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地球

米西海岸に漂着した日本の瓦礫、専門家は付着した外来種によって生態系が壊されることを懸念 54

ストーリー by hylom
思わぬ問題が 部門より
eggy 曰く、

東日本大震災の津波で流出した日本の浮桟橋が米オレゴン州の海岸に漂着したことは各所で取り上げられたが、専門家らは、こうした瓦礫に付着した海藻や蟹などの外来海洋生物が米西海岸の生態系を壊す可能性があると懸念している(本家/.My Way記事)。

これまでも米西海岸は外来種の問題に頭を悩ませており、被害額は数十億ドルにもなるという。例えばサンフランシスコでは、人気のある食用ガニ「イチョウガニ」の赤ちゃんが中国のモクズガニに捕食されたり、ヨーロッパからやってきた縄のような海藻、スパルティナが牡蠣の養殖床に絡まる、といった問題が起きている。

2004年にEcological Economicsに掲載された論文によると、米国では外来種の影響により400種の生物が絶滅の危機に瀕しているとのこと。しかし現段階では漂着した日本の瓦礫が西海岸の生態系にどれほどの影響を及ぼすことになるのかまだはっきりとは分からないという。

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  • ネイティブアメリカン (スコア:5, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2012年06月12日 18時31分 (#2171962)

    「ホントに外来種には困ったものですよ。」

  • by Anonymous Coward on 2012年06月12日 18時16分 (#2171943)
    海流が急に変わったわけでもなく、以前から漂着してたのでは。
    それとも量が多すぎて無視できなくなったってこと?

    「まだはっきりとは分からない」

    こんなレベルで取り上げる必要あるの?
    • 以前にも、今回並の地震は発生しいたわけで、流木等にのってやってきてたでしょうね。

      まあ、最近の調査では、日本だとクサガメまで外来種だったってことだそうで、今いる物も、どっからどこまで外来種か解ったもんじゃないですし。

      #最強の北アフリカ原産外来種にメロメロな私としては、大きなことは言えないのかも…

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    • by Anonymous Coward on 2012年06月12日 18時27分 (#2171959)

      何千年、何万年という単位で考えれば、これほど大規模な津波といえども、過去には何度か発生していたはずで、その度に漂着物の洗礼は受けてるはず。
      であれば、今回の津波の漂着物による生態系への影響がどれほどのものかと思う。
      むしろ、過去何度も、生態系へ影響は与えてきただろうし、それらの影響で仮に漂着した外来種による淘汰が起きたとしても、それは自然の摂理である。
      そういう意味では進化に必要な変化なのでは?と思う。

      ただし、現代社会では人口が増えすぎた結果、過去の津波と比べて人工物の被害が桁違いに多くなっているため、過去の津波とは漂着物の傾向が根本的に異なるという話なら理解出来ない話ではない。

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      • by yasuchiyo (11756) on 2012年06月12日 18時56分 (#2171982) 日記

        ただし、現代社会では人口が増えすぎた結果、過去の津波と比べて人工物の被害が桁違いに多くなっているため、過去の津波とは漂着物の傾向が根本的に異なるという話なら理解出来ない話ではない。

        いや、漂着物が人工か自然かはどうでもよくて、それに付着して来る生物が問題になりそうだって話でしょ。
        こじつけるなら、人工物が増えたせいで、こういう災害の時に漂流するモノの量が(自然物onlyの時より)増えたって方向になるかと思いますが、
        それは自明ではないですよね。

        親コメント
        • Re:禿同 (スコア:3, 参考になる)

          by SteppingWind (2654) on 2012年06月12日 21時21分 (#2172088)

          いやあ, 現在主に問題となっているのはバラスト水 [wikipedia.org]による生物移動ですよ. これが通常の漂流物による生物移動と異なるのは

          • 付着性/弱遊泳性(遊泳性軟体動物など)の生物以外に浮遊性(多くの幼生類)が大量に移動する
          • 通常の海流の巡回範囲を超えて(例えば北半球から南半球へとか, 太平洋から大西洋へとか)移動する
          • 漂流物とか回遊性生物(例えば回遊性のクジラ類など)よりも短時間(1〜2ヶ月以内)で移動するため, 生き残る可能性が高い

          といったところですから.

          こと生物移動に関して, 漂流物であるかぎり, 自然物と人工物の違いはほとんど無い, むしろ人工物の方が表面の平滑性や樹脂・塗料およびその溶剤による影響で自然物より少ないと考えて良いと思います.

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        • by s02222 (20350) on 2012年06月12日 19時17分 (#2172004)
          物が変われば、付着する生物も変わりうるってことでしょう。自然物だと、西海岸まで辿り着けるのは流木ぐらいに思いますが、今回は、浮桟橋みたいなコンクリートの塊まで辿り着いてますし。

          流木に乗って海を渡るのは不可能だけど、コンクリートブロックなら可能、みたいな生き物がごろごろ居たら、人類の活動が自然環境に影響を与えてしまったことになりかねない、とか。

          タンカーのバラスト水を適当に棄てちゃだめだよね [biodic.go.jp]みたいな話もあるので、一通り考えてみても良いでしょうね。
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        • by Anonymous Coward

          自明でないといけないの?

      • by Anonymous Coward

        むしろ、過去何度も、生態系へ影響は与えてきただろうし、それらの影響で仮に漂着した外来種による淘汰が起きたとしても、それは自然の摂理である。
        そういう意味では進化に必要な変化なのでは?と思う。

        それはそうだけど、自然の摂理でも地震や津波、竜巻が困るように困るものは困る。
        環境変化も困る。進化されても困る。薬剤耐性とか強毒性とかほんと困る。

      • by Anonymous Coward

        >何千年、何万年という単位で考えれば、これほど大規模な津波といえども、過去には何度か発生していたはずで、その度に漂着物の洗礼は受けてるはず。

        だとしても、現在は人類起因の史上6度目の大量絶滅が進行中であるから
        それに重なることによって地球の生物多様性が致命的な状況まで失われる
        かもしれないよね?

        • by Anonymous Coward

          人類にそこまでの力は……核兵器なら可能なのかな?無理かな?
          http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%87%8F%E7%B5%B6%E6%BB%85 [wikipedia.org]

          古生代後期のペルム紀末、P-T境界(約2億5100万年前)に地球の歴史上最大の大量絶滅がおこった。海生生物のうち最大96%、全ての生物種で見ても90%から95%が絶滅した。

          また、大気中に放出されたメタンと酸素が化学反応を起こし酸素濃度が著しく低下した。

          これでも生き残るんだから。
          それに、ビッグファイブ以前には全球凍結だってしたし。
          脆弱な人類が滅亡したら拡大する動物も多いだろうし。

    • アメリカザリガニが大雨で飼育池から逃げ出したぐらいのインパクトは考えられるからじゃないかなぁ。
      そうなんどもあるイベントでもないですし。

      天敵いなければ侵入がごく少数でも爆発的にってのはいろいろ例がありますからね。
      警戒しておくに越したことはないんだと思います。
      成り行きによっては仕事変えないといけない人も居るでしょうしね。

      --
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    • by Anonymous Coward

      船底にへばりついたりなんやで、今までからさんざん外来生物は来てるんじゃないの?

    • 他の人為的な要因(例えば、海岸地域の開発など)で生態系が大きく改変されているので、脆弱性が高まっています。
      このような状況下では初めて起こる大量漂着なので、以前より深刻な影響が起こるという可能性はあるのではないでしょうか。
      同じ理由で、被災地の沿岸や低湿地でも(おそらく過去の同程度の大津波を生き延びてきたであろう)多数の生物の絶滅が懸念されています。

  • 人間がいようがいまいが津波によって流木や海中堆積物が流されて来ることはあるだろうし、それによって生態系が変化するとしたらそれはそれで弱肉強食原理の環境変化だと思うが。
    人間の利益のために特定の生態系を保護するとしたら、それ自体が環境破壊じゃないのかな?

    • by Anonymous Coward on 2012年06月12日 20時36分 (#2172056)

      環境保護はもともと人間の都合ですから。

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      • by Anonymous Coward on 2012年06月13日 8時41分 (#2172316)

        今、人類が生息しているこの環境を、なるべく余計な変化が無いようにしたい

        という意思が環境保護の根源なので、以前から自然発生していた変化であっても人為的な変化であっても関係ない

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    • by Anonymous Coward

      > 人気のある食用ガニ「イチョウガニ」の赤ちゃんが中国のモクズガニに捕食されたり、
      > ヨーロッパからやってきた縄のような海藻、スパルティナが牡蠣の養殖床に絡まる、
      > といった問題が起きている。
      と、
      タレコミにもある通りこれはどちらかといえば経済上の問題です。

      • by Anonymous Coward

        >タレコミにもある通りこれはどちらかといえば経済上の問題です。
        モクズガニって高級食用種じゃないか。

      • by Anonymous Coward

        チュウゴクモクズガニは茹でると高く売れますけどね、中華料理店限定だけど。

    • by Anonymous Coward

      シーシェパードやってきますね

      • by Anonymous Coward

        職業テロリストは「パフォーマンスが金になる」場合以外は出張りません。御安心下さい。

  • by uron (39597) on 2012年06月12日 18時20分 (#2171950)

    這いよる外来種によって漁場が荒らされちゃうって話なんだとは思いますが、
    自力ではないとはいえ自然にやってきてしまったものでも外来種にしてしまって差し支えないのかな。
    wikipediaによれば「外来種(がいらいしゅ)とは、他地域から人為的に持ち込まれた生物のこと」らしいのだけど。

    モクズガニ(川で捕れるらしい)とか「ヨーロッパから」(東海岸でなく西海岸に?)
    やってきたスパルティナとかは多分バラスト水で人間が持ち込んでるような気がするんだけど。
    これらと混ぜて語ってしまっていいのかしら。

    --
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    • by Anonymous Coward on 2012年06月12日 19時13分 (#2171999)

      > wikipediaによれば「外来種(がいらいしゅ)とは、他地域から人為的に持ち込まれた生物のこと」らしいのだけど。

      人為すら広義では自然の摂理な訳で、ぶっちゃけ人為的であろうが自然にであろうが、現状の生態系が壊れようが、そうではなかろうが、知ったこっちゃないというのが本当のところだとは思います。困るというのは人間の勝手な都合ですしね。

      素直に、「俺たちは困る」って言えば良いのに、「海藻や蟹などの外来海洋生物が米西海岸の生態系を壊す可能性があると懸念している」なんていうのは傲慢にしか聞こえないです。

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      • by uron (39597) on 2012年06月12日 20時30分 (#2172052)

        まぁ、言葉ってのは広義にも狭義にもとれるのでちゃんとどういう意味で使われてるか把握してないと意味が無いんですが、
        自分が提起しているのは「人間が活動することによって起こる生態系への影響」と「大規模自然災害による影響」は
        原因として違うので一緒にしてしまうのはまずいんじゃないかってことです。

        バラスト水の問題は行き来に制限をつけるとか殺菌とかでやりようもあるんでしょうが(実際外来種対策で立ち入りに
        制限を設けている場所って日本にもありますよね)、自然災害の場合は別の対処が必要でしょう? (あるいは自然現象
        ということで何もしないとか)

        そういう違いを無視して一緒くたにしてしまうのは「味噌も糞も一緒」と言うんですが、
        それじゃあダメなんじゃないの? 分けて考えたほうがいいんじゃないのってことです。

        別に人間と自然の関わり方とか言葉の定義とかそういう文学的、哲学的な話をしたいわけではないです。

        --
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      • by Anonymous Coward

        そういうのは言葉の意味をただ無意味化しているだけであることと、
        我々が人間であるということを前提にしないと建設的な話はできない。

        懸念しているのはそうなると困るからなのは当たり前だし
        傲慢であるかどうかは些細な事であって本質ではない。

        # つか、知ったこっちゃないってのは誰の主観?

      • 人為も自然の一部。
        ひるがえって、人間という生き物が、生態系を壊さないように策を講じようとすることも自然の成り行き。
        どこにも傲慢さはありません。
        強いて言えば、あなた自身が傲慢でしょう。

        • by Anonymous Coward

          行為が合理的か否か
          行為の理由の説明が合理的か否か
          これらは別の話

          例:「この舟板から君を突き落す。君を天国へ行かせてあげるために」

    • by Anonymous Coward

      人工物の残骸に守られて侵入できたのなら人が介してるので人為的といえるのでは?

      • なんか説明ややこしいですね。

        問題にしているのは言葉の定義じゃなくて分類の仕方だから、そう言えなくも無いよねとか言うことじゃなくて
        こういう分類、ラインの引き方が実用的だよねという方がありがたいです。

        例えば対策を考えるとしてバラスト水とか乱獲みたいな人間の活動に由来するものはルールとか罰金で縛ることも
        できるけど、地震相手じゃ予防策とか事後策がメインで地震起こすなとか地震にあったらペナルティとかできないでしょ?
        対処するときの考え方も違うし、人間が介入して是正すべきかどうかに対する考え方も自然災害に
        起因するか人間の活動に起因するかで別れてくると思うんだよね。
        # 意図的に地震を回避できるようになったらこの線引も変わって来ると思いますけどね。
        # 要は「不慮の事態」と「行為に付随する事態」では違うでしょ? わけなくていいの? って話です。
        # 同じ火災でも自然火災と不注意による火災じゃ対処違うでしょ?

        警戒するだけで何が起きても決して何もしないし対策も考えないから
        分けて考える必要なんてないよ、ってならまだわかるんだけど。

        # ま、そのときは無駄すぎて暇なんだなぁと思うけど。
        # バラスト水はバラスト水を何とかすれば止められるし、継続的に
        # 起こっている事態なので千年に一度の地震と扱いが同じって訳にはいかないと思うんですよね。

        --
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  • by maia (16220) on 2012年06月12日 19時15分 (#2172001) 日記

    そもそもバラスト水の問題が甚大だったように思うけど、あれは一応解決の方向なのかな...
    (ちょっと調べてみた)
    ...まだまだ解決途上のようで。

  • by Anonymous Coward on 2012年06月12日 22時05分 (#2172130)

    美味いのか?

    • by Anonymous Coward

      なかなか健全な反応だ

    • by Anonymous Coward

      アメリカ西海岸ではカニといえばこれというくらいポピュラーな食用種だそうな。
      食べ物としては「ダンジネスクラブ」という名前のほうが知られています。
      旨いらしいですよ。食ったことないけど。

  • by BlueRain (37857) on 2012年06月13日 8時14分 (#2172304)
    アメリカ自体がよそからやってきて地元民を駆逐して繁栄した種族なんだから、そのくらい許容してやればいいと思う。
    わざとやっている訳じゃないんだから、せいぜい神の試練くらいに思えばいいんじゃないかな。

    かなり暴言な気もするけど、わざとやっている現象じゃないからなぁ。
  • Ecological Economicsといえば徳島大学の眞弓教授による以下の論文で有名ですね。
    Kozo Mayumi and Mario Giampietro
    "Dimensions and logarithmic function in economics: A short critical analysis"
    Ecological Economics, Volume 69, Issue 8, 15 June 2010, Pages 1604–1609
    http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0921800910001138 [sciencedirect.com]
    ↑の問題に関する解説論文
    同じ号にコメントペーパーとコメントペーパーへの反論も掲載されています。(URLは投稿フィルタに引っかかった・・・)

    大事なのは大学教授だとか査読付き論文だとかいう肩書きじゃなくて中身だと言う教訓を与えてくれます。

  • 思わず苦笑した (スコア:0, オフトピック)

    by Anonymous Coward on 2012年06月12日 19時38分 (#2172022)
    自国内で何度も核実験やってた国がのたまいおるわい(笑)
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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