Google Glassと顔認識を使ってリアルタイムに情報を表示するアプリ、技術的には実用化レベルに近づく 22
ネットに顔をさらすのがより危険になる可能性 部門より
Google Glassを使ってリアルタイムに顔認識を行い、さまざまな情報を取得するという「顔認識アプリ」は、技術的には実用化に近づいているそうだ(slashdot、Slash Gear記事)。
顔認識技術などを手がけるFacial Networkが開発したアプリ「FaceTag」は、出会い系ネットワークや性犯罪登録リスト、犯罪者データベース上に登録された顔のライブラリから構築したアーカイブから素早く顔を検索することができ、デモンストレーション動画では壁に貼ったセレブの顔写真を認識している。だがGoogleが現在のところ、Google Glassに顔認識機能を付けることを許可しないという立場をとっているため、FaceTagはまだGoogle Playストアには登場していない。
開発グループは、FaceTagの機能は人の交流の仕方を変えることができると話している。これまで初対面の人と交流する場合相手のことが全く分からなかったが、FaceTagがあれば瞬時に相手のFacebookや出会い系サイトのプロフィールを見ることができるようになる。また、同アプリの目的は、出会いを求めている人がより多くの出会いに恵まれるようにすることであり、プライバシーを侵害することではないとしている。そのため、Name Tagのアーカイブに含まれたくない人のためのオプトアウト機能も近々用意されるとのこと。