パスワードを忘れた? アカウント作成
4428398 story
医療

患部にパッチを貼るだけ。皮膚がんの新しい治療法が発表される 27

ストーリー by headless
更新 部門より
danceman 曰く、

患部にパッチを貼るだけという、皮膚がんの新しい治療法を全インド医科学研究所のグループが発表した(Society of Nuclear MedicineのプレスリリースSingularity Hubの記事本家/.)。

この治療法は皮膚がんの中でも死に至る危険性は低いものの、患者数が多い基底細胞がんに適用される。パッチは放射性リン(32P)を使用したもので、顔に基底細胞がんのできた被験者10名を対象に実験が行われた。被験者の患部にパッチを3時間貼り、同様の処置を4日後と7日後に繰り返したところ、3か月後の検査では全員の基底細胞がんが消滅していたという。ただし、6か月後に再度検査すると、2名の被験者に再発がみられたとのこと。

この治療方法は手術や放射線照射などと比べて安価で入院の必要もなく、傷が残ることもない。ただし、今回の実験は非常に小規模だったこともあり、実用化までにはさらに広範囲な研究が必要となるとのことだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • ついに (スコア:5, おもしろおかしい)

    by minet (45149) on 2012年06月24日 11時33分 (#2179614) 日記

    人体のバグにパッチを当てて不具合をつぶす時代が来た!

  • by cobonzu (17398) on 2012年06月25日 16時52分 (#2180369) 日記

    周辺が放射線発癌しました。とかだったら、やだなぁ。

  • by Anonymous Coward on 2012年06月22日 17時53分 (#2178698)

    ネクローシスなのか、アポトーシスなのかが気になります。

    • Re:素晴らしい (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2012年06月24日 12時14分 (#2179632)

      放射線治療のような低線量照射のターゲットは癌細胞のDNAなので、アポトーシスかと。
      超高線量に短期間で暴露した場合はネクローシスもありうるかもしれないですが。

      ちなみに、こういった線源を留置する治療は、子宮の癌の治療では一般的だったりします。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2012年06月24日 14時34分 (#2179695)

        舌ガンも放射性物質の針をさして何日かおいておくとかするらしいですね。
        切除と違いQOL的によいようです。

        親コメント
    • アポトーシス機能を失ったからこその癌じゃないかな?

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        ガン細胞がネクローシスするか,アポトーシスするのか,どっち?ってことでしょ.

    • by Anonymous Coward

      >パッチは放射性リン(32P)を使用したもので、

      普通に簡易的な放射線照射みたいなもんじゃないの?

  • 便利そう (スコア:0, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2012年06月24日 14時12分 (#2179685)

    反原発の方々は,この治療を受けている人にも
    放射能がうつるとか言うんでしょうかねぇ。

    それはさておき,リン32は半減期14日,強力なベータ線源みたいですね。
    これなら皮膚から体内に吸収されない限り影響はごく一部に限られるか。

    ところでこの薬は半減期が短すぎて在庫できないですね。
    日本も最低限の放射線源は自分ところで作れるような原子炉とか必要なんじゃないかな?

    • Re:便利そう (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2012年06月24日 16時51分 (#2179748)
      半減期14日だと、そんなに短くないですね。
      例えばPET検査で使われる18Fでは半減期110分ですから、大きな医療機関では自前で放射性薬剤を作れるようサイクロトロンを持ってたりします。
      サイクロトロンというと半径何kmというような巨大なものを想像するかもしれませんが、ベビーサイクロトロンなどと呼ばれ、六畳の部屋に置けるくらいのサイズのものが市販されています。
      親コメント
      • http://www-hep.phys.saga-u.ac.jp/~suzuki/misc/accelerator_05.pdf [saga-u.ac.jp]
        リンク先(PDF)の11ページから14ページくらい

        一定磁場の中に、円筒を二分割した形で電極(D電極)を置き「一定周波数」の電界を
        を与えることで加速するのがサイクロトロン。

        加速場全体に磁界をかけますからそもそも巨大なものは作りにくい。

        また、相対論的速度(電子なら1MeV、陽子だと1MeV)に近づくと一定周波数ではなくなるので、
        加速場を分割し、速度によって変わるものに「同期した」電界を掛けるのがシンクロトロン。

        加速場で磁界によって軌道を曲げるんですが、それで起きる制動輻射によるエネルギー損失と
        加速のバランスで上限が決まるので、高エネルギーに加速しようとすると曲げを小さくする→
        軌道が大きくなるので、巨大設備になっていきます。なお、曲げ続けるわけではないので、
        厳密には円周ではありません。

        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2012年06月24日 20時37分 (#2179868)

        PET用FDG、院内にサイクロトロン置いて作ることが多いでしょうが、RI製剤メーカが作って工場近くの病院に届けることもあるようです。
        FDGスキャン注 FDG PET 医療関係者専用情報 日本メジフィジックス株式会社
        http://www.nmp.co.jp/member/fdg2/index.html [nmp.co.jp]

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        >サイクロトロンというと半径何kmというような巨大なものを想像するかもしれませんが、
        すこし昔はどの家にも小型のが何台かあったけど、シャープが20世紀においてきてしまった。

    • 半減期が長いと同じ線量を得るのにもっと量が要るから、そのトレードオフを考えた結果だろう。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      医療用RIは今でも普通に輸入してますよ。
      その中には半減期数日の元素も含まれます。

      • Re:便利そう (スコア:2, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2012年06月24日 15時53分 (#2179720)

        >その中には半減期数日の元素も含まれます。
        これ数年前に火山の噴火で航空機の往来が不可能だった時にめちゃくちゃ困った事ありましたよね。
        供給源が限られてしまう物ってなんでもそうですが、どこかで詰まると全部が台なしになるリスクがあるなぁと思った事例でした。(日本で最大の例だと住友だかどこだかの工場が爆発したときの世界中での供給不安だったかと)
        トピックの放射線源も輸入オンリーじゃ困ったりしないのかしらん?

        #特許料払って国内製造とかになるのかな?

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          つい最近、地球全体でヘリウム不足に陥っていたじゃないか。

        • by Anonymous Coward

          > トピックの放射線源も輸入オンリーじゃ困ったりしないのかしらん?

          同じような半減期の医療用RIで困ってないのだから、困らないでしょう。

          カナダの原子炉がとまって困ったりしたことはありますが、在庫できないから困ったわけではありません。

    • by Anonymous Coward

      根拠の無いただの推測の上に、母集団全部に適用した物言いはやめてもらいたい。>反原発の方々は

typodupeerror

「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

読み込み中...