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医療

1950年代の抗生物質乱用によって耐性が高まった細菌 33

ストーリー by hylom
抗生物質の利用時にはご注意を 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

仏パスツール研究所によると、1950年代に無分別に使用された抗生物質「テトラサイクリン」の乱用により細菌の耐性が高まり、新生児の感染リスクが増大したそうだ(AFPBBニュース)。

耐性が強まったとされているのは「B群溶血性レンサ球菌」。この菌は腸や尿路、生殖管などに常在するごく一般的な細菌で、全人口の15~30%がこの細菌を保持、通常は健康を害することはほとんどないという。しかし出産時に、新生児が羊水を通じて細菌にさらされた場合には危険で、致死性の肺炎や髄膜炎、血液感染症などを引き起こす可能性があるとされる。

第2次世界大戦後、このB群溶血性レンサ球菌対策のために、抗生物質であるテトラサイクリンが過剰に使用された。その結果、多くの株は一掃されたが、耐性の強い株が生き残ってしまった。現在では人体内に存在するGBSの90%はこの耐性菌になってしまったという。この劇症型の株は、新生児に慎重な予防措置を施さない場合、危険になるとしている。

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  • by Anonymous Coward on 2014年08月08日 7時42分 (#2653264)

    最近起こった問題というわけではないのか・・・

  • by Anonymous Coward on 2014年08月08日 8時58分 (#2653280)

    いきなり略語を出されても。
    「B群溶血性レンサ球菌(GBS)」として以降全部GBSとするのが普通では?

    • by Anonymous Coward on 2014年08月08日 9時25分 (#2653291)

      一文字も間違えずにコピペできればそれでいい。
      それ以上のことは求めないというのが
      スラッシュドッジャーのお約束です。

      親コメント
    • 加えて「レンサ」を「連鎖」にした方が, なんでそんな名前なのか分かりやすいと思うけど. それとも最近は「レンサ」と書くほうが普通なのかな?

      # 「葡萄」が「ブドウ」なのは許せる範囲

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      • Wikipediaを見ると「2005年現在ではカタカナ書きするほうが優勢」とあります。jargon化が進んだんでしょう。
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      • by Anonymous Coward

        生き物の名前はカタカナで書くのがお作法だからブドウなのかと思ってたけど、レンサもカタカナだった件。

        つーかそもそも「レンサキュウキン」「ダイチョウキン」じゃないのは何でなの教えてえらい人

  • by nemui4 (20313) on 2014年08月08日 10時59分 (#2653324) 日記

    子供の頃、風邪だと思って医者に行ってなかなか治らず。
    喉をやられて咳が出て、微熱も出て、発疹も出たりしてた。
    詳しく調べてもらうと「ようれんきんかんせんしょう」だと言われて、けっこう長い間薬(抗生物質)を飲み続けて治ったっけ。

    でもそれはA型(Group A streptococcus, GAS)で、今回問題になってるB型(Group B Streptococcus : GBS)はまた別なのか。
    耐性菌になってるなら予防も難しそうだし発症したら根治するにも長引くんだろうなぁ。

    医療もどんどん進歩してるように見えて、厄介な問題もどんどん発生してる気がする。

    • by nekopon (1483) on 2014年08月08日 11時29分 (#2653338) 日記
      「どうにもならなかった問題」が「厄介な問題」にランクダウンしただけかもしれないことには注意。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        >「どうにもならなかった問題」が「厄介な問題」にランクダウン
        元コメ氏の「溶連菌感染症」という病名そのものがこれですね。
        昔々、かかりつけの先生は「いわゆる猩紅熱なんですけど、猩紅熱と呼んじゃうと法定伝染病で
        届け出ないといけませんから、いまは溶連菌感染症って呼ぶんですよ」と仰っていました。

    • by Anonymous Coward

      今回のものはたしかに抗生物質の普及で「発生」した厄介な問題ですが、たとえばがんなどは他のたいていの病気が治療可能になったために「残った」問題ですよね。
      認知症なんかも昔は認知症になるほど長生きする人が少なかっただけで、昔もまったくなかったというわけでもないでしょう。生活習慣などで起こりやすくなったとかはある程度あるにしても。

      • by Anonymous Coward

        今回のは、「発生」というより、「戻った」という問題じゃないかと。
        耐性菌って、人を殺す能力がアップしてるわけでもないので。

        元々、その菌が活発になったら死ぬしかなかったのが、抗生物質で改善された。
        が、耐性菌が出てきて、せっかく改善されていた状況が昔に戻ってしまった。

  • by Anonymous Coward on 2014年08月08日 12時55分 (#2653379)

    かえって免疫力がつく

    • Re:なあに (スコア:2, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2014年08月08日 13時12分 (#2653384)

      細菌 「なあに、かえって免疫力がつく」
      人間 「ちょ、おま、待てよ!」

      主語がこちらの話なのがやっかいなところ。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2014年08月08日 17時34分 (#2653530)
    養殖で魚が病気で死ぬのを防ぐために餌に抗生物質混ぜてるから海には耐性菌だらけって聞いたことある。
  • by Anonymous Coward on 2014年08月09日 14時53分 (#2653890)

    基本的に細菌の毒性が増したりするわけじゃないんで、耐性菌の出現は抗生物質ができる前に戻っただけとも解釈出来ます。
    まあ細菌叢の変化などもあるので全く同じとも言い切れませんが。

    もちろん耐性菌が出にくいように抗生物質を使うのは重要ですが、必要な場面はしっかり使っていくべきものですね。

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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