JavaをめぐるOracleとGoogleの裁判、2審はOracleの著作権を認める 54
逆転 部門より
1審のカリフォルニア州北部地区連邦地裁では、37のAPIパッケージについてGoogleがJavaからコピーしたとされるコードの宣言や構造、順序、構成を含む要素に関しては、著作権で保護されないとの判決を2012年5月に出しており(/.J記事)、Oracle側が控訴していた。2審では一転してこれらの要素が著作権で保護されるとの判断を示し、Googleが主張するフェアユースであるかどうかの判断については1審に差し戻すとの結論に達したとのこと。なお、1審でOracleはGoogleによる特許侵害も主張していたが、2審では審理の対象となっていない。