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書籍

ジュンク堂、「本当に売りたい本」をPOPで紹介する「魂のPOP」フェアを開催 85

ストーリー by hylom
じゃあ普段のPOPはなんだったんだ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

3月末にジュンク堂新宿店が閉店したときに、「本音を言えば、この本が売りたかった!」フェアが行われた。このフェアは店員がお気に入りの1冊に、気持ちのこもったPOPを添えて紹介したもの。この結果、予想以上の売り上げにつながったらしい。当時のTwtterの電子書籍や本屋クラスタなどでも、最初からこれをやっとおけば閉店しなくてよかったかもしれないのに、と言われていたほどの効果があった模様(ITmediaの記事)。

その反省があったのか、今度はジュンク堂40店舗で同様の「魂のPOP」フェアを開催するとのこと。新宿店のフェアのPOP写真で構成した書籍「書店員が本当に売りたかった本」との連動企画で各書店員が、本音の1冊を選ぶとしたらどんな本になるかを真剣に考えてPOPを制作。7月から8月にかけて全国のジュンク堂や丸善系書店で展開するとしている。

# 未確認情報ではあるが、当時、売り上げランキングが自己啓発系本の組織まとめ買いで荒らされてて機能しなかったというのが「本音を言えば、この本が売りたかった!」フェアにつながったらしいという話も。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • ネットでも (スコア:3, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2012年07月11日 6時19分 (#2190920)

    ジュンク堂新宿店リバイバル [junkudo.co.jp]

    全部かどうか分かりませんがポップも見られます。

  • この次は (スコア:3, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2012年07月11日 6時56分 (#2190925)

    「本音を言えばこの本は売りたくない!」フェアですね。期待してます。

    • by Anonymous Coward on 2012年07月11日 9時21分 (#2190989)

      「大人の事情で売りたい!」フェアか

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        「大人の事情PUSH」フェアですね

        • by Anonymous Coward

          大人の情事に見えた俺はきっと疲れてるのよモルダー

          • by Anonymous Coward

            さぞかし溜まっておられるようですので、
            フランス書院の本でも買いにいかれてはいかがでしょうか?

    • by Anonymous Coward

      なんかすごく読みたくなってしまうじゃないか!!

  • by Anonymous Coward on 2012年07月11日 6時12分 (#2190918)

    「最初からこれをやっとおけば閉店しなくてよかったかもしれないのに、と言われていたほどの効果があった模様」

    ジュンク堂新宿店が閉店になったのは、売り上げが悪かったからってわけじゃないだろ。

    って言うか誰が言ってるの?そんなこと?

    元記事には書いてないが。

    • Re:え? (スコア:4, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2012年07月11日 6時25分 (#2190921)

      そうだよね。
      http://www.fashionsnap.com/news/2011-05-12/mitsukoshi-shinjuku-biccamera/ [fashionsnap.com]
      三越アルコットのビルのオーナーが、ビル丸ごと借りてくれる相手を望んでいたので、折り合いがつかなかっただけだよ。
      あそこは競合の紀伊国屋書店が近すぎるから、ジュンク堂もさすがにそこまでの冒険はできなかっただろう。
      コスメやインテリア雑貨はなくてもいいが地下で食事もできたので、あれはあれで結構重宝してたのにな。
      ジュンクの方が見やすいし通路の余裕もあるし椅子もあるしで、自分は東口には紀伊国屋よりジュンクに生き残ってほしかった。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      この編集者は、記事の偏向・自作自演でおなじみhylomのですよ?
      ソースなんていらんのです

    • by Anonymous Coward

      > # 未確認情報ではあるが、当時、売り上げランキングが自己啓発系本の組織まとめ買いで荒らされてて機能しなかったというのが
      > 「本音を言えば、この本が売りたかった!」フェアにつながったらしいという話も。

      これだってただのタレコミ人の妄想だよな
      なんだこいつ?w

      • by Anonymous Coward

        新刊を出す度に「ランキングに載るよう紀伊国屋の本店で買ってね!」
        とメルマガで要請する作家もおりますなー

  • by oj.wake (39498) on 2012年07月11日 7時46分 (#2190936)

    「店員」じゃなくて「本屋」が売りたい本でしょ?
    最近はこういう本が売れそうとかリサーチした上で、販売会議とかで、この出版社売上悪いけどどうにかならないかとか話し合って決めてるんでしょ?

    • by brightlight (33350) on 2012年07月11日 11時39分 (#2191126) 日記
      そんなものへのPOPは何十年も昔からあります。
      閉店フェアは、単純にPOPそのものが、よく見るその類の売り文句じゃないんだなと思わせるものだっただけです。

      定期的に継続してやるとなると、義務化しちゃってまた通り一遍の売り文句に堕してしまいそうな気もしてるんですけどね。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2012年07月11日 9時14分 (#2190984)

      モノの見方の一つとしてはあり得るご意見ですけども。
      看板背負って商売してる状況で、売りたい主体が店員か書店かについて、何か差異を感じたいのでしょうか。
      未だに「手作りの温もり感は全部ステマ、俺は組織に騙されないぞ!」みたいな、ピュアなプライドでも感じているのでしょうか。

      せめてピックアップされている本を、1冊でも読んでみたらいいのでは?
      街の図書館にもあるような本が結構挙げられてますよ。
      つまらなかったら残念な事ですが、ひょっとして知恵の足しになるかもしれません。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        そこの差異は大事でしょう。
        結果さえ得られれば満足、という論理的な人にはわからないかもしれませんが、
        情緒を重視する人にとっては過程も大事なんですよ。
        本は心の栄養なんですから。

        • by Anonymous Coward

          心の栄養なのだとしたら、なおさら下卑た揚げ足取りなどせず、素直に読めばいいのに。

      • by Anonymous Coward

        手作りの温もり感に騙され続けてれば、そういうプライドを持つのもしょうがないでしょう。

        # 相田みつを風フォントを多用している飲食店とか外ればっかりだし

    • by Ctrl+Shift+S (41880) on 2012年07月11日 11時12分 (#2191088)
      この場合本音というのは「売りたい」というより「好きな、他の人にも読んで欲しい」という基準ではないでしょうか。
      「好きな」気持ちって結構人の心に響くものですよ。

      名前も聞いたことのない本でも好きな点を熱く語られたら、読んでみようと思うかどうかは兎も角、「へぇ」とは思います。
      その「きっかけ」で手にとってパラパラとページを繰ったり目次を見たりというのは、
      もう本を客の手に取らせた時点で(もしかしたら意識を向けさせた時点で)ポップの役割として最高ではないでしょうか。
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      仮に本当に書店員が選んでるとして、そこいらの読書家より本を読んで深い商品知識を持っているような人はどれだけいるんですかね。
      ほかのとこはどうか知りませんが紀伊国屋書店の店頭に立ってる人もほとんど契約社員らしいという話を聞いたことがあります。
      そういう不安定な身分ではエキスパートのようにはなりにくいんじゃないでしょうか。

      • by Anonymous Coward

        まあ、書店員に一人や二人は本の虫はいるでしょう。
        昔いたところの近所の本屋は、よくガリ版刷りみたいなパンフレット作ってフェアしてたなぁ。
        売れそうにない本ばかり…

        • by Anonymous Coward on 2012年07月11日 9時04分 (#2190978)

          POPの書き方を見ると、「これは本気で薦めたいんだなぁ」と感じるものがある。
          そういう感情を斜に構えて疑っても仕方ないでしょ。

          俺もコンビニのアルバイトをやってた時、おすすめ商品を売るために色々工夫したもんだ。
          立場とか関係なく、人間ってそういうもんだろ。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            自分の周りを見ると、アルバイト・店員にかかわらず (#2190936)のACさんみたいなこと言ってる人の行動ってまさにそれ。
            自分がそうなんだから他人もそうなんだろう的な思考かと思われます。

            単純に考えて、普通に仕事していればそれなりに詳しくもなるでしょうし、それなりの考え方をもつようになりますから、店員さんのPOPみたいなのは指標になりますよね。

      • by Anonymous Coward

        書店の中にいる人員のうち、本好きでない人の割合がいちばん多いのが「(特に大規模チェーンの)正社員」でしょう。

        書店員は基本的に給料の安い仕事です。人気に甘えて安い給料を維持しているといってもいい。
        安さの桁が違うけどアニメーターだとか、最近でいえばappleストアでそんなトピックありましたね。

        というわけで、正社員でもないのに書店で働こうなんて人間は、結構な割合で本好きです。
        全員がとは言いませんけどね。

    • by Anonymous Coward

      買取でバックヤードに在庫が余ってる本を売りたいのが本音じゃないかな
      古い例だけどハリーポッターとかKAGEROUみたいな

    • by Anonymous Coward

      そんな何時もやっている事をやっても意味無いでしょ?
      なら多分フツーに店員が売りたいって思ったものを出しているんですよ。

      わざわざあんまり先行きの良くない書店なんかで働こうって人間ですから、
      それなりに本好きも居ても不思議じゃない。
      単に「一人一品ノルマね」だったかも知れないけど。

    • by Anonymous Coward

      閉店前だから店員の好きにやらせた、
      というのは本当ぽいけど、
      全店舗でキャンペーンとなるとちょっとやらせっぽい。

  • by Anonymous Coward on 2012年07月11日 9時14分 (#2190983)
    いわゆるB層向けのアピールですよね。

    書評のように本質的になところでは絶対的にも客観的にも評価が困難なものに関しては、消費者自身の審美眼や感性による判断だとか、あるいは本当に信頼できる身近な人間からのクチコミなどに頼るしかないのですが、書店もいよいよ、それすらできない人々(=B層)をターゲットに商売する時代なのです。

    逆に言えば、キャチーなPOPだけで売上が左右される(=いくらでも流行を生産できる)、ラクチンな商売に成り下がったということです。

    ジュンク堂でも紀伊国屋でもそのうち、売れ筋しか置かなくなるんじゃないですかね。

    良書が生き延びるためにも、少量刷でも安価に出版できる電子出版が早く普及するといいなぁ。
    • 何を言ってるのやらなあ。こんな呆けたことを堂々と書ける精神の強さは評価すべきか。

      読書家が好んできた書店というのは昔から、店員さんたちも読書家で品揃えや店頭のおすすめ
      の評価が高いということがあるんですよ。神田神保町だと東京堂書店とかですか。
      そういうのは別に最近に始まったことじゃないしB層うんたらにいたってはうわ言レベルと言わざるを得ないな。

      本を愛する人が本を愛する人に売る、それが読書家に評価される書店ってもんでしょう。
      Amazonみたいなアルゴリズムによるオススメチョイスにリアル書店が勝てるとすれば、こういう
      姿勢だと思うので、リアル書店としてはどんどんやってくべきでしょうね。

      親コメント
    • いよいよ、ってそんな。
      「○○TOP10」とか「□□で話題の」とか「△△がすごい!で紹介された」とか「××がオススメの」とか「あの名作の作者が書いた」とか
      内容なんかそっちのけで売り文句だけで売る手法なんてずっとやってきてるじゃないですか、書店。
      あなたの言葉を借りれば、B層向けの商売は昔っからずっとやっていて、B層向けの商売方法でちょっと目新しいものだよね、ってだけです。
      目新しいとは書いたけど、別に過去に例がないって意味ではないです。
      また、これがB層向けのアピールだという点を否定しているわけではありません。
      B層をターゲットに商売する時代なんてのは最近の話なのではないというだけです。

      また、「流行は作れる」ものではありますが、プレーヤーが多い場合「ラクチンに作れる」とはなりません。
      作ろうとしている人が複数居ればパイの奪い合いになり、作ることに失敗すればダメージも大きい(定番でも流行でもない在庫を抱えることになる)。
      その意味で、「キャチーなPOPだけで売上が左右される(=いくらでも流行を生産できる)、ラクチンな商売」が存在しているとしても、利用できるのはせいぜいほんの一握りのプレーヤーだけです。
      流行らせたいモノをPUSHする、今流行ってるものに乗っかる、廃れるものから抜け出す、そのために常に新たな手法を研究する、どれもプレイヤーが多い業界では必須の技能です。
      今さら書店というものについて「流行なんて作れるよ、ラクチンラクチン」なんて考えてる人がいたらただのカモです。
      「流行なんていくらでも作れるよ」なんて言っていいのは、参加するプレイヤーが少ない場合だけですよ。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      B層(笑)
      小泉改革の時代にいっぱいコピペされてたとき以来久々に見たわー

    • by Anonymous Coward

      なんかもう実際に書店に行ってPOP自体を見たことがないというのが一目瞭然なコメントだなぁ

  • by Anonymous Coward on 2012年07月11日 10時35分 (#2191053)

    http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1207/09/news052.html [itmedia.co.jp]
    の写真を見ると
    「本音を言えば、この本売りたかった!」
    なのに、元記事タイトルでは(タレコミも)
    「本音を言えば、この本売りたかった!」

    後者の書き方も最近よく見かけますけど、違和感が。
    元記事を書いた人は「ここは『が』だろう」と思ったんでしょう。
    「を」と「が」の区別があいまいになってきているとは思っていましたが、
    はっきりと「を」より「が」を優先するのは初めて見た気がします。
    と、年齢を感じる40代。

    • 「を」が被るから校正かかったんでしょう。
      親コメント
    • 昔から「…が…たい」と「…を…たい」の両方が使われてきた。「水 (が/を) 飲みたい」だと「が」が、「水 (が/を) おなかいっぱい飲みたい」だと「を」が好まれ、単純に一方が正しく一方が誤りというわけではないというのが通説。

      20 年ほど前、僕が中学生の頃、国語の授業の副教材として使っていた口語の文法書に「水が飲みたい」は誤りで「水を飲みたい」が正しいと書かれていたけれど、今考えると噴飯ものだ。文法学者の脳内にしかない「正しい日本語」を学んでもなあ。

      親コメント
      • 「正しい日本語」を云々する文法学者なんて、現状把握においては数あまたの都市伝説を集めて類型化と変容を後追いすることができるかもしれないが、その積み重ねを元に将来予測について一定の知見をもたらすものなのだろうか?なんとなく期待薄ですね。そのとき時(現在よりも少し前に限定)でしか通用しない主張を重ねているだけだと傍観するのは皮肉が過ぎるでしょうか。

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        • そのとき時(現在よりも少し前に限定)でしか通用しない主張を重ねているだけ

          文法学者が事実をしっかり観察して、その時どきに通用する主張をしてくれるなら、僕としてはそれで良いのです。「どういう表現が実際使われるか」だけでなく、「どういう表現が正しいと考えられているか」に関する事実だって、観察することには意味があるだろうと思います。学者が都市伝説を研究するならそれはそれで結構、でもそれならそれで科学的な研究手法というのがあるはずです。

          前述の文法書には、「『水を飲みたい』は一定数の人が使っているが誤りだ。なぜなら『水を飲む』のことを『水が飲む』とは言わないからだ」という内容が、あたかも客観的な事実であるかのように書かれていました。これは事実ではなく著者の思い込みとでも呼ぶべきものです。こういうことを平気で言ってしまう文法学者ってのは、勘弁してほしいです。さすがにあんなひどい主張をするプロは今ではいないでしょうけれど。

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    • 何処を省略したと捉えるかで見てみると……

      「本音を言えば、(私が)この本を売りたかった!」
      「本音を言えば、この本が(私の)売りたかった(本です)!」

      本を強く勧める行為を表現するのであれば、後者の文意の方が合っている気がします。
      しかし、勧める側の立場で言えば、自分が「売りたい」という部分を強調するので前者ですね。

      つまり言葉の移り変わりという大層な話ではなく、
      同じイベントを勧める側と、外部から見る側で表現した違いではないかと思うんですがどうでしょう?

      親コメント
      • (#2191053)のACではないので、気にしてるところはわかりませんが……
        表現の違いじゃなくて、それって文意も変わってませんか。

        >A:「本音を言えば、この本を売りたかった!」
        >B:「本音を言えば、この本が売りたかった!」

        Aは、売るという行為の対象が"この本"。"私"が強く出てる。
        Bは、"この本"の説明。"この本"が強く出てる

        書店員がメインの企画なので、書店員=個人としての私が強く出ている、Aが文意だと思います。
        本をメインに押し出して、コレを売りたいってイベントでは無いと思うので、Bでは意味合いが違うのでは。
        つまり、"フェア名"のニュアンスを変える表現の違いって、ダメじゃないかなあ。

         # まあ、どっちかというとこれは格助詞の話と言うよりは、
         # 「~したい」っていう希望表現の特殊例(「XXをZZたい」は、「XXがZZたい」に変化することもある)
         # の話だと思うので、時代や人によって言うこと違うんだとは思いますが:-P
         # 刺身を食べたい→刺身が食べたいはOKだけど、窓を開けたい→窓が開けたいはNG、とかね

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      本が書店員を操ってるんじゃないの?

    • by Anonymous Coward

      50代だけど意味がよくわからん。

      「を」と「が」の微妙なニュアンスの違いというのはわかるけど、
      両者の対立に「最近見かける」というような、
      そこまではっきり観察できる通時的な変化があると思ったことはなかった。

  • by Anonymous Coward on 2012年07月11日 10時46分 (#2191066)

    コンビニでのお話ですけど。
    間違えて一桁多く仕入れてしまった商品などは、レジ横の催事テーブルでよく店長が「店長がいま一番売りたい品!」と言うPOPをつけて売ってました。
    確かに間違いじゃ無い。

    結局そう言う話じゃ無いの?

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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