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アナウンス

天然着色料「コチニール色素」による、急性アレルギー反応の注意喚起 62

ストーリー by reo
こわいこわい 部門より

masakun 曰く、

食品や化粧品、医薬品に広く使われている赤色の着色料「コチニール色素」の摂取により、呼吸困難などの急性アレルギー症状が出る恐れがあるとして、消費者庁が注意を喚起しているそうだ (MSN 産経ニュースの記事消費者安全庁:コチニール色素に関する注意喚起(pdf))。

消費者安全庁のアナウンスによると、赤色色素を含む化粧品の使用でかゆみを感じていた女性が、コチニール色素を含む食品を摂取したところ、呼吸困難を伴うアレルギー反応を示した事例があるそうだ。そのため摂取によりかゆみなどの体調の変化を感じた場合は、皮膚科やアレルギー科の専門医を受診してください、とのこと。

なお河野太郎氏のブログ記事によると、エンジムシ (コチニールカイガラムシ) がコチニール色素の主成分であるカルミン酸を作り出すときに一緒につくられる、ある種のタンパク質がアレルギー反応の原因とのこと。

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  • by prankster (12979) on 2012年05月18日 12時24分 (#2155911)
    コチニールがカイガラムシ由来とは知りませんでした。食品に使われるのっていやだなぁ。
    # 天然色素なら安全と思ってた人がパニクる?
    • by phason (22006) <mail@molecularscience.jp> on 2012年05月18日 12時40分 (#2155927) 日記

      マヤの伝統的な色素ですね.
      コチニールカイガラムシはかなりの時間を使って品種改良が行われており,人間による十分なサポートがないとまともに生存・繁殖出来ないレベルだとか.蚕みたいなもんですかね.
      スペインがこれをヨーロッパに持ち込み破綻しかかっていた国家財政を支える莫大な富を作り(当時,赤色染料は非常に高価だった),そして多量に持ち帰りすぎて相場が崩壊して国家経済も破綻するという.
      当時は独占を維持するためコチニールの原料の秘密保持に躍起になっており,粉末に加工したもののみを本国へ輸出.ヨーロッパ側ではこれは鉱物なのか植物なのか動物や虫なのかと議論が巻き起こったとか.

      >天然色素なら安全と思ってた人がパニクる?

      アメリカでは1970-80年頃に自然食ブームがあり一気に使用量が増加.同時に,「虫から取った色素なんて嫌だ」とか,「アレルギーが出た」とか既に問題になっていたはず.そういう意味では今更かも.

      コチニールに関しては,早川が出してる「完璧な赤」という本が扱っていていろいろ書いてあります.
      #出てくる知識は面白いんだけど,文章の組み立てとかがいまいちだった覚えがある.

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    • by tetsuya (11853) on 2012年05月18日 12時44分 (#2155931) 日記
      うちの娘は数ヶ月前にカイガラムシ経由と知って、赤い色の食べ物は一切食べ無くない!宣言をしてたなぁ…
      このニュースでその辺の知識が広まって、日本のハムとソーセージから着色が追放されると嬉しいかも。
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      • by Anonymous Coward

        食べなくない、ということはむっちゃ食べるということでしょうか…

      • by Anonymous Coward

        >日本のハムとソーセージから着色が追放されると嬉しいかも。

        同意見です。
        そもそも着色しなくていいものなのにねえ。

        • by Anonymous Coward on 2012年05月18日 13時26分 (#2155974)

          着色しなかったらタコさんウィンナーができないじゃないか!

          #それ以外ではなくてもいいや

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          • by Anonymous Coward

            カニさんもできなくなります。

        • by Anonymous Coward

          着色したほうが売れるからだろ。
          一時期、無着色がはやったような商品も今はまっかっか、まっきっきだよ。

          • by Anonymous Coward

            仮にウコンでこの手の話が出ると、黄色も槍玉に挙げられるのだろうか。
            たくあんとか。

      • by Anonymous Coward

        > 食べ無くない!
        ツンデレですね。良い教育をされているようでうらやましい限りです。

      • by Anonymous Coward

        野菜はミミズさんの糞を養分として吸収して育つのだということを教えてあげください
        あ、それから、人間の顔面にダニが住んでることもね

      • by Anonymous Coward
        紅麹もよく使われてます。細菌由来だと教えてあげてください。
    • by Anonymous Coward

      イチゴなんとかみたいな赤い商品は、たいてい入ってるぞw
      赤いものは避けるしかないなw
      しかし、こうやって喚起するということは、またアレルゲン表示の枠を増やすつもりなんだろうな。

      #低アレルゲンのコチニール色素の開発も行われてるみたいだけど。

      • by st1100 (45287) on 2012年05月18日 12時48分 (#2155937)

        ピンクの蒲鉾もそうですよ
        赤に限らず

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      • by prankster (12979) on 2012年05月18日 13時50分 (#2155994)
        元コメ主です。
        >イチゴなんとかみたいな赤い商品は、たいてい入ってるぞw
        紹介された人はイチゴ味の飲料を飲んでアレルギー反応を起こしたようです。これから気をつけなくちゃ。
        # 今まで平気だったからといってこれからも大丈夫と限らないのがアレルギーの怖いとこ
        親コメント
      • by Anonymous Coward

        アレルゲンは色素そのものではなくて、副次的に含まれているタンパク質とのことなので、
        その辺を減らすor除去するような製造法が見つかればいいんでしょうけど。

        なまじ昔からあるから、古くからの製法から脱却するのに時間がかかるとかあったりして?

        • by Anonymous Coward

          ここに出ている仮説通りだとすると茶のしずくの例と似たような感じなので、化粧品に添加される場合にはタンパク質含有量の規制をするといったことで防げるかもしません。

          わかりにくいコチニール色素問題を読み解く [foocom.net]

          • by Anonymous Coward on 2012年05月18日 15時30分 (#2156064)

            タンパク質に対する拒絶反応などのメカニズムを解明しよう、などというのが免疫学。今ホットな研究分野です。
            ホットということは、現在のところ良く分かっていない、ということを意味している訳でして、なかなかメカニズムの解明やスマートな対処は難しい。

            何しろタンパク質の摂取を止めたらその生物は死んでしまいます。
            でありながら、現段階では良く分からない理由やきっかけで、特定の(今回の場合はコチニール色素含有の)タンパク質に対して拒絶反応を起こしてしまうわけでして始末が悪い。

            親コメント
    • by Anonymous Coward

      シェラックというのもカイガラムシではなかったかな?

      昔のSPレコードがシェラック盤と呼ばれていたのは、カイガラムシ由来のシェラックという樹脂が使われていたため、ほかにも食品の光沢を出すための添加剤とかいろいろと使われています。結構様々な場所でムシは活躍。

      今回の問題はシェラックが持っている蛋白質に対する抗体反応だと思うので、まあ人工色素のほうが今回のような問題は起こりにくい、ということかな?

      • by Anonymous Coward on 2012年05月18日 12時59分 (#2155946)

        天然物:
        ・いろいろ含むので分離精製が難しい
        ・昔から使われているものに関しては、毒性に関する安全性確認が杜撰(簡略化されていたり、免除されていたり)なものもある
        ・光学活性な分子の分離に関しては有利
        ・複雑な分子の量産性に優れる
        ・ある程度以上大きな分子は、アレルギーを誘発することがある(天然物に限らないが、天然物はそこそこ大きく複雑な分子を多く含むため分離が不十分だと問題が出ることがある)

        合成化学物質:
        ・通常、純度はかなり高い。ただ光学異性体の分離に関しては、そもそも一方しかない天然物の方が優れる場合も多々ある。
        ・新規分子に関しては一応所定の安全性検査が行われるので、一定レベル(ただし必ずしも安全確実、は意味しない)はクリアしている。
        ・複雑な分子は直接合成出来ない。そういう場合は多量に取れる天然物からスタートし、化学修飾を行う。当然大きな分子なので、この場合もアレルギーを誘発する可能性はある。

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        • by kujira090 (16707) on 2012年05月19日 0時33分 (#2156333) 日記

          人間の生理現象も化学の範囲ですし、自然だから、化学だからと分けても意味はたいして無いんじゃないかと。
          悪魔の証明や法律が追いついてませんね。

          --
          #壮大なストーリ。空転するアイディア。
          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2012年05月18日 14時47分 (#2156040)

    ニコチンの親戚かな? そりゃ直接接種したらまずいだろ。
    と思ったら「コチニール」色素だったでござる。

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