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Oracle

Oracle、BerkeleyDBのライセンスをひっそりとAGPLに変更 23

ストーリー by hylom
今回はミスじゃないよね 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

先月、Oracleが権利を持つBerkeley DBのライセンスをSleepycat License日本語訳)からAGPLに変更していたことが判明した(本家/.)。

Sleepycat Licenseはそのソフトウェアを利用する付随ソフトウェアのソースコードについても公開を必須とするGPLに似たライセンスであり、AGPLとも近い。ただし、Sleepycat LicenseとAGPLの違いとして、AGPLはリモートネットワーク経由でその派生物を利用するユーザーに対してもそのソースコードを公開する必要がある点がある(InfoWorldの記事)。そのため、WebアプリケーションのバックエンドなどでBerkeleyDBを使っている場合、対応が必要となる可能性がある。

AGPLはGPLv3にも近いライセンスであり、copyleftを支持する人たちにとっては歓迎かもしれないが、BerkeleyDBの権利を持つOracleがcopyleftを広めたいと思っているとは思えない。本家/.記事では、「不安を煽って非オープンソースな製品を買わせるためのOracleの策略ではないか」と勘ぐられている。ただ、オープンソースの代替品もあることからDebianコミュニティでの議論では「Oracleの処置はBerkeleyDBを忘れさせるだけだ」などといったコメントもあるようだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • コミットした人全員に同意をとりつけたのかな?

    制限をきつくするにしても、緩くするにしても同意がないと変更できないと思うんだけど...

    # WikipediaでLGPLからCC-SA-BY 3.0への変更で確認期間と広報を十分にとったなぁ。

    --
    M-FalconSky (暑いか寒い)
    • by Anonymous Coward

      Sleepycat Licenseはコピーレフトじゃないから(どこがGPLに似てるんだ?)きつくする分には問題ないよ。

      • あー、可能でしたね...ボケ倒しorz

        # うーん、そのうちだれかがSleepycatの時点のソースからフォークしちゃうかも?

        --
        M-FalconSky (暑いか寒い)
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2013年07月11日 1時42分 (#2419202)

          問題は今さらフォークしてまで使い続けたがるほどのものかということで。
          SQLiteあたりに乗り換えちゃって「BerkeleyDBを忘れさせるだけ」になるのではないかと。
          # むしろそれはOracleの狙いそのものであるという気がするけど

          親コメント
      • by Anonymous Coward

        > Sleepycat Licenseはコピーレフトじゃないから(どこがGPLに似てるんだ?)

        え?
        BSDライセンスとは異なり、Sleepycat Licenseにはソースコード配布義務があるので、
        むしろGPLに近いのでは?
        http://opensource.org/licenses/Sleepycat [opensource.org]
        の、
        > The source code must either be included in the distribution or be available
        > for no more than the cost of distribution plus a nominal fee,
        > and must be freely redistributable under reasonable conditions
        ってとこです。この部分はBSDライセンスにはありません。

        和訳
        http://osdn.jp/projects/opensource/wi [osdn.jp]

        • by Anonymous Coward

          派生物に同じライセンスを適用しなければならないという条項はないだろ。

          • by Anonymous Coward

            > 派生物に同じライセンスを適用しなければならないという条項はないだろ。

            え、第一項と第二項の「~ must retain the above copyright notice」がそれでしょう。
            別にGPLに限ず、Public Domain以外のほぼ全てのオープンソースソフトウェアで、
            同じライセンスの適用を求めているはず。

            BSDライセンスの場合には、もともとの条項がゆるいため、もともとの条項を守ったままで
            ソース非公開にすることができる。
            でも、GPLやSleepycatの場合は、そもそもソース非公開にすることを許してないので、当然、
            公開義務はずっと継続する。

            「派生物は元のライセンスを適用しなくてもよい」なんていうのは、ひどい誤解なので、
            認識を改めたほうがいいと思う。

            • by Anonymous Coward

              読み直してみたけど、、

              > 派生物に同じライセンスを適用しなければならないという条項はないだろ。

              てのはいわゆる、伝染性のことを言ってるのかな。
              だとすると、その点では確かに違いがあり、Sleepycat Licenseは、GPLというよりはLGPLの方が近い。

              ただし、元々の論点は
              > Sleepycat Licenseはコピーレフトじゃないから
              って文章にあり、LGPLは「コピーレフト」に含まれるという解釈が一般的だから
              http://en.wikipedia.org/wiki/Copyleft [wikipedia.org] には、LGPL は weak copyleft だとある )、
              Sleepycat License もコピーレフトの一種だと考えるほうが正しいと思う。

              http:/ [wikipedia.org]

              • by Anonymous Coward

                さらに補足だけど、

                「派生物に同じライセンスを適用しなければならないという条項」は、
                GPLにもLGPLにもSleepycatにもBSDにもある。

                じゃあ、いわゆる伝染性はどこからくるのかというと、GPLの場合、LGPL/Sleepycat/BSDとは
                「派生物の定義」が違うのね。
                GPLの場合は、プログラムにリンクしただけで、そのプログラム全体が派生物扱いになる。
                LGPL/Sleepycat/BSDは、リンクしただけだと派生物にならない。

    • by Anonymous Coward

      ウィキペディアのライセンス変更は改訂されたGFDL [osdn.jp]に則って行われたので、投稿者の同意を募る必要はありませんでしたよ。
      ウィキペディアの記事 [wikipedia.org]によると、投票による世論調査を経て理事会で決定されたようです。

  • by Anonymous Coward on 2013年07月10日 15時15分 (#2418869)

    御大とかどういう反応示すんですかね。

    • バークレーDBなんだから、BSDライセンスにしてくれないかなぁ
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2013年07月10日 16時41分 (#2418912)

        version 1 ではBSDライセンスだったものが、はるか昔、商用目的でライセンスが変わったのでもう無理でしょう。
        Berkeley DBに限らず、GPL系と商用のデュアルライセンスで儲けるというのが、オープンソース系ソフトウェアを
        商用で扱う一つのパターンになってますし。

        ソース公開義務のないオープンソースな(サーバ不要の)DBライブラリとしてはsqliteがありますから、
        すでにソース公開義務がないものが欲しいという需要に答えるものも存在しているわけですし。
        SQLでDBにアクセスできるって、なんだかんだ言って便利なので、昔だとBerkeley DB使ってたような
        用途には、sqlite使う方がむしろ主流になってきてるかと思います。

        Berkeley DBのオリジナル作者であるKeith Bosticは、現在ではOracleを辞めてWiredTiger [wiredtiger.com]なる
        DBを作っているようです。こちらもGPLv3と商用のデュアルライセンスのようですね。

        親コメント
        • そうか。シンプルなkey-valueストアが欲しかったら、元祖ndbmを使えばいいんですね。
          親コメント
        • by Anonymous Coward

          >SQLでDBにアクセスできるって、なんだかんだ言って便利なので、昔だとBerkeley DB使ってたような
          >用途には、sqlite使う方がむしろ主流になってきてるかと思います。

          SQLでというよりリレーショナルデータベースにしてしまいたい場合ですよね。
          DBMとかBerkeley DBって元祖Key-Valueストアだし。

          • by Anonymous Coward

            > SQLでというよりリレーショナルデータベースにしてしまいたい場合ですよね。
            > DBMとかBerkeley DBって元祖Key-Valueストアだし。

            sqliteの場合は、BLOBを比較に使ったりインデックスに使ったりできるので、
            key value データベースもそれで表現できるかと思います。

      • by Anonymous Coward

        その理屈だとバークレーは商用ソフト作れなくなりますがな。

    • by Anonymous Coward

      たしかに自由になってるけど、「みんなの自由のために、おまえの自由を諦めろ」とも聞こえる。

      • by Anonymous Coward

        自分にとって都合のいいライセンスのソフトを失うだけで、自由はこれぽっちも失われることはないですね

    • by Anonymous Coward
      なんでもかんでもGPLにしろとは言ってませんな。もともとそのためにLGPLというものが作られた。

      AGPLを嫌がって使われなくなら本末転倒もいいところ。
  • by Anonymous Coward on 2013年07月10日 15時28分 (#2418878)

    またこの間と同じミスだったりして。

  • by Anonymous Coward on 2013年07月11日 0時20分 (#2419159)

    タダで使ってくれるなと言うことですよね。
    (A)GPLの不自由さがよく分かる。

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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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