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医療

酒に弱い人は心疾患や高血圧、肥満の可能性が低い? 35

ストーリー by hylom
もやもやする論文 部門より

「酒は百薬の長」などと言われ、適量であれば体に良いと信じられているが、それは事実ではない可能性があるという。新たに発表された研究論文によると、「アルコール摂取量が普段から少ない人でも、それをさらに減らすことで、心臓血管の病にかかるリスクを低減できる」という(AFPBBニュースBritish Medical Journal掲載論文BioNews)。

論文では、飲酒の習慣がある人および心臓関連の疾患がある人合計26万人以上を対象にした56件の研究を元に調査を行ったそうだ。その結果、アルコール消費が少なくなるような遺伝子変異を持つ人は、冠状動脈性心臓病リスクは10%低く、血圧の最高値および肥満の可能性も低かったという。

「アルコール消費が少なくなるような遺伝子変異を持つ人」というのは、突然変異によってエタノールを分解するADH1B(1B型アルコール脱水素酵素)の働きが弱くなっている人を指しているようだ。このような人たちは多くのアルコールが飲めず、二日酔いになりやすい。

ただ、この結果は統計的なアプローチで得られたもので、なぜそのような人たちの健康リスクが低いのかは明らかになっていない。特定の遺伝子変異を持つ人にだけに当てはまる何らかの要因が存在している可能性もあるという。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by ymasa (31598) on 2014年07月17日 12時10分 (#2640913) 日記

    呑兵衛だからって、酒に強いとは限らないんですよね?

    • by Anonymous Coward

      沸騰した酒を入れて3分待つとできるんでしたっけ?>呑兵衛

  • by Anonymous Coward on 2014年07月17日 8時52分 (#2640791)

    飲めないわけではないが、すぐ赤くなるし弱い。
    一時期ストレスで、自分としては結構飲んでいたが、その後は職場の宴会以外では殆ど飲まなくなった。

    そしたら
    ・数年飲み続けていた高血圧の薬が不要になった。
        薬をやめて数年がたった今は、血圧はむしろ低い方
    ・習慣的に飲むのを止めた頃から体重が落ち始めて、今は身長167cmで45~46キロ。
        がん検診・甲状腺検査・糖尿病検査等は全て異常なし

    ちなみに煙草は元々吸わない。

    • by Anonymous Coward on 2014年07月17日 9時32分 (#2640810)

      それは、ストレスがなくなったからかもしれませんよ。
      以前、酒に走るほどのストレスがあったころは、酒を飲まなくても高血圧だったかもしれません。

      # 167cmで45~46kgって、やせすぎじゃありませんか?

      親コメント
    • 異常がなくなったのは良いことですが、
      体重だけは少なすぎるきがしますね。。。
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      >習慣的に飲むのを止めた頃から体重が落ち始めて、今は身長167cmで45~46キロ。
      55~56で痩せすぎだと思うのに45~46ですか…
      この数値だけ聞くと飲んでた頃の方が健康だったのでは…と思えてくる数値ですね。

  • by hahahash (41409) on 2014年07月17日 11時05分 (#2640874) 日記

    酒飲むと、食欲が増して自制心が減るので、食べ過ぎてしまいがち。
    なので、他の条件が同じであるならば、
    酒を常飲してる方が、肥満とか高血圧のリスクは高まると思う。

    食欲増進は必ずしも悪いことだとは言えないけどね。

  • by Anonymous Coward on 2014年07月17日 8時54分 (#2640792)

    ストーリーで

    「アルコール消費が少なくなるような遺伝子変異を持つ人」というのは、
    突然変異によってエタノールを分解するADH1B(1B型アルコール脱水素酵素)の働きが弱くなっている人を指しているようだ。

    と書いているが、

    自分でリンクしている「1B型アルコール脱水素酵素」 [mhlw.go.jp]の説明のところに、

    ADH1Bには点突然変異により働きの弱い酵素と強い酵素があり、
    低活性型では高活性型の酵素に比べ40倍遅い最大初期反応速度と11-18%遅いエタノール消失速度が報告されています・・・・・・

    ・・・・・・低活性型ADH1Bのひとはアルコール依存症になりやすく
    日本人では約7%のひとが低活性型ですが、アルコール依存症患者では約30%のひとが低活性型です。
    低活性型ADH1Bは飲酒量の増加を介して発癌を促す・・・・・・

    って書いてあるじゃん。
    つまり、アルコールを分解しにくい体質の人の方が、飲酒量が多くなりやすい。

    AFPBBニュースの記事でも [afpbb.com]

    研究者らが特に注目したのは、ADH1Bと呼ばれる遺伝子。
    これまでの研究では、この遺伝子の変異により、アルコールがより早く分解され、依存症リスクが軽減されるとしていた。
    ADH1Bの変異を持つ人は持たない人に比べて1週間あたりのアルコール摂取量が17%少なく、
    深酒についても78%の確率でしない

    とある。酒に弱い人の方が酒に溺れやすいということやね。

    • Re:なんか (スコア:3, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2014年07月17日 19時08分 (#2641111)

      酔っ払い同士が議論してるみたいw
      人によってまるで言ってることが違う!

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        言い得て妙ですね。
        自身はアルコールに弱い遺伝子のはずです。飲酒によって皮膚に赤い斑点がでます。
        しかし、肥満になりやすいです。食事を控えることで改善しています。
        アルコールは毎日鍛えることである程度強化できます(何)
        毎日鍛えています!
        このトピックはあまり当てにならない気がしますね。

    • by Anonymous Coward

      あなたが間違っています。

      元論文を読めば、今回議論になっている変異はADH1Bのrs1229984遺伝子のキャリアであると書いてあり、この遺伝子変異の特性として「had higher abstention (odds ratio 1.27 (1.21 to 1.34)) than non-carriers. 」つまり「極度の下戸である可能性が高い」と書かれています。

      確かに、これまでの研究でrs1229984遺伝子のキャリアの方がアルコール依存になりやすいとか、癌化しやすいという報告もあり、今回の論文と矛盾しています。

      おそらく、研究毎に統計の前提条件がどこか違うのだと思います。
      私の想像では、アルコールに弱い人は無理して飲むとアルコール依存になりやすく寿命を縮めるが、全体的には下戸であるためにアルコール摂取量が少なく健康的な人が多いということではないかと思います。

      • by Anonymous Coward on 2014年07月17日 11時00分 (#2640870)

        いや、よく読んで。
        この論文ではrs1229984のA-allele(A対立遺伝子)保持者について研究していて、rs1229984 A-allele は概して飲酒量が少なく、
        もろもろの病気になる割合も低い、と述べている。

        この論文ではrs1229984 A-alleleがどうい働きをするものかは説明していないけど、これがアルコールの代謝が早いほうのADH1B変異。
        因みに代謝が遅いほうのはrs1229984 G-allele(こっちは白人ではより一般的。対してrs1229984 A-alleleはアジア人に保持者が多い)

        「had higher abstention (odds ratio 1.27 (1.21 to 1.34)) than non-carriers. 」つまり「極度の下戸である可能性が高い」と書かれています。

        ここは、飲まない人の割合が、(A-allele)非保持者に比べて多い、と訳すべきじゃない?

        論文ではrs1229984 A-allele保持者の飲酒量や、健康について述べているが、rs1229984 A-allele自体が何かは説明していない。
        そこを勝手にストーリーでは

        突然変異によってエタノールを分解するADH1B(1B型アルコール脱水素酵素)の働きが弱くなっている人を指しているようだ。

        とやっちゃっているが、そこが間違い。

        アルコールの分解は

        1)エタノール → アセトアルデヒド
        2)アセトアルデヒド → 酢酸

        の二段階で進んで、それぞれ関わる酵素とそれをつかさどる遺伝子が違うんだけど、ADH1Bは(1)に関する話ね。

        飲みのときなどに時々話題に昇る「日本人は10%の割合でアルコールを分解できない遺伝子を持った人がいる」ってのは(2)の話ね(ALDH2)。(1)とは又別の話。
        それが頭にあって、上みたいな勘違いをしたんだろうけど。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          AとGが逆になっていますよ。自分でGGが白人に多いタイプって書いてあるじゃないですか。
          白人に多いタイプはGGで、GG型はアセトアルデヒドを素早く分解して無害のアセテートにするので酒に強い。

          Wikipedia [srad.jp]ぐらいは目を通して、そこからググってください。

          思い込みによるあなたの勘違いだと思います。

          • by Anonymous Coward

            いやいや、あなたがADH1BとALDH2を取り違えているだけですよ。

            ちなみにそのリンクWikipediaではないですw

            • by Anonymous Coward

              こうかしら?

              ADH1B 低活性型(G/G)
               エタノール→アセトアルデヒドへの分解が遅い→酩酊状態が続き、不快症状は遅く遅く発生→飲み過ぎ傾向
              ADH1B 活性型(変異型)(A/G)
              ADH1B 高活性型(変異型)(A/A)
               エタノール→アセトアルデヒドへの分解が早い→不快症状はやく発生→飲み過ぎ抑止

              ※アセトアルデヒド:頭痛や顔のほてり、脈拍の亢進など不快症状の原因物質

              ALDH2 活性型(G/G)
               アセトアルデヒド→酢酸への分解が早い→酔わない
              ALDH2 低活性型(変異型)(A/G)
               アセトアルデヒド→酢酸への分解が遅い→飲めば多少は慣れるタイプ
              ALDH2 非活性型(変異型)(A/A)
               アセトアルデヒド→酢酸への分解がかなり遅い→極度の下戸。

        • by Anonymous Coward

          アルコールの分解は二段階で、
          > 1)エタノール → アセトアルデヒド
          > 2)アセトアルデヒド → 酢酸
          で、人が酔うのは、 このアセトアルデヒドじゃなかったかな。
          アルコールに強いとは、
            1) が進行しない場合 --> アルコールのまま、排出される。
            2) がさっさと処理 --> 酢酸になって排出される。
          の両パターンあると思ったのですが、違うでしょうか。
          で、弱いのは、 アセトアルデヒドの状態が長い人と、昔、聞いたような。
          記憶で書いているので、違うかもしれなけど。

      • by Anonymous Coward

        一部訂正「極度の下戸である可能性が高い」→「下戸である可能性が高い」

    • by Anonymous Coward

      たぶん違います。

      まずこの研究は、「少量のアルコール摂取は有益」という定説が本当かどうかを調べるためのものであって、「ADH1Bの変異を持つ人」はその調査をするための手段でしかないのです。
      「飲酒量が少ない人」のサンプルとして「ADH1Bの変異を持つ人」を選んだわけです。

      この場合の「ADH1Bの変異」はおそらく、hylomちゃんが解説する「突然変異によってエタノールを分解するADH1Bの働きが弱くなっている」ことではありません。
      「重度の二日酔いを引き起こすために、飲酒そのものを控える」という症状が出ている人です。

      ただ、AFBBにもあるように、「ADH1Bの変異」の影響が、(飲酒量とは無関係に)心臓疾患のリスク変動と結びついている可能性もあるので、まだ結論を出すには早い、という指摘は受けているようです。

      # 素人なので、間違っていたらすみません。

      • by Anonymous Coward

        「重度の二日酔いを引き起こすために、飲酒そのものを控える」という症状が出ている人です。

        ここが違う。
        「普通の人よりアルコールがすばやく分解されるので酩酊感をあまり味わえなくて、アルコールを楽しみとして飲む習慣が少ない人」
        ADH1Bはアルコールからアセトアルデヒドへの分解を促す酵素です。

        重度の二日酔いに関わってくるのは、アセトアルデヒドから酢酸への分解を促すALDH2という酵素。
        遺伝子の変異で活性が弱い方のALDH2酵素を持っている人は、アルデヒドが長く体内にとどまるので重い二日酔いに悩まされることになります。

        • by Anonymous Coward

          あ、ごめんなさい。論文じゃなくてBioNewsの方を読んだんですが、

          Those with a variant of this gene break down alcohol slowly and experience unpleasant side effects such as nausea, headache and facial flushing. This means that, on average, individuals with the ADH1B variant consume 17 percent less alcohol per week than those without it.

          この説明が正しくない、ということなのかな?

          • by Anonymous Coward on 2014年07月17日 11時59分 (#2640910)

            間違ってるんじゃない?

            少なくとも元論文では、rs1229984 A-allele保持者が飲酒量が少ないという事実について述べているだけで、
            その理由が酒を飲むと"unpleasant side effects such as nausea, headache and facial flushing"があるからだとは言ってない。
            そこの部分はニュース記者が勝手に彼自身の解釈で付け加えただけと思われる。

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              ただ、SNPediaには

              Rs1229984 [snpedia.com]

              Individuals with one or especially two ADH2*2 alleles, ie genotypes rs1229984(A;G) or rs1229984(A;A) are more likely to find drinking unpleasant and have a somewhat reduced risk for alcoholism.

              とありますけど……。
              記者が付け加えた解釈自体は間違っていないのでは?

              • by Anonymous Coward

                酔いが早く醒めてしまうrs1229984 A-allele保持者は「アメが無くてムチだけ」の状態になりがちで、
                それがそのサイトで言っているunpleasantってことじゃないでしょうか?

      • by Anonymous Coward

        二日酔いももちろん、飲んだ時に気分が悪くなったり頭痛がする原因はアセトアルデヒドが原因であり、これにはALDHが関わっています。
        ADHの活性が低い場合は、血中アルコール濃度が上がるため、酔える体質と言えます。

        重度の二日酔いを引き起こすことと、ADHの型は関係が無いため、飲酒そのものを控えるという結論は誤りだと考えられます。

  • by Anonymous Coward on 2014年07月17日 9時08分 (#2640798)

    これって遺伝子云々じゃなくて飲酒量が少ないだけじゃないの?
    強い人はガバガバ飲むけど弱い人ってウーロン茶とか挟むし・・・

    当然の結果だと思う。

  • アルコールを分解できない体質の人は、酒を少しでも飲んだら体に悪い。
    その少しの酒をやめたら、体に悪いものがなくなるのだから、相対的には体に良いことになる。
    ...という話ではなくて?

  • by Anonymous Coward on 2014年07月17日 10時45分 (#2640860)

    酒を飲んでも大丈夫←比較的健康な人→長生き
    酒を止められている←病気持ち→短命

    だと「適度の飲酒は体に良い」ということには必ずしもならないような
    健康だから(健康的な生活を送っているから)こそ飲酒の習慣が続けられたんだというのは悪い意味で実感している

  • by Anonymous Coward on 2014年07月17日 10時53分 (#2640867)

    お酒全然飲めない(すぐ赤くなる、寝る)、乾杯の1杯でもう無理な俺がメタボ肥満なのに!
    ねつ造だ!謝罪と賠償をy

    • by Anonymous Coward

      しかも食う量は普通の人と大して変わらないんでしょ?

      わかります。
      俺も食事は1日4回、多い時だって5回くらいだし、おやつだって3回くらい。
      コーヒーに砂糖入れるからエナジードリンクなんて飲んでないし。

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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家

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