DARPA、100 Gbps の超広帯域無線通信技術の開発に着手 15
ストーリー by reo
焼け死ぬ 部門より
焼け死ぬ 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
国防高等研究計画局 (DARPA) は、米軍向けに約 200 km の範囲内であれば 100 Gbps の帯域を実現可能な無線通信技術の開発を始めた。米軍は UAV (無人航空機) などの運用のため、光回線並みに遅延が少なく転送量の大きな無線ネットワークを必要としているという (ExtremeTech の記事、本家 /. 記事より) 。
現在、前述の UAV や米軍内で空母、ヘリコプターなどとに使われている戦術データ・リンクシステムでは、中継用の航空機や通信衛星経由でデータ転送レートは CDL を用いて最大でも 250 Mbps 程度と見られている。これを運用上の支障がないようこれまでのシステムと同じ重量、消費電力条件をクリアしつつ 100Gbps に高めるのが目的だという。
目標性能に近いのは 134 Gbps の帯域を持つ超高速ブロードバンド通信衛星の「ViaSat-1」だが、米国上の静止軌道での運用であること、複数のチャンネルを使ったものであることから P2P で超高速通信を行うという DARPA の目標とする性能には達していないという。こうしたことから、現実的には空気を介して 100 Gbps 級のデータ通信を行うのは非常に難しく、実用化されれば画期的なものとなるだろうとしている。
空気を介して? (スコア:0)
そういう言いかたをするのって普通?
Re: (スコア:0)
> through the air
が原文なので、「空気中を通して」あたりが正しい訳かと。
空気を介して、じゃ音波かよってことになっちゃいますね。
Re:空気を介して? (スコア:1)
無線通信関係の文献でよく出てきますが、普通は空間と解釈します。
Re: (スコア:0)
ラジオやテレビの ON AIR 程度の意味ってことですな
Re: (スコア:0)
日本語としては何もない(?)「空間」を介してとでも表現した方がしっくりするような
要は電線や光ファイバーを使っての通信では無いってことを言いたいのでしょうから
#単純にwirelessと書けば一番分かりやすいだろうに(テクニカルターム的な雰囲気を排除したthrouth the airという気取った表現をするのは物書きの習性?)
Re: (スコア:0)
アンテナの事を空中戦と言うくらいだから空中でいいでしょう。
Re:空気を介して? (スコア:3, おもしろおかしい)
Re:空気を介して? (スコア:1)
# でまかせ
Re: (スコア:0)
ゴチャゴチャしててよくわからんが、ワイヤレス喧嘩凧かえ?
はいてくじゃのぉ~。
Re: (スコア:0)
意訳にしても無茶苦茶 (スコア:0)
さすが軍需、世の中を牽引していらっしゃる (スコア:0)
明確な需要、要求仕様があってそこに向かって研究できるっていいよなあと思ったり。
いつ予算がきられるかわからない基礎研究とか。
どんな特許ゴロに邪魔されるか、しかもヒットするかどうかもわからない次世代商品開発とか。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
またDARPAか! (スコア:0)
「NASAの宇宙科学技術が生んだ○○」は胡散臭さを感じるが「DARPAの次世代軍事技術から生まれた○○」って結構いい感じでフィードバックする気がするのでいいぞもっとやれって感じ。
最近だとNVIDIAがPERFECT(Power Efficiency Revolution For Embedded Computing Technologies)プログラムの一部を受注したってプレスリリース [nvidia.com]がありました。75GFLOPS/wを目指すらしいのでちょっと気になっています。