MITの核融合研究を継続へ、ロビー活動の成果 44
研究には政治も必要 部門より
今年、オバマ政権はフランスで建設中の国際熱核融合実験炉(ITER)へリソースを振り分ける決定をし、MITの核融合エネルギー研究のための政府補助金の打ち切りを決めた。しかしMITは核融合エネルギー実験について継続する意志を示しているという(The boston globe、Slashdot)。
MITは米民主党のジョン・ケリーらによって設立されたシンクタンクなどに働きかけ、政府にロビー活動を行った。マサチューセッツの国会議員や科学者などを含むロビイストによって支持されたという。その結果、MITの核融合実験炉は2016年までは非活性化されないことが決定したとしている。