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政府

自衛隊が防災関係者の集まる協議会で「長期予報を発表」したのはまずかったのか 70

ストーリー by hylom
横槍 部門より
maia 曰く、

陸上自衛隊の西部方面総監部主催で5月20日に開かれた「九州・沖縄地区防衛協議会」(自治体などの防災担当関係者が参加し、主に南海トラフ巨大地震対策などを話し合った)の席上、西部方面総監部から、「梅雨の末期に集中豪雨が起きる可能性がある」「台風が九州に2~3個上陸する可能性がある」といった分析が伝えられた(朝日新聞)。

気象庁は、これが「気象業務法」に違反する可能性があるとして注意したという。何か、色々と考えさせられたので、投下してみる。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2013年06月13日 21時45分 (#2400900)

    元空自の防空指令所にいたけど質問ある? [doorblog.jp]より。
    > 116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/05(月) 05:28:21.75 ID:W8QPpx0j0
    > 基地ごとに天気予報官っぽい人いるんでしょ?
    > TV予報と基地の予報だとどっちが当たってた?

    > 120: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】(1+0:15) :2012/11/05(月) 05:33:29.69 ID:m8BpieN90
    > >>116
    > WELCOM→自衛隊系
    > JOWCOM→民間
    > 両方考慮して予報するからもち自衛隊
    > ブリーフィングでパイロットに蹴飛ばされるしなw間違ってたら

    椅子を蹴飛ばされないために必死で予報精度を磨くのですよ、自衛隊は。

    • わかっていると思うけど民間航空機だって予報ミスったら何百人もの命を危険にさらすことになりかねないので
      上空の天候予測(特にウィンドプロファイリング)っていうのはどこも非常に細かいメッシュでやっているのですよ。

      それに対してテレビの気象予報なんかは都道府県単位くらいでしか流さないので、例えば
      東京都江東区では曇りで、その他22区は晴れだとしても、東京都東部(23区)は「(概ね)晴れ」という予報になります。
      ビッグサイトに来ている人が「晴れの予報だったのにくもってんじゃねーか」と怒っても仕方がない。
      #ただ最近はゲリラ豪雨とかもあるので細かいメッシュで予報することも。

      自衛隊も基本的には同じような観測データを使って(COSMETS-JOWCOM連携)予報してるわけで、
      精度としてはそんなに変わりません。むしろJOWCOMがあとからGPV細分化に対応したくらい
      システム的には後追いの感が否めません。

      それから気象地象水象の予報に関する業務は気象庁および気象庁長官が許可した者(機関)が、許可した範囲でしかできないと
      気象業務法で明確に規制しているわけで、今回の注意もそれに則ったものであり、公務員としては
      しごく当然であったと思います。
      #たとえば緊急地震速報システムも地象の予報に当たるので気象庁の許可が必要

      あとWELCOMってWECOMのこと?
      WECOMはJOWCOMにぶらさがる端末みたいなもので、予報データ表示と気象データ収集用のI/O備えたマシンだったはず。
      WECOMで回収した各基地の気象データをJOWCOMで統合してJMAのデータと合わせて使っていたと思います。

      #防衛庁時代の話だから今は予算規模違うしJMAの上を行ってるかもねgesaku

      親コメント
    • 少なくとも自衛隊がやってくれるなら自然災害から国を守るためという建前はなくなるしな

  • 防災の注意連絡(長期予報ではxxとなっていますが、こういった時ほど集中豪雨での土砂災害などに注意してください)を気象庁とか経由しつつ全国(対象地域は一部でも)に公布するとかがよかったかもしれんねぇ。

    # カドを立てないためというより、一応本筋経路という程度の意味で。

    --
    M-FalconSky (暑いか寒い)
    • by Anonymous Coward on 2013年06月12日 22時54分 (#2400176)

      つーか、旧軍事国家大日本のそういう部門が気象庁の元の姿だったわけですが縦割り行政もいい加減にしろよとしか

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2013年06月13日 19時13分 (#2400799)
        いや当時から十分縦割で弊害出まくりだった。基本的に気象台は文部省の管轄、測候所は県の管轄で、陸軍はこれらを全然統制できてなかったという。
        親コメント
      • by Anonymous Coward

        縦割り行政ここに極めれりって感じですね。
        ウェザーニュースにねじこむのはともかく。

  • by Anonymous Coward on 2013年06月13日 19時18分 (#2400804)

    >その後、マスコミからの問い合わせにも同じ趣旨の回答をした。

    内部資料として会議に提示しただけなら気象庁としても口を挟むことではないだろうけど、
    マスコミにも(おそらくは公表について制限をつけずに)伝えたとなると、
    気象庁としては口を挟まざるをえないのも、分かる気がするなぁ。

  • 狼少年をねらったと思えてならないような、警報・注意報の乱発が気になる。
    とりあえず、酷めに出しておけば自分たちは、責任回避が可能。

    ただし、既得権益は守る。ってか?

    • by Anonymous Coward

      世界的に見ても精度は高い方かと思いますが。
      警報・注意報の定義って知ってる?

    • by Anonymous Coward

      気象庁の既得権益は○○省や省直属の機関(○○院)より少ない。
      なぜ気象庁が気象省に昇格しないかというと権益がしょぼいから。
      天下りより兼業が問題になるような機関だよ。

      • by Anonymous Coward

        いや、気象庁は天下りすげーぞ。

  • by Anonymous Coward on 2013年06月13日 19時28分 (#2400810)

    「梅雨の末期に集中豪雨が起きたことがこれまでにあった」
    「台風が九州に2~3個上陸したことがあった」

    1997年の事実を述べているだけだしね。

    • by Anonymous Coward on 2013年06月13日 21時05分 (#2400870)

      どうも、気象庁に否定的で自衛隊に同情的な意見が多いようだけど、私は気象庁の言っていることは真っ当だと思うなぁ。気象に関するデマは簡単に人の命を奪いうるので、情報ソースが分散するのは、よそから付け込まれるという点を考えても、非常に危険だ。どれだけ自分の「予報」に自信があったとしても、所定の手続きを踏まずにその内容を公表すべきじゃないだろう。自衛隊のように、職務上の規律が厳しいところなら猶更だ。ここは公的機関だから、とイチイチ例外を認めていったらキリがない。

      ただ、まあ、気象庁が全てを統括すべきではない、っていうのもそうかもしれないから、現行の気象予報士の上に、さらに厳しい試験を課す「上級気象予報士」みたいなのを作って、そこに合格した人にはある程度権限を与えた方がいいのかもしれないな。現状、自衛隊やウェザーニュースの発表が気象学的にどの程度信頼できるのかは、一般人には判断するすべがないんだから、必要ならば、まずはそこを是正すべきだろう。それまでは、国民を守るためにも、気象庁が文句を言い続けるしかない。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        いざと言う時に命を掛けるのは誰なのか、
        命を賭けられるような情報だったのか、
        油断をしない為にどうすればいいのか、
        救助の困難さを考えるとどうすればいいのか
        そう考えると自衛隊が強く安全対策を呼びかける為の行動として許容しそうにはなる。
        気象庁は人命に関わる予報が外れた場合、どの様に責任を負うのか?

        法律や権威よりも実績に頼ろうとして応えただけなのかなぁという感じでみてた。

        • by Anonymous Coward

          > そう考えると自衛隊が強く安全対策を呼びかける為の行動として許容しそうにはなる。
          正確な気象予測は災害を原因とする国民の被害防止にも有効となるでしょうが、その一方で、国防上でも重要な情報となると思います。
          この点において自衛隊がおそらく所有しているだろう正確な気象予測情報、あるいは民間の予測機関の予測ともに、いかなる時にでも詳らかにされるべきとは思いません。
          場合によっては「あえて虚偽の情報を流す」ことも必要となるでしょう。

          そう考えると、気象予測を公表できる機関を国が管理・所管するという点については問題無いと思うのですよね。それを管理するのが気象庁というのが適切かどうかは別として。

          また自衛隊が自らの気象予測を独自に公表することは、ひいては、自衛隊が自らの能力を世界にさらけ出していることに他なりません。
          国防機関たる自衛隊が本当にそんなに簡単に自分の能力を公開することが本当に戦略的に本当に正しいことかどうかについても、議論が必要であろうと思います。

      • by Anonymous Coward

        「このくらい心配することはありませんよ」と危険側に振っているならともかく
        「用心しましょう」と呼びかけているのがそんなに後ろ指を指されなければいけないようなことだろうか

        >現行の気象予報士の上に、さらに厳しい試験を課す「上級気象予報士」みたいなのを作って、
        >そこに合格した人にはある程度権限を与えた方がいいのかもしれないな。

        自衛隊で気象観測/予報をおこなう部署(陸自中央管制気象隊や空自航空気象群など)の中の人が気象予報士資格を取ればいいんじゃないの?

        • by simon (1336) on 2013年06月14日 3時42分 (#2401048)

          自衛隊で気象観測/予報をおこなう部署(陸自中央管制気象隊や空自航空気象群など)の中の人が気象予報士資格を取ればいいんじゃないの?

          もう取ってますよ。
          っていうか、航空機を扱ってる基地・駐屯地は気象予報士資格をもった人が必ず一人はいないといけないので、中の人は血眼になって勉強して受験してます。

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    • 事実を述べているだけではないよね?

      1~4月の気温や降水量を過去と比較して、豪雨や台風が相次いだ1997年と似ていると分析

      春先の気候が似ているので、同じような地域災害が起きるだろうと言ったので、注意された。

      ちなみに災害をもたらした気象事例(平成元年~本年) [jma.go.jp]によると、平成9年(1997年)には、6月末台風8号が九州北部に上陸、西日本で大雨を降らし、7月前半には梅雨前線による激しい雨で「鹿児島県出水市で土石流被害」が起きた。

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      • by Anonymous Coward

        もしかして、さだまさしは、♪雨の降る日は天気が悪い と歌ったから気象庁に怒られるんだろうか?

      • by Anonymous Coward

        過去の天気を分析することは問題ないだろう。

  • by Anonymous Coward on 2013年06月13日 20時36分 (#2400854)

    日本気象協会みたいな天下り先でOBが商売やってるからね
    気象庁がXML形式で詳細な気象データを配布しないのもそう

  • by Anonymous Coward on 2013年06月13日 22時22分 (#2400934)

    自衛隊が気象予報をしても気象庁が中国軍の動向について話しても。

    • by Anonymous Coward

      都知事や市長が外交に口挟む国ですしね。

  • by Anonymous Coward on 2013年06月13日 23時30分 (#2400982)

    ざっと読んだけど17条あたりなのかな。予報業許可なくしちゃだめってのにあたりそう。

    • by Anonymous Coward

      たぶん気象庁自身が法解釈を誤っているんだよ。
      13条以下16条まで警報通知義務を警察庁、国土交通省、海上保安庁、都道府県、NTT東、NTT西、NHKに課しているにもかかわらず、防衛省および自衛隊が外してあるのは、自衛隊は独自の予報を行う能力があり、実際にそれを行っていることを前提としている。15条各項および16条を読めば自衛隊の船舶や航空機にも通知があるべきなんだが、わざわざ外してある。そこへ口を出したのだから、喧嘩を売ったのは気象庁の側です。

      • by Anonymous Coward

        それを組織外に出したことを問題にしているのです。

        • by Anonymous Coward on 2013年06月14日 5時10分 (#2401063)

          自衛隊外であっても「九州・沖縄地区防衛協議会」という組織の中での発表は問題ないでしょう。
          否、気象庁長官が認可したのは自衛隊内部のみ。(多分)

          気象業務法第十七条  気象庁以外の者が気象、地象、津波、高潮、波浪又は洪水の予報の業務(以下「予報業務」という。)を行おうとする場合は、気象庁長官の許可を受けなければならない。
          2  前項の許可は、予報業務の目的及び範囲を定めて行う。

          つまり、良くいる、地震雲で地震の予報をしたり、富士山の噴火を予報することは、拙そうだ。

          気象業務法第二十条の二  気象庁長官は、第十七条の規定により許可を受けた者が第十八条第一項各号のいずれかに該当しないこととなつた場合その他第十七条の規定により許可を受けた者の予報業務の適正な運営を確保するため必要があると認めるときは、当該許可を受けた者に対し、その施設及び要員又はその現象の予想の方法について同項各号に適合するための措置その他当該予報業務の運営を改善するために必要な措置をとるべきことを命ずることができる。

          今回の「注意」の根拠法ですな。

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        • by Anonymous Coward

          組織外に出したのはマスコミ

          • by Anonymous Coward

            そうそう、すべてアサヒが悪いんですよ。

            実際は自衛隊が天気予報を自治体の担当者に伝えちゃたけど、
            アサヒガワルイ、マスゴミガワルイ、サヨクがワルイ と言い続ければおk

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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