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テクノロジー

水産総合研究センターがウナギの新しい養殖技術を開発 19

ストーリー by hylom
また一歩前進 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ウナギは完全養殖が難しく、現在の「養殖ウナギ」はウナギの子供であるシラスウナギを漁獲して育てているということはよく知られているが、水産総合研究センターがこのシラスウナギを育てる新たな手法を開発したとのこと(水産総合研究センターのプレスリリース)。

水産総合研究センターでは、過去に卵から育てたウナギの仔魚(幼生)をシラスウナギに変態させることに成功していた。しかし、過去の研究では5~20Lの水槽1つあたり数十尾までしか成長させることができず、また細菌の影響で同一の水槽を継続的に使用できないという問題があったという。今回の手法では、1000Lの水槽2個を接続し、水の入れ替え方法を工夫することで大量のウナギの仔魚を育てたという。

とはいえ、約2万8千尾のウナギふ化仔魚のうち、1月26日時点でシラスウナギに変態したのは17尾というレベルで、まだまだ大量養殖へのハードルは高そうだ。

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  • by NOBAX (21937) on 2014年02月14日 14時49分 (#2545375)
    参考文献によれば
    >約2万8千尾のウナギふ化仔魚を収容し、飼育を開始しました。その結果、この仔魚が順調に成育し、
    >同年12 月9 日に184 日齢で最初の1尾が無事にウナギ仔魚からシラスウナギに変態しました。
    >その後も同年12 月25 日時点で200 日齢となる約900 尾のウナギ仔魚を飼育中であり、平成26年1月26日には
    >シラスウナギへの変態尾数は17 尾となり、残りの仔魚も成長を続けています

    とあるから、約2万8千尾のウナギふ化仔魚から、取りあえず17尾がシラスウナギになり、900尾がシラスウナギになるべく
    成長中というのが正しいのでは。

    仮に900尾がシラスウナギになるとすれば、900/28,000=3%なので、どのくらいが商業規模に乗るベースなのかは分からないが、
    近大の近畿大学水産研究所の完全養殖クロマグロの稚魚のうち、水槽から沖の生簀へと移すまで成長した「沖出しサイズ」の
    生残率は、2009年の段階で6% [ismedia.jp]だそうだから、
    かなりい所まで来ているのではないか。
    • by hahahash (41409) on 2014年02月14日 17時24分 (#2545475) 日記

      比率も重要だけど、
      巨大水槽で成育させることができた。というのも重要ぽいですな。

      仮に成育できる数が変わらないとしても、
      これまで大量の小型水槽を個別に管理してたのが少数の大型水槽で済む。
      とすると、コストはぐんと安くなるはず。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        今まで地球を泳ぎまくってたのが水槽で済んでしまうなんて
        これはすごい

    • 全く別の要因であるとしつつ、自然界でも 2万個の卵が2万匹のウナギになるわけじゃないんだから、なかなかの生存率なのかも・・と思ったり。
      自然界では 卵から成魚までの生存率はどれくらいかしら?というのが興味あるところ。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        メスは700万~800万個卵を産み、
        生殖活動をすると寿命が尽きるそうなので、
        種族の維持のためには、最低でもオスとメス二匹が成魚になって卵を産まなければいけない。
        ということは、生存確率は少なくとも、
                  2/(700万~800万)
        よりも大きい。

    • by Anonymous Coward

      過去の研究では5~20Lの水槽1つあたり数十尾も成長させられる
      これ結構凄くない?

      • by Anonymous Coward

        数十尾のシラスウナギを育てるのに20Lの水槽が必要というのは多すぎる。
        一方で5Lならそんなものだろうという気もする。
        まあ幅が大きすぎるね。

    • by Anonymous Coward

      言われて見ればそうだね。
      それにしても投稿者は他にもかなり悪意がある書き方しているね。

      • by Anonymous Coward

        ありもしないものを感じるのは、自分のそういう感情を投影してるだけです。

        • by Anonymous Coward

          ということにしたいのですね。

    • by Anonymous Coward

      最終的に成功かどうかは、何匹がシラスウナギになるかではなく、採算が合うかどうかで決まるんでしょうけどね。
      2万匹がすべてシラスウナギになっても、利益が出なければ商業的には失敗と。

      • by Anonymous Coward on 2014年02月14日 18時20分 (#2545500)

        商業的視点だけではどうかと。

        漁業資源が枯渇してから慌てて養殖技術を育てようとしてももうトライ・アンド・エラーする余裕がないのですから。
        早く商業ベースに乗って欲しいとは思いますが、乗らないから失敗と言うのは寂しいことです。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        養殖のウナギって、シラスウナギをとってきて育てるんだから、何匹がシラスウナギになるかが重要なんじゃない?

        • by Anonymous Coward

          その先の養殖は確立してるのでそこまでがどうかという話ですわな。実際去年のシラスウナギ価格のような高価であっても安定供給できれば資源枯渇時には大勝利になるでしょうし、採算は最終的に漁でとられたものが値上がりして果たされそうです。

          マグロも完全養殖が確立しきってないので、生存率だけで比べるならむしろ現在確立してるタイとかヒラメとかと比較してどうかということですね。

  • by Anonymous Coward on 2014年02月14日 14時17分 (#2545357)

    ウーナギ、ウナギ、何して増える♪

  • by Anonymous Coward on 2014年02月15日 9時57分 (#2545742)

    成果を発表しても特許を取得し、一定の優位を確立してからじゃないと他国に模倣される危険性が大きくなるだけだと思うが。

    • by Anonymous Coward

      模倣されれば鰻は安くなるじゃろうか

  • by Anonymous Coward on 2014年02月15日 22時39分 (#2546031)

    今の成績でも規模を100倍にすることは可能でしょう。
    2月出荷では、単価が50円/1尾なので、採算は未だ先。

    しかし、シラスウナギの漁期初めには単価が約200円/1尾なので、生産時期のコントロールができればいいですね。
    欲を言えば、土用丑の日の直後の出荷でしょう。
    (11、12月に種苗を得られれば、ハウスをがんがん加温して半年で土用丑の日向けに出荷できるので、種苗単価が高い。
    2月の入手では、2年度に跨がって養殖池を占有してしまい採算が悪い。
    土用丑の日で池を空けた直後に種苗を入手できれば、飼育期間の余裕のほか、大幅に加温コストが削減できる。)

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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