ヤフーが提供していた店舗や施設などの拠点データ専用ストレージサービス「
YOLPカセットギャラリー」が5月29日をもってサービス終了する(
「YOLPカセットギャラリー」サービス終了のお知らせ)。
YOLP(Yahoo! Open Local Platform)カセットギャラリーは、店舗や施設などの拠点データを投稿、自分の持っているデータや公開されているデータを利用して地図サービスが開発できる拠点データ専用のストレージサービス。コードを貼りつけて簡単に地図サービスを開発するだけでなく、YOLPのAPIを使用して本格的な開発を行うことも可能となっている。サービス終了後はデータの入稿や修正、閲覧、外部サイトへの貼り付けなど、すべての機能が利用できなくなるとのこと。
Chiether 曰く、
公式アナウンスでは気づきにくいが、Yahoo地図APIでもカセットギャラリーを利用している密な連携クラスが存在するあたりにも漠然とした不安を感じる。別APIに依存するAPIリファレンスは更新が面倒になると思うが、これもAPI設計上の問題と言っていいのだろうか。実は何か月も前に決定を知る機会に恵まれたため既に目処はついており、別サービスへの移行も視野に入れて対応中である。しかし、知らなかった人達からすると残された猶予期間は2か月しかない。昨今利用者の減少が著しかったとのことだが、こういう廃止の案内は何か月前に告知されると落ち着いて対応できるだろう。
APIの話で盛り上がりたいところだが、そもそも利用者が少なくなったということなのでカセットギャラリーの思い出や、今だから言えること、あまり知られていないサービスやAPIの紹介話など、幅広くコメントが欲しい。