012年03月06日 23時39分 (#2112519)

    どうせ恐喝するならここまでやれ、と。
    さすがジョブズ、おれたちにできない(ry

  • by Anonymous Coward on 2012年03月07日 0時41分 (#2112540)

    …いないと人生、つまらんものだぞ。
    特に、自分自身が相手というのは、どのジャンルだろうが孤独だし。

    今のMSのライバルってApple以外はただの競争相手だろうし。

  • by Anonymous Coward on 2012年03月07日 7時10分 (#2112570)

    ジョブズに惚れてたから出したでいいのに

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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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