Google、Webで見つからないという意味の言葉「ogooglebar」のスエーデン語登録を阻止する 37
「おぐーぐるばー」という語感が愉快 部門より
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
21日、東大と海洋研究開発機構のチームは、海洋研究開発機構の深海調査研究船を使い、約5700メートルの海底の泥を採取した。その結果、その海底の泥が世界最高濃度のレアアースを含む鉱床であることを突き止めた。中国の一般的なレアアース鉱床の濃度は500~1000ppmであるのに対し、南鳥島沖の鉱床はその約10倍となる約6600ppm。5700メートル海底であるため、水圧と海流に耐える技術と処理技術などの技術的な課題は残っている。しかし、海底下2~4メートルという浅い地層で発見されたため、上記の課題を乗り越えれば、採掘自体は簡単になるだろうと見られている(The Telegraph、産経、本家/.)。
レアアースはiPad、プラズマテレビ、レーザー、自動車エンジン用触媒コンバーターなどのハイテク製品や精密誘導兵器、ミサイル、軍用アビオニクス、人工衛星、暗視装置など軍事兵器まで使われている。現在、レアアースの約90%は中国から提供されているため、2009年に中国がレアアースの輸出を制限したとき、世界に大きな衝撃を与えた。米国の磁性材料協会は、アメリカが「静かな危機に瀕している」と述べたこともある。
The Telegraph紙は、今回の発見が中国のレアメタル独占を打ち砕くきっかけになるだろうとしている。研究チームの加藤教授は、The Telegraph紙のインタビューに対し「最小限のコストで日本の年間需要を満たすことができるだろう。我々は、集中的に採掘する必要はない。中国が価格を下げる圧力となる量を採掘できれば十分」と答えている。
ymitsu 曰く、
名古屋港水族館には黒潮の環境を模した水槽があり、マイワシの群れが渦状になって餌に群がる「マイワシのトルネード」と呼ばれるものが売りとなっている。黒潮の流れる沖合ではマイワシの隠れる岩陰などが無いため、マイワシたちが集団となって敵から身を守る習性があることから見られる現象である。
しかし水槽内では敵に襲われる心配がないという緊張感の無さからか、最近は群れからはぐれて一匹で泳ぐマイワシが目立つようになった。そこで、そんなマイワシたちに活を入れるため、名古屋港水族館は 28 日よりマイワシのいる水槽に天敵クロマグロ 15 匹を投入することを決定した (朝日新聞デジタルの記事より) 。
水槽の暖流に浸かったマイワシたちに自然界の厳しさを教える、それが名古屋港水族館の選択らしい。
ある Anonymous Coward 曰く、
昨今では USB 接続 HDD などの外付けストレージに録画した TV 番組を保存できるデバイスが増えているが、録画を行ったレコーダや TV などのデバイスが故障した場合、外付けストレージに保存したコンテンツも視聴できなくなってしまう。そのため、アイ・オー・データ機器や KDDI、デジオン、メルコ (バッファロー)、エレコムが加入している一般社団法人デジタルライフ推進協会 (DLPA) が、故障したレコーダーやチューナーと HDD をメーカーに送付して修理してもらうことで、ストレージ内に録画した番組を視聴できる「救済サービス」の提供を録画機器メーカーに呼びかけている (ITmedia LifeStyle の記事、DLPA の発表 [PDF] より) 。
これを受け、アイ・オー・データ機器やバッファローは同社製レコーダー製品について故障時の修理対応を行うことを発表している。ただ、録画機器メーカーは DLPA に参加していないほか、コンテンツ提供企業はストレージ内に録画されたコンテンツが長期保存されるのを嫌がりそうであるため、ほかメーカーに波及するかどうかは不明。
# タレコミ子はとりあえず Torne/Nasne で対応していただければ万々歳です
「ゲームセンターあらし」といえば三十代 /.J 諸氏の物心ついた頃のバイブルであったりしたりしなかったりする代表的ゲームマンガだが、web 連載空間「ぽこぽこ」で全エピソードが週刊連載される (ゲームセンターあらしのページ、ねとらぼの記事より) 。
「ぽこぽこ」を利用したことがない人には少々面食らうかもしれないが、読者がコメントを投稿して (チェックが入った後) それが作品上に表示されるタイプのインターフェイスとなっている (コメントの表示は消すこともできる) 。毎週火曜日に更新されるとのこと。また、6 月 2 日まで明治大学米沢嘉博記念図書館にて「すがやみつる展:『ゲームセンターあらし』とホビーマンガ」が開催されている。こちらも併せてどうぞ。
ある Anonymous Coward 曰く、
今月 22 日、git.kde.org をホストしていた仮想マシンの障害により。たまたまリブートしていた 1 台を除く全てのリポジトリが消失したらしい (Me, my blog, and my Johnson の記事、本の虫の記事より) 。
セキュリティアップデートのためサーバー本体を再起動した際に git.kde.org をホストしていた仮想マシンのファイルシステムが破損してしまい、git.kde.org の復帰後そのままミラーサーバーに適用されてしまったという事らしい。仮想マシンのシャットダウン自体は特に問題なく行われ、破損の原因は不明。ファイルシステムのエラーの蓄積が原因の可能性もあるとのこと。ミラーリングシステムは約 20 分毎に同期を行うようになっており、git.kde.org の復帰後、程なくミラーサーバは破損したプロジェクトファイルを取得、それローカルに適用したことで、結果的に全てのミラーサーバのリポジトリが消失してしまった。
幸運にも、前日に projects.kde.org のシステムの移行のために立ち上げられた 1 台のサーバが、ミラーリングする予定の時間にリブートされており同期が行われなず、このサーバに完全なリポジトリが保存されていたため復旧することが出来たとのこと。
ある Anonymous Coward 曰く、
ニューメキシコ州の非営利団体 Mind Research Network の神経科学者 Kent Kiehl 氏らの研究チームは、フィリップ・K・ディックの SF 小説を想起させるような技術を開発した (Nature News & Comment の記事、本家 /. 記事、doi: 10.1073/pnas.1219302110 より) 。
この研究によると、意思決定や行動に関連付けられている前帯状皮質 (ACC) の活動レベルが低いと、再犯を犯し逮捕される可能性が高くなると言う。研究チームは釈放前の囚人男性 96 人を対象に機能的核磁気共鳴画像法 (fMRI) を用い、前帯状皮質の活動レベルについて分析した。
元囚人たちの釈放後 4 年間、彼の行動を追跡調査した結果、ACC 活動レベルが半分以下であった人の再犯率は 2.6 倍高いという結果になった。暴力を伴わない犯罪では再犯率は 4.3 倍も高いとしている。
ある Anonymous Coward 曰く、
米連邦捜査局 (FBI) は、今のところ Gmail や Dropbox、Google Voice のリアルタイム監視・盗聴は不可能だという。そこで、FBI は 2013 年の最優先課題として、これらの傍受技術の開発などに力を入れるという (Slate Magazine の記事、本家 /. 記事より) 。
アメリカでは 1994 年に作られた Communications Assistance for Law Enforcement Act (CALEA) により、ISP や電話会社に対して、ネットワークに監視装置を取り付けるように命じることができる。しかしこの法律は電子メールやクラウドサービス、Skype のようなオンラインチャットは対象となっていない。
ワシントン D.C. で開催されたアメリカ法曹協会の議論の中で、FBI 法務顧問 Andrew Weissmann は「FBI は Dropbox やオンラインゲームのチャット機能から Gmail と Google Voice に至るまでのリアルタイム監視を強制する力を望んでいる。これらの通信が犯人の会話に使用されているからだ」と発言、権限の強化を求めている。
東京大地震研究所が、立川市の「立川断層」掘削調査で地下に埋め込まれたコンクリート柱を動いた石だと思い込み、「活断層を確認した」と誤って発表していたという(MSN産経ニュース)。
現場の公開後、見学者から「人工物では」との指摘があり発覚した。ただし立川断層の存在そのものは否定されなかったという。
角川グループホールディングスがグループの再編を発表した(ITmedia、発表資料PDF)。
社名を「KADOKAWA」に変更するとともに、傘下の出版社9社(角川書店、アスキー・メディアワークス、角川マガジンズ、メディアファクトリー、エンターブレイン、中経出版、富士見書房、角川学芸出版、角川プロダクション)はKADOKAWAに吸収され、各ブランドを冠した一部門となる。これにより、「角川書店」や「アスキー・メディアワークス」といった会社は消滅することになる。
朝日新聞によると、NECが2013年度中にも携帯電話事業から撤退する方針だという(ITmedia)。
NECはまだ何も決定していないとコメントしている(ケータイWatch)。開発を行っているNECカシオモバイルコミュニケーションズについてはLenovoへの売却という話も出ているようだ。
漫画家であり、漫画の電子書籍化や漫画・漫画家に関連する著作権問題に対する活動でも知られる赤松健氏が、クリエイティブ・コモンズ(CC)に「黙認」の意思表示をする新たなライセンス「CV」(connivance)を提案したという(ITmedia)。
成年向け、BLなど全ジャンルで「黙認」し、内容の審査は即売会運営側に一任。紙の同人誌、即売会限定の版権で、同人誌書店での販売は認めない。これまでの2次創作同人文化を支えてきた「イベント当日の黙認」を明示した形だ。
という非常に複雑なライセンスだ。また、「段階的マーク案」も同時に提案している。ただ、現状のCCライセンスは基本的に著作物の複製や頒布、展示、実演を許可するものであり、CCを付けた時点でそのコンテンツを勝手に複製して頒布できてしまうため微妙ではないかと思う。また、「黙認」のような曖昧なライセンスはよろしくないのではともタレコミ子は思うわけだが……。
アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家