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医療

銃乱射事件の遺族、暴力事件を予防するための遺伝子研究を開始 127

ストーリー by hylom
事件の原因は先天的な要素にあるのか? 部門より
taraiok 曰く、

暴力事件などを起こした犯人のDNA情報などを解析・蓄積し、犯罪を起こす可能性のある人物の指標や遺伝的痕跡を発見することで暴力事件の予防を行うべきという話題が本家/.でとりあげられている(post-gazette.com本家/.)。

このような主張を行っているのは、アリゾナ大学で遺伝子関連の研究を行っているJeremy Richmanさんとその妻Jennifer Henselさん夫妻。ふたりはコネチカット州のサンディフック小学校銃乱射事件で娘を失った。彼らは銃規制についても支持をしているが、それ以上に暴力事件を予防する方策に力を入れるべきだと主張する。Jeremy Richmanさんは、コレステロール値を下げることで、心臓病が発生するのを防ぐのと同じことだと説明しているという。

しかし、倫理的な懸念からの反対意見もある。社会学者で生命倫理学者である「Troy Duster」氏は「暴力とバイオマーカーの関連性を研究することは否定しないが、関連性の部分だけがクローズアップされて話が飛躍しないか心配だ」とコメントした。夫妻は「私たちは道徳的な意味での公平性を求めていない。悲劇が繰り返されるのを防ぎたいだけだ」としている。二人はバイオマーカーを特定するための取り組みとして、彼らの娘の名前を付けたAvielle財団を創設している。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 夫妻は「私たちは道徳的な意味での公平性を求めていない。悲劇が繰り返されるのを防ぎたいだけだ」としている。

    「道徳的な意味での公平性を求めていない」の意味がわからない、と思って原文を読んでもやっぱりよくわからない。

    post-gazette.com の記事 [post-gazette.com]によれば、

    “I'm not looking for some moral rightness out of this. I'm looking to prevent further tragedies,” Mr. Richman said […].

    だそうだ。「I'm not looking for some moral rightness out of this.」って、「私はこの研究に道徳的正義など期待していない」ってこと? だとしたら、道徳を二の次にして研究を推進するってのは、研究者としてあるまじき倫理観だと思うけど…。

  • 先天的な要因で「予防」措置をとられるのも立派な悲劇だと思うけど。

  • 「心臓病が発生するのを防ぐのと同じこと」 と言うのなら、それと同様に先天的な形質がどのようであるか関係無しに全員に「瞬間沸騰しそうなときのコントロール方法」や「いさかいが起きたときの衝突回避方法」を指導するだけで良いと思います。
  • 治療出来るものなんだろうか?

    • 治療とは異なるけど、遺伝自体を防げば良さそう。

      親コメント
    • はっきり言って、人間は、DNAの塩基配列だけで犯罪を抑止出来るような単純な構造にはなってません。

      更に言えば、違法性のある興奮剤を投与すれば、DNAとは無関係に銃を乱射する人を作ることが出来ます。

      で、逆に、DNAでのスクリーニングを行って、潜在的な危険性を持つ人を絞った上で、カウンセリングと適切な安定剤の処方を行えば、凶悪犯罪を減らせる可能性は有ります。

      ってか、DNAとは無関係に、監視とカウンセリングと薬剤処方で、犯罪を激減する事が可能ですが、予算的に不可能なので、対象人数を減らす効果が一番有用でしょう。

      --
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      親コメント
  • 核ゲノムの原因遺伝子情報で、出生から将来まで決まってしまう世の中

    そうしてミトコンドリアRNAの反撃が始まる!(通称:貞子)

    #ミトコンドリアもDNAだった(mtDNA)ような気もするが、専門外なので補足ヨロ

  • 普通に生育、教育環境、生活環境要因の方を考えるのがまず最初だと思うんだけど。

    銃を乱射するような自己の破滅を含む行動を、
    環境要因とは無関係に遺伝子のプログラムに従ってに実行すると思うのかな?
    「毒電波」に疑似科学の皮を被せただけのようなストーリーだと思うけどなあ、それ。

    貧困、教育やスクールカーストのような悪慣習を是正するために地味で根気の要る活動をし続けるよりも、
    どこかに攻撃可能な「諸悪の根源」が有って、
    それを根絶すれば何もかも上手くいくというストーリーを信じた方が気分的に楽だって事なんかなあ?

    • 殺された娘の両親が、たまたま遺伝子の研究者だったから。
      じゃないですかね。
      一市民として活動するよりも、自分の専門分野に何か答えがあるかもしれない。
      という考えになっちゃったとしても、まあ、おかしいこともないかな、と。

      post-gazette.comをざっと見たところ、
      『彼らは科学者で、アリゾナ大学の遺伝子組み換えのコースで出会った』
      とか書かれてます。
      んで、
      『そのことが、彼らに答え探しをさせずにいられないのだ』
      みたいにも書かれてて、まあ、なんかそんな感じ。

      親コメント
  • 彼らは銃規制についても支持をしているが、それ以上に暴力事件を予防する方策に力を入れるべきだと主張する。

    逆でしょう。
    銃規制は皆がやる気になればできること。
    遺伝子は現時点では神秘の世界でどれほどの効果があるかわかったものではない。

    神秘の世界に逃避しない!

  • by firkragg (40199) on 2013年07月19日 17時03分 (#2424457)
    ガタカって映画。
    登場人物が刑事に対して曰く、
    「私の遺伝子データを調べてみろ。暴力性はほとんどない。」

    #まあそこがメインの映画じゃないんですけどね。
  • 攻撃性等が高くても生存力が強ければ種としては異常ではない。
    生来の性格は、理性で制御出来る様に教育や道徳があり、或いは異常でも適合する社会や職があれば問題ない。
    それに理屈で生きる人間は経験や信念を拠り所にしたり、立場でも性格が変わる。

    銃乱射が遺伝子的疾患として証明できるならいいが、単に生来の攻撃性や短気の気質を弱める様な話であれば
    治療はしてはいけない当人のものだと思う。もし性格を変えて温和にしたといえば聞こえはいいが、
    意志の強さを去勢されたと同義にもなる。人の性格は使いようによって良くも悪くもなる。
    それにDNAが脳を設計したとしても、情報を取り込む事で出来た脳の処理系によるフィルタの影響は大きいかと。
    教育せず野生のまま育つ例もあれば、クローンや一卵性双生児でも同じ様な性格などにならないと聞いている。

    今の所、この研究者の事は正直好かん。銃乱射事件の犯人にも犯行方法や理由、性格に違いがあるはず。
    突発的、厭世的、計画的等それぞれで近い遠いがあり、一概に纏められると思えない。
    その上に人であれば気性も複数が混ざり合っているし、病状が症状ならまだしも行動に直結しきってはいない。
    にも関わらず、端から悪のDNAありという前提ありきで選別して治療してコントロールする発想から始めるとは。
    娘を殺したDNA型が悪で、それを差別して壊す復讐劇をしたい、自分が嫌悪するものを悪にしたいのではと勘ぐりたくなる。
    行動ではなく性格性向に線引きする正義は、法を利用した無自覚な迫害と殺人を平気で行わせる。
    ロリコンだから、性格が悪いから、罪になって当然、自殺してもどうでもいい、にならなきゃいいけど。

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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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