パスワードを忘れた? アカウント作成
9344049 story
書籍

角川および学研、新刊書籍をすべて電子書籍でも刊行する方針 72

ストーリー by hylom
とはいえそんなにインパクトがあるわけでもなし 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

KADOKAWA(旧角川グループホールディングス)や学研ホールディングスが、新刊本を原則としてすべて電子書籍としてもリリースするという(日経新聞)。

まだやっていなかったのか、という感想だが、お値段が紙版の6~8割程度になるということで、それなりに本気を出して電子書籍での商売を進める気になったようだ。

ちなみに、KADOKAWAは講談社や紀伊國屋書店と組んで図書館へ貸し出し用の電子書籍を販売するためのシステムを作ろうともしているとのこと(読売新聞)。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • やっぱ,図版の多い書籍はまだ難しいよね-ということで。
  • ebookjapan/booklive!/bookwalker/kindle併用中ですが、もともと老舗のebookjapanメインで
    ほとんどそちらを使用していました。

    最近bookwalkerが自社系列の本を紙と同一週に出したりすることが多くなったため「ちょっと待てば
    ほかでも出る」と分かっていてもbookwalkerで買うことが多くなりました。

    Nexus7メインで使っている限りクライアントはbookliveの挙動が一番好きなのですが、
    やっぱり電子書籍はモノの有無が一番大事ですねー。

    #パーツのぱと花のアンドロイド学園が即買えたので大喜びしました
  • by Anonymous Coward on 2013年07月04日 15時00分 (#2414679)

    古い本の復刊のほうが面白いと思うんだけどな
    一度売り切ってもう動きがないやつをコスト低く電子化してくれたら、うれしい
    今どれだけ電子化しているか知らないけど
    あと、どうせなら、文庫についている解説とか、その作品について語っている評論とかも見つけやすくしてくれると助かる

    まあ、でも、電子化が進むのはいいことです

    • by Anonymous Coward on 2013年07月04日 15時19分 (#2414701)

      古い本の復刊

      それはどちらかというと今までの流れ。
      新刊の紙の書籍に影響を与えないように電子化するには古い書籍を用いることなので。
      ついでに、電子化っていってもコストは結構かかるので。
      古い本とはいえ実質的には新刊と同様の手間なので。

      とにかく、新刊の電子化が確実ならばユーザー増えて、古い本も増えていくはずなので良いことです。
      古い本からスタートするとマニア向けになっちゃうので。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        古い本と新刊の本とでは、あきらかに新刊のほうが電子書籍化しやすいです。
        なぜならば印刷工場に引き渡す段階では既に電子データ化されているから。

        逆に電子データがない古い書籍は、青空文庫のように手作業で打ち直すかスキャンする必要があります。

    • by Anonymous Coward

      ファイブリアシリーズを復刊してほしいなぁ

      家にまだ残ってはいるんだけれど…

    • by Anonymous Coward

      古い本は古い本で版権の処理が面倒そうですねぇ……。

      • by nemui4 (20313) on 2013年07月04日 16時13分 (#2414750) 日記

        こないだ長年絶版になってたとある作家さんの本がいっせいにKindleにならんでた。
        古本はけっこうプレミアがついてたんだけど、そっちはどうなったんだろう。
        #セドリ~

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          絶版書籍の中古本にいくらプレミアが付こうとも、現在は新規で売れないことには
          作者にリターンが特にないので…

    • by Anonymous Coward

      角川に関して言えば、自分も読みたいのは昔のだなぁ。
      今刊行されているものは自分向きではないと感じる。

    • by Anonymous Coward

      新しい本は電子化を考慮したワークフローに成りつつあるから安価に対応できるが、
      古い本については再度コスト投入と言うのは難しいだろ。

      売り切って再販していないのは、再版のコストすら見込めないって事なわけで、
      そこに新たな投資をするかと言うと、まあ、良くて後回しではないかなと。

    • by Anonymous Coward

      絶版になってる奴は絶版になるだけの理由があるものだしな。
      古くて絶版になった本はそんなに売れない本だから絶版に
      なってるわけで、Kindle化しても儲からない。

      逆にたとえばアガサクリスティとかは古くても書籍も在庫あるしKindleも出てる。

      • by je1ocv (46043) on 2013年07月04日 20時13分 (#2414938) 日記

        たとえば学術書など、ニッチな分野の書籍では電子書籍化は意味があると思います。

        売る方は不良在庫を気にしなくて済むし、買う方は、わざわざ専門の書店まで出向かなくても済む。

        --
        640GBはすべての人にとって未来永劫充分なメモリだ。
        親コメント
        • by kicchy (4711) on 2013年07月05日 10時38分 (#2415279)

          削減できるコストとしては在庫の処理が楽になるんだと思いますけど
          印税処理が面倒なんだろうなぁと思ったりする

          まぁ、担当する人は増えなくて処理するレコード数がどんどん増えていくと……
          アフィリエイト処理するのと同じような仕組みができあがるといいのかもね。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          いや、学術書なんて、ただでさえ売れないのに、
          古い学術書を電子化したってまったく採算あわないでしょ。

          新刊なら話は別だが、いずれにせよ厳しいだろうね。

          • by Anonymous Coward

            無駄に分厚い本の場合、コスト削減は大きいと思うけど。
            今は電子製版が当たり前だからテキストデータはあるわけだし。
            毎年数百冊しか売れない本でも必要とされる限り毎年数百冊刷ってるんだよ。

            • by Anonymous Coward

              そんなオンデマンド印刷な事やってませんよ。
              年間数百冊確実に売れるなら、3000刷って5年かけて売り切る。
              在庫無くなる頃に間に合わせるように、改訂版の企画奏上。

  • by Anonymous Coward on 2013年07月04日 15時09分 (#2414691)

    ラノベの購入が捗るな
    願わくば、「不公平だから電子書籍版の発売日は印刷書籍版の一か月後」とかいう謎の制限は無くしていただきたい。
    印刷物の規定発売日と同時にでやっていただきたい。
    #海峡を越えた西の果てには本がなかなか来ないの…

    • イマドキ電子データで作家から収められる、もしくは手書き原稿でも印刷に回す際には編集者側が電子データ化すると思っているんだけど。
      そうすると、作業工数と実体物の運送~書店納入から整理陳列までの工数を考えると。
      電子書籍をリリースする手間のほうが実体本を売るよりもはるかに楽というか短納期でしょうし。

      電子書籍はとっくに準備できてるのに、実体本を売って、さらに(誰かに遠慮して)待たせてから電子書籍を売らないといけないりゆうをきちんと明確にして欲しいんだけど。
      「言わなくてもわかってるだろJK」ってなことなんすかね。

      いつかそのうち、電子書籍データは先行で発売して。
      数種類のパターンを変えた装丁か、特別な装丁を施した実体本があとからプレミア付きで販売される。
      もしくは「作家握手券」か「作家総選挙投票券」付きで発売されるようになるのかな。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2013年07月04日 17時58分 (#2414820)

        電子データーでもらっていても、結局 Kindle のデーターとかの出版側に合わせたネイティブフォーマットでない限り、校正は必要でして。単純に文字の電子データーでもテキストフォーマットでもらった場合と Word でもらった場合ではまた別でして、これまた校正の手間暇は結局掛かります。結局お金と手間は掛かるんじゃないでしょうかね?

        で、電子の代わりに紙でデーターをもらった場合としたら、文字の電子化の手間が変わるくらいでしょ。

        結局、出版側の都合とフォーマットの都合でも別のフォーマットに変換、そして再構成されるので
        現場の手間は結局電子化しても同じくらい手間のはずです。

        PDF&ワード&生テキストで出版社に提出して、本にしてなんどか出版してもらったことあるけど。校正刷りで文字が抜けていたりとか1行消えていたりとか恐ろしいことはまれにあります。出版側の現場に依存するかもしれないけど、提出は電子でも泥臭い現場は泥臭いままだと思う。

        要は彼らの電子化システムとこちら側の電子化システムとその電子化ファイルのフォーマットの違い。そして、彼らが要求する本としてのフォーマットとこちら想定する本としてのフォーマットが異なっているからでしょう。

        結局、出版に至るプロセスの中で一番手間が掛かるところが、提出フォーマットが電子でも紙でも一緒って気がします。
        生ソースがテキスト文字データなのか、紙で印刷された文字データーなのかの違い程度。

        あとは印刷コストと流通コストの問題・・・でこっちは出版社とは別会社なので。
        大量発注の下請けなので。結構印刷コストは安いんじゃないかな。

        ですので、値段を下げるのは、まぁ、出版側の販売戦略ってだけで、出版に至るコストが激減したわけじゃないと思います。

        親コメント
        • 校正と編集の辺りのITかとか支援システムとか省力化とかまだまだニッチなのかな。
          その辺で新しい商売できたら業界再編が進んでいいかも。
          既得権易者や古くから携わっていて今更やり方変えられない会社や人には悪夢だろうけど。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            そんな事が安く手軽に出来るならスラドの編集者にこそ使ってもらいたいだろw

        • ちなみにケータイのファームウエアのように、
          販売後に修整版を自動ダウンロードしてアップデートすることも可能。

          よっぽど酷いのではなければ、必ずしも100%出版前にやる必要があるわけではない。

          親コメント
      • by Anonymous Coward

        >いつかそのうち、電子書籍データは先行で発売して。
        米O'ReillyとかManningなんかは、既にそんな感じですよ.
        #特にMEAP。 http://www.manning.com/about/meap.html [manning.com]

        日本では電子版の方が数日~数ヶ月以上必ず遅れるのは、
        やはり大人の事情があるとしか思えない。

      • by Anonymous Coward

        発売日も疑問ですが、価格面の疑問もあります。
        文庫版が出るまでは電子書籍もハードカバーと同等の価格で売られている本が多数あります。大幅な価格差を付けたくない、もしくは周辺の業者に気を使って付けられない、といった事情がありそうではありますが、どうにも納得がいきません。

        • それありますね。
          価格決定基準が不透明すぎる。
          としかしたらそのうち動画と同じように、新刊から時間がたつと段々価格下げていく流れになるのかな。

          親コメント
          • >新刊から時間がたつと段々価格下げていく流れになるのかな。
            それやると買い渋る人が増えるので、

            1、事前予約すると5~10%OFF
            2、新刊発売後しばらくは定価
            3、その後、半年とか1年くらい経過するとジリジリと下げる。(ロングセラーは除く)
            くらいにするのが良いのでは。

            親コメント
            • >それやると買い渋る人が増えるので、

              紙の書籍でも、気に入った作家や作品の場合最初に出るハードカバーを予約してまで買うけど。
              そうでもなければ文庫になってから買って読んだり。

              コミックスの電子書籍だと、新刊発売や映画化のキャンペーンで期間限定で値下げしたり。
              一巻目だけブロックバスター価格か、いっそ無料にしたりってのもありますね。
              テルマエ・ロマエは実体本もそろえているけど、そういうキャンペーンで無料や安売りの電子書籍版も買ったりしてます。
              で、なんだかんだで最新(終)刊は実体本も電子書籍も両方買ってしまった・・・
              #KadokawaBookWalkerだけ先行配信ってのは自社コンテンツだからかな。

              親コメント
    • by Anonymous Coward

      一ヶ月後とかルールあるんですかね?

      ラノベはカドカワがあれなおかげで、既刊も含めていいペースで電子化してると思うんだけど、
      それでも新刊は数ヶ月遅れとかザラにあるんで。

      • by Anonymous Coward

        一か月ならまだマシ。
        次の巻が紙ででるまで電子化しない。という方針で電子化しているとしか思えないところもあるぐらいなので。

        • by Anonymous Coward

          単純に手が無いだけで、ついでに人員を増やす気がなかっただけでしょ。
          元の書籍を担当している編集者が電子化担当している訳ではないのだろうし。

          • 逆に言えば、電子書籍の出版を遅らせるために、故意に人を減らしたということでもある。
            人手が足りなければ、紙の書籍の出版を遅らせてでも電子書籍に回せばいいだけの話。

            それをやらないのは、電子書籍が遅れても構わない/遅れた方が都合が良いから。

            親コメント
          • by Anonymous Coward

            単純に手が足りないとかだと、どのシリーズも既刊分は1巻手前まで一回ででるのが謎ですね。

          • by Anonymous Coward

            既存本屋や中継ぎとの関係や出版社自身の在庫(返本)リスクを減らしたいって思惑の方が強いのでは?

    • by Anonymous Coward

      1ヶ月とかそんな生やさしい遅れじゃないですよ?
      新刊はほぼ1年音沙汰なしとかいう有名タイトルが結構あったりするんですが。
      正直、せっかく既刊を揃えて読んでも新刊が買えないというのはかなりストレスです。

      かといって、単行本価格で値引きなしで出されるのも買うのが損だと思えるくらい。
      文庫と単行本で差なんてないのにね。

      • by Anonymous Coward

        おお、レイニー止めのことか。懐かしいな

    • by Anonymous Coward

      当初MF文庫が電子化に熱心で、
      角川系以外のKindleやBookLive!にも2週間〜1ヶ月程度で電子版配信していたので、
      Kindleでよく買っていたんですが、
      今年の3月以降はすべて3ヶ月遅れになったため新作買うのをやめました。

      同時期の富士見ファンタジア文庫や角川スニーカー文庫の新刊も3ヶ月遅れ配信されているので、
      角川HDでラノベ新刊は自社系列優遇、Kindle他他社サイトは3ヶ月遅れで統一されたっぽいです。

      しかし、メディアミックス作品だけは露骨なダブスタをやっているのが苛立たしいところ。
      電撃文庫なんて自社サイト以外じゃ完結シリーズくらいしか電子版がないのに、
      アニメ放映中だったはたらく魔王さま8巻は速攻で全社配信されて、いまだにランキング上位ですしね。

      • by Anonymous Coward

        しかし、メディアミックス作品だけは露骨なダブスタをやっているのが苛立たしいところ。
        電撃文庫なんて自社サイト以外じゃ完結シリーズくらいしか電子版がないのに、
        アニメ放映中だったはたらく魔王さま8巻は速攻で全社配信されて、いまだにランキング上位ですしね。

        ダブスタっていうほどですかね?
        アニメ放映中の本が書店で平積みしてあるのと同じ感覚だと思ってました。

      • by Anonymous Coward

        角川によるMF買収のさなか、スピンアウト組が「オーバーラップ文庫」
        というのを作ってますね。こっちはだいたい同時販売で頑張るっぽいです。

    • by Anonymous Coward

      >紙の出版物の6~8割の価格で販売する
      って、例えばRDG。電子媒体ではいくらだと思いますか。文庫本より高い価格がついていたんですよ。
      ま、文庫が2種類、ハードカバーが1種類混在しているのも原因ですけどね。
      結局、印刷物で揃えました。

      • by Anonymous Coward

        ラノベとかだと、そもそも最初から文庫判なので問題にはなりませんが、
        RDG含め最初がハードカバーのものだと、紙側が文庫化した際にどう扱うかっていうのも問題にはなりますなぁ。

        文庫化時点で電子側も値下げするのが(消費者側としては)望ましい形なんでしょうけど、
        そのままのフォーマットで値下げしたら、それはそれで先に買った人から文句が出そうだw

        一番いいのは最初から文庫よりも安くしておくこと? ごもっとも。

    • by Anonymous Coward

       北の果ては六日遅れで発売になったことも…。
      まぁ、基本二日、冬は三日以上が基本です。

       それは置いておいても、電子書籍に手が出なかった理由が一つ減ったな。
      後は、いつの間にか再ダウンロードができなくなる恐れが無くなれば…。

  • by Anonymous Coward on 2013年07月04日 16時47分 (#2414777)

    みんな大好き3DSでもこんな動きが

    ニンテンドー3DSに子ども向け電子書籍ストア DNPがコンテンツ提供
    http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1307/03/news092.html [itmedia.co.jp]

    わざわざ子供向けにしなくてもいいと思いますが。
    まあ3DSのユーザー層なら自分で本を買う層とバッティングしないから、電子書籍をごく安く売ってあげればいいと思います。
    将来のためにね。

    • すでに2012年12月から「どこでも本屋さん [nintendo.co.jp]」というのが始まってるのに、別にやるんだ、というのが・・・

      どんな書籍があるのかは、公式ページ [dokopon.com]から、どうぞ

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2013年07月04日 19時09分 (#2414880)

      有明ブックフェアで見てきた感想、まだ未実装部分が多いモノの、
      フォントデカイ・全ルビ入り見開きで子供には読みやすい感じじゃないかな。
      解像度のわりには頑張ってる感じがしました。

      販売される書籍は、学習まんが日本の歴史とか、感想文の指定書籍とか、
      いわゆる学校図書館に入る図書の類が中心で、ターゲットは子供というより
      「子供に本を買う、買わせる親」なのかも。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      一画面に表示できる文字数に限りがあるからじゃないですかね。
      3DSで通常の文庫サイズフォントだと、文字がつぶれて読めないかと思います。
      文字を大きくしてさらに行間をあけてイラストを多用して子供向けということではないかと。
      文字を大きくするだけで老人向けとしてもいいかもしれませんけど、こちらはユーザー層が重なりませんし。

typodupeerror

皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

読み込み中...