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教育

3歳未満にはテレビを見せたら駄目? 58

ストーリー by hylom
とりあえずTVゲームは一日30分! 部門より
eggy 曰く、

飲酒や喫煙に年齢制限があるように、テレビやコンピュータ、ビデオゲームなどのスクリーンを見つめる時間も年齢によっては制限を設ける必要なのかもしれない。Archives of Disease in Childhoodに掲載されたAric Sigman氏の論説によれば、子供がテレビやコンピュータ、ゲームに執着すると発達障害の原因となるため、3歳未満は常時スクリーンから隔離されるべきとのこと(本家/.Guardian記事)。

人間の脳の成長に最も重要な0歳から3歳未満の乳幼児の時期に、子供が見つめるべきは親の目でありスクリーンではないとしている。Sigman氏は、3歳未満はスクリーンから隔離されるべきであり、3歳になっても16歳まではスクリーンを見る時間を2時間以内に制限するべきだとしている。また、寝室にスクリーンを置かないことに加え、親の生活習慣が子供に影響を及ぼすことから親もスクリーンの見過ぎに注意するべきとのこと。

一方でOxford大学のDorothy Bishop教授のように異論を唱える人もいる。Bishop教授によれば、Sigman氏は研究者または臨床者の立場にはなく、この問題について独自に調査を行ったわけでもないようだとし、スクリーンを見る時間が脳の発達に与える影響についてBishop氏が言わんとしていることは推論にしか聞こえないとしている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • よくある誤解 (スコア:5, 参考になる)

    by fareast (45345) on 2012年10月10日 21時32分 (#2248556) 日記

    現在では先天性の脳機能障害によるとされており、多くの遺伝的因子が関与すると考えられている。

    一時期、七田眞や岩佐京子らによって「テレビの見せすぎが自閉症の原因」などの環境原因説が流行し、自閉症の子を持つ親は周囲から責められてつらい立場であったが、現在ではごく一部の学者以外は、自閉症は先天性の障害であり、育て方が原因ではないとしている(岩佐はのちに自説を一部撤回)。

    ( http://ja.wikipedia.org/wiki/ [wikipedia.org]自閉症 )

    現時点ではAD/HDの原因ははっきりしていませんが、近年、MRI*やSPECT*などの脳の画像診断による研究報告から神経生物学的な原因により生じることがわかっています。さらに、遺伝との関係について研究が進められているほか、脳内の神経伝達物質の関与も明らかになってきました。つまり、脳の器質的*・機能的な原因のために発達・成熟に偏りが生じ、AD/HDの症状が現れると考えられています。AD/HDの原因が「親のしつけの悪さ」にあるといわれることがありますが、それは大きな誤解です。

    ( http://www.adhd-navi.net/adhd/rikai/genin.html [adhd-navi.net] )
    発達障害の原因は完全に特定されているわけではないが、現在までの研究では脳の機能的な原因と考えられている。
    かつて発達障害がよく知られていなかったころには、テレビの視聴や親の躾が発達障害の要因となるという誤解は自称専門家も含めてよくあったらしい。
    このストーリーの内容もそのたぐいだろう。現在では発達障害に対する周知が進み、ある程度は正しい理解が広まってきてはいるように思っていたので、
    今ごろこんなデタラメな主張が出てくるのは少し意外だった。

    なんの統計も示さずに2時間以内だとか適当な数字を主張できるひとの気が知れない。
    今も研究者は正しく発達障害を理解すべく多くの臨床を重ねて研究しているのに、
    自分の思い込みで安易に発達障害の原因を断ずるような言動は、そうした誠実な研究の努力を踏みにじるものだ。
    発達障害を持った子供とその親を傷つける結果にしかならない。

    • by Ryo.F (3896) on 2012年10月10日 22時05分 (#2248578) 日記

      これ、タレコミ人のeggy氏の誤訳じゃないかなあ。
      発達障害は、英語でdevelopmental disorder [wikipedia.org]だけど、挙げられたリンクをたどってもどこにも見当たらない。
      Developmental damageって言葉は出てくるけど、これはパーソナリティ障害 (personality disorder) [wikipedia.org]を指す言葉 [thefreedictionary.com]の様で、必ずしも先天的なものではない。

      親コメント
      • by fareast (45345) on 2012年10月10日 22時40分 (#2248595) 日記
        慌ててソースを確認する俺。

        A review of the evidence in the Archives Of Disease in Childhood says children's obsession with TV, computers and screen games is causing developmental damage as well as long-term physical harm.

        But, says Sigman, negative effects on health kick in after about two hours of sitting still, with increased long-term risks of obesity and heart problems.

        ( http://www.guardian.co.uk/society/2012/oct/09/ban-under-threes-watchin... [guardian.co.uk] )

        ちょっ……。「肥満と心疾患」……。"developmental damage" は「発達障害」じゃないよな。たんに心身の発達に対する悪影響を指して言ってるようだ。

        タレコミ人のeggy氏の誤訳じゃないかなあ。

        そ れ だ !

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2012年10月11日 1時25分 (#2248670)

          「そ れ だ !」じゃねーだろ。
          根拠の無く他人を中傷したんだから、まずやるべきは訂正で、次は謝罪だろ。
          他人の誤訳が原因だったとしても。

          親コメント
          • by fareast (45345) on 2012年10月11日 2時08分 (#2248685) 日記
            たしかに Aric Sigman氏が発達障害について述べているという誤解を助長しかねないな。
            上のコメントは Aric Sigman氏に対するコメントとしては的はずれなので取り消すとともに、
            ソースの確認を怠って誤解を冗長するようなコメントをしてしまったことを謝罪する。
            Aric Sigman氏の主張は発達障害とは関係ないことを再度申し上げておく。
            親コメント
            • by Anonymous Coward

              「まとめブログ」のでっちあげを鵜呑みにして無実の人を批判、後日でっちあげが明らかになったら鵜呑みにした人が土下座、「まとめブログ」は記事を消して何もなかったことに

              みたいな事例だな

              • by fareast (45345) on 2012年10月12日 16時27分 (#2250165) 日記
                「無実」かどうかはまだはっきりしないな。

                Bishop教授によれば、Sigman氏は研究者または臨床者の立場にはなく、この問題について独自に調査を行ったわけでもないようだとし、スクリーンを見る時間が脳の発達に与える影響についてBishop氏が言わんとしていることは推論にしか聞こえないとしている。

                とか、

                Then there was Dr Aric Sigman. He is the man behind the “Facebook causes cancer” story in the Daily Mail, and many other similar stories over the years (as part of the Daily Mail’s ongoing oncological ontology project). His article can be read in full online here as a PDF. I explained that he had cherry picked the evidence in his rather fanciful essay, selectively only mentioning the evidence that supports his case, and ignoring the evidence that goes against it.

                ( http://www.badscience.net/2009/02/the-evidence-aric-sigman-ignored/ [badscience.net] )
                というように、Aric Sigman氏は科学的なエビデンスが不足していたり、統計から自説を補強するデータだけ恣意的に抜き出したりした主張を繰り返しているひとのようだ。 日本で言うと武田邦彦教授みたいな感じ?

                親コメント
    • by Anonymous Coward

      一時期、七田眞や岩佐京子らによって「テレビの見せすぎが自閉症の原因」などの環境原因説が流行し、自閉症の子を持つ親は周囲から責められてつらい立場であったが、現在ではごく一部の学者以外は、自閉症は先天性の障害であり、育て方が原因ではないとしている(岩佐はのちに自説を一部撤回)。

      そういえば産科にポスターがありました。
      (3年ほど前なので今は分かりませんが)

      「~という説があります」程度に抑えた内容だったと記憶しています。
      「まぁ、見せすぎは目にも良くないから、一応気を付けよう」ぐらいの印象でしたね。

  • by anonemouse (20052) on 2012年10月10日 22時44分 (#2248597)

    ほどほどにだろ・・・

    メディアリテラシーもソーシャルリテラシーも自分で考えるものだ

    あれもダメこれもダメなんてやってる親を 見て育つ子どものほうが かわいそすぐる

  • 統計で明確に証明されてないのに推論だけで結論だすな、というのも科学的ですが、
    統計処理に費用や年月がかかるから、推論の段階で有害そうなものは避けようというのも
    実用的で科学的な態度だと思います。ある程度まっとうな推論と、
    推論に一致した統計が少々あれば充分というのが科学と政治経済のバランス。
    そしてその後も正しい統計調査は続ける必要があります。

    テレビと乳児の場合だと、
    A. 統計上、正しい結論を出すには大規模な比較調査が必要。
    B. 大規模な調査は当然、お金と年月がかかる。
    C. テレビを一定時間以上見せない親子を多数確保するのは困難。
    といった具合で、テレビと育児という古いテーマでも
    医学的に正しい分析をするのはなかなかむずかしいですね。ということは
    「誤差があるなら、安全寄りの方に誤差をだして結論を出した方がまし」という発想で、
    「科学的にきちんと証明されてないけど、育児中のテレビ時間は減らした方が
    言葉の発達によいし、発達障害を減らせるみたいだよ」と考えるのが現実的で科学的でしょう。
    参考に2004年に日本小児科学会は
    「乳幼児のテレビ・ビデオ長時間視聴は危険です」 [jpeds.or.jp]
    という文章で、テレビが言語発達に有害そうだと発表しています。
    何時間以上が有害とはっきり数字では示していません。1歳6ケ月健診対象児計1900名について調査をしています。

    • その日本小児科学会の提言は興味深いな。
      『乳幼児のテレビ・ビデオ長時間視聴は危険です』というタイトルは非常にミスリーディングだ。
      タレコミの『3歳未満にはテレビを見せたら駄目?』をいかにも裏付けるように見えるけど、

      実体験を通して言葉を理解すること,子どもに分かり易く話しかけ,子どもの話をゆっくり聞いて応えることが大切である.今回の調査結果は映像メディアからの一方的な働きかけだけでは子どもの言語能力が発達しないことを裏付けている.

      というように、「こどもの発達のためには十分なコミュニケーションをとったほうがいい」ということであって、「テレビの視聴が危険」ということではない。
      そのタイトルでは子どもからテレビを遠ざければリスクを回避できるように読み取れるけど、テレビを遠ざけるだけではダメ。
      逆に子どもとのコミュニケーションの道具としてうまく使えば、テレビが子どもの成長に良い影響を与える可能性もある
      ( これもミスリーディングだ。テレビをうまく使って子供の成長に良い影響があったとして、
      良い影響を与えたのは「テレビの視聴」ではなく「他の人とコミュニケーションをとったこと」だ ) 。
      この提言を書いた人たち自身がそのあたりをうまく整理できていないようで、「2歳以下の子どもには,テレビ・ビデオを長時間見せないようにしましょう」などと
      本質的でない「テレビの視聴を減らすこと」を中心に主張し、本来のコミュニケーションについての提言が不足してしまっている。

      注意しなければならないのが、参考文献として、岩佐京子『テレビに子守をさせないで』を挙げていること。
      他でコメントしたけど、この人はその本でテレビやラジオなどが自閉症の原因であると根拠なく主張し、後にその主張を一部撤回しているような人だ。
      現在の医学では自閉症は脳機能の障害と考えられており、この本の内容はまったく否定されている。出版も 1977年と大変古く、一切資料的価値はない。
      そのような本を平気で参考文献にあげるというのは、提言者たちの偏見を強く疑わせる。

      親コメント
      • fareastさん指摘ありがとうございます。
        なるほど、小児科学会の趣旨を考えると参考文献に岩佐京子『テレビに子守をさせないで』を出すのはよくないですね。
        もっとも『乳幼児のテレビ・ビデオ長時間視聴は危険です』というタイトルがミスリーディングかどうかはなんともいえません。
        テレビの視聴時間との統計をきちんととっていますからね。
        「テレビを長く見せている親、イコール、子供と意思疎通をとってない親」であるという図式を作りかけてるとはいえますが。
        子供と意思疎通の多い少ない、テレビ視聴時間の長い短い、の二つの要素で
        改めて統計とりなおすというのも相当厳しいと思いますよ。意思疎通の多さも数字で記録しづらいですから。

        親コメント
      • fareast 氏はコメントで Sigman 氏が自閉症について述べていると根拠なく主張し、後にその主張を一部撤回しているような人だ。

        でも自分の誤りを修正できる人はそれなりに信頼できると思う。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        シーマンとかSiriにさせればいいのか
        喃語解読器の開発が急がれるな

        • 十分に柔軟なコミュニケーションができるなら、シーマンみたいなのもありだと思う。
          言語機能に限れば、テレビを見てるよりシーマンと喋ったほうが発達に良い影響があるだろう。
          ただ仮想の人格相手では他者との信頼関係や自身の人格の構築には至らないから、
          シーマンに任せとけば親兄弟とのコミュニケーションは不要ってことにはならないけど。
          親コメント
  • by miyuri (33181) on 2012年10月10日 21時50分 (#2248564) 日記

    子供の面倒は親などの人が見るべきであり、TV受像機に任せてはいけない。

    • by nekopon (1483) on 2012年10月11日 8時37分 (#2248733) 日記
      TV受像機から手が出てきてオムツを替えたりしたら驚くよね。
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      それは二世帯居住が主流だったり兄弟が多かった昔の話

      • 昔はやりやすかったのは確かだが、今だってテレビがやるべきことじゃない。
        ネグレクトという言葉ができるぐらいには問題視されてます。

        核家族化が進んで子育てのストレスが蓄積されやすい環境にあるのは問題だけど、
        そもそも同居はイヤだとか拒否してたりする面もあるからなぁ。

  • ぐぐったら出てきたので置いておきますね
    How Aric Sigman distorts the scientific evidence to mislead you. [badscience.net]

  • by YF19 (12943) on 2012年10月10日 21時23分 (#2248549) 日記

    むしろ大人の方こそ、テレビから距離を置いた方が良い気がするが?

    つーか、テレビに限らず、色々なメディアに引きずられる傾向のある人は、メディアに接する事自体、少し減らすか無くすかした方が良いと思う。

    子供の方が純粋に「娯楽」と開き直っている分、むしろ無害なのでは?

    • by cat-did-it (34864) on 2012年10月11日 9時05分 (#2248755)

      つーか、テレビに限らず、色々なメディアに引きずられる傾向のある人は、メディアに接する事自体、少し減らすか無くすかした方が良いと思う。

      そうだな。簡単に影響受けちゃうから/.も控えるか止めるかしよう…

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      3歳未満の子供に「娯楽」と「その他」の行動にさほどの差違があると思えませんが…

      子供は本当に純粋な「娯楽」として捉えているのでしょうか?

      • by YF19 (12943) on 2012年10月10日 21時37分 (#2248559) 日記

        >子供は本当に純粋な「娯楽」として捉えているのでしょうか?

        大人と比較すると、その傾向は強いのでは?
        子供の場合、全てが「娯楽」かもしれませんがね(苦笑)

        もっとも、この手の話でよく勘違いされがちなのは、「大人は大丈夫」という幻想なのですが。知る限り、大人でも大丈夫じゃない人は多いですよ。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        三つ子の魂百までと言いますしねぇ。
        3歳ぐらいは人格形成にも大きな影響のある時期なので注意するに越したことはないですね。

        3歳未満の子供は程度の差こそあれ周囲すべての影響を受けて発達していくのでむしろ娯楽なんてありません。
        思考が未発達で対象の理解が不十分なのは影響を受けないと言うことではありませんからね。
        むしろ、今後の思考過程を構築していく段階なので注意した方がよいでしょう。

        • by newfuture (30517) on 2012年10月11日 15時25分 (#2249078) 日記

          「思考過程を構築していく段階」だからこそ「娯楽」を感じることで喜び、そう感じないことで泣くのではないでしょうか?
          3歳未満の子供は、様々な行動の中で気に入ったものは何度も繰り返します。逆に気に入らなければ泣いてでも拒否します。

          子供を見ると、
          すべてを娯楽として捕らえる ⇒ 行動結果から良い/悪い影響を受ける ⇒ さらに娯楽を求める
          を繰り返して学んでいるように思えます。

          受験生ではないのですから「娯楽なんてありません。」はないでしょう。
          むしろ、どんな事でも吸収が速い事から、「全ては娯楽」と捕らえているのだと思います。

          親コメント
    • by Anonymous Coward

      大事なのは娯楽かどうかではなくて、脳の発達に悪影響があるらしいということ。
      テレビは大きな刺激をくれるけど、双方向的ではないので、他人に働きかける能力が育たない。
      赤ちゃんの要求をひたすら無視すると、そのうち何も要求しなくなるというのもあるらしい。

      弱視の子を6歳まで放置すると、その後どんな治療や眼鏡を使っても、視力が出ない。
      これも、見るために必要な脳の部位が育たないから。
      (治療開始が早ければ早いほど予後が良いので親の人は注意してあげてね。)

      性格だの無知だので済めば修正のしようもあるけど、
      乳幼児期にしか成長しない脳細胞というのは、その時期を過ぎるとどうしようもない、という説。

      • by YF19 (12943) on 2012年10月13日 8時50分 (#2250559) 日記

        >テレビは大きな刺激をくれるけど、双方向的ではないので、他人に働きかける能力が育たない。

        つーことは、あらゆる一方通行なものは禁止ですね。音楽は?とか、そういう反論をしたくなってしまうのですが。。。。。

        そもそも、乳幼児に一方通行も双方向も関係ないと思うんだが。どんだけコミュニケーション能力好きなんだよ?と言いたくなってしまう。
        単純に提唱している人がテレビ嫌いなだけじゃないのかと。これがゲーム嫌いなら、テレビがゲームになり、オタク嫌いなら、アニメや漫画に化けるわけだ。

        #まぁ、そもそも、メディアという存在そのものが、昔は叩かれる存在であったわけだが。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2012年10月10日 21時50分 (#2248565)

    1歳用のこどもちゃれんじ [shimajiro.co.jp]に映像教材があります。
    ベネッセだったらその辺の影響も調査してそうな気がしますが、どうなんでしょう?

    実際問題として、映像教材が無いと育児がしんどいです。
    トイレトレーニングなんかも、しまじろうのDVDで覚えさせましたし。

    #アンパンマンとドラえもんはやっぱり凄いと実感する日々です

    • > 1歳用のこどもちゃれんじに映像教材があります。

      うちは2歳の息子がいるのですが、ベネッセからは毎月のようにダイレクトメールが届いていて、その中には時々、数分の「体験DVD」が入っています。

      この内容が、大人の目から見るとすごく安っぽい映像なんですが、息子に見せると、すごく食いつきがいいんですよ。なにがツボにはまってるのかさっぱり分からないのですが…ベネッセはさすがによく研究しているなと関心してます。
      歯磨きとかの時に誤魔化してあやすためにはすごく重宝しています。

      あとは、いないいないばぁ [nhk.or.jp]とかですね。対象が0~2歳児なんですが、体操コーナーで一緒に踊ってるというか踊らされるのがメインな感じ。

      親コメント
  • by ribbon (11750) on 2012年10月10日 22時00分 (#2248573) 日記

    いないいないばあっ! [nhk.or.jp]という 3歳児未満向けのTV番組があるんですけど。

    それにしても、チョーさん、がんばるなあ。

  • by bero (5057) on 2012年10月10日 22時57分 (#2248604) 日記

    親が別居している場合(単身赴任等)、写真(今時現像とかせずにデジカメ・携帯・PCで見るよね?)やテレビ電話のスクリーンを見せるべきか、見せないべきか?

  • by Anonymous Coward on 2012年10月11日 0時53分 (#2248658)

    その0〜3歳の子を持つ親の世代はすでに子供の頃からテレビを見まくってきた世代だけど、何か問題ありましたっけ?
    引きこもりとかニートとか言っちゃう?
    社会環境が全く同じならそういえるかもしれないけど、難しいところじゃないかな。

    最近はテレビ減ってパソコンやケータイ、タブレットの画面を見る時間が格段に増えてる。
    スクリーンが一律で悪いのか、そこに映される内容が影響するのか、もっと研究が必要な気がする。
    インターネット(ウェブ・メール)はテキストが主体だしね。

  • by Anonymous Coward on 2012年10月11日 9時59分 (#2248799)

    テレビを見せてたとしても、親子一緒にテレビの内容を通してコミュニケーションを
    取ったりしてれば、それはそれで良いんじゃないかなと。
    問題なのは、子守をテレビに任せて親と子の接触時間が減る事がんじゃないかな
    とか思うんですよね。

  • by Anonymous Coward on 2012年10月10日 21時14分 (#2248542)

    70億総白痴化とかまとめてくれたろう

  • by Anonymous Coward on 2012年10月10日 21時19分 (#2248546)

    テレビは小学生まで!と大きなお友達に言ってあげたい

    # とか言っときながら俺も言われる側の人間だけどなw

  • by Anonymous Coward on 2012年10月10日 21時57分 (#2248569)

    ヘレンケラーが立派に育ったのは子供のころにテレビ見なかったせいだな!

    • by Anonymous Coward

      テレビ放送始まってから見たのか?

      • by Anonymous Coward

        1941年放送開始ですね
        61歳の時です

  • 親が楽に自分の時間を作るだけの道具でしかなく、知育としての役割は薄いんじゃないかなーと最近は思ってます。
    色々なものを知るためであれば実物を見せた方がいいし、英会話なんかであっても実際に喋りかけてやらないと意味がない。
    「この子はこのアニメorゲームが気に入ってるから」と泣き止ませの口実なんかにそれを多用したら、
    結果としてストーリーが懸念してるような発達遅れに繋がるんじゃないでしょうか。

    うまく活用できる人であればこの限りじゃないんですけど、
    そういう人が少ないからこそ極端に「見せるな!」と言いたくなるんじゃないかな、と思います。

    # この場合スクリーンに限らず、おもちゃも同じモノばかり触らせていたら同じですね

    • 発達障害とは少し違う話だとは思うが。知育より寧ろ体育の方に影響があるんじゃないかと気になってしまう。

      私は中学前までは結構外で遊んでいた、おにごっこやジャングルジム、かくれんぼやローラースケート等が主で人並み強には動けていた。
      でも中学に入ってからバスケットボール、サッカー、野球が尽く人並み以下だった。キャッチボールを頭で受けるくらい。
      後で考えると、球技で遊んだ事が全くと言って良いほど無く、球の動きを体ではなく頭で理解しようとしていた気がする。

      で、何が言いたいかというとゲームで体を動かす事の方が多くなりすぎてしまうと、実際に体を動かした時に脳の意識的な部分を使う割合が
      普通より大きくなってしまわないかと懸念している。無論、成長後も千本突きとか反復による刷り込みも出来るだろうけど。
      また、そういった体を動かすイメージのズレとかが脳に影響を与えたりしないのか私とっても気になります。

      #ついでの話、20代後半まで電車通学通勤をしてこなかったせいか、電車の揺れに耐えるのも下手糞だった。
      #数年前にやっとスケートと同じで、重心の意識を腰ではなく胸の辺りでイメージすると転び難いと気づいて直った;

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2012年10月10日 22時47分 (#2248600)

    誤 Bishop氏が言わんとしていることは推論にしか

    正 Sigman氏が言わんとしていることは推論にしか

    じゃないの?

  • by Anonymous Coward on 2012年10月11日 0時17分 (#2248650)

    議論の余地がないほどはっきりしているのに未だに家ゴミ和ゴミの有害性を認めない人達が居る。

  • by Anonymous Coward on 2012年10月11日 0時26分 (#2248653)

    「両眼視差による立体視の成長に悪影響があるので、テレビばかり見せるのは良くない」
    という意見も昔聞いた。
    どのくらいテレビばかり見せるのかにもよるけれど、まだしも納得できる意見だわ。

    積み木のような立体視と手足の動作を連動させるオモチャが、どれだけ効果がある
    みたいな研究成果とかないものだろうか。

    • by SteppingWind (2654) on 2012年10月11日 9時16分 (#2248766)

      確かに視覚は脳(+視神経)によるソフトウェア処理による部分が大きいので(だから後天的に視力を取り戻しても, 視覚としては使えないことが多い), 平面, 間欠的変化, ピクセル/走査線で分割された映像, それに外光下よりも狭いダイナミックレンジなどに長時間さらされたらどうなるか分かりませんね. 下手すると物の輪郭がうまく認識できなくなるとか, 一部が隠された物体の図形を連続した形状として認識できなくなるとか.

      もちろん影響が無いとも考えられますけど, 実績のある側に振っておくというのはまずい考えではないでしょう.

      親コメント
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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