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アメリカ合衆国

ゴルフ離れを食い止めるためにカップの大きさを4倍にする試み 109

ストーリー by hylom
ゴルフは旗を狙うスポーツだと思っていた時期もありました 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米国ゴルフ財団によると、この10年で米国のゴルフ人口は500万人減少し、さらに現在2500万人いるとされるゴルフ人口のうち2割が今後数年内にこの競技から離れると予想されるとのこと。米国ではそんなゴルフ人口の減少を食い止めるべく、様々な試みを始めているそうだ(The New York Timesslashdot)。

ゴルフという競技を試してもらうことがまず重要であり、それを乗り越えなければゴルフの面白さを伝えることはできないと米PGA会長のテッド・ビショップ氏は危機感を表している。特に35歳以下の層でのゴルフ離れが著しく、その理由としてプレイ時間の長さや技術的な難しさ、そしてルールの複雑さが挙げられるという。このような評価を覆えす策の一つとしてカップを大きくすることが試されているとのこと。既にいくつかのコースの15インチ(約38cm)という通常の4倍の大きさのカップが採用されているそうだ。

この「デカカップ」ルールは初心者やジュニア層に向けてゴルフの難易度を低くし楽しめるようにするためであり、他にも1ホールにつき1回の打ち直しを認めるルール、毎打ティーショットにする方法、バンカーからボールを投げて出すことを1ホールにつき1〜2回認めるといったルール、サッカーボールを蹴ってカップを目指し、そのキック数をスコアとして数える「フットゴルフ」なるゲームなどでゴルフに慣れ親しんでもらおうとしているという。また、従来の18ホールやハーフといった長い単位ではなくプレイ時間で課金する方式がおよそ30のゴルフコースにて始まるとのことだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by NOBAX (21937) on 2014年04月24日 7時22分 (#2588020)
    接待なら、グリーンに乗ればカップに入ったことにしてしまうからな。
    カップのサイズなんて関係ない。
  • by ymasa (31598) on 2014年04月24日 6時50分 (#2588011) 日記

    ゴルフ離れ食い止められるかもね。

    • by Anonymous Coward

      「優勝カップを大きくしても邪魔なだけじゃね?置く所なんてないよ?」
      とか思った。

  • 味の素の売り上げを増やすために、穴を大きくしました、みたいな? :-P
    --
    clausemitz
  • by sei5 (45140) on 2014年04月24日 8時31分 (#2588045)

    「金正日総書記、平壌の会員制ゴルフクラブで11ホールインワン達成 」という記事、8年くらい前に話題になったのを思い出したわ。
    (検索してもドンピシャが見つからない。いつまでもあると思うな親とネタ。 やはり、"大切"な情報は、ローカルに保存しておかないと)

    件のクラブ、グリーンが漏斗状になってはいたが、ホールの大きさは同じだった? と思うと、アジア圏はカイゼンの民族。アメ公のイノベーションによる「ルール変更癖」とは根本的に違うような気がしてきた。
    その方が客が集まるからって、バスケにトランポリン持ち込む国だから、そのうち、ピンボールのように弾き、ラジコンや自動飛行で玉が飛ぶゴルフ場が出てきても驚かない。

    • by Anonymous Coward on 2014年04月24日 16時04分 (#2588377)

      ソースは無いですが、まとめブログのスレッドは残ってますね。
      11回HIOして、38アンダーだそうです。

      漏斗状のグリーンだったとしても11回もワンオンって凄い。
      やっぱりステルス迷彩のエージェントが居たと考えるべきでは?

      親コメント
  • 基本料金無料で1ホール毎のスタミナ(チケット)方式にして、
    ゴルフクラブや衣装を福引きで販売すればすべて解決する。
    おそらく、このゴルフ場は電子化が進んでいないのだろう。

    早急な電子化によるシステム改善が望ましいのではないか?

    #読者の声

  • 接待ゴルフという習慣を普及する事に成功出来れば、
    面白くなさそうだの、楽しくなさそうだの関係無く、常に一定の新規層が見込めるぞ。

    #他のマイナー競技からすれば羨ましい話だよな

  • by minemo (41273) on 2014年04月24日 7時26分 (#2588024) 日記

    私はしないんでどうでも良いのですが。
    そこまでしてゴルフ人口を維持したいのがなんともねぇ。
    あちらはパワーを重視するからドラコンだけにすれば良いんじゃね?

    • by Anonymous Coward on 2014年04月24日 8時53分 (#2588057)

      そりゃ、どの競技だって、人口を維持したいのは同じじゃないですかね。

      ただ、一般人から見て、恥も外聞もかなぐり捨てて競技の本質を捨てて変わり果ててしまった、とか、全く別の新しい競技、と映るようでは、どうかと思います。

      私もゴルフをしないですが、そんな印象です。

      まるで、マラソン人口を維持するために距離を4分の1にしましょう、といった感じ。

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      • by Anonymous Coward on 2014年04月24日 9時17分 (#2588074)

        それはクォーターマラソンの存在を知っていて皮肉を言っているのか
        それとも知らずに言ったのか……

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      • そのうち「イギリスゴルフ」と「それ以外のゴルフ」を区別しないといけなくなりそう。

        どっちもプレイしないし観戦もしないのであまり実感は無いけど、なぜか周りの人でゴルフをやる人は「紳士」からは程遠い人ばかりな気がする。
        #イギリス発祥であってる?

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        • by Anonymous Coward on 2014年04月24日 11時22分 (#2588164)
          > #イギリス発祥であってる?

          え? 中国の呉竜府という人物が編み出したんじゃなかったんですか!?
          親コメント
        • 「紳士がやるスポーツ」ではなくて「ゴルフをやる者、紳士たれ」って感じです。
          ある程度”審判は自分”なところもありますし、
          「紳士のような自己規範をもってやらないとズルし放題で競技として成り立たない」んですよ。

          というわけで、さらにこの精神を推し進めて「○○流ゴルフ道」を名乗れば一部の方々が精神修養のために参加してくるかも。
          ショットは単に飛べばいいのではなく、各動作ごとに美しさが求められ、旗にボールがあたれば周りの方々が「てーきちゅー」と叫んだり、
          ホールインしたときにガッツポーズをするのは下品だと減点されたり、
          ハンデが100を切るためには審議会を通して日ごろの言動や生活態度が審査されたりするように。

          親コメント
      • ボーリング場には子供用にガーター防止フレームを設置したり、転がして投げるスロープが使えたりと色々やってます。
        それと同じようなもので、上手くできなければ補助オプションとして使い、慣れてくれれば外せばいいんです。
        ゲームの敷居を下げて遊びやすくするルールはあって然るべきでしょう。

        --
        一人以外は全員敗者
        それでもあきらめるより熱くなれ
        親コメント
  • by poly (42427) on 2014年04月24日 7時32分 (#2588025) 日記
    元は1.75インチ(=7/4インチ)なんだけど、ヤード・ポンド圏の人達には、この寸法にキリの良さを感じる心理があるんですか?

    # テープレコーダのテープ速度も15(≠16)インチ/秒×2のべき乗だし。
    • by poly (42427) on 2014年04月24日 7時35分 (#2588027) 日記
      計算間違えた。orz
      1.75インチではなく、3.75インチ(=15/4インチ)です。
      親コメント
    • by T.SKG (20663) on 2014年04月24日 8時48分 (#2588053) 日記

      習慣ですね。今でも十進の計算自体が苦手な人が多いですが、恐らく歴史の中で一般人が小数相当の値を取り扱う必要が出てきた頃の教育水準がとても低くて、多くの人が、半分とか、半分の半分とか、そういう取り扱いしかできなかったのだと思われます。

      日本の場合、小数点という考えではありませんが、幸い 1/10の桁、1/100の桁・・・で使える、分とか厘といった命数があり、また、そろばんを使えば、小数部分も十進数で計算することが自然ですから、妙な取り扱いに囚われずに済んだのだと思われます。

      親コメント
    • by firewheel (31280) on 2014年04月24日 11時07分 (#2588155)

      少なくとも英語には「quarter」って単語があるし。
      「1/4」はキリのいい数字なんじゃね。
      #米の硬貨だと、一番使いでがあるのが「クォーター」(25セント硬貨)だったりするし。

      1.75は"one and three-quarter" とか言うんじゃないかな。
      辞書みると"one and three-quarter miles"で、1.75マイルという例文が載ってた。

      これは「三人で日本酒を約1.8L飲んだ模様。」とニュースにあって、
      「日本人は1.8にキリの良さを感じる心理があるんですか?」と
      言われたようなもんじゃないかと。
      #そりゃ一升瓶じゃ。

      あるいはプログラマにとっての1024とかね。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2014年04月24日 9時07分 (#2588068)

    そんなもっともらしい理由なんか並べてるからいけないんですよ。
    結局プレー料金もろもろ投資金額が高いのが一般人には一番問題なんじゃないですかね?
    他のスポーツならコート借りても1人1000円くらいの金額で楽しめます。
    1人練習なら公営施設で誰にも文句言われずただで出来ます。
    特に35歳以下の若い体なら安くて面白いスポーツが選びたい放題ですからね。

    しかしながら、35歳超えてもきっとゴルフに投資できる余裕が出来ません!

    • by f_kuni (12908) on 2014年04月24日 10時01分 (#2588116)

      アメリカは日本のように高くないそうです。
      赴任していた人曰く、コースが近所にあるから夏時間の季節は仕事が終わってからコースを回るなんてことができるそうです。
      その人は元々はゴルフやらなかったのですが向こうでは気軽にできるので始めて、
      帰国したら金も時間もかかりすぎるといってゴルフやめちゃいました。

      そういう国でもゴルフやる人が減っているというのが。

      親コメント
    • 参考情報ですが…三十年くらい前にシアトルでゴルフしたときには $2 だったような気がします。 あ、でも朝の 8 時くらいから始めたのでそれが高いか安いかしらないです。 また、日本でゴルフをしたことがないので、日本の相場もしりません。
      親コメント
  • 言ってみたかっただけです
  • by the.ACount (31144) on 2014年04月24日 12時55分 (#2588214)

    即座にchをかえるけど、いかにもつまんなそうな事をやってる人が信じられない。

    --
    the.ACount
    • by shibuya (17159) on 2014年04月24日 13時20分 (#2588245) 日記

      あはは。ご同慶の至り。
      それで商売になる人とその商売繁盛を好意的に受け止めている人が多いとは思うけどわたしの望むものじゃない。
      スネークマンショー海賊版の越谷ゴルフカントリークラブのスケッチ(それともコント?何て呼ぶのが正しいんだろう)みたいに無関係者にとっては退屈極まりない一連の実況に感動を覚える人にとっては自分がやっても何か心を打つものがあるのでしょう。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2014年04月24日 13時12分 (#2588236)

    どこの国も中間層がいなくなって金のかかるスポーツが衰退しているだけ。
    野球もゴルフも金がかかるから競技人口が減っていく。
    ゴルフでルールが複雑とかありえないでしょ。

  • by Anonymous Coward on 2014年04月24日 14時02分 (#2588282)

    アメリカでは日本よりゴルフにお金も時間もかからない。でも、人が住む半分ぐらいの地域は冬場の4〜5ヶ月ぐらいは雪に埋もれる。
    日本では久しくゴルフをしたことがないので変わったかも知れないが、アメリカではカートを運転して移動する人とバッグを担ぐか引っ張って回る人がいる。日本のようにキャディーがついて、ブラブラ歩いて回るシステムは普通はない。平地の少ない日本のゴルフコースは山あいか河川敷がほとんどだが、山のコースは見通せないような所ばかりでキャディーが居なければどっちへ打つのか判らないような所も多い。河川敷は逆にたんたらたんでひたすらまっすぐでとても単調だったりする。アメリカは土地があるから山間でも見通せることが多いし、そもそも距離が長い。全体を通せばどう見てもアメリカの方がゴルフに向いている。場所としては。でも、国民性からすると案外日本向き。なんせ”技術立国”だから、ゴルフクラブやボールは技術うんちくを詰め込むのに絶好なもの。テニスだとラケットやガットとシューズぐらい。ゴルフクラブだとフルセットならそれだけで10以上の詰め込み先がある。アメリカの人でもそういうのも好きな人は日本の人以上だが、絶対数はかなり少ない。
    アメリカの1ラウンドは18ホール。日本だと9ホールかける2。理由は間での休憩の有無。日本で回るとそれなりに客が入っているとハーフが終わると休憩時間になって大抵6時間はかかると思うが、アメリカなら(場所と腕によるかも知れないが)長くてもフツーは5時間は超えない。うまい人がカートを使えば4時間を切ることも可能だと思う。それでもゴルフ場までの往復が1時間ぐらいとして5時間。軽い食事はどこかで必要だろうから、結局それでも6時間ぐらいは必要。TV中継にしても全編を見るにはプロであってもそれなりの組数を見ると7,8時間かかってしまう。アメリカのマニア名中継でも最終組の後半9ホール程度にしている。それでも4時間とかになる。長い男子テニスをフルセットで見ても3時間珍しいし、野球やフットボール、バスケ、サッカーでもそんなにかからない。そういう意味でやっても、見てもかなり他に比べて時間のかかるスポーツだ。まあ、水辺に遊びにいっても、山歩きしてもアウトドアならそれぐらいの時間がかかることが多いが、コンピュータ遊びがここまで普及すると限られたアウトドア派から競技人口を稼がないといけないから大変なのだろう。先進国ではどこでも少子化があるのでそれも全体のマスを考えるときにはこれも重要かも知れない。
    一般の人気が下がるとトーナメントのスポンサーが減る。そうするとTV中継も減るのでゴルフを始める子供が減る。そうすると近い将来の選手のレベルが下がるので更に悪くなると言う負のスパイラルに入る。先日、女子中学生が優勝していたが、いろいろな意味でその前の女子高生の優勝が影響した可能性はあると思う。このケースは正のスパイラル。ルールをいじったり、道具をいじったりするのはアマチュア向けに即効性はあるかもしれないが(飛ぶボールやクラブは昔からある)、本質的な競技人口の増加と言えないかも知れない。もちろん、Judoのような生き方もあり商売ならそれでいいが、競技者としては柔道で蟻続けて欲しいと思うだろう。その辺を誤ると全く違うものになって、競技者全体が入れ替わる可能性すらありそうだ。スキーとスノボ、バレーボールとビーチバレー、体操と新体操、硬式テニスと軟式テニス・・・似ているがスポーツとしてはかなり違う。
    Jリーグの仕掛けがある前のサッカーは、今のラグビー程度の扱いだったし底辺の競技人口もその程度だった。今の20台の人には想像もつかないだろう。でも、世代を巻き込む仕掛けはそのぐらいの時間が必要だ。ゴルフ、テニス、スキー、ボーリング、ダイビング・・・長い目を見た訳で無く一過性の流行としてあるときに凄まじい勢いで広がったスポーツは結構あるが、ビジネスの仕掛けがないと2世代目が育たないので均衡化する位置は結構低い。本気でルールや道具で競技者人口を増やせると思っているのなら、ゴルフも先が暗いように思う。

    まあ、ニュースのネタと知りながら暇なので書いてみた。

  • ってのを思いついたけど既に1ドットだったね。残念だ。

  • by Anonymous Coward on 2014年04月24日 7時41分 (#2588030)

    ボール飛んでいった先まで瞬間移動できる技術を開発すればいいよ

    • by Anonymous Coward
      最近は、そういう人のために、乗用カートという軟弱な物も有りますよ。
  • by Anonymous Coward on 2014年04月24日 8時02分 (#2588034)

     ボールに放射性マーキングして、ウォーターハザードを無くせば、
    ボール探しの苦労は減りそう。

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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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