講談社「ブルーバックス」の人気52タイトルが電子書籍化 60
ストーリー by headless
緊急 部門より
緊急 部門より
chokkan 曰く、
講談社の自然科学系新書「ブルーバックス」の人気タイトル52点が経済産業省の「コンテンツ緊急電子化事業(緊デジ)」により電子書籍化され、出版デジタル機構が11月16日から電子書店に配信を開始しました(プレスリリース: PDF、 配信タイトル一覧、 講談社BOOK倶楽部の記事、 マイナビニュースの記事)。
/.Jerの中には、ブルーバックスの愛読者は多いはず。かく言う私も、学生時代にはまって、200タイトル以上読みました。内容をほとんど覚えていないのがアレですが。
みなさんのお気に入りのタイトルなど、教えていただければ幸いです。
お気に入りと言えば (スコア:3, 興味深い)
石原藤夫の一連の著作かなぁ。後、同じような傾向の作品では、ロバート・L. フォワードの「SFはどこまで実現するか―重力波通信からブラック・ホール工学まで」なんかも面白かったな。そういえば、ドーキンスの「利己的な遺伝子」の存在も、ブルーバックスで初めて知ったんだよね。
文系方面なら、同じ講談社の、「講談社現代新書」もなかなか良かったけど、今じゃ、ブルーバックス同様に質が落ちた感があるな。
Re:お気に入りと言えば (スコア:4, 参考になる)
統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門
ダレル・ハフ (著), 高木 秀玄
http://www.amazon.co.jp/dp/4061177206 [amazon.co.jp]
世の中の「統計」とか「アンケート調査」やそれらの集計グラフなどを見るときに、
きちんと最低限のことが行われているかどうか、
必須項目や調査方法などが明示されているかどうか気になります。
原点が0で始まらないとか中抜きグラフで目盛の倍率が「妖しい」やつとか
常套手段のようですからね…。
Re:お気に入りと言えば (スコア:1)
四次元の世界が好きだなあ。
文系が暇つぶしに読めて良かった。
Re:お気に入りと言えば (スコア:2)
高校生の頃は、ブルーバックスの四次元が気になったが、
コッチを知ってしまったら、もう、ヨジゲンと言えば。。。
大井町名物ヨジゲン
http://riverthin.cocolog-nifty.com/main/2006/09/post_05ab.html [cocolog-nifty.com]
Re:お気に入りと言えば (スコア:1)
「二次元の世界」。
http://www.amazon.co.jp/dp/4061179152 [amazon.co.jp]
あれ、品切れなのかな?
Re:お気に入りと言えば (スコア:1)
それ、ブルーバックス以外からも出てますよ。
フラットランド [amazon.co.jp]がそれ。
Re:お気に入りと言えば (スコア:1)
マーチン・ガードナーが同じく絶版状態の『数学ゲーム』のI、IIのどっちかで紹介してましたね。わたしは最初そっちで読んだ。
…マーチン・ガードナーもファンが多いのでブルーバックスで出たものを電子書籍化すればいいのに。
Re:お気に入りと言えば (スコア:1)
数学ゲームについては, 最近新装版I [nikkei-science.com], II [nikkei-science.com]が出たので入手できます.
Re: (スコア:0)
日経サイエンス別冊のシリーズよりも前の記事をまとめたものがブルーバックスで出てて
二次元の世界の紹介はブルーバックスのほうのⅡですね アマゾンで見たけど絶版なのかな
で、それよりさらに前の分がまた別の出版社で(以下略
Re: (スコア:0)
この手の小説形式科学本でブルーバックスだと、大槻教授の量子論ネタのがありますね。
SF量子論入門―ψ(プサイ)の魔術とはなにか [amazon.co.jp]
正直中身は微妙ですが、その辺が味わい深かったような。
Re:お気に入りと言えば (スコア:1)
「講談社現代新書」と言えば, グールドのワンダフルライフ [wikipedia.org]でカンブリア紀がブームになったころに発行されたカンブリア紀の怪物たち [kodansha.co.jp].
題名があまりにアレな上に, 表紙にはカンブリア紀のスターとも言えるアノマロカリスと, いかにも素人受けを狙った風でスルーしていたのですが, 実はこれを書いたのはカンブリア紀以前の生物研究の第一人者でワンダフルライフにも出てくるサイモン・コンウェイ・モリス. 15年前の本ですが, いまだに古生物の入門書としては第一級のものだと思います.
学研の電子書籍 (スコア:2)
ブルーバックスより学研の学習まんがシリーズの方が思い入れがw
たとえば、日本の歴史1 日本のあけぼの 原始時代 (学研まんが日本の歴史)
Kindle版 333円 [amazon.co.jp]
BookLive!版 350円 [booklive.jp]
Kinoppy版 349円 [kinokuniya.co.jp]
Koboにはなかった・・・
Re:学研の電子書籍 (スコア:1)
ブルーバックスのいいところは、平易さと小難しさの絶妙なマッチングというか、
たまに出てくる数式とか読み飛ばしても、本文さえ読めば全て理解できたつもりになれる感だと思います。
これで、勘違いして「理系」の道に足を踏み入れた(踏み外した…かも)人も多いはず…
# あぁ、そうして「裾野」を広げられれば、目的は果たしているのか。
Re: (スコア:0)
わたしは「コロ助の科学質問箱」のほうが・・・・
#わたしの理系人生の原点のような気がする
こっちは電子化されてないのかな
配信タイトル一覧 (スコア:1)
トピックからクリックしてきた
配信タイトル一覧
↓
欲しい本の出版社サイトへのリンク
↓
購入するボタン
↓
ご購入はこちらの一覧からamazonをクリック
↓
紙の本だった orz
kindle化希望をクリック ←イマココ
Re:配信タイトル一覧 (スコア:1)
『※「出版社サイトへ」から、電子書籍の元となった「紙版」のブルーバックスページ(講談社サイト内)にリンクしています。』と、一覧の上にある。
目的のものは右ペインの『 配信先電子書店』ですかね?
紙の本と比べて値段がそれほど安いわけではなく (スコア:1)
本来は場所をとらず便利なはずなんだけど、
DRMがちがちでなにかの拍子に読めなくなる
支払いはなぜかクレジットカードしか使えなかったり
魅力の無い状態の国内電子書籍、
とはいえ、なぜ国が20億円も出して支援しないといけないのか
わからない。
Re: (スコア:0)
>本来は場所をとらず便利なはずなんだけど、
英語のペーパーバックは紙質が悪くてやたら嵩張るのが多いけど、日本の文庫本、新書版はほどほどの小ささなんでどの程度電子書籍のメリットが出るかな
絶版になったのを電子書籍で復活させてくれるとありがたいのだけど
出版社が用意する入稿データ (スコア:1)
http://www.kindigi.jp/about [kindigi.jp]
あたりを見ると、絶版になったような本は出そうにないですね。
DTPデータがあるんだったら、出版社が自分で出すだろうに。
# このページのトップに書いてある"6万冊"を見て、妙に納得してしまったのは内緒です...
Re:出版社が用意する入稿データ (スコア:1)
DTP化は印刷所やデザイン事務所がやってて、出版社がデータ持ってない場合も
写植でやってたら、DTPデータなんて無いし
そして、日本では本の著作権は作者が持ってるので、出版社は勝手に電子書籍化できない
米国だと出版社が持ってたりするので、その商慣習の違いでamazonと揉めた
そして紙で読みやすいレイアウトと電子書籍で読みやすいレイアウトは違うので、
組み直さなければならない
TomOne
Re: (スコア:0)
絶版本の中には著者との出版権の契約が切れたものも有りますので。
Re:紙の本と比べて値段がそれほど安いわけではなく (スコア:1)
> 絶版になったのを電子書籍で復活させてくれるとありがたいのだけど
ブルーじゃなくて、赤いので恐縮ですが、昔あったサンケイ出版の第2時世界大戦ブックスが、ふと読みたくなるときがあります。
Re: (スコア:0)
DRMでがちがちなのはamazonも同様だしkinoppy、Reader Store、GALAPAGOS Store、bookwalkerなどプリペイドカードを使える電子書店がほとんど(koboも楽天キャッシュを使えばクレカは不要)。
Re: (スコア:0)
ご本人名義の楽天カード、楽天銀行デビットカード、もしくはVISA/MasterCardのマークのあるクレジットカードをお持ちであれば楽天キャッシュを購入することが可能です。
Re: (スコア:0)
状況は海外でもまったく同じなのですが、どこに「国内」電子書籍固有の要素があるのでしょうか。
私自身はちょいちょい電子書籍を購入していますが、ラインナップが少ないこと以外に大きな不満はありませんね。
Re: (スコア:0)
国内固有ではないでしょうが、「手間がかからない」「ゴミを減らせる」以外の自炊に勝るアピールポイントが無いことが不満ですね。
新聞みたいに読んで捨てるものならともかく、手元に置き続けたい一般の書籍で、それを読む権利を予期せず奪われかねない現行のDRMはとうてい満足できるものではないです。
今回のケースで言うと、講談社や電子書籍の販売者、書籍リーダーの発売元などが潰れた後、
購入に使用したリーダーが壊れても(別のリーダーを使って)読める事が保証されるなら良いのですが。
ブルーバックスは少なからずその価値のあるものを含んでいると思いますので、どうにかして欲しいところ。
Re: (スコア:0)
>とはいえ、なぜ国が20億円も出して支援しないといけないのか
>わからない。
ヒント:天下り
最近は面白いのが減った (スコア:1)
面白いというか、硬派なやつが減った。
ここ10年、生活の知恵みたいなものの比率が増えた。
で、お勧めはマックスウェルの悪魔。
後はゴキブリとかペンギンとか真空とか低温とか中性子とかブラックホールとか。
# EXCELの使い方みたいなハウツーものは止めてくれ
Re:最近は面白いのが減った (スコア:1)
実用性に欠ける一冊という選考基準だと『四色問題』なんかがいいですね。
過去先人のマイナーな問題提起、マーチン・ガードナーのエプリールフール、そして本題のアッペルとハーケンによるファイナル・アンサー
コンピュータで力任せの全解探索という解法のため腰砕けというか、発展性のないにもほどがある話題という点。
Re: (スコア:0)
都筑卓司氏の本が結構あるだろうなと思ったが、予想したのはだいたいあった
熱力学第二法則はときどきまったく別の畑から問題提起が出てくるのでおもしろいです ブラックホール関係とか
Re: (スコア:0)
都筑卓司先生亡くなられたんだよね
氏のブルーバックスはわかりやすいし読み物として面白かった
Re: (スコア:0)
え、亡くなられていたのですか・・・合掌。
お気に入りのタイトルと言えば、「パズル・物理入門」一択です。
小学生から読んでいました。この本に出会えたから、今の自分がいます。
入手方法は? (スコア:0)
KindleやらiBooksやらで手に入るのだろうか?
結局、電子書籍を入手するために、電子書籍アプリをたくさん入れて、それぞれにアカウント登録して・・・・・・とかいうのは、電子書籍の利便性を損なう悪習でしかないと思うのだが。
Re:入手方法は? (スコア:4, 参考になる)
「フィックスでの配信についてはいろいろとご意見をいただいておりますが、図版類の多い紙面構成であるブルーバックスをいかに電子化するか、という取り組みの一歩ということでご理解いただければ幸いです。」(Twitterより)
でもKindleで出して欲しいなぁ・・・
Twitter / bluebacks_pub: 今回のブルーバックス電子化で、とくに多いお問い合わせ ... [twitter.com]
Twitter / bluebacks_pub: (承前)電子書籍には、端末によってレイアウトが変えら ... [twitter.com]
Twitter / bluebacks_pub: フィックスでの配信についてはいろいろとご意見をいただ ... [twitter.com]
Re:入手方法は? (スコア:1)
KindleとGoogleだけ見事なまでに華麗にスルーされています。
http://news.mynavi.jp/news/2012/11/16/031/ [mynavi.jp]
まさに書籍業界のSME > 講談社
Re:入手方法は? (スコア:2, 興味深い)
いやAmazonはともかくGoogleがそうかは知らないけどさ。
Re: (スコア:0)
> 日本に法人税払ってない企業に提供しちゃむしろダメだろ。
その考えはわからないでもないんだけど
どっちが国民の役に立つかというとねぇ…
Re: (スコア:0)
ちゃんと納税してる企業の方でしょ
Re: (スコア:0)
納税を拒否する企業を優遇すると国民の利益になるというのはどういう理屈なんだろう。
Re: (スコア:0)
税金分だけ安く売っているならトントンだね。
国民が儲かった分=税金で国が儲かるはずだった分、という計算。
実際には、付加価値という面で見ると政府は無駄遣い分が多いので
同じ100円なら国民に直接渡す方が効率的という意味で、国民の利益になる。
Re: (スコア:0)
一応経済学をかじったことのある人の意見ならここにあるよ。
http://cruel.org/economist/ikeacomment.html [cruel.org]
おまえよりもちゃんと働いている人だよ。
Re: (スコア:0)
そういうのに経産省の補助金入れていいのかと思うけどどうなのかな 講談社がソニーの轍を踏むことはないだろうけど
Re: (スコア:0)
電子マネーでもそうだけど、過去に思い描いてた将来像とは、かけ離れた物になってるなあ。
国立国会図書館ではEPUB形式でのみデータを受け付けるとかなれば統一されるかも。
Re: (スコア:0)
KindleやらiBooksやらは「電子書籍アプリ」のひとつに過ぎず、しかもamazonやappleは、他の業者と比べても非常に囲い込みの強い業者なのですが、
これらで買えたところであなたのおっしゃる「悪習」はどう改善されるのでしょうか。
竹内電子化 (スコア:0)
えらく偏ったラインナップに感じるけど。
いろんな書店で配信されるのは評価できるが。
人気タイトル?本当に? (スコア:0)
ISBN:4-06-132731-3
タイトル:男のからだ・女のからだ [kodansha.co.jp]
編者: Quark
このあたりを差し置いて今回の52冊が人気タイトル?本当に?
あ、これを電子書籍化する時は図版のカラー化をお願いしますね。
緊デジ (スコア:0)
これも復興予算の流用ですか?
> <コンテンツ緊急電子化事業(緊デジ)について>
> 電子書籍市場の拡大及びそれに伴う被災地域の知へのアクセスの向上に向けて、書籍の電子化作業に要する製作費用を国が補助する制度。
> 補助金額(上限)約10 億円、事業総額約20 億円。
ラインナップについて (スコア:0)
電子書籍化されるものは、発行が古めのラインナップが並ぶので、内容が変わりやすい科学分野のものは
どうなのかなと思っていたら、ラインナップは数学など、今でも通用するものがラインナップされているんですね
本当に欲しいのは (スコア:0)
グリーンバックスだ
Re:本当に欲しいのは (スコア:1)
それは兌換紙幣に戻ったらyesだが、1972年以来そうでない現状から言ってnoだ。