Google、フランスで10億ドル超の税金滞納問題 51
規制がかかるか 部門より
Googleがフランス政府から巨額の追徴税を課される可能性が出てきた。フランスの税務当局によると、未払額の総額は10億ドルを超えるという。Google側も滞納に関する通知をフランスの税務当局から受け取っている模様。
TechCrunchによると、Googleの報告では、同社のフランスにおける売り上げは1億3,800万ユーロ(195億円)と比較的少ない。これに対して、アイルランドにおける売り上げは124億ユーロ(約1兆7,500億円)と段違いに多く、同社のフランス、パリにあるオフィスの規模からすると合わないのではないかとみられているようだ(WIRED、Ars Technica、slashdot)。
2013年1月における法人所得課税の実効税率は、アイルランド12.5%、フランスが33.33%、ドイツが29.55%、イギリスが24.0%、米カリフォルニア州が40.75%。日本は2014年度まで復興特別法人税が10%加算されており、法定実効税率38.01%となっている。