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アップグレード

なぜ企業は古いソフトウェアをアップグレードしないのか 164

ストーリー by headless
維持 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

本家/.「Ask Slashdot: Why Won't Companies Upgrade Old Software?」より。

政府機関や大企業の中にも、IE6に依存する古いソフトウェアを使用しているところがある。そして彼らは多額の費用を理由にアップグレードしようとしない。しかし、古いシステムを使い続けるほうが費用が高くなるだろう。コンピューター以前の時代、企業はたくさんの人を雇い、手計算で処理を行っていた。これらの人々をコンピューターで置き換えることで、企業は多額の給料を節約できたはずだ。そこで質問したい。節約したはずの金はどこに消えたのか。その金の一部を使えば、骨董品のようなシステムから最新のシステムに置き換えることができるだろう。それでも、大きな組織では多額のアップグレード費用を理由に古いシステムを使い続けている。非効率で古いシステムを使い続けることは、むしろ金を無駄にすることになるのではないだろうか。

コストもさることながら、自分たちがアップグレードを担当しなくていいよう先延ばしにしてしまうこともあるのだろうか。アップグレードの本当の障壁とは何だろう。

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  • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 17時48分 (#2378599)
    情報システム部が現業部門の意見を聞こうとするからでしょう。ウチの会社みたいに

    「X月X日(残り1ケ月もない)にアップデートする。データは各自移行して。以上」

    なら何の問題もない。
  • いい意味でも、悪い意味でも「使えるものは大事に使う」という文化が邪魔をしているのでは?

    いい意味の「使えるものは大事に使う」最たる例として。自動車などがあると思います。
    10年10万キロが一つの寿命とか自動車も言われますが、自動車ディーラーは最近、
    「きちんと車検と整備をすれば10年以上使えます」といってくれます。

    その反面、ソフトウェア業界自体がWindows95登場以降、短期リプレース(3年~5年)を
    前提に成長してきたからだと思います。
    XPが長寿になったのは、業務の目的として必要条件をクリアしたからだと思います。
    ただ、業務とは別に、セキュリティなどが必要条件を満たせない、

    その矛盾が「リプレースを先延ばしにしている」という意見の根拠のように感じます。

    その意味では、ユーザサイドではなく、提案をするSIerサイドにも長期視点が求められている
    のかもしれません。もちろんユーザサイドにも短期コストだけではなく、長期コストを見極める
    努力が必要だと思いますが。

    #業務用ソフトウェアはもう成熟産業だといえるのだと思っています。
  • 効率的になったら仕事が無くなっちゃうじゃないか!

    現在の業務が効率化されれば、余剰人員はクビを切られるか、更に面倒な仕事に振られるかしかない。
    新しい職務に就くことによって職員当人の給料がアップするわけでもないなら、
    余程自分らの業務に差し障る事がない限り、システムの更新をしたがらない。

    全体のメリットと、現場職員個人のメリットが異なるということ。

    そういう部分を監視し、全体のメリットを優先する部署が存在し、正常に稼働しているかどうかが
    対応の分かれ目なのでしょうな。

    • by Anonymous Coward on 2013年05月12日 8時56分 (#2378845)

      たしかにその通りであり全く同意します。
      しかしそれが企業やお役所自体の効率向上による競争力向上を妨げているいる。
      そのため日本経済自体がジリ貧状態。
      キーワードは、以下
      ・IT化ニューエコノミー
      ・収穫加速の法則
      CEOが解くITパラドックス: 経営戦略とIT戦略の融合 - IBM
      www-06.ibm.com/services/bcs/jp/solutions/sc/pdf/it_paradox.pdf

      親コメント
  • by miyuri (33181) on 2013年05月11日 18時43分 (#2378627) 日記

    手間暇掛けてアップグレードしても、自分の得にならない。
    ただ、面倒なだけ。

  • いつの時代でも、刹那的な発想しか無い人はいる。以前はこう考えたわけだ。「ユーザーのほとんどはIE6でアクセスしている。そうだ、IE6だけサポートすれば開発・検証コストが抑えられる。俺って頭いい!」という意見が多数で、IE7やIE8、FireFox でも動作を確認すべきだというのは「コストを増やすだけの馬鹿げた意見」だった。
    発注する側は見栄えにこだわって意味も無くFlashで飛んだり跳ねたりさせ、かつクライアントに依存したコードをガリガリと組まないといけないシステムにする。(それでFlashが下火になっても使い続けるのだろうが) システムの処理の大半はサーバー側で行い、ブラウザは軽い処理にして、シンプルに入力と表示するだけと割り切ればブラウザ依存を減らせた。ただ、そういう発注の仕方をする顧客など稀だったろう。
    月日が流れれば開発者も居なくなり、発注側もシステムに通じた人が居なくなり、もうテストもできない状態になっている。 でも、同じような失敗は何度でも繰り返されるだろう。マイクロソフト プロダクト サポート ライフサイクル [microsoft.com]を見ると、
    • IE6: XP のサポート終了と共に終了。2014年4月9日以降はセキュリティ更新プログラムが提供されない。 [microsoft.com]
    • IE7: Vista に標準。Vistaのメインストリームサポートは2012/04/10に終了している。要するに「既に古い」。延長サポート終了は2017/04/11。
    • IE8: Windows 7 に標準。よって7のメインストリームサポート終了の2015/01/13以降は、古いブラウザになる。延長サポートまで引っ張るなら2020/01/14。
    • IE9はVistaと7にインストール可能。多分、7のメインストリームサポート終了と共に、古いブラウザになる。
    • IE10: Windows 8に標準だが、デスク版とアプリ版で機能に差あり。Windows 7にはインストール可能。

    かつてIE6でしか動かないシステムをドヤ顔で発注していた人間は、今度はIE7とかIE8でしか動かないシステムを作るだけの事。将来の事なんか考えているわけがない。
    「IE6で困らない」と思っている人は、あと11ヶ月もすれば「IE6では脆弱性パッチも出ないから怖くてインターネットにつなげない」という事を思い知るだろう。こんなものを使用する事を強制する電子政府なんたらシステムがあれば「あなたたちは書類と判子に戻るのがお似合いだ」となりますね。

    その金の一部を使えば、骨董品のようなシステムから最新のシステムに置き換えることができるだろう。

    この人は趣味の延長のようなWebの発想しかないようだが、複雑なシステムだとテストが膨大だ。もう大規模なテストを繰り返す費用が無い。とりわけ勘定系なんかは「もう一度テストしろ」なんて無理だろう。バージョンアップやライフサイクルの必要性を理解して構築されたシステムなら、とっくに新しいブラウザに対応している。

    もうさ、日本の技術を結集して仕様とテスト手法をきっちり固めて、電子政府専用のブラウザを一つ作ればいいのに。なんでもかんでも表示できて常に新しい技術に追従する必要なんか無い。マイクロソフトやオラクルの都合でうろたえ続け、パッチが出る度に慌てて動作確認させられパッチ適用をアナウンスさせられるのはおかしい。必要なのは多機能ではなく、長期的に安定して使える安全なブラウザだ。

    • もうさ、日本の技術を結集して仕様とテスト手法をきっちり固めて、電子政府専用のブラウザを一つ作ればいいのに。なんでもかんでも表示できて常に新しい技術に追従する必要なんか無い。

      それって、UIを切り離せばいいじゃないですか? ブラウザベースだとUIと送る書式がセットになっちゃうので、位置調整とかフォントサイズとか問題が出てくる。lynxとかw3mと似たようなもんですけど、sshで繋ぐ申請用シェルっていうかテキストベース対話型インターフェイス、ただし画像とかが唐突にXMODEMで流れてくる、みたいなものを作って、各社それに対応した「電子政府申請補助ツール」をラッパとして開発して売る、と。 形式としてもすごく手続き型な感じで、古いお偉いさんとかにも合うんじゃないですか?

      親コメント
    • 試した事もないし、経験があるわけではないのですが
      ブラウザの互換モードがある程度使えるのではないかと思ってます。それでよければ、proxyサーバ立てて中身をちょっといじればある程度はいけるかな。
      もちろん、検証は必要ですが

      野村総合研究所の調査資料貼っておきますね。
      InternetExplorer10に関する調査結果書 [nri-aitd.com]

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  • by DesKwa (35996) on 2013年05月11日 17時10分 (#2378578)

    不満点がなければ普通はしないだろうね。
    少なくとも費用に見合った効率アップは見込めないだろうし。

    それより
    >古いシステムを使い続けるほうが費用が高くなるだろう。
    この根拠はなんだろ?

    • by Emc2 (14960) on 2013年05月11日 17時33分 (#2378590) 日記

      >古いシステム~
      セキュリティリスクを突かれて損害が発生する可能性、より新しいシステムで効率的な処理ができたはずの時間損失(概して「新しいシステム」には「より一層の「できること」」が付随しがちで単純に効率化できるかとなると疑問なところもあるでしょうが)、同じ規模のシステムであればより省電力・省コストにできるはずの維持費用(稼働に直接必要なもののみならず空調その他の周辺コストも含む)、その辺を計算しているのではないかなと。

      また、新システムへのリプレースにリスクがついて回るのも確かながら、古いシステムでは「古いシステムで想定されていた以上の仕事」への対応に非常なコストがかかるという場面もあろうかと思います。新事業への挑戦に対して同業他社より高コストになるというのはこれもリスクなのでは。

      あまり深く考えずに手拍子で書いてますけどね。

      --
      RYZEN始めました
      親コメント
    • by nmaeda (5111) on 2013年05月11日 18時42分 (#2378626)

      >>古いシステムを使い続けるほうが費用が高くなるだろう。
      >この根拠はなんだろ?

      自分たちが古いシステムのサポートに必要だとして多額の費用を要求するから。

      確かにPCやサーバ、周辺機器の進化は早くて、5年、いや3年で陳腐化することもあるが、一般社会の設備として考えると、10年使うことは普通で、アップデートを強要するのは自分勝手に思える。

      親コメント
    • by Lurch (10536) on 2013年05月11日 17時40分 (#2378595)
      新しいPCに古いOS入れるコストはそれなりに高いですよ
      Windowsとか、そんな新しいハードのドライバーがありませんと怒られます

      検索すると新しいPCにWindowsXP入れて売ってる所があって助かった事が^^;
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      惑星ケイロンまであと何マイル?
      親コメント
    • システム化によってシステムの使い方をサポートするための人員が必要になった。
    • システムを監視する人も必要になった。
    • 毎年サポート契約を結ぶ必要が出てきた。
    • それでも節約できたお金は成果としてだれかの懐に。
    • 翌年は予算は別の利益を生みそうなことに使ってみよう。
    • 予算使い切ってるから新しいパソコンとか買えないです。
    • しかもバージョンが上げて「その機能はもうサポートしていません」とか言われるから、そんな調査とか動作確認に金使いたくない。

    とか。

    --
    # yes, fly. no, fry.
  • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 17時32分 (#2378589)

    古いソフトで必要な機能を満たしているので買い換える必要はない

    • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 17時40分 (#2378596)

      そうそう。

      しかも、最近のアップグレードは、ハードの要求レベルが上がるがら、トータルコストがやたらと高くつく。
      ソフトウェアの会社はアドビを筆頭に、必死にクラウド化とか、月額使用量とか、
      直接の費用を安く見せるというイノベーションしかなくなったんだよね。

      もっと革新的なイノベーションが無い限り、アップグレード費用を得るためだけのアップグレードには
      付き合いきれません。

      親コメント
    • でもMSがIEの新バージョンをXPに対応させないのは気に入らないんでしょ?ww

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2013年05月11日 18時15分 (#2378608)

    定期的に健康診断を受け摂生をすれば、大病を患うリスクを最小限にして健康的に生きられます。
    そうとわかってても、そうしない人は多いです。

    #で、痛い目にあってから後悔するあたりも同じ。

  • 仮に無料だったとしても、手間暇かけて金かけてまで新しくする意味が判らない
    と考えるのが至極真っ当だと思う

    #新機能?いらんいらん押し売りお断りだよ
  • 経営とか予算などの言い分やら理解やら、いろいろありますが、
    ここはひとつ、個人のお財布に置き換えてみましょう。

    ・自動車
     安全装備や各種最新お節介機能(よく知らない)が付いた新型車の方が
     燃費も優れています。価格もそんなに高くはありません。
     あなたの車は不人気車なので、来年には下取り価格が付きませんよ。

    ・スマホ
     機能てんこ盛りの最新スマホに買い換えましょう。
     今なら2年縛りで、毎月の料金は、ちょっと高くなるだけです。
     「"話す"には不便だ?」もう誰もそんな文句言ってませんよ。

    人それぞれ価値観が違うので、上の例を誰もが納得できるとは思えないが、
    まぁ、各人が「イラッっと来る」売り込みを思い出して、適当におもんばかってください。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月12日 0時02分 (#2378778)

    だいたいにおいて、一般ユーザは新しいPCのが嬉しいですよ、使いやすさよりもそっちが嬉しかったりします。
    毎日同じ作業に飽きてる人も多いです。
    現段階でブラウザの変更の場合、当然OSもハードもアップグレードされるでしょう。
    そうすると、当然スペックアップし体感できる差が生まれやすいので、XPから7(8.1も良いかも)は替え時かもしれません。

    さらに、ディスプレイも大抵リプレースされるでしょう。
    そうすると解像度上がって、新しいGUI設計で効率アップも十分可能です。

    リプレースは確かにどたばたするが、それがまたシステムが生きているという証でもあります。
    長い間不感症となったシステムは、人間への依存度が高くなり、あり得ないフローで業務が回っている事もあります。
    無駄に印刷しまくってたり、夜間に勝手にバッチ走らせてたり。

    そういう事に気付く為の、人間ドック的な意味を持たせても良いと思います。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月12日 6時50分 (#2378830)

    新機能に対する周知とか、新システムに対する周知とか。

    内部でのシステム更新だけなら大した問題は無いんですが・・・
    見た目のインタフェースが変更になると、スクロール一つで
    開発部署に電話掛けてくる人が発生しますし・・・

    大手の環境移行なんかだと、一度には移行できないので、
    段階的移行になることが多いと思いますが、どれどどれは新環境、
    どれとどれは旧環境を使ってくださいなんて周知が非常に大変。

    機能一個を新環境に移すだけで、数日は電話が鳴り止みません。

    正直面倒が多いので移行しなくていいなら移行したくないってのが
    システム部を含め全体の意見でしょうね・・・

    #数年前システム入れかえで大変な目に会いますた。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月12日 9時07分 (#2378851)

    夢想:古いシステムを使い続けるほうが費用が高くなるだろう
    現実:既存のシステム、社内開発したWebアプリとか、を更新する費用が必要

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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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