Google、書籍電子化プロジェクト訴訟で米出版社協会と和解 11
密約 部門より
Googleと米国出版社協会(AAP)は、「Googleブックス図書館プロジェクト」をめぐる7年間におよぶ訴訟で和解が成立したことを発表した(AAPとGoogleの共同発表、 BBC Newsの記事、 INTERNET WATCHの記事、 本家/.)。
Googleが2005年に開始した図書館プロジェクトは、提携図書館の蔵書をスキャンしてGoogleブックスから利用可能にするというもの。しかし、著作権者や出版社に無断でプロジェクトを開始したため、世界各国で著作権侵害に関する訴訟が行われている。米国ではAAPを代表する5出版社による今回の訴訟のほか、Authors Guild(作家組合)がクラスアクション訴訟を提起している。
発表された和解内容によると、出版社はGoogleにデジタル化を許可するかどうかを出版物ごとに選択できるという。デジタル化を許可した出版物については、出版社もGoogleがデジタル化したデータを使用でき、Google Playでの販売も可能となる。当事者間での和解のため和解内容の詳細は公開されておらず、裁判所の承認も必要ないとのこと。一方、Authors GuildはGoogleとAAPの和解について、著作権者の権利が侵害されている状況は何も変わらないなどとして訴訟を継続する意思を明らかにしている(Authors Guildの声明)。