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サイエンス

「美しい種」は保護されて、そうでもない「種」はあまり保護されない 42

ストーリー by reo
♪手の平を太陽に 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

科学誌 Biodiversity に発表された研究報告によると、クジラ、トラ、ホッキョクグマなど人気のある大型生物は保護のための法律が制定され、一般からの寄付も集まりやすいが、ヘビ、クモ、カエルといった生物は、無視されることが多いそうです (CNN.co.jp の記事DOI: 10.1080/14888386.2011.642663) 。

生物多様性を守るには、「美しい種」だけを保護すれば良いわけではないのは自明の理ではありますが、生物多様性保護でも「」なんだなあという感慨があります。

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  • by AnotogasterSieboldii (37677) on 2012年05月09日 13時07分 (#2149763)

    環境保護とか種の保全とかは人間の主観(エゴとも言う)で進められている以上しょうがないのかもしれませんね。

    美しい種
    美味しい種
    可愛らしい種

    は人間との共生という生存戦略で生き残っているともいえるのかもしれません。

    • by love-m4 (10412) on 2012年05月09日 13時20分 (#2149776) 日記

      美しい毛皮なので絶滅。
      美味しすぎるので絶滅。
      可愛らしいので俺の嫁。

      親コメント
    • by maia (16220) on 2012年05月09日 13時21分 (#2149777) 日記

      美しい種:種の保全
      美味しい種:家畜
      可愛らしい種:ペット

      生物多様性を価値観の基準とする話にも、何らかの恣意性が入るような気がするが、まそれはいいか。

      家畜とペットは品種改良されて、しかも生態系から切り離されてしまうが、そんな人間の文明系もある種の生態系か。

      親コメント
    • なぜ主観で美しい種を美しいと、美味しい種を美味しいと、可愛らしい種を可愛らしいと感じるようになったのだろう。

      例えば砂糖は甘くて美味しいけど、それはカロリーが摂取できるからそういう主観が形成されたわけだよね。
      そう考えると環境保護も種の保全も人間の生存戦略から生まれたのかもしれない。

      まあ美味しいものだけ食べてちゃ駄目なんだけど。

      親コメント
      • 美しいとかは二次的なもので、まずは人類がどこまで関心を寄せる対象かだと思います。

        大きくて肉がたっぷりとれるマンモスとか、天敵でありライバルであった大型ネコ科動物とか、
        そういった動物に強い関心を抱き、観察したり執着し追いかけた人々の方が、結果として生き残る
        率が高かったのではないでしょうか。結果としてマンモスを絶滅させたりしましたが、現代では
        それが保護の方向に向いているのでしょう。

        例えば何かの機会に死んだマンモスの肉を食べて旨いと感じた人々は、良質の栄養を入手し、
        後には自らの手で豊富な肉を入手できるようになったのに対し、口に合わないと感じた人々は
        生き残れなかった。遠くからでもトラの縞を見つけることのできる人の方が生き残れた。

        結果として、マンモスの肉は美味しく、トラの毛皮は美しい、と感じる人が生き残っていると。

        可愛らしいは、人間の小さな子供を保護する感性でしょうね、小さな子供に関心を払った方が
        子孫が生き残り易かった、たまたまそれに似た動物に対しても関心を持ってしまう。

        前にも書いたことがありますが、子供が虫取りで角のあるカブトムシやクワガタムシを、
        珍重するのは、マンモスやオオツノシカを追いかけていた頃の名残じゃないかと考えています。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          他の大多数の哺乳類と違って人類が酒を好むのは、多糖類を発酵するくらい(過度に)貯蓄しておいた方が、生存に有利だったからなのですね!

  • by iwakuralain (33086) on 2012年05月09日 14時05分 (#2149797)

    これからは人間に気に入られるような外見になることで生き残りを図ろうとする種がでてくるわけですね

  • そうか? (スコア:3, 興味深い)

    by alternative (23238) on 2012年05月09日 15時05分 (#2149837)

    ジョロウグモとかサンゴヘビとかヤドクガエルとか極彩色で美しいと思うんだが。

    • by T.SKG (20663) on 2012年05月09日 16時40分 (#2149890) 日記

      > 美しいと思うんだが。

      私もそう思いますし、仮定ですが
      オニグモとかヤマカガシとかツチガエルとかの絶滅が危惧された場合より
      ジョロウグモとかサンゴヘビとかヤドクガエルとかの絶滅が危惧された場合の方が
      恐らく熱心に保護される気がします。

      まあ、人によっては全部が広義の虫なのでいずれも保護に値しないかも知れませんが。

      親コメント
    • by Toutaku (22062) on 2012年05月10日 16時12分 (#2150554) 日記

      ヘビの皮が財布やバッグなどの装飾品にも使われたり、ヘビ型の指輪もあったりしますしね。

      親コメント
      • by firewheel (31280) on 2012年05月10日 22時03分 (#2150773)

        それは「ヘビの皮の模様」が美しいのであって、「ヘビそのもの」に対して美しいと思っているわけではないと思う。

        たとえば「猫の皮や使うのは可哀相だ」という猫愛好家の数にくらべて、
        「蛇の皮を~」というヘビ愛好家の数が少ないからこそ情け容赦なく皮を剥げるんでわ。

        #象牙なんかは、乱獲のせいもあって採取を禁止される有様。
        #象が醜い容姿なら、はたして保護されたのだろうか気になる。

        親コメント
  • by null-o (42709) on 2012年05月09日 17時46分 (#2149926)
    「種の繁栄」は「個の繁栄」とイコールじゃない。
  • by Anonymous Coward on 2012年05月10日 0時07分 (#2150160)

    んなもん、裸にひん剥いたミノムシにカラフルな毛糸くずやってカラフルな
    ミノ作らせておけばって言ったら、姪っ子はミノムシってどんな虫って聞く

    んなもん、そのへんの木にいっぱいいるだろうよ、と一緒に探しにいったが
    いない、本当にミノムシがいない、探しても探しても1匹もいない

    で、軽くWebで調べると、寄生虫が猛威をふるっていて全国的に激減してるらしい

    でも保護しようという人はほとんどいないよね、僕も保護しないけど

    • それを知ってれば生態系の保全のためにも保護はしたいと思うけれど、
      現実的な対策がないんだと思う。

      >オオミノガを初めとして日本ではミノムシは広く見られる一般的な昆虫であったが、1990年代後半からオオミノガは激減している。
      >原因は、オオミノガにのみ寄生する外来種のオオミノガヤドリバエ (Nealsomyia rufella) である。

      琵琶湖のブラックバスと同じで、一度入った外来種を撲滅するのは至難の業。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2012年05月09日 13時39分 (#2149786)

    別に種の多様性を守らなきゃって考えで保護するわけじゃないですもん
    動物愛護の精神から保護するわけだから愛せないような生物はどうでも良い

  • by Anonymous Coward on 2012年05月09日 14時14分 (#2149799)

    俺たちも保護してくれー

    by 天然痘

  • by Anonymous Coward on 2012年05月09日 18時55分 (#2149980)

    ヘビ、クモ、カエル: ある種が滅びても、いずれも相当多種で構成されているので似たようなのが他にたくさんいる。もしヘビがこの世に数種しか存在しなかったらかなり大事にされると思うんだが...

  • by Anonymous Coward on 2012年05月09日 19時23分 (#2150005)

    種を「シュ」ではなく「タネ」と読んでしまったので
    美男・美女の話しかと思いました。

    # 同じこと思った人いるよね?

    • by Anonymous Coward

      # 流石に恥ずかしいのでACで

  • by Anonymous Coward on 2012年05月09日 20時40分 (#2150058)

    かなり積極的に撲滅させてしまったし、結果的にヒトという種が増加してしまって、他の種の生物多様性を大きく破壊する原因にもなっている。

  • by Anonymous Coward on 2012年05月09日 20時53分 (#2150062)

    パンダだってさぁ、白黒で笹食ってるだけで、ただの熊じゃん。
    目の周りの模様がもしつり目だったら、きっと見向きもされないよ。
    パンダは悪くないけど、国民の血税が注がれているのが気に入らん。

    という話を女性にしてはいけません。

  • 遺伝的な多様性は微生物のほうが大きいし、化学工場としての価値は微生物のほうが大きいと思う。
    だから、珍しい大型動物のみを移住などで保護することよりも、
    珍しい生物を含む未知の生態系全体を保護することが、将来の利益に貢献しやすいと思う。

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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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